
外構って、家本体が決まってから考えればいいかな…と思ってたけど、それで後悔した人の話をよく聞く。
玄関を広くしたのに、なぜか使いにくい。壁掛けテレビも付けたけど、後悔してる。外構以外の後悔も聞きたい。
カーテンをニトリにしたら後悔した、って声を見た。新築あるあるの失敗、全部まとめて知りたい。
今回の記事では、注文住宅の外構・設備・インテリアにまつわる後悔について、外構計画に人一倍こだわった施主T様に率直に語っていただきました。
外構ってどれくらい後悔しやすいのでしょうか。T様によると、「外構の予算を最初から確保していなかったことが最大の失敗」とのことで、完成後に慌てて追加費用が発生するケースが多いそうです。
また、玄関を広くしたのに使いにくいと感じる原因は「玄関収納の配置と動線を後回しにしたから」がほとんど。壁掛けテレビについては「配線と重心の位置を事前に確認しなかった後悔」が多く、カーテンはニトリなど既製品を選ぶと「窓サイズが合わなくて買い直した」という体験談が後を絶ちません。

本記事は5分で読めます。同じメーカーで建てた施主101人の判断軸と後悔TOP10を踏まえて、ご自身の比較材料を整える助けになれば幸いです。
この記事で分かること
- 外構で後悔しやすいポイントとT様が実際にやらかしたこと
- 外構費用を後から慌てて追加しないための考え方
- 新築の玄関を広くして後悔したリアルな理由
- 壁掛けテレビを付けて後悔した施主が多い理由
- カーテンをニトリにして後悔した・しなかった分岐点
- 外構以外で「住んでから気づいた」新築後悔あるある
外構の後悔、いちばん多いのはどのパターン?
| 後悔パターン | 内容 | 対策の方向性 |
|---|---|---|
| 外構予算を確保していなかった | 家本体の費用で精一杯になり、外構が最低限になった | 総予算に外構費を最初から組み込む |
| 駐車スペースが狭い | 車2台のつもりが実際に停めてみると出し入れが窮屈 | 実車を想定して図面で確認 |
| 境界フェンスのトラブル | 隣地との境界で揉めた | 着工前に隣地所有者と確認 |
| 庭の雑草対策ゼロ | 引渡し後すぐに雑草が生えて手に負えなくなった | 防草シートorコンクリートを最初から計画 |
| ウッドデッキが腐った | 安価なウッドデッキを選んだら数年で劣化 | 素材・メンテナンス性の確認 |
| 外構照明を計画しなかった | 夜間に玄関・駐車場が真っ暗 | 電源位置を新築時に確保 |
| 宅配ボックス未設置 | 後付けすると見た目が悪くなる | 新築段階で設置検討を |
※ご注意:外構費用・仕様は施工エリア・工務店・時期によって大きく異なります。最新情報は必ず施工会社にご確認ください。
暮らし方との相性が出やすいテーマなので、先に複数案を見ておくと「うちならどう使うか」が考えやすくなります。
施主T様プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年代 | 30代前半 |
| 家族構成 | 夫婦+子1人(4歳) |
| 就業 | 共働き |
| 建築エリア | 東海 |
| 建築先 | 地元工務店 |
| 延床面積 | 約43.7坪 |
| 総費用 | 2700万円台 |
| 外構費用 | 240万円 |
| 坪単価目安 | 約57万円 |
| 比較検討先 | タマホーム・アイ工務店・アエラホーム・ヤマト住建 |
| 引渡し | 2025年秋 |
外構・庭計画を「家本体よりも時間をかけて考えた」というほどのこだわり派。それでも住んでみると「やっぱり後悔が出てきた」と語るT様。外構沼にはまってLINEノートに写真を100枚以上ためながらも、住んでから「あ、これは事前に確認しておくべきだった」と気づいた体験が複数あるとのことで、今日はそのすべてを話してもらいます。

外構に240万円かけたのに、それでも後悔があります
ぱぱ & ままT様って、外構にかなりこだわってたって聞いてたんですけど、それでも後悔があるんですか?



