
一建設の標準仕様って、実際のところどのくらいのレベル?オプションを足さないと後悔するの?
リーブルガーデンのキッチンや内装って建売と注文仕様で何が違うの?実際に住んでみてどうなのか知りたい
一建設の35年保証って本当に使えるの?カップボードとか外壁塗装ってオプションになるの?
今回は、一建設(リーブルガーデン 注文仕様)の標準仕様・オプション・内装について、実際に北海道で建てられた施主I様に本音でお話しいただきました。

一建設の標準仕様、まず端的に
A:建売(規格プラン)と注文仕様でグレード感が異なります。注文仕様では、キッチン・バス・洗面などの水回りをある程度グレード変更できます。ただし「全部標準で満足」かどうかは家族構成・地域・ライフスタイルで変わります(2026年4月時点。仕様は商品・時期・地域により異なります)。
A:使えますが、定期的な有償メンテナンスの実施が継続の前提です(2026年4月 公式サイト確認)。「自動で35年」ではなく「条件を満たした場合に継続される保証」です。契約前に必ず条件を確認してください。
A:注文仕様の場合、カップボード(食器棚)は標準外のケースが多く、オプション扱いになることが一般的です。採用する場合は事前に見積もりに含めることをおすすめします(2026年4月時点。商品・グレードにより異なります)。
A:建売は間取り・内装が完成形で提供されます。注文仕様は、クロスや床材の選択肢が広がり、設備グレードの変更もある程度可能です。ただし完全自由設計ではないため、変更可能な範囲を担当者に確認することが重要です。
この記事で分かること
- 一建設(リーブルガーデン注文仕様)の標準仕様の内容と実態
- 水回り(キッチン・お風呂・洗面)の標準グレードとオプションの境界
- 35年保証の仕組みと「口コミとの差」
- 外壁・内装の標準仕様と実際の満足度
- カップボードをはじめとしたオプションで何を採用して何をやめたか
- 施主I様が実感した「オプションで沼にはまった経緯」
- 標準仕様のまま建てた場合の後悔ポイント
一建設 標準仕様 早見表(注文仕様の場合)
| 項目 | 標準グレードの目安 | オプション対応の可否 |
|---|---|---|
| キッチン | 国内メーカー品・I型・引き出し収納が基本 | グレードアップ・カップボード追加可(有償) |
| バスルーム | 1坪タイプ・シャワー付き・鏡なしの場合あり | サイズ変更・追加設備は有償オプション |
| 洗面台 | 750mm幅程度が基本 | 幅広タイプへの変更は有償対応ケースあり |
| 床材 | フローリング(合板系) | 無垢・高グレードへの変更は商品による |
| クロス | 標準品から数十柄選択 | アクセントクロス追加は有償対応が多い |
| 外壁 | 窯業系サイディング(標準色) | 色変更・塗り替えは原則オプション外 |
| 断熱 | 標準断熱仕様 | 寒冷地向けにグレードアップ可(有償) |
| カップボード | 基本的に標準外 | 採用する場合は有償オプション |
| 35年保証 | 有償メンテナンス継続が条件 | 条件を満たせば延長可 |
※ご注意:仕様は商品ライン、建築地域、時期によって異なります。最新・正確な情報は、必ずお近くの展示場や公式カタログでご確認ください。
仕様の差は一社だけ読んでも見えにくいので、比較表を先に持っておくと本文のポイントが腹落ちしやすくなります。

