
アイディホームの標準仕様って何が入ってるの?カタログ見てもオプションとの境界がよくわからない。
リナージュプラスって「規格注文」って書いてあるけど、実際の内装ってどんなレベル?安っぽくないか心配。
アイディホームのオプションって何を追加すれば後悔しない?値引きって交渉できるの?
今回お届けするのは、アイディホームの標準仕様・内装・オプションについて、リナージュプラス(規格注文)で建てられた施主O様に詳しくお話を伺いました。

アイディホームの標準仕様、まず結論から
アイディホーム・リナージュプラス(規格注文)の標準仕様は、ローコストらしい「選べる余白」と「標準には含まれない項目」がセットになっているものです(2026年4月 施主O様実体験・アイディホーム公式サイト参照)。
フローリング・クロス・建具などの内装は規格パターンの中から選択でき、「安っぽい一択」ではありません。ただし、食洗機・パントリー収納・床暖房といった設備系は標準外のオプション扱いとなるケースが多く、「当然入ってると思ってた」という誤解が後悔の原因になりやすいです。
オプションの値引きは基本的に難しい構造です。規格住宅のため価格はパッケージ化されており、「交渉で安くなる」より「オプションを絞ってコントロールする」のが実態です。
※ 仕様・オプション内容は商品、建築地域、時期によって異なります。最新かつ正確な情報は必ずアイディホームへ直接ご確認ください。
- アイディホーム・リナージュプラスの標準仕様の範囲(内装・設備)
- 標準仕様とオプションの境界はどこか
- 施主O様が「採用した」「不採用にした」オプションと理由
- オプションカタログの使い方と費用感
- 値引き交渉の実態
- アイディホームの内装の実際の印象(住んでみてどうだったか)
アイディホーム・リナージュプラスの標準仕様で何が入ってて何が入ってないの?
| カテゴリ | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 構造 | 木造軸組工法(在来工法) | 商品・プランによる(公式サイト要確認) |
| 断熱 | 断熱材(グラスウール系)が標準 | 等級・仕様は商品・時期による |
| フローリング | 規格内の素材・色から選択 | 色・柄のバリエーションあり |
| クロス(壁紙) | 規格カタログから選択 | 部屋ごとに変更可(範囲要確認) |
| キッチン | システムキッチン標準装備 | 食洗機は多くの場合オプション |
| 浴室 | ユニットバス標準装備 | 浴室乾燥機の有無は要確認 |
| 洗面台 | 標準品あり | グレードアップはオプション |
| トイレ | 標準品あり | タンクレス・ウォシュレット上位機種はオプション |
| 収納 | 基本的な押し入れ・クローゼット | パントリーはオプション扱いが多い |
| 外壁 | 規格の選択肢あり | 商品・プランにより異なる |
| 照明 | 基本プランには含まれない場合多い | オプションまたは引渡し後に施主手配 |
| カーテン | 標準外(引渡し後施主手配が基本) | 早めに予算計上を |
| 床暖房 | 標準外(オプション) | 中国・四国では不採用の施主も多い |
| 食洗機 | 標準外(オプション)が多い | 施主の希望に応じて追加 |
※ O様の2024年冬引渡し時点の情報をもとに整理。最新仕様は公式サイトまたはアイディホームへ直接確認してください。
※ご注意:仕様は商品、建築地域、時期によって異なります。最新かつ正確な情報は、必ずお近くの展示場や公式カタログでご確認ください。
仕様の差は一社だけ読んでも見えにくいので、比較表を先に持っておくと本文のポイントが腹落ちしやすくなります。
O様はこんな方です
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施主コード | O様 |
| 年代 | 30代前半 |
| 家族構成 | 夫婦+子1人(2歳) |
| 就労状況 | 共働き |
| 建設エリア | 中国・四国 |
| 商品 | リナージュプラス(規格注文住宅) |
| 延床面積 | 約38.4坪 |
| 坪単価 | 約59万円 |
| 総額(本体) | 2,300万円台 |
| 引渡し | 2024年冬 |
| 比較検討先 | 飯田産業・タクトホーム・アーネストワン・ユニバーサルホーム |
| 情報収集ツール | 住宅ローン比較・e戸建て・Googleスプレッドシート |
週末も子育てで動けず、「展示場を何社もハシゴする時間」を持てなかったO様夫婦。データで比べて判断する作戦を選び、飯田グループ4社を並べてアイディホームを選んだ理論派です。

あの、最初に言っておくと、私、標準仕様を最初に全然確認してなかったんです。「規格注文だから必要なものは全部入ってる」って思い込んでて。それが一番の失敗だったかもしれない。



えっ、「全部入ってる」って思ってたんですか?