あるんですよ、これが。なんか恥ずかしいんですけど(笑)
外構に240万かけて、LINEノートに写真100枚貯めて、ストリートビューで近所の外構を研究して…ってやってたのに。



え、ストリートビューで研究!? どういう使い方をしてたんですか?



いや、新しく建てた家って、外構が完成した姿をGoogleマップがちゃんと撮影してくれてるじゃないですか。だから「この地域の建売と、注文住宅の外構の違いってどこだろう」って見てたんです。
夫に「何してるの?」って聞かれて「リサーチ」って答えたら、引かれました(笑)



それだけ調べていても後悔が出てきたのはどんなことでした?



一番は…駐車スペースの幅です。
図面上では「2台停められる」って確認してたのに、実際に入れてみたら、助手席側のドアを思い切り開けられないんです。
こどもをチャイルドシートから降ろすたびに、毎回もどかしくて。



それは毎日のことだからきついですね。



…うーん。
これ正直に言うと、担当さんに「実際に車を横に並べて確認しましょう」って言ってもらえたんですけど、そのときは「大丈夫です、わかってます」って流してしまったんです。
今でもそこだけは、自分を責めてます。
「外構はあとで考えよう」が一番やばい選択だった



T様は外構にこだわってたからこそ最初から予算を取ってたと思うんですけど、そのあたりはどうでした?



そこは早い段階から「外構に200万は確保する」って夫と決めてたので、費用面は救われました。
ただ、私の周りの友人で「家本体が決まってから外構は別で考える」ってやってた人は、みんな揃って後悔してましたね。



具体的にどんな後悔をしてたんですか?



一人は、引渡しの時点で外構予算がゼロになっちゃって。とりあえずコンクリートだけ打って終わり、みたいな感じで。
「庭に芝を敷きたかったのに全部コンクリートになった」って言ってた。



うわ、それは確かに…。家本体の打ち合わせに追われてると、外構まで頭が回らないですよね。



そうなんですよ。SNSは雰囲気をつかむには良かったんですけど、総額やオプションの差までは見えてこなくて。だからブログも読んで、外構にいくらかかったか書いてある実例を探しました。
外構の後悔はこれだけじゃなかった



T様自身の外構で、他に後悔してることはありますか?



…実は庭の雑草です。
これ、本当に後悔してて。庭の一角に芝エリアを作ったんですよ。見た目はすごくきれいで、引渡しのとき感動したんですけど。



でも?



1ヶ月で雑草だらけになった(笑)
芝の管理って、甘く見てたんですよね。YouTubeで「芝生のある庭」の動画ばかり見てたから、きれいな完成系しか頭になくて。
夫が「防草シート敷いとけば良かったって言ったじゃん」って言ってきて、そこでひと悶着ありました。



夫さん、言ってたんですか(笑)



言ってたんです。でも私が「芝のある庭は絶対やりたい!」って押し切っちゃって。
夫は最後まで「管理が大変そう」って言ってたのに。
今でも「だから言ったじゃん」って顔してくるので、そこは本当に根に持ってます(笑)



それは引きずりますね…。外構以外で気になってたこと、他にも聞いていいですか? T様、玄関とか壁掛けテレビとかも気になってたって事前に聞いたんですが。



あ、そっちも話したいことがいっぱいあります。実はそっちの後悔の方が夫婦の衝突が多かったりして(笑)


玄関を広くしたのに「使いにくい」ってどういうこと?



玄関を広くして後悔する、って結構聞く話なんですけど、T様はどうでした?



うちは後悔してないんですよ、玄関に関しては。
でも建て前中に仲良くなった施主さんで、「玄関を4.5畳にしたのに使いにくい」って言ってる方がいて。
話聞いてみたら、玄関収納の位置が完全に悪くて。



収納の位置、ですか。



靴を脱ぐ場所と、靴箱が離れてるんですよ。「動線が死んでる」って本人が言ってました。
玄関を広くしても、シューズクローゼットの入り口が玄関ホールと逆側にあったら、そこに靴を置きに行くのが面倒で、結局玄関ドアの横に靴が並ぶようになったって。



それはなんか、もったいないですね。



広さより動線、なんですよね。
私が動線にこだわってたのはそこで、「玄関入ったら右を向いたらシューズクロークの入り口」ってなるように設計しました。
そのために玄関の広さは削ったんです。



つまり「広くする」より「使いやすい動線にする」の方が大事、ということですか?



