
アーネストワンの標準仕様って、実際のところどのくらいのグレードなの?
断熱等級(住宅性能表示制度。2025年4月から省エネ基準として等級4適合が義務化、等級5以上はZEH水準・誘導基準クラス)とか保証内容って、ネットで調べてもよくわからない。本当に大丈夫なの?
キッチンや内装って変えられるの?オプションはどこまで使えるのかな。
施主インタビューをもとに今回は、アーネストワンの標準仕様・オプションについて、実際にクレイドルパレット(断熱強化仕様)で建てられた施主N様に本音でお話しいただきました。

アーネストワンの標準仕様、先に結論を
アーネストワン「クレイドルパレット」の標準仕様は、断熱等級・保証・キッチン・外壁のいずれも「規格の範囲内でしっかり選べる」設計です。ただし、規格注文住宅という性格上、変更できる範囲に限界があります。
住んでからの体感としては、リビングと脱衣所の温度差や、エアコンを入れたときの効きはじめの早さに直結する部分です。
断熱強化仕様の選択可否や対応断熱等級、保証の内容(初期保証・延長条件)は地域・商品ラインにより異なります(2026年4月 公式サイト確認)。N様は北海道でクレイドルパレットの断熱強化仕様を採用されましたが、すべての地域・時期で同じ仕様が選べるとは限りません。気になる方は必ずお近くの担当さんにご確認ください。
この記事で分かること
- アーネストワン(クレイドルパレット)の標準仕様の実態(N様の場合)
- 断熱強化仕様を選んだ理由と、実際に住んでみての体感
- オプション・カタログの実際の使い方
- キッチン・内装を変えられる範囲とその限界
- 外壁・外壁塗装の仕様と将来のメンテナンス
- 保証内容(初期・延長)の実態
- N様が選んだ「採用・不採用」の話
※ご注意:仕様は商品、建築地域、時期によって異なります。最新かつ正確な情報は、必ずお近くの展示場や担当さん・公式カタログでご確認ください。
このテーマは“どこまでが標準か”で印象が変わるので、先に候補を並べておくと判断しやすくなります。
施主プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施主コード | N様(30代後半・女性) |
| 家族構成 | 夫婦+子2人(6歳・2歳) |
| 共働き | あり |
| 世帯年収 | 約600万円 |
| 建築エリア | 北海道 |
| メーカー | アーネストワン |
| 商品 | クレイドルパレット(断熱強化仕様) |
| 総額 | 2,300万円台 |
| 延床面積 | 約38.3坪 |
| オプション費用 | 210万円 |
| 坪単価 | 約56万円 |
| 比較検討先 | 一建設・飯田産業・タマホーム |
| 情報収集ツール | 施主ブログ・e戸建て・住宅情報サイト(一括資料請求サービス) |
| 引渡し | 2024年春 |
北海道という寒冷地で、「後悔した人のブログを全部読んで対策した」というN様。上の子が6歳・下の子が2歳というタイミングで、「今建てないと次はいつか分からない」と覚悟を決めた準備型の施主です。特に断熱に対するこだわりが強く、標準仕様の確認を徹底的に行ったといいます。
ぱぱ & まま今日はよろしくお願いします。まず、アーネストワンを検討し始めたきっかけから教えてください。



あ、正直に言うと、最初はほとんど候補に入れてなかったんですよ。飯田グループって建売のイメージが強くて。



そこからどうやってクレイドルパレットにたどり着いたんですか?



e戸建てを読み込んでたら、「断熱強化仕様があるらしい」って書いてる人がいて。北海道だから断熱は絶対外せない条件で、それで調べ始めたんです。でも最初、施主ブログを探してもなかなか「北海道で建てた人」の情報が少なくて、迷子になりかけました。



北海道だと寒冷地仕様が必須になりますもんね。



そうなんです。SNSで「クレイドルパレット 建てました」ってきれいな内装写真は出てくるんですけど、みんな断熱等級とか仕様の話はしてくれなくて。「結局、北海道で冬に住んでみてどうなの」って部分が全然わからなくて、結局自分でe戸建てやらブログやら読みまくりました。


断熱強化仕様を選んだ理由と、標準との違い



N様は断熱強化仕様を選ばれましたが、最初から断熱に絞って比較していたんですか?



もう断熱だけ、でした(笑) 夫と「断熱等級4以下のメーカーは最初から外す」って決めて。それで各社の仕様を調べてたんですけど、アーネストワンのクレイドルパレットに断熱強化仕様があるって聞いて、一応確認だけしてみようかっていう感じで担当さんに連絡したんです。



担当さんに聞いてみてどうでしたか?



北海道エリアでは断熱強化仕様が選べますって言ってもらえて。で、標準仕様との違いについても説明してもらったんですけど、断熱材の厚みと仕様が上がるって話で。実際の断熱等級は担当さんから確認した内容ですが、北海道仕様として対応しているということでした(2024年春 N様確認時点)。



標準仕様との体感の差って、住んでみて分かりますか?