そうなんですよ(笑)
SNSで「アイディホーム 内装」で調べても、みんな完成した後の素敵な写真しか出てこなくて。「この床どう選んだか」「食洗機は標準かオプションか」みたいな話って残らないじゃないですか、SNSだと。だからブログとか口コミを掘り始めたんですけど。


「これって標準じゃないの?」打ち合わせで気づいたギャップ



実際に打ち合わせが始まって、「これって標準に入ってるの?」って確認してみたら、どうでしたか?



これがですね、けっこう「えっ」ってなったんですよ。
キッチンのシステムキッチン自体は標準なんですけど、食洗機が「追加ですね」って言われて。「え、最近の家って食洗機ついてるんじゃないの?」ってなりました。



それはびっくりしますよね。



まわりに完全注文で建てた友達がいて、その子が「うちは食洗機も標準だった」って言ってたから、余計に「あれっ」ってなって。規格住宅と完全注文って標準の中身が全然違うんだって、そこで初めてちゃんと意識したんです。



あとパントリー。「絶対欲しい」って思ってたので採用したんですが、これもオプションで。担当さんに言ったら即「はい、追加ですね」って感じで。「え、当たり前みたいに言う?」ってちょっと笑いましたけど(笑)



照明はどうでしたか?



照明は最初のプランには含まれてなかったんですよね。引渡し後に自分で手配するか、追加で頼むかって話で。カーテンも同じで、引渡し後に自分で揃えるやつで。
「え、引渡しって丸ごと住める状態で渡されるんじゃないの?」ってなりました(笑)
最初は本当に知識がなかった。



逆に「これが標準に入ってた」って嬉しかったものはありましたか?



フローリングです。「規格注文って安っぽい床一択かな」って思ってたんですけど、いくつかのパターンから選べて。クロスも部屋ごとに変えられたので、「選べる余白はちゃんとあるんだ」って安心したのを覚えてます。
O様が採用して良かったもの、やめて後悔したもの



実際に追加したオプション、逆にやめたオプション、教えてもらえますか?



採用したのは、食洗機とパントリーです。あとクロスのアクセントカラーも2部屋追加しました。
不採用にしたのは、床暖房と浴室乾燥機のグレードアップ、タンクレストイレ、ウォシュレットの上位機種、あとエアコンも「後から自分でつける」ってなって。



タンクレストイレは、結局どういう判断で不採用にしたんですか?



これが…夫に止められたんですよ。私は採用したかったんですけど(笑)
「費用上がるし、別にいいんじゃない」って言われて、そのときは押し切れなかった。今でも少し後悔してます。詳しくは後で話しますね。



床暖房を不採用にしたのはなぜですか?



夫がユニバーサルホームも比較してたんですよ。あそこって全館床暖房が売りじゃないですか。夫が「アイディホームにもオプションで入れられるか聞いてみよう」って言って聞いてみたんですけど、「費用対効果どうかな」って話になって。
私たちは中国・四国だし、「なんか家全体がぬるっと暖かい感じ」があれば十分で、ガッツリ床暖はいらないかなって判断で不採用にしました。



住んでみて、その判断はどうでしたか?



今のところは正解だったかな、と思います。冬でも「さむっ」って感じがそこまでないんです。アパートのときは玄関入った瞬間に一気に冷える感覚があって、それが今はない。
床暖がないのにこの暖かさなら、費用を出してまで入れなくてよかったかな、って。



ただ、タンクレストイレは後悔してます。「どうせなら標準でいいか」ってなったんですけど、毎日使うものだし。「あそこは採用しておけばよかった」って今でも思います。



最初から採用したかったんですか?



そうなんですよ。打ち合わせのときに「タンクレスにしよう」って言ったんですけど、夫が「費用増えるし標準でいいんじゃない」って言って。そのときは「まあ夫が言うなら」ってなってやめたんですよね。
今になって「あのとき押し通せばよかった」って(笑)
正直ここだけは、自分でも今でも擁護できない判断でした。
オプションカタログはいつもらえる?費用感はどう把握した?



オプションのカタログって、いつ見せてもらえたんですか?