私はそう思ってます。玄関って毎日使うから、動線が悪いと地味にストレスが積み上がるんですよね。
広さに予算を使うより、収納との動線設計にこだわった方が後悔しにくい、って実感してます。
壁掛けテレビの後悔は「配線」だった



壁掛けテレビはどうですか? 採用しました?



採用しました。見た目がすっきりするので、絶対やりたかったんです。
でも後悔が…。



あ、やっぱりあるんですか(笑)



配線の処理がね、もう少し考えればよかったです。
壁掛けにしたときに「配線を壁内に隠せますよ」って言われて、全部隠したんですよ。
でもあとからゲーム機追加したら、壁内に通すルートがなくて、HDMIケーブルが壁の外に垂れちゃって。



え、コードが壁から垂れてるんですか…それ毎回気になりそう。



夫がゲームするときだけコードを繋ぐんですけど、毎回テレビの後ろに手を突っ込んで繋ぐんで、「これなら普通のスタンドの方が良かった」ってぼやいてます(笑)
私はあんまり気にしてないんですけど。



施主さんの中に「壁掛けテレビで後悔した」って話がよく出てくるのは、そういう配線の問題がほとんどなんですかね。



あとは「テレビの高さを変えられない後悔」も聞きました。
壁掛けにしたら固定されるじゃないですか。子どもがソファで見るのか、床に座って見るのかで、適切な高さが違うって気づかなかった、って。



あ、それは確かに…。子どもが小さいうちってソファじゃなくて床に転がって見てたりしますもんね。
私だったら高さを決める時点でそこまで考えられないかも。



そうなんですよ。だから壁掛けテレビは「将来の視聴スタイル」を想定してから高さを決めるのが大事だと思います。
うちは担当さんに「小学校入るまでは床で見ることが多いですよ」って言ってもらって、少し低めに設定しました。それは正解でした。
比較して「外構込みの総額」を並べてみたら、見え方がガラッと変わった



ちょっと話が変わるんですけど、T様って地元工務店に決める前に、タマホームやアイ工務店とも比較したって聞いてたんですが。



そうです。タマホーム、アイ工務店、アエラホーム、ヤマト住建、それから地元の工務店って5社ですね。
最初は「面倒だから2〜3社でいいか」と思ってたんですよ。



でも5社まで広げたのは?



夫が「外構費用の扱いがメーカーによって全然違う」って言い出して。
「家本体の見積もりに外構が入ってないところがある」「外構込みで考えないと意味ない」って、夫が比較しはじめたんです。



なるほど、外構込みで総費用を比べた、ということですね。



そしたら、見積もりの出し方が全社バラバラで。
外構込みで出してくれるところもあれば、「外構は別途で後から相談」ってスタンスのところもあって。
後者のパターンで「家本体の安さだけ見て飛びついたら、外構を足したら同じくらいになった」みたいなことがあるんですよね。



それ、比較しないと気づかない落とし穴ですね。



私はこの段階で「比較、大事だった」ってなりました。
1社だけ見てたら、外構費用の構造が違うことに全然気づかなかったと思う。
複数社の見積もりを並べてやっと「うちのケースだと総額いくらか」が見えてきました。
T様は「1社だけ見てたら外構費用の構造が違うことに全然気づかなかった」と語ってくれました。外構込みの総額で比較することが、後悔を減らす一番の近道なのかもしれません。


カーテンをニトリにして後悔した? しなかった?



新築のカーテンって、みなさん迷うじゃないですか。T様はどうしました?



うちはニトリで揃えました。



後悔はありましたか?



1箇所だけ。
リビングの大きい窓だけ、サイズが微妙に合わなくて。
ニトリって既製品サイズの幅がある程度決まってるじゃないですか。うちの窓が中途半端な幅で、ぴったりのサイズが見つからなくて。



そのときはどうしたんですか?



