INTERVIEW / アキュラホーム / 標準仕様

アキュラホームの標準仕様をジーニアスで建てたI様が全部教えてくれた

アキュラホームの標準仕様って、結局どこまでが標準でどこからがオプションなのか、カタログを読んでも全然わからない。

断熱等級とか気密性能って「ジーニアス」と「アキュラホーム」で違うの?建てた人の話が聞きたい。

キッチンや洗面台の標準グレードってどのメーカー?オプションに変えるといくらくらいかかるのか知りたい。

アキュラホームの標準仕様について、ジーニアス(高性能モデル)で建てた施主I様の話を聞きました。

I様の契約時点(2024年秋・関東)で確認したジーニアスの仕様では、断熱等級6(UA値0.46相当)が示されていました。気密性は目安C値1.0以下とされていましたが、気密測定の実施有無は加盟店・契約条件で確認が必要です。

「アキュラホームの標準仕様はどこまでか」については、I様が確認した範囲では、水回りはリクシルまたはタカラスタンダードが基本ライン(商品グレードはSシリーズ〜標準相当)で、キッチンカップボード・洗面化粧台の鏡面収納・トイレの自動開閉はオプション扱いでした。加盟店・時期で変わるため、見積書で確認が必要です。

標準仕様は加盟店・商品ライン・建築時期によって異なります。ここに書かれている内容はI様の契約時点(2024年秋・関東)の情報です。最新かつ正確な情報は必ずお近くの展示場または加盟店窓口でご確認ください。

  • アキュラホーム ジーニアスの標準仕様一覧(断熱・気密・水回り・外壁・保証)
  • 標準とオプションの境界、I様が「これオプションだったの?」と感じた箇所
  • キッチン・お風呂・洗面・トイレの標準グレードと変更時の費用感
  • 一条工務店・アイ工務店・桧家住宅と比較してジーニアスを選んだ理由
  • 断熱等級6の実際の体感と「数値だけで選ぶと見落とすこと」
  • 住んで感じた後悔ポイントと、次建てるなら変えたいこと
アキュラホームの標準仕様の主要3カテゴリ(構造・断熱・水回り設備)の3点カード図解

正直、アキュラホームって安い分どこか我慢が多いのかなと思ってました。でもジーニアスで40.7坪、総額3,300万円台に収まって、断熱等級6の体感もあったので、最初に思っていたよりずっと現実的でした。

目次

ジーニアスの標準仕様の一覧

アキュラホームには複数の商品ラインがあります。標準仕様の話をするとき、「どのラインの話か」を最初に確認しないと混乱します。

I様が選んだのは「ジーニアス(高性能モデル)」。同社のミドル〜ハイ寄りに位置する商品で、気密・断熱性能を売りにしているラインです。

※ご注意:仕様は商品ライン、建築地域、加盟店、時期によって異なります。最新かつ正確な情報は、必ずお近くの展示場や公式カタログでご確認ください。(I様の契約情報は2024年秋・関東エリアのものです)

カテゴリ標準仕様(ジーニアス・I様契約時)備考
構造木造軸組工法(在来工法)+金物工法
断熱高性能グラスウール(屋根・壁・床)+断熱等級6相当UA値0.46相当(地域・仕様による)
気密C値目標値1.0以下測定実施は加盟店に要確認
換気第一種熱交換型換気システム
樹脂サッシ(Low-E複層ガラス)標準トリプルガラスはオプション
外壁窯業系サイディング(16mm)標準タイル外壁はオプション
屋根スレート(コロニアルグラッサ等)
玄関ドアYKKapまたはLIXIL(断熱グレード)ランク選択制
キッチンリクシルまたはタカラスタンダード(Sグレード相当)カップボードは別途
バスリクシルまたはタカラスタンダード(1616サイズ)1620・1818はオプション
洗面化粧台リクシルまたはタカラスタンダード(750mm)鏡面収納(三面鏡)はオプション
トイレリクシルまたはTOTO(シャワートイレ付き)自動開閉・自動洗浄はオプション
床材突き板フローリング(エコカラット対応可)無垢床はオプション
建具・収納メーカー既製品(LIXILまたは大建工業系)
照明ダウンライト標準なし・照明計画はオプションシーリング設置基準のみ
保証基本10年(瑕疵担保)+アキュラホーム独自保証有償メンテナンスで30年まで延長可能

(2025年春引渡し・関東エリア・I様情報をもとに作成。仕様は変更される場合があります)

