GUIDE

まずは何から?家づくり超入門

「家を建てる、って、何から考えればいいの?」──そのくらいの温度感の方に向けて、まず読んでおくと気持ちがほぐれるかもしれない話を、ざっくりまとめました。

当サイトは注文住宅の施主インタビューが中心で、正直ちょっと踏み込んだ話も多いです。「でもまだうちはそこまで本気じゃない」「注文住宅と建売の違いから知りたい」という方は、このページをざっと読んでから他の記事に進んでみてください。

Stage 1 / なんとなく気になる方へ

この段階なら、まずは下の「注文住宅と建売の違い」と「夫婦の温度差」を読んでおけば十分です。予算の話は無理に読まなくてOK。

そもそも「注文住宅」と「建売住宅」って何が違うの?

ざっくり言うと、こうです。

注文住宅建売住宅
決め方間取り・仕様を自分で選ぶ完成済みの家を見て買う
価格感希望を詰め込むほど上がる最初から上限が見えている
期間打ち合わせ含めて半年〜1年気に入ればすぐ住める
向いている人こだわりたい/時間がある早く住みたい/予算を固定したい

当サイトでインタビューしている施主さんはほぼ全員が注文住宅を建てた方です。なので記事はどうしても注文住宅寄りの話になります。建売も選択肢に入れている方は、そのつもりで読んでいただけると助かります。

Stage 2 / そろそろ動きたい方へ

予算感と展示場前チェックが気になる段階。下の2セクションを読んで、ざっくりの数字感覚と夫婦の共有項目をつかんでください。

まず知っておくとラクな「予算感」

「注文住宅っていくらかかるの?」は、多くの方がいちばん気になるところだと思います。会社・地域・坪数で大きく変わるのですが、ざっくりした肌感だけ先にお伝えしておきます。

  • 坪単価60万円台まで: ローコスト寄り(タマホーム/アイフルホーム/クレバリーホーム等)。総額で2,500〜3,500万円前後
  • 坪単価70〜100万円: 中堅〜大手の標準的なゾーン(一条工務店/ミサワ/ダイワ/セキスイハイム等)。総額で3,500〜5,000万円前後
  • 坪単価100万円超: ハイグレード寄り(積水ハウス/住友林業/ヘーベルハウス等)。総額で5,000万円〜

「坪単価」は本体工事だけの金額で、実際にはここに付帯工事(地盤改良・給排水など)・外構・諸費用・家具家電が加わります。肌感として、坪単価から出た金額の1.2〜1.3倍くらいが最終的な総額になる、と覚えておくとズレにくいです。

Stage 3 / 候補を絞りたい方へ

3社くらいに絞りたい段階。下の3つチェック項目を済ませて、当サイトのエース記事「後悔ランキング」「35メーカー坪単価」へ進むとスムーズです。

展示場に行く前にやっておきたい3つ

取材させてもらった施主さんの多くが口を揃えて言うのが「展示場に先に行きすぎた」という話です。展示場は楽しいけど、知識ゼロで入ると営業さんの話に流されてしまうもの。先にこれだけやっておくと、展示場の会話が変わります。

  1. 年収×6倍くらいで、総額の上限をざっくり決めておく: 頭金と住宅ローン借入可能額の目安。「うちは最大いくらまでなら無理ないか」を夫婦で一度話す
  2. 気になる会社の資料を2〜3社、家で並べて眺める: 展示場だと舞い上がるので、冷静に比較できるのは家の中。紙で手元にあると、夫婦会議がしやすい
  3. 「絶対ゆずれない条件」を2〜3個だけ決める: 家事動線/予算上限/平屋/性能重視/デザイン重視など。全部欲しいは予算が破綻するので、最初に2〜3個に絞る

この3つが揃った状態で展示場に行くと、営業さんに対して「私たちはこういう条件なんですが、御社だと何ができますか?」というこちらが主語の会話ができるようになります。

夫婦の温度差、最初は当たり前

家づくりあるあるで、夫婦のどちらかが先に乗り気になっていて、もう片方はまだ現実味がない、というケースがとても多いです。取材でも「夫と温度差があって、最初の1か月はもめた」という施主さんが何人もいました。

無理に合わせようとするより、片方が資料を集めて家に持ち帰り、「こういうのがあったよ」と共有する方が、結果的に温度差が埋まりやすいそうです。強く説得するよりも、材料を並べて放置するくらいが相手も入りやすい、と。

このサイトの、おすすめの読み方

ここまで読んで「もう少し施主さんの話も読んでみようかな」と思っていただけたら、以下の入口から進んでみてください。

どの記事も、重くない順で並べています。夫婦で夜にお茶を飲みながら、1記事ずつ読んでみるくらいのペースが、たぶんちょうどいいです。