INTERVIEW / 住友不動産 / 平屋

住友不動産の平屋は実際どう?間取り・価格・やめた理由を施主M様に聞いた

sfudosan-hiraya

住友不動産で平屋を建てたいけど、実際の価格帯が全然わからない。坪単価っていくらくらいになるんだろう。

住友不動産の平屋って、間取りの自由度はあるの?J・レジデンスで平屋を建てた人のリアルな話が聞きたい。

平屋にしようか2階建てにしようか迷ってる。住友不動産で実際に比較した人の判断軸を知りたい。

この記事では、住友不動産の平屋について、郊外型モデル「J・レジデンス」を検討・見積もりまで取られた施主M様に体験談をお聞きしました。M様は最終的に2階建てを選んでいますが、平屋を本気で比較した経緯を包み隠さず語ってくださいました。

M様が住友不動産の平屋を選んだ決め手3つ(生活動線・空間の豊かさ・将来の安心感)の図解
目次

住友不動産の平屋、まず価格から結論を

「住友不動産 平屋 坪単価」を調べている方のために、まず端的にお伝えします。

住友不動産の平屋(J・レジデンス等)の坪単価は、おおよそ90〜110万円前後になるケースが多く見られます。同じJ・レジデンスの2階建てが75〜95万円前後であることを考えると、平屋は坪単価が10〜15万円ほど高くなる傾向があります。(2026年4月・施主インタビューベース)

「住友不動産 平屋 価格」を調べている方へ。平屋は延床面積あたりの基礎・屋根の面積が2階建てより大きくなるため、同じ延床坪数で比較すると本体コストが上がるのが一般的です。M様が取り寄せた見積もりでは、同じ延床坪数の2階建てより総額で約400万円ほど平屋の方が高い提示でした。

「住友不動産 平屋 間取り」を調べている方へ。住友不動産は設計の自由度が比較的高く、平屋でも回遊動線・中庭・LDK一体型の大空間など、要望に合わせた提案を受けやすい印象があります。M様は平屋用の間取り案を2プラン提案してもらいました。

「住友不動産 注文住宅 平屋」を調べている方へ。J・レジデンス(郊外型)での平屋建築は、ある程度まとまった土地面積が必要になります。M様の敷地では40坪前後の土地で平屋を検討されていました。

  • 住友不動産(J・レジデンス)で平屋を建てるとどのくらいの価格になるか
  • 平屋と2階建ての坪単価・総額の差の実態
  • 平屋の間取り検討で出た提案と悩んだポイント
  • M様が最終的に平屋をやめて2階建てにした理由
  • 平屋が向いている人・向かない人の判断軸

「平屋 沼」にはまっていた私の話

ぱぱ & まま

今日は平屋の検討について聞かせてください。M様、標準仕様の記事でも少し触れてましたよね。

そうなんですよ。あの記事では「平屋も真剣に考えたことがある」ってさらっと言ったんですけど…正直、あれ、かなり重症でした(笑)
もう半年以上、Pinterestで平屋の写真ばかり見てたんです。「平屋 間取り 30坪」「平屋 和モダン」「平屋 中庭」で毎晩検索して、ブックマークが600件を超えて。夫に見せたら「こんなに集めてどうするの」って引かれるくらい。

ぱぱ & まま

Pinterestでそんなに(笑) でも、情報収集はどこかで切り上げないといけないですよね。

そうなんです。Pinterestって、おしゃれな完成写真は山ほど出てくるんですよ。でも「で、いくらかかったの?」「この間取り、実際どんな生活になるの?」っていう話は全然出てこなくて。SNSも同じで、キラキラした写真だけ流れてくる。
「これじゃ判断できない」と思って、ブログとかインタビュー記事を探し始めたのが最初のきっかけでした。

ぱぱ & まま

なるほど。住友不動産を選んだのは平屋を考えていたからでも?