なぜジーニアスを選んだか、I様が4社と比較した経緯

施主I様のプロフィール

項目内容
年代30代前半
家族構成夫婦+子1人(3歳)
就業状態共働き
居住エリア関東
建てたメーカーアキュラホーム
商品ジーニアス(高性能モデル)
総額3,300万円台
延床面積約40.7坪
外構費200万円
坪単価(外構除く)約77万円
比較した会社一条工務店・オープンハウス・アイ工務店・桧家住宅(計4社)
引渡し2025年春
世帯年収約665万円
情報収集で使ったもの一括資料請求サービス・Googleスプレッドシート・付箋

「家は断熱性能で選ぶ」と夫婦で決めていたものの、予算の上限に縛られて動けないでいた頃、子どもの保育園入園をきっかけに「今動かないと住まいが固まらない」と腹をくくったI様。数字で比較するのが得意な共働き夫婦が、Googleスプレッドシートに仕様を書き込みながら4社を検討した記録です。

I様はもともと一条工務店が第一候補だったと聞きましたが?

そうなんですよね。断熱に絞って調べ始めたら、どこを調べても一条工務店の名前が出てきて。
「断熱等級7、C値0.6」って数字がInstagramで出まくっていて、「ここじゃないとダメなのか」って感じてたんです。最初の頃は。

一条を外した理由は何でしたか?

価格ですよね、まず。当時複数社の資料を取り寄せた範囲では、一条は本体坪単価が90万円前後のラインで出てきて。
うちの予算で40坪前後を建てようと思ったら、総額が4,500万円超えてくる試算になって。諸費用と外構まで含めると5,000万に届くかどうかって感じで。
夫が「断熱等級が1段違うのにこの差は払えない」って言い出して、じゃあ断熱等級6でコスパが取れるところを探そうって方向に切り替えたんです。

その中でジーニアスに辿り着いたんですね。

一括資料請求サービスで出てきたアキュラホームの資料を見て、「ジーニアスって断熱等級6で、付帯工事込みの総額ベースだと坪単価が75〜80万円台になる感じ?」ってなって。
夫とスプレッドシートに書き込み始めたら「一条との差が断熱等級1だけなのに、価格は15〜20%違う。これは理由になる」って夫が言うから。えーそういう計算になるの?って最初は疑ってたんですが…。

「えー、正直そんな計算でいいの?って私も思いましたけど、並べてみたら納得したんですよね」と笑いながら話すI様。合理的な夫婦の判断プロセスが見えてきます。

比較検討の過程で、I様は4社の仕様書を同じスプレッドシートに転記して並べていました。

4社を比較するって、具体的にどうやってたんですか?

一括資料請求サービスで取り寄せたカタログの中から、断熱・気密・換気の数値だけを抜き出して、一つのGoogleスプレッドシートに入力していって。
「断熱等級」「UA値」「換気方式」「坪単価レンジ」の4列だけ作って、4社を縦に並べたんです。

それ、全部カタログから読み取れるんですか?

…読み取れないものもあって。
C値はカタログに「目標値」しか書いていないメーカーも多くて。実際の気密測定をするかどうかはカタログだけじゃわからなかったんです。それで結局、各社の展示場か相談窓口に「気密測定は施工時にやりますか?」って確認の電話をしたんですよ。
付箋にメモしながら、そのまま貼り付けていって。夫に「そのスプレッドシート会社みたいだよ」って言われました。

I様夫婦の比較では、スプレッドシートに4社を並べた結果、コスト×断熱等級×換気方式のバランスで「ジーニアス」が候補に残りました。桧家住宅はZ空調が魅力的だったものの、メンテナンス費込みの実コストで上回ったこと。アイ工務店は担当者との相性でI様夫婦には合わなかったことも理由でした。

断熱・気密の標準仕様、「数値で見る」とここが変わった

断熱等級6の体感、住んでどうだった?

I様がジーニアスを選んだ最大の理由は断熱・気密性能。住んでみた体感についても詳しく聞きました。

冬の温かさって、住む前と後でどれくらいギャップがありましたか?

正直、「等級6だからこんな感じか」っていう想定内の部分と、「あ、これが違うのか」って気づいた部分が両方あって。
想定内だったのは、リビングが暖かいのは当たり前。想定外だったのは、廊下と洗面室の温度差がほぼないこと。前のアパートって廊下に出た瞬間に「うわ寒」ってなってたのに、今は朝起きて廊下出ても「あれ、そんなに変わらない?」ってなるんです。

温度差への不安も減りそうですね。

そこは夫が気にしてたところで。夫の実家がすごく寒い家で、夫のお父さんがお風呂でヒートショックの一歩手前みたいな経験をしたことがあって。「断熱にこだわる理由がある」って夫が言ってた意味が、住んでから改めてわかりました。

C値の話、カタログの「目標値」と現実のギャップ

気密測定はやりましたか?