施主プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施主コード | I様(30代前半) |
| 家族構成 | 夫婦+子1人(2歳) |
| 共働き | あり |
| 世帯年収目安 | 約475万円 |
| 建築地域 | 北海道 |
| メーカー | 一建設(リーブルガーデン 注文仕様) |
| 総額目安 | 2,400万円台 |
| 建物面積 | 約38.7坪 |
| 建物坪単価目安 | 約61万円(土地・外構費は別途) |
| 引渡し | 2024年夏 |
| 情報収集 | e戸建て・住宅ローン本・住宅情報サイト(一括資料請求サービス) |
| 比較検討 | アーネストワン・飯田産業・タマホーム |
「2歳になる前に引越したい」という自分たちでのタイムリミットを設定し、SNSからe戸建てへ情報収集の軸を移しながら、費用の実態を数字で追いかけた現実主義のI様。注文仕様を選んだことで「標準で何ができて何ができないか」という問いと正面から向き合い、オプション選びに90万円を費やした経験を正直に話してくれました。
最初は「標準で全部いける」って本気で思ってた
ぱぱ & ままI様、今日は標準仕様の話を中心に聞かせてください。最初、標準仕様についてどんなイメージを持っていましたか?



本音で言うと、「注文仕様だから標準でも十分なんじゃないか」って最初は思ってたんですよ。建売じゃなくて注文仕様を選んだ時点で「自由度が上がる」って認識があって。で、展示場に行ったら「標準でこれだけ選べますよ」って言われて、「あ、これだけあれば全然いける」みたいな気持ちになって。



でも実際に進んでいったら変わりましたか?



変わりました(笑)
打ち合わせが進んでいくうちに、「これ標準ですか?」って聞くたびに「それはオプションになります」って言われる回数が増えてきて。「あれ、思ってたより標準の範囲が狭いぞ」ってなりはじめて。



具体的に「これも標準外か」ってなったものって何かありましたか?



カップボードですね。私、キッチンに食器棚が標準で付いてくると思ってたんですよ。言われてみれば「そりゃ当然じゃないか」ってわかるんですけど、最初はなんとなく「キッチン周りは一式ついてくる」みたいなイメージがあって。担当さんに「カップボードは別途オプションです」って言われたとき、「えっ、そうなの?」ってなりました。夫に言ったら「お前調べてなかったの」って言われて…(苦笑)



私だったらそれ、めちゃくちゃ焦るかも(笑)



焦りましたよ。「他に何が標準外なんだろう」って急に不安になって、担当さんに「標準に含まれないものの一覧って出してもらえますか?」ってお願いしたんです。それで全体像がようやく見えてきた感じでした。最初から聞けばよかったんですけどね。
キッチン・バス・洗面|水回りの標準で実際どこまで満足できたか



水回りって家づくりの中でも特にこだわる方が多いですよね。I様は水回りの標準仕様、どう感じましたか?



キッチンはですね、標準のままだと「悪くはないけど自分たちの使い方にはちょっと合わないな」っていう感じで。私、料理しながら子どもの様子を見たいタイプなので、キッチンの高さとか収納の使い勝手が気になって。グレードアップを担当さんに相談したら「この範囲で選べます」って言われて、結局1つ上のグレードのにしました。



バスルームはどうでしたか?



バスルームは…うーん。標準でも機能的には十分なんですよ。でも私、追い炊き機能って「当然ついてるもの」だと思ってたら「それも確認が必要です」って言われて。北海道だし、お風呂入る間隔が家族でバラバラになるから、追い炊きはマストだったんですよね。そこは標準の仕様をちゃんと確認してから判断すればよかったと思ってます。



住んでみて実際はどうでしたか?



採用してよかったです。北海道の冬に追い炊きなしはきつい(笑)
特に子どもが2歳だから、夫がお風呂に入れて、その後で私が入るとき冷めてるじゃないですか。追い炊きがあると「もう一回わかした」ってストレスがない。生活レベルが上がったかどうかって言われると、「なくなったストレスに気づく」感じがします。



洗面台は標準のままにしましたか?



