新築の時、2階トイレって採用するかしないか結構悩みますよね・・・
我が家もめちゃくちゃ悩んだ結果、採用したのですが、全く後悔なく大満足しています。
そこで今回は
2階トイレって必要かな・・・コストに見合うだけのメリットってある?
2階トイレ採用しようと思ってるけど、知らないデメリットがあったりしないかな・・・
そんな悩みにお答えします。
この記事を読めば、2階トイレの悩みはとりあえず解決!
- メリットやデメリット
- 年齢ごとの使用頻度
- 2階トイレの費用
- 採用する時のポイント
- 採用しなくても大丈夫な人
を、実際に2階トイレを採用して大満足している私が徹底的に解説していきます。
やばくなったら、すぐ消します。
2階トイレのメリット7選
まずは我が家一押しの2階トイレの7つのメリットを紹介していきます。
- 夜中のトイレが安心
- 中学生からは使用頻度が増える
- 子どもの友達が使いやすい
- 体調不良時に引きこもれる
- 感染性の病気の時に隔離できる
- 匂いを回避できる
- 手洗い場があれば、加湿器の水を準備するのが楽
それぞれ解説していきますね。
夜中のトイレが安心
寝室を2階にもうける家庭が多いと思いますが、2階トイレは夜間のトイレ利用時にとっても安心なんです。
寝室とトイレの距離が近いので、夜間の移動が楽だし、階段の昇り降りが不要だから、転倒リスクも減らせます。
寝ぼけ眼で階段を降りるのって結構危ないですよね?
また、小さなお子さんが夜中トイレに起きても、1階よりはトイレに行きやすいですよ。
中学生以降から使用頻度が増える
中学生になると、2階トイレの利用がグッと増えるんです。
勉強や部活で忙しい中学生や高校生は、自分の部屋で過ごす時間が増えることから、2階トイレが大活躍。
子供部屋が2階にある前提ですが、いちいち1階に降りてトイレに行くのは結構面倒・・・
お子さんが部屋に篭りがちになるのはなんだか切ないかもしれませんが、2階トイレ、あると便利ですよね。
子供の友達が使いやすい
子供の友達が遊びに来た時にも、2階トイレは便利。
遊びに集中している子供たちにとって、近くにトイレがあるとストレスフリー。
また、プライバシーも守られるので、友達も気兼ねなく使えます。
小さい頃、友達の家のトイレを借りるのってなんだか緊張しました。
また、お父さんやお母さんもリビングにいると、いつお子さんの友達がリビングを通過していくか分からない謎の緊張感があると思います。
親にとっても子にとっても、2階トイレは便利ですよ。
体調不良時に引きこもれる
人によっては年に数回程度お腹を壊すことってあると思います。
そういう時に、トイレが一つしかないと占領してしまうので集中できないですよね?
でも2階トイレがあれば、体調不良専用にもできます。
その間他の家族が1階のトイレを使えるので不満が出ないですよ。
感染性の病気の時に隔離できる
体調不良とちょっとかぶるんですけど、感染性の病気が流行る時期にも、2階トイレは役立ちます。
感染リスクを減らすために、病気の人と健康な人が別のトイレを使えるので安心。
実際、コロナに感染した時に2階でトイレをしてたおかげで家族への感染が防げた、という知り合いがいました。
においを回避できる
誰かが使った後のトイレって、臭くなくてもなんとなくにおいが気になりますよね。
家族でもそうなので、来客があった時は結構気にしてしまいます。
お腹を壊して2階トイレに引きこもっている家族がいれば、1階トイレを使えばいいし、来客時には1階トイレは家族用、2階トイレは来客用、と分ければみんな安心ですよね。
独立の手洗い場があれば、加湿器の水を準備するのが楽
2階トイレに独立の手洗い場があると、加湿器の水を準備するのがとても楽になります。
特に、乾燥する冬場には加湿器が欠かせないですよね。
1階まで水を汲みにいくのって結構めんどくさくて、やらなくなってしまうことも・・・
独立の手洗い場を2階トイレに設置すれば、そんな悩みも解決できます。
ちなみに我が家は、2階トイレに独立の手洗い場をつけなかったことは結構後悔しています。タンクと一体型の手洗い器は少し不便です。
2階トイレのデメリット
良いことばかり言ってきましたが、デメリットも紹介します。
- 費用がかかる
- 間取りに影響する
- トイレ掃除が2倍になる
- 音が気になる
それぞれ解説していきますね。
費用がかかる
2階トイレの設置は、やはり費用がかかるというデメリットがあります。
設置費用や水道工事費が必要になり、それが家計に負担となる場合もあります。
場合によっては2階トイレの設置費用が100万円近くかかることも。
メリットはたくさんあるのですが、そのメリットが予算に合うかは最も重要な問題です。
間取りに影響する