これがですね…。確認の電話をしたときに加盟店から「ジーニアスは気密測定を実施しています」って聞いていたんですけど、実際は「施主が依頼したら実施する」という形だったようで。
自動的にやってくれると思っていたら、引き渡し前に「気密測定の結果はどうなりましたか?」って確認したら「実施していません」ってなって。あのときはさすがに「え?」ってなりましたよ。

それはびっくりしますね。結果的にはどうしたんですか?

引き渡し後に自費で第三者のホームインスペクターに入ってもらって気密測定を依頼しました。結果はC値0.8だったので目標値内ではあったんですけど、「最初から確認してほしかった」という気持ちは今でも残ってます。
正直、これだけはちょっと擁護できないです。「気密測定は当然やってくれる」と思って選んだのに、確認が漏れてた自分の落ち度もあるとはいえ、引き渡し前に聞いたのに「やってません」は…ね。

I様(アキュラホーム・40.7坪)の建築スペック一覧(メーカー・商品・坪数・坪単価・総額・建築時期)

キッチン・お風呂・洗面は標準のどこまで使えた?

キッチンの標準はどこまでか

I様はキッチンの標準仕様、変えましたか?

キッチン本体はリクシルのSグレード相当のラインで、食洗機は標準でついてたんです。
でもカップボードは別途だって言われて、「あ、そこは込みじゃないんだ」ってなって。
カップボードをリクシルで合わせると30万くらいするって聞いて、最初は「それくらいなら」って言ってたんですが、外構と一緒に計算したら予算ギリギリになって。結果的にカップボードはニトリのものを自分たちで手配することにしました。

ニトリで代用、なんか現実的ですね。

見た目が揃ってないのはわかってるんですけど、でも使い勝手はそんなに変わらないし、10万以下で済んだので結果オーライかなって。
夫は最初「見た目が気になる」って言ってたけど、住んで半年経ったら何も言わなくなりました。

コンロはIHでしたか?

IHは標準の中に選択肢として入ってたんですが、グレードを上げたくて。標準のIHは3口の一番シンプルなタイプで、タッチパネルじゃないやつで。
私が「コンロはここだけはこだわりたい」って言ったら、夫が「えー、コンロなんてなんでもよくない?」って。なんでもよくないんですよ、そこは。
結局パナソニックのIH(KZシリーズ)に変えて、差額が8万くらいかかりましたが、これは後悔していないです。

お風呂の標準仕様と「サイズ問題」

お風呂はどうでしたか?

お風呂が1616サイズ標準だったんですけど、うち夫が長身で「1616だと浴槽が短い」って言って。
1620か1818に変えたいって言ったら差額が30〜40万円って言われて。正直「え、お風呂のサイズ変えるだけでそんなに?」ってなりました。

結局変えましたか?

変えました。1620サイズに。家族3人で子どもと一緒に入ることも考えたら、ここは妥協したくないって夫が珍しく強く言って。夫が言うと通る、という感じです。
費用は差額33万円でしたね。展示場でサイズを確認して、「これは絶対変えよう」って2人で決めました。

洗面・トイレの標準仕様

洗面台はどうですか?

750mmの洗面台が標準で、鏡は一面鏡だったんです。でも私が「洗面台の鏡の収納がないと困る」って言ったら、三面鏡に変えると8万円くらいするって。
収納がないと洗面台の上にものを置くことになるのが嫌で、ここは変えたんですが、「最初から三面鏡が標準ならよかった」とは思います。他のメーカーは三面鏡が標準のところもあるので。

トイレは?

TOTOのウォシュレットは標準でついてたんですが、自動開閉はオプションで。
それは「まあいいか」ってなったんですが、1階と2階で違うグレードになってたのは後で気づいて。1階がちょっといいグレードで、2階が一番シンプルなタイプ。「統一したほうが良かったかな」とは思いましたが、どちらも機能には問題ないので、今は気にしてないです。

窓・換気・空調の標準仕様、住んでから気づいたこと

換気システムの話を聞かせてもらえますか?

ジーニアスは第一種換気が標準でついてたんですが、フィルターの掃除が「2か月に1回」って引き渡し書類に書いてあって。
最初は夫が「余裕でしょ」って言ってたんですが、共働きで子育てしながら2か月に1回って、忘れやすいんですよね。スマホのカレンダーに設定したんですがそれでも忘れかけて、夫が「フィルター換えた?」って聞いても「あれ、まだだっけ」ってなる。

換気フィルターって、意外と手間がかかりますよね。

そうなんです。快適性の裏側にメンテナンス作業があるってわかってたつもりなんですけど、「つもり」だったなというのが住んでみた正直な感想です。
窓は樹脂サッシが標準でついていて、結露はほとんどないのでそこは満足しています。トリプルガラスにするかどうか迷って、最終的に「予算的にもUA値的にも必要ないかな」って諦めたんですが、北面の窓だけは少し冷えが気になる日があるかな、くらいです。

全館空調は採用しましたか?