そう、最初は「住友不動産で平屋を建てたい」という入り方だったんです。J・レジデンスって郊外型で平屋にも対応できるって聞いて、一括資料請求サービスで資料請求したのもその流れで。

平屋 vs 2階建て、価格差はどのくらい出る?

M様がGoogleスプレッドシートで実際に比較した数値を元に整理しました。

比較項目平屋(J・レジデンス)2階建て(J・レジデンス)
坪単価の目安約95〜110万円約75〜95万円
M様の見積もり総額(外構除く・約44坪)シンプルプラン:約4,300万円台約3,730万円台
差額(シンプルプランの場合)約570万円高い
中庭プランの場合の平屋総額5,000万円超(外構除く)
基礎・屋根面積延床の1.5〜2倍相当延床の約半分
土地の必要面積より広い敷地が必要比較的コンパクトな敷地でも可
設計の自由度高い(回遊動線・中庭等が作りやすい)同等に高い
バリアフリー階段なしで老後も安心2階生活圏への移動が必要
子どもの様子が見えやすい全室フラットで把握しやすい2階は見えにくい
冷暖房効率天井高が取りやすい分、エアコン効率に注意階ごとの空調で管理しやすい

(2026年4月・施主M様インタビューおよびJ・レジデンス担当者へのヒアリングベース。建築地域・仕様により異なります)

ご注意:費用・仕様はハウスメーカー、建築地域、時期によって異なります。 上記の価格は施主インタビューをもとにした参考値です。最新情報は必ず施工会社にご確認ください。

暮らし方との相性が出やすいテーマなので、先に複数案を見ておくと「うちならどう使うか」が考えやすくなります。

M様(住友不動産・44.5坪)の建築スペック一覧(メーカー・商品・坪数・坪単価・総額・建築時期)

施主M様のプロフィールと平屋検討の経緯

施主M様のプロフィール

項目内容
年代40代前半
家族構成夫婦+子2人(10歳・6歳)
就業状態専業主婦
世帯年収約725万円
居住エリア関西
建てたメーカー住友不動産
商品J・レジデンス(郊外型)2階建て
予算(総額)3,900万円台
延床坪数約44.5坪
外構費220万円
坪単価(外構除く)約84万円
引渡し2024年夏
比較検討先一条工務店・ダイワハウス・セキスイハイム・ミサワホーム(計5社)
平屋の検討期間約半年(見積もりまで取得)

平屋写真のブックマークが600件を超えていたM様。「本気で建てるつもりだった」と言いながら、最終的には2階建てを選んだ慎重派です。5社をGoogleスプレッドシートで比較した際も、最初は「住友不動産で平屋を建てる前提」でデータを集めていたそうです。

ぱぱ & まま

見積もりまで取ったということは、かなり本気だったんですね。

本気でした。夫に最初は「平屋にしたい」って言ったら、夫は「坪単価が高くなるんじゃないの」って言ったんですよ。「そんなことないでしょ、同じメーカーなんだから」って言い返したんですけど…

ぱぱ & まま

…どうでしたか?

夫の方が正しかった(笑)
住友不動産で2階建てと平屋の両方の概算見積もりを出してもらったとき、平屋の方が400万円以上高い提示が来て。「えっ、同じ坪数なのに?」ってなって。担当さんに「基礎と屋根の面積が大きくなるので、同じ延床でも単価が上がります」って説明されて。
正直、それまで全然知らなかったんですよ。平屋の坪単価が2階建てより高いって。Pinterestには「平屋 いくら」みたいな情報は流れてこないし。

住友不動産から提案を受けた平屋の間取りはどうだったか

ぱぱ & まま

間取り提案はどんな内容でしたか?

2プラン提案してもらいました。1つは「LDKを南側に全振りして、子ども部屋は北東に2部屋」というシンプルな配置。もう1つは「LDKの中央に中庭を設けて、回遊動線にする」という凝った間取りで。
私が見てたPinterestの写真に近いのは後者で、「これです!これがやりたかった!」ってなったんですよ。

ぱぱ & まま

中庭プランは予算的にどうでしたか?