…うーん。正直、私は比較対象がないので「断熱強化してなかったらどうだったか」は分からないんですよね。ただ、去年の冬に「ここに住んで良かった」と思った瞬間は何回かあって。朝起きた時にリビングに降りても、足元がそんなに冷えないんです。賃貸の時は床が冷たくて冬の朝がしんどくて。そこが一番変わったと感じてる部分です。



足元の冷えは北海道の冬だと死活問題ですもんね。



そうそう。子どもが床でゴロゴロしてても「冷えないかな」ってドキドキしなくなったのは、正直ものすごく助かってます。断熱強化仕様にして210万オプション費用かけて、後悔は今のところないです。
標準仕様の早見表(N様確認情報をもとに)
| 項目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 断熱仕様 | 断熱強化仕様(北海道エリアにて採用) | 標準仕様との違いは担当さんへ確認 |
| 構造 | 木造軸組工法 | 2026年4月 公式サイト確認 |
| 外壁 | 窯業系サイディング(標準) | 地域・プランにより異なる |
| キッチン | 規格内から選択 | 一部メーカー変更不可の場合あり |
| 保証 | 初期10年(詳細は担当確認) | 延長条件は個別確認が必要 |
| オプション | 規格の範囲内でカスタマイズ可 | 追加費用発生する項目あり |
※ご注意:上記はN様が確認した情報をもとにしたもので、地域・時期・商品ラインによって異なります。必ずお近くの担当さんにご確認ください。
キッチンと内装、変えられる範囲と変えられない範囲



標準仕様のキッチンって、どの程度カスタマイズできましたか?



これ、最初に「どこまで変えられるか」を細かく確認したんですよ。後悔した人のブログで「これは変えられないと思ってたら変えられた」「これは変えられると思ったら変えられなかった」って話を読んでたから、事前に全部聞いておこうと思って。



実際に聞いてみて、どうでしたか?



キッチンは規格の範囲内でメーカーや色を選ぶ形で。うちが希望したキッチンのカラーは採用できたんですけど、高さの変更は対応してないって言われて。私、身長があまり高くないので、もう少しキッチンの高さが低かったら良かったなとは思ってます。これは今でもちょっと気になってる部分で。



高さが変えられないのは、日々のストレスになりそうですね。



毎日のことだから、正直ここだけは擁護できないというか(笑) 自分が選んだ結果ではあるんですけど、規格の制約でどうにもならなかったっていうのが正直なところで。「ここだけ変えたかった」って気持ちは今も残ってます。



床材や壁紙はどうでしたか?



床材は規格のカラーの中から選ぶ感じで、私が希望してた色は採用できました。壁紙は白系でシンプルにしたかったので、希望通りの仕様が選べてよかった。ただ、「この壁だけ違う素材にしたい」みたいな細かい変更は対応外で、全部屋同じ壁紙の感じになってます。



規格の中で選べるものは選べた、でも規格外のことは難しかった、ということですね。



そうです。悩んでた時期に、「オプションカタログを一回見せてもらえますか」って担当さんに頼んだんです。カタログを見てから「ここは採用、ここは不採用」って判断できて、すごく整理しやすかった。カタログ、絶対最初に見せてもらった方がいいと思います。


オプション費用210万円の内訳と、採用・不採用の判断



210万円のオプションって、何に使ったんですか?



一番大きいのが断熱強化仕様への変更ですね。あとは、子どもがいるので収納にこだわりたくて、パントリーをつけてもらったのと、洗面台を少し広いタイプにしたのと…あ、あとカップボードも採用しました。



逆に、不採用にしたものは?



床暖房です。北海道なのにって思うかもしれないけど、断熱強化してれば床暖なしでもいけるかなって判断して。担当さんにも「床暖より断熱をしっかりする方が長期的には良いケースもある」って聞いてたし。実際に住んでみて、床暖がなくてきついかというと、まあ許容範囲ではあります。子どもたちが床で遊んでいても今のところ問題ないので。



「まあ許容範囲」って、ちょっと微妙なニュアンスがありますね(笑)



あ、ばれました(笑) 正直ね、2月の一番寒い時期は「床暖あった方がよかったかな」って一瞬思いました。でも210万使い切った状態だったし、「なくてもギリ大丈夫」レベルなので不採用にした自分の判断を責めてはいないです、うん。
外壁の仕様と、将来の塗り替えのこと



外壁の仕様はどんな感じでしたか?



うちは標準の窯業系サイディングで、カラーだけ選びました。外壁って、選ぶ時は「見た目だけ」で決めがちじゃないですか。私も最初そうで。でも担当さんから「将来の塗り替え費用も考えておくといいですよ」って言われて、はじめてメンテナンスのことを真剣に考えました。



外壁塗装ってだいたい10〜15年で必要になりますよね。費用感は確認しましたか?



「サイディングの塗り替えってどのくらいかかりますか」って担当さんに聞いたら、「仕様や面積・業者によって変わりますが、100万円〜が目安の場合もあります」って言ってもらって。うちの坪数だと…と思って正直ゾッとしました。でも担当さんが言うには、アーネストワン側のメンテナンス業者に頼む場合と、自分で地元の業者を探す場合とで費用が変わることもあるって。



外壁塗り替えの費用って、建てる前に意識できてる人は少ないですよね。



全然意識してなかったです、私。後悔した人のブログを読んでいたからこそ「聞いておかなきゃ」ってなったけど、普通に進めてたら10年後に突然「百万単位の話が来た」ってなってたかもしれない。毎月少しずつ積み立て始めようって夫と決めました。
保証内容の実態、担当さんへ確認してわかったこと



アーネストワンの保証内容って、事前にどのくらい確認しましたか?