しなかったんです。加盟店の担当さんから勧められたんですけど、初期費用とランニングコストを聞いてちょっと引いてしまって。
一条工務店みたいに「全館床暖房が標準」って仕様に憧れていた時期もあったんですが、コスト計算したら「断熱等級6で性能をカバーできるなら、全館空調はなしでもいける」って夫が言い張ったので。
今のところ夫の主張は正しかったと思っています。ただ梅雨の時期の1階廊下がちょっと湿っぽいときがあって、そこは少し気になります。

床材・建具・収納の標準仕様と実際の印象

床材の標準はどんなものでしたか?

突き板フローリングが標準で、種類はウォールナット・オーク系から選べる感じでした。
私はもともと無垢床にしたかったんですが、差額と傷のつきやすさを考えて「3歳の子どもがいるうちは突き板で正解かな」ってなりました。

住んでどうですか?

それが、思ってたよりいいんですよ。傷がほとんどつかないし、サラサラした感触で。
子どもがお絵描きセットをひっくり返したときも、さっと拭けたし。ただ、「なんか本物感がないな」って気になる日が年に数回あります。まあそれは仕方ないか、ってなってますが。

子育て中の家族には意外と実用的な選択だったようです。「あ、そういえば」とI様が思い出したように話し始めました。

収納はどうでしたか?

これはですね、もっと打ち合わせしておくべきだったなって今でも後悔してることがあって。
シューズクロークに可動棚を付けるのを「後でいいか」って後回しにしてたら、引き渡し後に自分で取り付けるのが意外と大変で。最初から造り付けにしておけばよかったと思っています。

「…うーん。」

少し間を置いて、I様は続けました。

造り付けにしなかった理由は?

「後でホームセンターで買えばいい」って思ってたんですが、採寸してピッタリ収まるものを見つけるのが難しくて。DIY得意な夫でも「これは最初に頼んでおくべきだった」ってなりました。数万円の差だったのに、なぜ当時の自分は後回しにしたのか…。

アキュラホームの標準仕様で押さえたい3つの注目点

外壁・屋根の標準仕様、「これオプションだったの?」の体験

外壁はどうでしたか?

窯業系サイディングが標準で、16mmのものでした。SNSでアキュラホームのタイル外壁の写真をよく見ていたので、最初は「タイルが標準なのかな」と思っていたら全然そんなことはなくて。
タイルオプションを聞いたら「総額でプラス100〜150万円ほど」という回答で、即撤退しました。

Instagramでいい写真が出てくると、そう思いますよね。

そうなんですよ。SNSって完成後の写真だからオプション込みの仕様が多いじゃないですか。カタログも展示場も「一番いい状態」を見せてくるので、「標準で何ができるか」を見極めるのが最初はすごく難しかったです。
暮らしてみると、今の窯業系サイディングは塗り直しのタイミングが10〜15年ごとにくるって担当さんから言われていて、そのランニングコストも含めた判断が必要だったなとは思います。

屋根についてはどうですか?

スレート屋根が標準で、ガルバリウムに変えるかどうか少し迷いました。
ガルバリウムのほうが耐久性が高くてメンテナンスが楽、という話は担当さんから聞いてたんですが、差額を聞いてやめました。「スレートも10〜15年でメンテナンスが来るのはサイディングと同じだ」って考えると、あとはランニングコストとの相談だなって。
今の時点では特に不満はないです。

保証・アフターサービスの標準内容を確認した

保証の内容は確認されましたか?

これ、かなり細かく確認しました。一番気にしていたのは「10年保証の後、何をすれば延長できるか」という点で。
I様が契約した窓口では、基本保証10年(法定の瑕疵担保責任に準ずる)で、有償メンテナンスを受けることで30年まで延長できると説明を受けました(最新の保証条件は契約前に書面で確認してください)。

メンテナンス費用はどのくらいと聞きましたか?

…えーっと、正確な数字は今手元にないんですが、10年目・20年目のタイミングで外壁・屋根・シーリングのメンテナンスをセットで依頼する費用が、目安100〜200万円のレンジで変わってくるって聞きました。
ただ「これはあくまで目安」と言われたので、具体的な金額は加盟店に改めて確認してください、とお伝えしておきます。

加盟店が廃業したときの保証引き継ぎについては確認しましたか?

