
タクトホームって安いのはわかるけど、実際のところ坪単価いくらなの?
グラファーレって建売だと思ってたけど、注文仕様で建てたらどのくらいかかるの?
値引きって本当にできるの?どうやって交渉したらいいかわからない
家づくりで迷いやすい論点を施主の声からひもとく『おうちづくりドットコム』です。 今回は、タクトホームの坪単価・費用について、実際にグラファーレ G-fit plus(注文仕様)で建てられた施主H様にリアルな体験を聞かせてもらいました。

タクトホームの坪単価、まず答えます
タクトホームの坪単価は、商品・建築エリア・仕様変更の内容によって変わります。H様のケースでは、グラファーレ G-fit plus(注文仕様)で約59万円/坪(延床約38.5坪・総額2300万円台・中国・四国エリア・2023年夏引渡し)でした。
「グラファーレ 値引き」は交渉次第でできる場合があります。H様は「ゼロから値引き交渉した」というより、「競合他社の見積もりを持ち込んで費用を調整してもらった」という経緯で動いていました。この記事ではその詳細も含めてお伝えします。
この記事で分かること:
- タクトホームの坪単価の実例(グラファーレ G-fit plus・注文仕様)
- 総額2300万円台の内訳と、含まれていなかった費用
- 値引き・価格交渉の実態
- 建売との価格差と、注文仕様にした際のコスト感
- 他社(飯田産業・アイディホーム・レオハウス等)との価格比較
タクトホームの坪単価と費用感|H様の実例早見表
| 項目 | H様の実例 |
|---|---|
| メーカー・商品 | タクトホーム グラファーレ G-fit plus(注文仕様) |
| エリア | 中国・四国 |
| 延床面積 | 約38.5坪 |
| 建物本体価格 | 2300万円台(土地除く) |
| 坪単価(建物のみ) | 約59万円 |
| 引渡し | 2023年夏 |
| 主な追加費用 | 外構・カーテン・エアコン・地盤改良費 |
| 値引き | あり(競合他社比較を経て費用調整) |
※ご注意:費用・仕様はハウスメーカー、建築地域、時期によって異なります。最新情報は必ず施工会社にご確認ください。
金額だけで迷いやすいテーマほど、先に複数社の見え方をそろえておくと本文の差が理解しやすくなります。
施主H様のプロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 居住地 | 中国・四国エリア |
| 家族構成 | 夫婦+子1人(3歳・建築時) |
| 就業状況 | 共働き |
| 世帯年収 | 約480万円 |
| メーカー | タクトホーム |
| 商品 | グラファーレ G-fit plus(注文仕様) |
| 総額 | 2300万円台 |
| 延床面積 | 約38.5坪 |
| 坪単価 | 約59万円 |
| 比較検討先 | 飯田産業・アイディホーム・レオハウス(ヤマダ住宅情報サイト)・ユニバーサルホーム |
| 引渡し | 2023年夏 |
| 情報収集 | 一括資料請求サービス・ハザードマップ・メモ帳アプリ |
子どもが保育園に入り、家賃を払い続けることに焦りを感じ始めた30代前半の共働き夫婦。「住宅ローンのことは夫任せで、費用のことはほぼノータッチだった」と話すH様が、どうやって予算内に収めたのかをお聞きしました。
ぱぱ & まま今日は坪単価・費用の話を中心に聞かせてください。最初から聞くと、予算はどうやって決めましたか?



あー、最初は私ほんとに関わってなかったんですよ、費用の話に。夫が「月6万円くらいのローンで収まるなら買おう」って言ってて、私は「うん、じゃあそれで」くらいのノリで(笑)



(笑)割と大きな金額なのに。



ほんとに。今思うと怖いですよ(笑) でも夫が複数社に見積もりをお願いして、比較してから話してくれたので。私は後から数字を追いかけた感じです。



ちなみに、最終的に約59万円という坪単価になったとき、最初にその数字を見てどう感じましたか?



えー、正直最初は「安いのか高いのかわからない」でした。「坪単価59万円ってどういう意味?」って感じで(笑) そもそも坪単価って概念を理解してなかったので。



夫に「1坪がだいたい2畳で、うちは38坪強だから…」って計算してもらって、やっと「あー、これが総額2300万円台に繋がるんだ」って理解できた感じです。坪単価だけ見ても何もわからないっていうのが、私の最初の印象でした。


タクトホームの坪単価はなぜ安いのか



グラファーレ G-fit plusで約59万円という坪単価、建売ではなく注文仕様でこの金額って安い方ですか?