洗面台は悩んで、でも標準に近い形で落ち着けました。幅広タイプにしたかったんですけど、費用と優先順位を考えて「まずは標準でいっか」って。ただ住んでみると、夫婦でいっぺんに洗面台使うシーンで「もうちょっと広かったらよかったかも」ってなることはあります。ここは後悔というか…うーん、「どちらとも言えない」ですね。


断熱と外壁|北海道で標準仕様のままにしなかった理由



北海道で建てるとなると、断熱の仕様がすごく大事だと思うんですが、I様はどうしましたか?



断熱は絶対に標準のままにしちゃいけないって担当さんに言われたんですよ。「北海道の冬は標準仕様だと正直リスクがある」って率直に教えてくれて。私も住宅ローンの本を読んで断熱の重要性はわかってたので、迷わずグレードアップしました。



実際に住んでみてどうでしたか?



もうね、これは採用して本当によかった。冬の朝、朝いちばんにリビングを歩いても「冷たい!」ってならないんですよ。前のアパートは脱衣所に足を踏み入れた瞬間に「うわ!」ってなるくらい寒かったのに、今は普通に歩ける。断熱って数字で言われてもわからないけど、「朝起きて床にスリッパなしでいられるかどうか」で体感が全然違う。



外壁はどうでしたか?内装も含めて。



外壁は標準の窯業系サイディングのままにしました。北海道だから外壁塗装のタイミングと費用がいずれ来るなとは思ってるんですけど、最初に全部変えようとするとキリがないなと思って。外壁塗装は10〜15年後の話として置いておく、って割り切りました。ただ担当さんに「外壁塗装と35年保証の条件の関係」を事前に確認しておけばよかったとは今でも思ってます。



内装のクロスとかは標準の中で選べましたか?



クロスは何十種類かの中から選べて、それは全然楽しかったですよ。子ども部屋にアクセントクロスを入れたくて、そこだけ追加でお願いしたんですけど、有償オプションで。「こんなことまでオプション代がかかるの?」ってなった瞬間のひとつです。でも仕上がりは気に入ってます。
一建設の35年保証|口コミと実態のギャップ



一建設の35年保証って、検討中に口コミをよく見ていましたか?



見ました。e戸建てでもよく話題になってて。「本当に使えるの?」「維持費がかかるんじゃないの?」っていうスレッドを読んで、最初は「ちょっと怪しいな」って思ってたんです。



実際に担当さんに聞いてみてどうでした?



「35年保証を継続するには、定期的な有償メンテナンスを受けないといけない」って正直に教えてもらいました。だから「自動で35年」じゃなくて、「条件を満たした場合に継続される保証」なんですよね。夫が公式サイトでも確認して、「それは前提で把握しておかないといけないね」ってなって。保証の中身を理解した上で「それでもこのメーカーで行こう」と判断しました。



口コミで「35年保証が使えない」って書いてある投稿を見ると、どこで認識がズレてるのかわかりますか?



多分「35年保証=何もしなくても35年は大丈夫」って思ってた人が、有償メンテナンスの話を聞いて「そんな条件があるの?」ってなるんじゃないかな、と。私も最初はそう思ってた側なので(笑)
事前に「条件はこういうものです」って把握してから判断すれば、そこで後悔はないと思うんですよね。知らずに契約して後から気づくのが一番もったいない。


オプション90万円の中身|採用して良かったもの・後悔したもの



I様は規格プランより90万円ほどオプションを追加したって以前お話でしたよね。具体的に何を採用したんですか?



断熱のグレードアップ、キッチンの1グレードアップ、カップボード、追い炊き、あとクロスのアクセント、北海道仕様の玄関ドア変更…そのくらいですかね。ひとつひとつは「これだけなら」ってなるんですけど、合計したら夫に「言ってた金額の3倍以上になってるじゃないか」って言われて(笑)



夫婦で事前に上限決めてましたっけ?



決めてたんですよ、「オプションは30万円まで」って。でも打ち合わせが進むたびに「これだけは外せない」が積み上がっていって。気づいたら「まあ90万円くらいなら総額の中では…」って自分の中で基準が上がってた(笑)
夫は呆れてたんですけど、私は「これだけ選べたんだから後悔はない」って。まあオプション沼の典型的なやつですよね。



採用して特に良かったものと、やめておけばよかったものってありますか?