…えーっと。打ち合わせの最初の方だったかな。「規格のプランを選んでもらって、追加したいものをここから」みたいな感じで見せてもらった気がします。
でも正直、最初はカタログの見方がわからなかったんですよ。どれがいくらで、合計いくらになるのかって感覚がなくて。



費用感の把握はどうやったんですか?



都度担当さんに「これ追加するといくらになりますか」って確認してました。



けっこうこまめに確認してたんですね。



最初は「後で総額見てびっくりしたくない」って怖くて、1個1個確認しながら進めた感じです。
で、食洗機とパントリーとクロスをまとめて見積もりに反映してもらったら、「思ったより増えたな」ってなったんですよ。単体でいくら、ってのはわかってたつもりなんですけど、合計で見ると「あ、積み上がってる」って感じで。オプション選びって本当に沼で、「これ入れるなら次はこれも」ってなるんですよね(笑)



ここまで聞くと、「じゃあオプション費用の総額はいくらだったの?」って気になりますよね。



…これ言いたくないんですけど(笑)
正確な金額は言えないんですけど、「これくらいで収まるかな」って思ってた額より、たぶん30〜40万円は超えたと思います。単体で考えてたときは「これくらい」って見てたのに、全部足したら「え、そんなになる?」ってなる。これはあるあるだと思う。


アイディホームのオプション値引き交渉の実態



オプションの値引きって、交渉してみましたか?



しました。「これ全部まとめてちょっと値引いてもらえないですか」って担当さんに聞いたんですけど、「規格住宅なのでオプション価格はパッケージになってて難しい」って言われました。



あっさり断られた感じですか?



そうですね。完全注文住宅みたいに「このメーカー使えば少し落とせます」みたいな話にはならなくて。「不採用にして費用を減らす」のが実質的なコントロール方法でした。



でも最初は「絶対なんとかなる」と思ってたんですよ(笑)
完全注文住宅で値引きしたって話をSNSで見てたので、「うちもいけるかな」って。規格注文の仕組みがわかってなかっただけなんですけど。



「リナージュ オプション 値引き」って検索する人はきっと多いですよね。



わかります、私もしてましたから(笑)
でも実際は「値引きを引き出す交渉」より、「最初に何を入れて何を切るか」の優先順位をちゃんと決める方が大事でした。担当さんに「絶対に外せないもの、できれば欲しいもの、なくても大丈夫なもの」を分けて話すと、「じゃあこれはこのタイミングで検討しましょう」みたいな話になって進めやすかったです。
アイディホームの内装、住んでみて実際どう?



標準仕様の内装、実際に住んでみてどんな印象ですか?



最初の正直な感想は…「あ、悪くないじゃん」でした(笑)
「規格注文だから安っぽいかな」って覚悟してたんですよ。でも選んだフローリングの色が思ったより落ち着いた雰囲気で、クロスも2部屋だけアクセントカラー入れたら「ちゃんとうちっぽい感じ」になって。



選ぶ余地がちゃんとあったんですね。



そうそう。「全員同じ内装」じゃなくて、バリエーションの中から選べる感じがあったのは良かったです。完全注文ほどの自由さはないけど、「白が嫌いだから暖色にしたい」くらいの好みはちゃんと出せた。



子どもが床で転んだときに「大丈夫かな」って気になるんですけど、フローリングが思ったより硬くなかったんです。「え、これリナージュプラスの標準?」って夫と顔を見合わせたくらい。



水回りの印象はどうでしたか?



浴室はユニットバスで普通って感じです。浴室乾燥機のグレードアップはしなかったんですけど、基本機能は使えてるので今のところ困ってはない。



洗面台はどうでしたか?



うーん、洗面台は「もう少し収納があったらな」って思うことはあります。でもそれって最初の打ち合わせで「グレードアップしたらいくら上がりますか」って確認してなかった私のせいなんですよね。打ち合わせのときに一個一個全部聞いておく余裕がなかった。



逆に、標準で「これ良かった」と感じた設備はありますか?



キッチンのシステムキッチン、意外と使いやすいです。食洗機はオプションで入れたんですけど、キッチン本体の高さとか収納の使い勝手は思ったよりよくて。毎日使うものだから、ここが合ってたのはよかったなって。



クロスのアクセントカラーを入れた部屋はどうですか?