契約前に「もし担当の加盟店が廃業した場合はどうなりますか」って聞きました。「アキュラホーム本部が引き継ぎを行う仕組みがあります」と説明を受けたので、それを契約書面で確認しました。
まあ、本部に確認していない部分も残ってるので「100%安心」とは言いにくいですが、口頭だけじゃなくて書面で確認できたのはよかったです。

アキュラホームに関する読者の疑問と、I様の回答(Q&A図解)

ジーニアスで「ここは失敗した」と感じた標準仕様3選

I様の「次建てるなら変えること」を3つに絞って聞きました。

照明はシーリング設置の基準のみで、ダウンライトの計画は全部オプション対応だったんです。
打ち合わせの後半でICさんに「照明計画はどうしますか?」って言われて、「え、今から?」ってなって。他の仕様決めで疲れ切ってた時期だったので、「ICさんにお任せします」って言ったら、廊下のダウンライトの数が私のイメージより少なくて、夜が少し暗いです。
今でも「あそこだけやり直したい」って思う。照明は自分たちでもう少し時間を取って考えるべきでした。

前述の通り、「気密測定は当然実施してくれる」と思い込んでいたことが一番の誤算でした。

「ジーニアスは高性能モデルなんだから測定は当然あるでしょ」って思い込んでたのが間違いでした。
「やりますか?」じゃなくて、最初から「契約条件として気密測定を実施する」と書面に入れてもらうべきでした。後で自費で測定するはめになったの、正直今思い出しても悔しい。

これは完全に後悔してます。夫が「ここに欲しい」って言った場所と、私が「ここじゃないとダメ」って言った場所が違くて、打ち合わせのときに2人でぐだぐだしてたら「あ、じゃあここに」ってアバウトに決めてしまって。
ダイニングのコンセントが1か所だけで、ホットプレートを出すとたこ足必須なんです。「家電の使い方を想定してから決めてください」って打ち合わせ前に誰かに教えてほしかった…。

コンセントは後から増やせないんですかね。

できなくはないみたいですけど、壁を開けての工事になるのでそれなりにかかるって聞いて。「もうしょうがない」ってなってます。これだけは毎日ちょっと思い出します。

I様がこれから家づくりをする人に伝えたいこと

アキュラホームで建てることを考えている方へ、I様からのメッセージです。

ジーニアスを選んで、総合的にはどうでしたか?

「気密断熱にこだわりたいけど、一条工務店は予算的に無理」という人には、ジーニアスは現実的な選択肢だと思います。
断熱等級6の体感はほんとうに良くて、冬の朝に廊下が寒くないのって、こんなに違うのか、って毎日思います。

でも後悔した部分もありましたよね。

後悔した部分はある。でも後悔のほとんどは「自分の確認不足」なんですよね。気密測定の件も、照明の件も、シューズクロークの件も。
アキュラホームが悪いというより、「標準の範囲と、自分たちが確認すべきことのリスト」を最初に作っておけばよかったなって思います。
打ち合わせって感情が動くから、「これ聞こうと思ってた」を忘れがちで。そこは準備次第で全然変わるはずです。

アキュラホームを検討する前に事前に確認したい5つのチェックリスト

家づくりで使って良かったもの

最後に、家づくりで使って良かったものを教えてもらえますか?

複数社の仕様書を同じ条件で並べる準備が役立ちました。「ジーニアス」の仕様書と他社の仕様書を同時に手元に揃えたので、横並びで比較できる状態を最初に作れたのが大きかったです。
「資料請求ってひとりひとり申し込まないといけないんだよね?」って思ってたんですが、違うって知ってびっくりして。夫に「なんで最初に調べなかったの」って言われました。

他には何かありましたか?

Googleスプレッドシートは完全にフル活用しました。「比較する道具」って意識して使い始めてから、打ち合わせに行くたびに「あ、これもスプレッドシートに入れよう」ってなって。
あとオープンハウスの展示場に行ったとき、担当さんが価格の内訳をすごく丁寧に説明してくれたんですよ。建売中心の印象があったんですが、注文住宅も扱っていて。ただうちが求めていた断熱性能の仕様が合わなかったので、最終的には外したんですが、「見積もりの読み方」を学ぶのに役立ちました。どこのメーカーに行っても、比較の視点を持っていくのが大事だなって思います。

I様が迷っていた時期に頼ったのは、一括資料請求サービスとGoogleスプレッドシートでした。

個人が特定されないよう、施主様の同意のもと一部表現を調整しています(金額・後悔点・比較内容は当時の内容です)。

>> 家づくりの全体像をつかむ入口記事