比較したので言うと、同じ中国地方エリアでローコスト注文住宅のレオハウスも見てたんですが、似たような広さで坪単価がもう少し上でした。飯田産業の建売はもっと安かったですけど、間取りが固定で。



G-fit plusはその中間で、「ある程度の自由度があって、建売並みの価格に近い」っていう商品なんですよ。建売の規格を基本に、仕様変更をオプションで乗せていく形。だから安くできる構造になってるみたいです。



規格住宅的な仕組みなんですね。



そうです。完全自由設計の注文住宅だとここまで安くならないんですよ。担当さんも「資材をまとめて仕入れてコストを下げてる部分があるから」って説明してくれました。あ、これは夫が確認してくれた話です。私は当日ほぼ子どもを追いかけてたので(笑)



展示場に子連れで行くの、大変ですよね。



もう大変で(笑) 第1回目の打ち合わせのとき、子どもが展示場のモデルルームのソファに靴のままで乗って。担当さんが笑顔で「大丈夫ですよ」って言ってくれたのに、私は顔から火が出そうで。夫は図面に夢中で全然気づいてないし。



あれは今でも思い出すとちょっと恥ずかしい(笑) でも担当さんの対応がやわらかくて、それで「この人なら大丈夫かも」って思いはじめたんです。
2300万円台の内訳と、含まれていなかった費用



総額2300万円台、ということですが、何が含まれていて何が含まれていなかったか、教えてもらえますか?



これ、一番重要なやつですよね。うちが「えっ」ってなったのが、外構が全部別だったことで。



外構は含まれてなかったんですね。



最初の見積もりには入ってなくて。「あ、外構はまた別で見積もりますね」って言われて、夫と「え、別なの?」ってなりました。最終的に外構費用が追加で発生して、予算を組み直したんです。



あと、カーテンとエアコンも別。これは他のHMでもそういうケースが多いって後から知ったんですが、最初はびっくりしました。



地盤改良費はどうでしたか?



うちは地盤調査の結果で、改良工事が必要だって言われて。ここも「標準では含まれない費用」として追加になりました。金額は…ちょっと記憶が曖昧なんですけど、数十万円の単位でした。



だから「2300万円台」の数字は建物本体+オプション工事の費用で、外構・カーテン・エアコン・地盤改良は別途かかってます。家づくりの予算を考えるとき、この「別途費用」を最初に押さえておくかどうかで全然違います。



具体的にどのくらい積み上がりましたか?



…正直全部は把握しきれてないんですけど(笑) 夫に計算してもらったら、別途でかかった費用が200万円近くになってて。「え、そんなに?」ってなりました。



あのときの感覚って今でも覚えてて。「2300万円台で収まった」って安心してたのに、蓋を開けたら実質2500万円近い感覚じゃないですか。「もう少し余裕あると思ってたのに…」ってなりましたね。最初に言ってほしかった、というか、言われても私が把握しきれてなかったかもしれないので、どっちが原因かわかんないですけど(笑)



別途費用の一覧を最初にもらうことが大事、ってことですね。



そうです。今なら最初にそのリストを確認します。


タクトホームの値引き・価格交渉の実態



値引きって実際できるんですか?



…値引き交渉って言葉を聞くと、なんか「値切り師」みたいなイメージあるじゃないですか(笑)



あはは。



うちは「値引き交渉する」って気持ちはあんまりなくて。でも、複数社の見積もりを持ち込んで「他社はこのくらいです」って話をしたら、担当さんが「ここまでなら費用を調整できます」って提案してくれたんですよ。それが結果的に値引きになった感じで。



「値切り交渉」というより「他社比較を見せることで費用が下がった」というのが正確な言い方だと思います。



どの段階で他社の見積もりを出したんですか?



契約の直前くらい。アイディホームとレオハウスも見積もりを出してもらってたので、「こちらと悩んでます」って伝えた感じです。正直ドキドキしましたけど(笑)



夫が「同じ条件で出してもらって並べよう」って言って。一括資料請求サービスで登録したら複数社から連絡が来たので、そこで各社に「同じ予算・同じ広さ」で出してもらったのが最初のステップでした。そこで初めて「値段ってこんなに違うんだ」ってわかって。比較する前は、そもそも差があることすら知らなかったので。



比較しないとわからないですよね。



ほんとに。坪単価が高いか安いかって、1社見てるだけじゃ絶対わからないんですよ。他社も並べて初めて「自分たちの予算に合うかどうか」が見えてくるので。
H様のように、他社を並べて初めて「タクトホームがうちに合うかどうか」が見えてきた。費用の比較は、数字だけの話ではなく判断の基準を作るプロセスでもあります。
建売と注文仕様、価格の差はどのくらい?



建売と注文仕様って、価格的にはどのくらい差がありますか?



あー、これは結構聞かれるんですよ(笑) 同じグラファーレブランドでも、建売は「この区画・この仕様・この価格」って決まってて。G-fit plusは仕様変更できる分、そのオプション費用が乗っかってくる感じです。



うちの場合、子ども部屋の位置を変えたかったのと、ICさんに相談してキッチンの引き出し収納を標準からアップグレードしたかったのと、玄関タイルを変えたかったのと。それで建売より少し上の金額になりました。



その費用は事前にわかってたんですか?



…あ、そういえばICさんの話、面白いエピソードがあって。



え、どんな?