これ、後悔した人のブログに「保証の条件をちゃんと確認しなかった」っていう話が何件かあって、絶対確認しようと決めてたんです。担当さんに「初期保証の年数と、延長保証の条件を教えてください」って最初に聞きました。



確認してみてどうでしたか?



初期10年の瑕疵担保責任はあって、延長については定期点検とメンテナンスを受けることが条件になる場合があるって説明を受けました。ただ、「何年延長できるか」「費用がかかるのかどうか」は担当さんに直接確認しないとわからない部分が多くて、公式サイトだけ見ても出てこない情報がある(2024年春 N様確認時点)。



保証は「何となく大丈夫」じゃなくて、契約前に全部確認しておく必要がある、ということですね。



そうです。「10年保証があります」って言葉だけ聞いて安心しがちだけど、「何が保証の対象で、何が対象外か」「延長したい場合はどういう条件か」って細かいところは絶対に確認した方がいいです。私、後悔した人のブログをたくさん読んでたから、「これを聞き忘れた」っていう後悔が他の人より少なかったと思ってる。


比較検討の話、他社との違いはどこで感じた?



一建設・飯田産業・タマホームとも比較されましたが、アーネストワンに決めた理由は?



…これ、一言で言うと「断熱の確認が一番ちゃんとできた」んですよね。



他社は断熱に関する説明が少なかったですか?



飯田産業と一建設は建売が中心で、断熱仕様について詳しく聞ける感じじゃなかったんです。タマホームは断熱の話はしてもらえたんですけど、北海道仕様で費用を出してもらったら総額が思ったより上がって。クレイドルパレットの断熱強化仕様と比較した時に「こっちの方が価格的に合う」って判断したのが最終的な理由でした。



一括資料請求サービスで複数社に一括で連絡したんですか?



そうです。最初はe戸建てで情報収集して、一括資料請求サービスで問い合わせしました。一括で問い合わせすると、ぐわっと連絡が来て最初はちょっと焦ったんですけど、担当さんによって説明の仕方や丁寧さが全然違うって気づけて良かったです。



アーネストワンの担当さんはどうでしたか?



最初に断熱の仕様について、私が細かく質問してもちゃんと答えてくれた担当さんで、安心感がありました。ただ、これは担当さん次第の部分があるので「アーネストワン全体がそう」とは言えないんですけど。
建てて1年、良かった点と今も引っかかる後悔



建てて1年くらい経った今、素直に「ここが良かった」と思うのはどこですか?



やっぱり断熱強化仕様にしたことですかね。北海道の冬に「前の家より楽だ」と思えてる部分がある。あと、パントリーを採用したのも正解でした。子どもが2人いると、とにかく物が増えるので。パントリーがないと本当に困ってたと思います。



逆に「これは微妙だった」と思う部分は?



内装のグレード感は、住んでから少し限界を感じる瞬間があります。友達の家に遊びに行った時に「やっぱり質感が違うな」と思ったり。機能的には問題ないんですけど、「もうちょっとこだわれたら」って気持ちが完全にゼロではなくて。



後悔してる点を率直に言うと?



キッチンの高さです。これだけはずっと引っかかってて。毎日料理する場所だから、毎日「もう少し低かったら」って感じる瞬間があって。担当さんに最初に確認した時に「高さ変更は対応していない」って教えてもらったので、選んだのは自分なんですけど、「じゃあ別の選択肢は?」ってもっと食い下がれば良かったなって。



日々のことだと、ずっと残りますよね。



「仕方ない」って頭では分かってるんですけど、「でも毎日のことだし」っていう気持ちが今もあって。これは正直、解消されてない不満です。


まとめ|施主N様からこれから家づくりをする方へ
アーネストワン(クレイドルパレット)の標準仕様は、規格の範囲内でキッチン・床材・壁紙などの選択が可能ですが、高さ変更や規格外のメーカー変更など、対応できない部分も明確に存在します。北海道では断熱強化仕様の採用が可能でしたが、地域や時期によって選べる仕様が異なる点には注意が必要です。
N様が一番伝えたいのは、「オプションカタログを最初に見せてもらうこと」「保証の内容を細かく確認すること」「複数社を比較してから判断すること」の3点です。後悔した人のブログを徹底的に読み込んで準備したN様でも、キッチンの高さという日々引っかかる部分が残りました。
標準仕様の把握と複数社の比較、この2つを抜かしてしまうと、後から「もっと早く知れば良かった」となる可能性が高いというのがN様の体験からの教訓です。
N様が「判断を急ぐ前に読めてよかった」と話していた記事はこちらです。
この記事は、施主様の個人情報をお守りするため、個人情報保護のため一部表現を調整しています(金額・後悔点・比較内容は取材時の話に基づきます)。