2階トイレを設置すると、間取りに影響が出ることがあります。
トイレを設けるスペースを確保するために、他の部屋の広さが犠牲になることもありますよね。
家族全員が納得して2階トイレを設置できれば良いかもしれませんが、そうでないケースだと誰かが不満を持ち続ける結果も・・・
トイレ掃除が2倍になる
2階トイレがあると、1階と2階の両方のトイレを掃除することになり、家事の負担が増えることもあるんです。
我が家もそうですが、ほぼ毎日2階に行って掃除をするのは結構大変。
ここも、メリットを考えて「毎日2階に行って掃除するほどではないな」という場合は設置を見送ったほうがいいかもしれません。
結構大変ですよ。笑
音が気になる
2階トイレを利用する際に、音が気になることがあります。
トイレのが流れる音が下の階に聞こえるからです。
基本的に水回りの上にトイレを設置することが多いのですが、間取り上どうしても誰かの部屋の上にトイレを設置するパターンもあるかもしれません。
そう言った場合は音が聞こえるのもデメリットになります。
間取りの提案をしてくれる無料のサービスもあるので、参考にしてみてください。
水漏れして1階の天井が水浸しになることも
2階トイレには、水漏れによって1階の天井が水浸しになるリスクも存在します。
水漏れが起きると、修繕費用がかかるだけでなく、家の構造にも影響が出ることがあるんです。
基本的には大丈夫ですが、配管がうまくいってなかったりすると、可能性はあります。
ハウスメーカーによってはきちんと保証してくれるので、いいハウスメーカーを選べば安心できますね。
2階トイレの子どもの年齢別の使用頻度は?
2階トイレを検討する多くの人は、お子さんがいる子育て世帯。
では、お子さんの年齢別でどれだけ使用頻度が変わるでしょうか?
それぞれ見ていきましょう。
幼少期
幼少期の子供(0~5歳)であれば、正直ほとんど使うことはないです。
自分の部屋を持つ年齢でもないし、わざわざトイレトレーニングを2階に登ってやるのも現実的ではありません。
ただ、我が家は子供部屋に隣接してトイレがあるので、子供部屋で遊んでいる時のトイレで使ったりしています。
小学生
小学生になると、2階トイレの利用頻度は徐々に増えていきます。
だんだんと自分の部屋にいる時間が増えてくるからですね。
一人で寝始めたり、部屋で勉強するようになれば尚更です。
子供達が自分の部屋にいる時間が増えることを想像すると、少し寂しい・・・
中学生以降
中学生以降の子どもは、2階トイレの利用頻度がさらに増えます。
中学生になると、プライバシーが重要になるため、自分の部屋に近い2階トイレを好んで使うことが多くなります。
また、「親と同じトイレを使いたくない」という時期があるかもしれません。
どうしても多感な時期なので、自分の部屋に近いパーソナルスペースとして、2階トイレを使うことが増えますね。
妊娠中
子どもの年齢とは違うのですが、妊娠中の人によっても2階トイレはめちゃくちゃ便利です。
もちろん人によって個人差はありますが、妊娠中はトイレを使う回数が増えがち。
また、音や匂いに敏感にもなるので、旦那さんが使ったトイレの後に使いたくなかったり、家族の生活音が聞こえない空間が欲しかったりします。
妊娠中のトイレは結構大変だった記憶があります・・・
実際に2階トイレに住んだ我が家の感想
冒頭でもお話しましたが、我が家は新築の際に2階トイレを採用しました。
今まで2階トイレなしの家に住んでいたので、大きなメリットを結構感じています。
全く後悔もしていないし、仮に次家をまた建てる時も2階トイレ採用します。
一番感じているメリットは、夜中のトイレが楽なことですね。
結構家でお酒を飲んだりするので、尿意で起きたりするんですよね。笑
そんな時に寝ぼけ眼で階段を降りることなく、トイレに行けるので睡眠の質が上がった気がします。笑
また、お腹を壊した人を隔離できるのも感じているメリットです。
2階トイレ、合わない人もいるかもしれませんが、超おすすめです。
でもやっぱり独立した手洗い場はつけとけばよかったな・・・
2階トイレの設置費用
デメリットでも挙げましたが、2階トイレもタダで設置できるものではありません。
一部標準に含まれているハウスメーカーや工務店もありますが、「他のハウスメーカーで2階トイレなしで建てれば」もっと安くなります。
設置費用は50~100万円
2階トイレの設置費用は、だいたい50万円から100万円程度が一般的です。
この金額には、トイレ本体や配管工事などが含まれています。
我が家は水回りを近づける間取りにできたのと、手洗い場をつけなかったり、タンクレスにはしなかったりしたので、50万円強くらいの追加費用で済みました。
設置費用を抑えるためには?