…さらに高くなりました(笑)
中庭プランだと坪数が増えて、外構費の概算も別途必要で。「平屋で中庭、というか夢の平屋を実現しようとすると、総額5,000万円を超えそうです」って担当さんに言われて。
夫が費目整理に使っていたスプレッドシートに数字を入れたとき、「月々の返済がこれだけ変わる」って計算してきて。夫婦で黙ってその数字を見てた時間がありました。

ぱぱ & まま

その沈黙、想像できます(笑) シンプルな平屋プランは予算に近づいたんですか?

近づいたんですけど、それでもスプレッドシートで計算したら2階建てより570万円ほど高くて。「じゃあシンプルな平屋にする意味って何だろう」って話し合いになったんですよ。
LDKが広いのはいいんですけど、子ども部屋を2階に分けられないから「全部同じフロアに詰め込まれる感じ」がして。子どもが大きくなったとき、プライバシーが取りにくくなるんじゃないかなって。

記事の検討ポイント3つ(M様の話から)

平屋を検討して分かった「向き・不向き」の判断軸

M様が平屋と2階建てを半年かけて比較し、見積もりまで取った上で感じた判断軸です。

  • 老後のことを見据えた「終の棲家」として建てたい
  • 夫婦2人暮らしや、子どもが小さいうちからずっと使う家を想定している
  • 土地面積に余裕があり、予算に5〜700万円の上振れを吸収できる
  • 「階段がない暮らし」や「全室ワンフロア」の開放感を強く求めている
  • バリアフリーを最初から設計に組み込みたい
  • 子どもが大きくなったときの「個室のプライバシー」を重視したい
  • 敷地面積に制限があり、延床坪数を確保しながら予算を抑えたい
  • 将来的に売却・賃貸の可能性があり、流動性を残しておきたい
  • 「平屋の夢」があるが予算の現実と折り合いがつかない
ぱぱ & まま

M様はどの理由で2階建てを選んだんですか?

「子どもが大きくなったときのプライバシー」と「予算」の2つですね。
上の子が10歳で、「あと数年したら自分の部屋が欲しいって絶対言う」って分かってて。平屋で全部同じフロアにすると、子どもの部屋が「部屋というか、間仕切りで区切っただけ」みたいな感じになりそうで。
夫が「400万円余分に出して、子どもが嫌がる間取りになるかもしれない」って言ったのが、最後の決め手だったかな。

平屋を諦めるとき、どんな気持ちだったか

ぱぱ & まま

最終的に2階建てに決まったとき、気持ちは切り替わりましたか?

…正直に言うと、今でも「平屋にしておけば」って思う瞬間があります。
子どもたちを寝かしつけた後、Pinterestを開くと「平屋 中庭」のボードが残っていて、「ああ、あれやりたかったな」って。
夫に言うと「もう決まったことだから」って言われるんですよ。そうなんですけど、「分かってはいるんだけど」という気持ちがゼロにはなれなくて。

ぱぱ & まま

それ、正直に言ってくれてありがとうございます。納得して決めたけど、後悔がゼロじゃない、っていうのはリアルですね。

たぶん、選ばなかった方に対してずっとこういう気持ちが残るんだと思うんですよ。「あっちを選んでいたら」っていうのは、家づくりに限らずそういうものかな、って。
ただ…今の家に住んで2階建てにして正解だったとも思ってます。子どもの部屋が2階にあって、下の子が「自分の部屋に行く」って喜んでる姿を見ると、「2階でよかった」って思えて。

住友不動産に平屋の見積もりを取る際に聞いておくべきこと

ぱぱ & まま

これから住友不動産で平屋を検討する人へ、「最初にこれを確認しておけ」というポイントはありますか?