これ、採用して本当によかったです。2部屋にしたんですけど、子ども部屋とリビングに隣接した和室に。「どこかに色を入れると雰囲気変わりますよ」ってICさんに言われて、最初は「大丈夫かな」って不安だったんですよ。
でもできてみたら「あ、いい意味で自分たちの家だ」ってなって。規格住宅って「みんなと同じになりそう」ってイメージがあったんですけど、ちょっとしたことで変わるんだなって思いました。担当さんに「アクセントクロスは絶対損しない」って言われたのが今はわかります。



内装全体を振り返ってみて、最初の「安っぽいかも」という不安はどうなりましたか?



正直に言うと、「あ、普通に住める」ってなりました(笑)
「普通に」って言い方はあれですけど。格好いい完全注文住宅の写真をずっとSNSで見てたから、比べてしまうとどうしてもシンプルな感じにはなるんですけど。でも住んで日常的に使ってみたら、不満があるほどじゃない。
要は「最初の期待値の設定」だと思います。「完全注文と比べた安さ」と「建売より自分で選んだ感」のバランスで選んだわけだから、そのバランスは正しかったかな、と。


標準仕様の「比較」が見積もり前の一番重要な行動だった



あらためて、打ち合わせ前に「やっておけばよかった」と思うことはありますか?



標準仕様の範囲を、他社と並べて確認すること、です。
「アイディホームは食洗機がオプション」「でも別のメーカーは標準」みたいな差って、見積もりを並べないとわからないんですよ。本体価格が同じでも、「何が入ってるか」で最終的な費用感は全然変わる。



私はアイディホームに決める前に夫が比較用のスプレッドシートで4社並べてくれてたんですけど、「仕様の中身を項目ごとに比べる」まではできてなかったんですよね。価格と間取りだけで比べてた。
そこまでやれてたら、もう少しオプションで「後から驚く」が減ってたと思います。



それって、実際に担当さんに聞いてみるしかないですよね。



そうなんですけど、複数社に同時に「これは標準ですか」って聞いて比べるのって、単純に大変じゃないですか。子育てしながらだと特に。だから最初に一括でカタログと標準仕様を取り寄せて比べる方がよかったなって、後から思いました。
「私はこの会社だけを見ていた時期は判断できませんでした。標準仕様の入り方が会社ごとに全然違うから、他社も並べて初めて『うちに合うか』がわかったんです」とO様は振り返ります。
標準仕様・オプション選びで後悔したこと、正直に語ってもらった



標準仕様・オプション選びで、後悔していることを正直に教えてもらえますか?



一番は、タンクレストイレを不採用にしたこと。毎日使うものをケチった感じがして、本当に後悔してます。



あと、オプションの優先順位を最初にちゃんと決めなかったこと。「全部入れたい」「でも高くなる」ってなって、後から1個ずつ削っていく作業になったんですけど。最初から「これだけは絶対、これは妥協できる」って仕分けしてから打ち合わせに臨むべきでした。



打ち合わせって、決める項目が多くて消耗しますよね。



規格注文って「完全注文よりラク」ってイメージあるじゃないですか。確かに間取りを白紙から作るのに比べたら回数は少ないんですけど、オプションを1個ずつ「採用か不採用か」って決めていく作業は意外と消耗します。子どもが打ち合わせ中に騒ぐし(笑)



それと、照明とカーテンが標準に入ってないのを知らなかったこと。引渡し後に「あ、照明自分でつけなきゃいけない」ってなって、電球代と設置費用が引渡し直後に出ていったんです。「そういう出費も見てたらよかった」って夫と話しました。


まとめ|施主O様からこれから家づくりをする方へ
アイディホーム・リナージュプラスの標準仕様は、「内装の選べる余白はある」が「設備系は追加で積み上がりやすい」の2面があります。
食洗機・パントリー・タンクレストイレ・照明・カーテンなど、「当然入ってると思っていた項目がオプションになっているケース」が複数あるため、打ち合わせ前に担当さんへ一項目ずつ確認するか、複数社のカタログを並べて比較しておくことが後悔を減らす最短ルートです。
O様が何度も語ってくれた「複数社を並べてみて初めてわかった」という言葉は、標準仕様の話でも変わりません。1社だけ見ていた頃は判断できなかった基準が、他社と並べることで見えてきます。
O様が「もっと早い段階で知れて助かった」と振り返っていた記事はこちらです。
この記事は、施主様の個人情報をお守りするため、個人情報保護のため一部表現を調整しています(金額・後悔点・比較内容は取材時の話に基づきます)。