設置費用を抑えるためには、まずはトイレ本体で贅沢しないことですね。笑
配管工事費用では大きな差は出にくいですが、トイレ本体は結構金額差があるからです。
総合的に見て、予算を組むのがおすすめ。
でも個人的には独立の手洗い場はケチらないほうが良いかな・・・
タンク一体型の手洗い器だと子供が手を洗いにくいという点も後悔しています・・・
後から設置するのは・・・
できないことは全然ないですが、後から2階トイレを設置する場合、工事費が高くなることがあります。
なぜなら、既存の間取りや配管に合わせて設置する必要があるため、工事が複雑になることが多いからです。
また、後からつけるとなるとリフォームすることになるので、その期間中は生活が不便になることも考えられます。
はじめから必要そうであれば、最初につけておくのがおすすめです。
使いやすい2階トイレにするために抑えておきたいポイント
2階トイレを採用するなら、せっかくだから使いやすいトイレにしましょう。
そのためには、4つのポイントを意識してくださいね。
広さに余裕を持つ
2階トイレに限らずトイレ全般は、なるべく広めに設計するようにしましょう。
そのほうが使いやすさが上がるのはもちろん、収納スペースや手洗い場を設けてもゆったり使えるからです。
また、ドアの形状も広さに関係します。
トイレに入る時に、トイレ側に開くドアだと思った以上に狭くなってしまいますよ。
手洗い場をもうける
我が家が2階トイレで唯一後悔している、手洗い場ですが、もうけた方が良いです。
加湿器や空気清浄機に水を入れられるのはもちろん、備え付けの水洗だとどうしても時間制限があるのでその数秒間の間に泡をつけて手を洗わなければいけません。
それが結構大変で、子どものトイレトレーニングなども考えると、手洗い場できちんと手洗いできるほうが良いなと思いました。
収納場所を用意する
収納場所を用意することも、2階トイレを使いやすくするポイントです。
なぜなら2階トイレは、2階トイレで完結しなきゃいけないからです。
例えば1階のトイレなら収納スペースがなくても隣接している洗面所などにトイレットペーパーや掃除用具を収納できますよね。
そのことも考えると、十分な収納スペースを確保したいところです。
窓の位置に注意する
2階トイレでは、窓の位置に注意することが大切です。
プライバシーを守りつつ、換気のしやすい位置に窓をつけたいですね。
外からはトイレの中が見えないくらいの高さで、なおかつ中からは気軽に窓を開けられる高さに設置できると良いです。
2階トイレを設置しなくても良い人
2階トイレをゴリ押し(?)してきましたが、「設置しなくても良いかも」な人ももちろんいます。
具体的にはこんな人たち
- 寝室とトイレが近い人
- 使用頻度が少なそうな人
- 家事の負担を増やさなくてもいい人
- コストが重たい人
それぞれ見ていきますね。
寝室とトイレが近い人
寝室とトイレが近い場合、2階トイレの設置は必要ないかもしれません。
例えば寝室が1階にあったり、リビング階段を降りてすぐにトイレがある場合ですね。
階段の昇り降りが発生しないのが一番いいですが、寝室とトイレが近い間取りなら、50万円追加して2階トイレをわざわざ設置するまでもないかもしれません。
使用頻度が少なそうな人
家族全体でのトイレの使用頻度が少なそうな人は、いらないかもしれません。
昼間は家族みんなが仕事や学校で不在で、朝出る時間もバラバラであれば、2階トイレをつけてもメリットは感じづらいかもしれません。
家事の負担を増やしたくない人
家事の負担を増やしたくない人は、2階トイレを設置しない方が良いかもしれません。
これはとてもシンプルで、掃除が2倍になるのがめんどくさいからですね。笑
コストが重たい人
ギリギリの予算で2階トイレを設置するかどうか悩んでいる人は、つけない選択肢もありです。
ただ、後から追加するとさらに費用がかかるので、じっくり検討してみてください。
また、他のハウスメーカーの意見を聞いて、もっといい間取り提案を受けるのもおすすめです。
まとめ
メリット
- 夜中のトイレが安心
- 中学生から使用頻度が増える
- 子供の友達が使いやすい
- 体調不良時に引きこもれる
- 感染性の病気の時に隔離できる
- においを回避できる
- 独立した手洗い場があれば、加湿器の水を準備するのが楽
デメリット
- 費用がかかる
- 間取りに影響する
- トイレ掃除が2倍になる
- 音が気になる
- 水漏れして1階の天井が水浸しになることも
個人的には子育て世帯であれば2階トイレは後悔なく使えると思っています。
それぞれの生活や間取りとの兼ね合いになってしまいますが、予算の都合がつくのであれば2階トイレは超おすすめです。
やばくなったら、すぐ消します。
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