3つあります。まず「延床坪数が同じ場合、2階建てと比べて坪単価と総額がどのくらい変わるか」を最初の打ち合わせで聞くことです。
私みたいに後から知って「えっ、そんなに違うの」ってなる前に数字を確認した方がいい。次に「平屋で希望の間取りを実現するには、最低どのくらいの土地が必要か」を確認することです。

ぱぱ & まま

土地面積の話、大事ですよね。3つ目は?

あと…これ言っていいかな。担当さんに「今の敷地で、平屋と2階建てで生活のボリューム感がどのくらい変わるか、両方の提案を最初から見せてください」って伝えること。
私は最初に「平屋にしたい」と言いすぎたせいで、平屋の提案しか来なかったんですよ。比較を最初から見せてって言えばよかった、って今でも思います。

ぱぱ & まま

「比較前提で最初から見せてもらう」のが大事なんですね。

そうです。担当さんの方も「お客様が平屋を希望しているなら、平屋を中心に提案する」ってなるんですよ。だから「私は平屋希望ですが、2階建てとの比較も最初から見たいです」って最初に伝えた方が、判断がしやすくなると思います。
…私はそれに気づくのが遅くて、半年の平屋沼からやっと抜け出せた感じで(笑)

住友不動産に関する読者の疑問と、M様の取材時の回答(Q&A図解)

家づくりで使って良かったもの

ぱぱ & まま

家づくりの情報収集で、実際に使ってよかったものを教えてください。

一括資料請求サービスです。最初に3社の資料請求をしたのが一括資料請求サービスで、間取りプランと仕様を並べる入り口になったので。
あとはGoogleスプレッドシートのフル活用。「感覚じゃなくて数字で比べる」習慣がついたのが一番良かったかな。平屋と2階建てで総額がどのくらい違うかも、スプレッドシートで並べたからこそ「570万円の差」って数字で夫に見せられて。「じゃあ2階建てにしよう」が夫婦の合意になりました。

ぱぱ & まま

間取り系の情報収集はどうでしたか?

最初はPinterestで平屋の写真ばかり集めてたんですけど(笑) 費用感とか実際の生活感は全然わからなくて。SNSも同じで。
ブログとかインタビュー記事を探し始めてからようやく「で、この間取りって実際いくらかかるの?」が分かった感じで。写真で感性を育てて、記事で実態を知る、みたいな使い方が正解でした。

住友不動産を検討する前に必ず確認したい5つのチェックリスト

まとめ|施主M様からこれから平屋を考えている方へ

M様は住友不動産J・レジデンス(郊外型)の平屋について、約半年にわたって真剣に検討し、2プランの間取り提案と見積もりまで取得したうえで、最終的に2階建てを選択しました。

平屋の坪単価は2階建てより10〜15万円/坪ほど高く、M様の条件(関西・延床44坪前後)ではシンプルプランでも総額差が約570万円になりました。「中庭プラン」では総額5,000万円超えが見えてきたため、予算と生活像を夫婦で突き合わせた結果、2階建てJ・レジデンスを選択しています。

「憧れで選ぶのではなく、予算・敷地・家族の将来像の3つが揃ったときに選ぶもの」というのがM様の検討を通じた実感です。

判断に迷う場合は、最初から「平屋と2階建ての両方の提案」を複数社からもらうのが、M様が感じた「一番正確に判断できる方法」だということです。

Pinterestの平屋ボードは今でもブックマーク600件のまま残ってます。
次に家を建てるときは…いや、次はないと思うんですけど(笑) もし建てるなら、老後に夫婦2人で平屋を建てたいな、って夫に言ったら「その頃には私が建ててるから」って言われました。
今のうちに平屋を研究しておく理由ができました(笑)

M様が「もっと早い段階で知れて助かった」と振り返っていた記事はこちらです。

この記事は、施主様の個人情報をお守りするため、個人情報保護のため一部表現を調整しています(金額・後悔点・比較内容は取材時の話に基づきます)。

>> 平屋施主の坪単価データまとめ