最初のオプション打ち合わせのとき、私がキッチンの引き出し収納を「これにしたいです!」って言ったら、ICさんが「いい選択ですね」って言ってくれたんですよ。でも後で明細見たら、その分の追加費用がかなりあって(笑) ICさんの笑顔で判断が鈍りましたね、完全に。



で、見積もりに出してもらってたんですが…カーテンレールとエアコン用のコンセント位置が「標準外」って言われて。「え、それもオプションなの?」ってなりました。あそこは夫がかなり顔を曇らせてて(笑) 私は内装に目がいってて全然見てなかったんですけど。



標準とオプションの境目って、わかりにくいですよね。



最初から「何が標準に含まれているか」の一覧を全部確認してから動くべきでした。うちはそこが甘かったんですよね。後から「これも別費用です」って積み上がっていく感じが、精神的にきつくて。
注文仕様と他社ローコスト、費用で何が違うか



アイディホームとかレオハウスと比べて、費用的にはどうでしたか?



アイディホームのリナージュプラスも似た商品で、仕様変更ができるタイプなんですよ。価格も近かったです。あとレオハウスはヤマダ住宅情報サイト系列で、断熱とかに力を入れてて。坪単価は少し上でした。



ユニバーサルホームは床暖がついてて魅力的だったんですが、その分やっぱり高くて。「床暖つけるだけで月の返済がこれだけ上がるのか」って見たときに、夫が「やめよう」ってなりました(笑)



そこで断念を(笑)



いや、今でも床暖にすればよかったって思うことはあるんですよ(笑) 冬の朝、冷えを気にせずリビング歩くと「あ、冷たっ」てなるので。でも返済のことを考えると仕方なかったかな、とも。



これ「正直後悔してるか」って聞かれたら、まあ…少し後悔してます(笑) 次建てるなら最初から床暖採用します。



それは正直な話ですね。コストを削ると何かしら残るんですよね。



そうなんですよ。「どこを削るか」は「どこを我慢するか」と同じなので。私はキッチンを優先したけど、風呂と床暖を諦めた。それが今の感想です。



あー、SNSで完成したお家のきれいな写真を見てた頃は、こういう話って出てこなかったんですよね。「採用してよかった!」の投稿ばかりで。「ここ後悔してる」って残らないじゃないですか、SNSって。だからこういう記事を探し始めたんです。


タクトホームの坪単価・費用に関するよくある疑問



「タクトホームは値段が安い分、品質が低いのでは?」って思う人もいると思うんですが。



…うーん。



正直に言うと、内覧のときに仕上がりが甘い部分があって、指摘して直してもらいました。その経験からすると、「安い=粗い部分がある」は全部嘘ではないと思います。詳しくはタクトホームの評判記事にも書いてもらってるんですが。



ただ、「だからタクトホームはやめとけ」っていうのも違うかなと思っていて。内覧でちゃんと確認して、きちんと直してもらえた。そのプロセスがあったから住めてる、という感覚です。



費用が安い分、施主側がちゃんと確認する必要があるっていう話ですね。



そうです。あと、「タクトホームの注文仕様って本当に注文できるの?」って疑問を持つ人もいると思うんですが、G-fit plusは建売の規格を基本にしつつ、一定の範囲で間取りや仕様を変えられます。ただ、「完全自由設計」ではないので、大きく変えたい人には向かないかもしれません。夫が公式サイトで確認したら、「変更可能範囲は商品仕様書に準ずる」みたいな表記があったので、詳細は展示場で確認するのが確実です(2023年時点での確認内容です)。


まとめ|施主H様からこれから家づくりをする方へ



費用についてこれから家づくりをする人へ、一言もらえますか?



えー、ほんと偉そうなことは言えないんですけど(笑)



私みたいに「夫任せで費用のことよくわかってなかった」人って、たぶんけっこういると思うんですよ。打ち合わせのとき、夫と担当さんの話についていけなくて「うんうん」って頷いてるだけで(笑)



でも後から後悔したのって、自分がちゃんと数字を見てなかったからだと思って。別途費用の話も、もっと早く確認すればよかった。カーテンとか外構とか「聞いてよー」って夫には言ってますけど、私が聞こうとしてなかったのも事実で(笑)



費用って、聞かないと教えてもらえないこともありますよね。



そうなんです。「総額いくら?」だけじゃなくて「これ以外にかかる費用は何?」を最初に聞くのが絶対大事だと思います。



あと、この会社だけ見てた時は「安いのか高いのかすら分からなかった」んですよ。他社も並べて比べて初めて「あ、うちの予算に合うのはここだ」ってわかった感じです。費用って、1社見てるだけじゃ基準が作れないので。



H様、今日は本当にありがとうございました。



こちらこそ。費用の話って、けっこう人に言いにくいこともあったんですけど、誰かの参考になれば嬉しいです。
H様が「家づくりの序盤で触れておきたかった」と言っていた記事はこちらです。
この記事は、施主様の個人情報をお守りするため、個人情報保護のため一部表現を調整しています(金額・後悔点・比較内容は取材時の話に基づきます)。