オーダーカーテンにしました、そこだけ。
ニトリにもオーダーがあって、既製品より割高だけど、他のカーテン専門店よりは安くて助かりました。



じゃあ「ニトリで後悔した」というより「1箇所だけ既製品が合わなかった」って感じですね。



そうです。ニトリが悪いんじゃなくて、窓サイズを事前に確認しなかった私が悪い(笑)
注文住宅って窓の大きさを自分で決めるじゃないですか。だからカーテンのサイズが既製品に合うかどうか、設計段階で確認しておけばよかったんです。



確かに、窓のサイズを決める時点ではカーテンのことまで考えてないですよね。



完全に後回しにしてた。
ICさんに「カーテンはどうされますか」って聞かれた時点で初めて「あ、カーテンって後から買うんだ」って気づくくらいのレベルだったんで(笑)
新築後悔あるあるを全部まとめると



ここまでいろんなお話を聞いてきたんですが、T様から見て「新築で後悔しやすいポイント」ってまとめるとどこですか?



えーっと…、なんか話してたらいろいろ出てきちゃいましたね(笑)
まず「後回しにしたものが後悔になる」って感じがします。外構も、カーテンも、配線も。
「あとで考えよう」が全部つながって後悔になった。



後回しにしがちなものが多いですね。



もう一個言うと、「SNSで見てるイメージと現実のギャップ」ですね。
SNSに上がってる外構写真って、完成した一番きれいな状態じゃないですか。
雑草が生え始めた状態とか、ゲーム機のコードが垂れた状態の写真は誰もあげないから(笑)



…確かに(笑)



だから、きれいな写真を見て「これにしたい!」ってなる前に、「この状態って1年後、3年後どうなるんだろう」って考えるクセをつけた方がいいと思います。
芝生の雑草は、その一例です(笑)



外構以外で「あ、これは気づかなかった」という後悔はありましたか?



宅配ボックスです。
コロナ以降、宅配の頻度が増えてるじゃないですか。あと共働きで家にいる時間が少ないので、再配達が結構ストレスで。
「後付けすればいい」と思ってたんですが、ポストの横にボックスを後付けすると見た目が…なんか継ぎ足した感があって。



新築時に設計の中に入れておくべきだった?



そうです。外構工事と一緒にやっておけば、デザインもまとめられたのに、って思います。
これはもう自分が悪くて(笑)
担当さんが確認してくれてたのに「いや、大丈夫です」って言ってしまったので。
T様のお話から浮かび上がった、外構・設備の後悔を減らすための判断軸を整理します。
| 判断軸 | 内容 |
|---|---|
| ① 総額で比べる | 外構込み・カーテン込み・照明込みで見積もりを依頼する。家本体だけの比較は意味がない |
| ② 1年後の姿を想像する | 完成直後のきれいな状態だけで判断しない。芝・ウッドデッキ・木製フェンスはメンテが必要 |
| ③ 動線ファースト | 「広さ」より「使いやすさ」。玄関・収納・駐車場すべてに動線の確認を入れる |
外構は後から変更するのが最も費用がかかる箇所のひとつです。設計段階での計画が大切です。


まとめ|施主T様からこれから家づくりをする方へ



最後に、これから家づくりをする方に伝えたいことはありますか?



私が一番伝えたいのは、「外構を最初から設計の一部として考えてほしい」ってことです。
外構は後から考えよう、ってやると予算も動線も全部後手になるので。



ほかには?



複数社を比べてよかった、というのも改めて言いたいです。
最初は「めんどうだから1〜2社でいいか」って思ってたんですが、見積もりを並べてみたら、外構の扱い方ひとつで総額が全然違って。
見比べて初めて「これが相場なのか」がわかった。
それをしないで決めてたら、もっと後悔してたと思います。



T様、今日は本当にたくさんお話してくれてありがとうございました。



いえ、こちらこそ。恥ずかしい話も全部しちゃいましたが、誰かの参考になれば嬉しいです。
T様が「もっと早い段階で知れて助かった」と振り返っていた記事はこちらです。
この記事は、施主様の個人情報をお守りするため、個人情報保護のため一部表現を調整しています(金額・後悔点・比較内容は取材時の話に基づきます)。