断熱のグレードアップは間違いなく正解です。これは住んでみてすぐわかりました。
カップボードも、採用しておいてよかった。「あとで家具買えばいいや」と思っていたら、サイズが合うものを探す手間もかかるし、造り付けの方が使い勝手がいい。



やめておけばよかったかなと思うのは…これは正直、他の人にあまり言いたくないんですけど、玄関収納のグレードを上げたんですよ。担当さんに「こちらの方が使いやすいですよ」って勧められて、なんとなく「そうかな」ってなって。でも住んでみると、標準でも全然よかったな、って。あそこで踏み止まれていたら5〜6万円は節約できてた。勧められると断れないタイプなので(苦笑)
後悔ポイントと「もう一回建てるなら」



住んでみて、「標準のままにしておけばよかった」とか「もっとオプション使えばよかった」ってところはありますか?



コンセントの数と位置ですかね。注文仕様だから「ある程度自由に動かせる」って言われてたんですよ。でも打ち合わせの時って生活のシーンを全部想像しきれなくて。「ここにコンセントいるかな?」って言われると「まあいいか」ってなっちゃうんですよね。
住んでみたら「ここにあれば…」って思う場所が2〜3カ所出てきて、特にリビングは延長コードが出てきてて。そこだけは後悔があります。コンセントは標準の追加料金がそんなに高くなかったので、「もっと多めに入れておけばよかった」ってすごく思います。



逆に「これは標準で十分だった」って気づいたこともありますか?



床材はですね、標準のフローリングで十分でした。最初は「無垢がいいかな」って少し思ったんですけど、子どもが2歳だから傷のことが心配で、「傷が付きにくい標準の方がいいか」って担当さんと相談して。実際、子どもにおもちゃ投げられても「まあいいか」って思える。無垢にして傷が付くたびに気にするのはたぶん私には合ってなかった。



もう一回建てるとしたら、変えることはありますか?



コンセントを増やすのと、最初から「標準外一覧を見せてください」ってお願いすること。あとはオプション予算の上限を夫と一緒に決めて、「これを超えたら一回立ち止まる」って決まりをもっとしっかり作ることですかね(笑)
でも全体として、注文仕様を選んでよかったとは思ってます。標準仕様の範囲で判断できることが増えるから、「私たちの暮らしに合う家」にする余白がある。建売との大きな差はそこだと思います。


まとめ|施主I様からこれから家づくりをする方へ



最後に、一建設の標準仕様で迷っている方へメッセージをもらえますか?



「標準仕様でどこまでいけるか」を最初にちゃんと確認してほしいです。私みたいに「なんとなく大丈夫だろう」って進んで、打ち合わせのたびに「これもオプションか」ってなるのが一番消耗する。最初に「標準に含まれないものを一覧で見せてください」って担当さんに聞くだけで、全体像がすごく見えやすくなります。



オプション選びで迷った方へのアドバイスは?



「後から変えにくいものを優先する」ってことだと思います。断熱は後からどうにもならない。コンセントは後から追加するのも工事が必要。でもカーテンや照明は、住んでから変えればいい。最初からそういう優先順位を決めておけば、オプション予算がぶれにくい。
私は担当さんに言われたものを「なんとなく」で採用しすぎたので、もっと自分の軸を持って判断すればよかったと思います。でも…正直、今の家は気に入ってるんですよね。後悔もあるけど、満足してる。それが家づくりの本音なのかな、って(笑)
I様が「もっと早い段階で知れて助かった」と振り返っていた記事はこちらです。
この記事は、施主様の個人情報をお守りするため、個人情報保護のため一部表現を調整しています(金額・後悔点・比較内容は取材時の話に基づきます)。