はじめに


もし世界中の人が最高の家に住めれば、すべての犯罪が無くなるんじゃないか。
と思っています。おうちづくりドットコムです。
今回は、「おうちづくりノート」(俗にいう家づくりノート・マイホームノートです)の作り方を小学3年生でも分かるくらい簡単に解説していきます。
なんでかっていうと、マイホームノートの解説って難しいんですよね。
住宅のプロの人たちが解説していることが多いので、どうしても専門用語が入ってきたりして難しくなってしまいます。
難しいのでスルーしてしまいがちなのですが、どう考えても作った方が良いに決まっています。人生で一番高い買い物です。
今回紹介する「おうちづくりノート」なら、
- 小学3年生でも分かるくらいの簡単さで
- たった5分と1000円くらいのノートで
- 1000万円以上の買い物の後悔を圧倒的に減らせます。
おうちづくりノートが必須な理由
「おうちづくりノート」がなぜ必要なのか。
実際に注文住宅を建てた際に「おうちづくりノート」を作らなかった我が家だからこそわかります。
それは
- ノートを作ることで、営業や設計の担当者との意思疎通がめちゃくちゃ楽になる
- ノートを作ることで、不要・必要が分かるので家づくりにおける棚卸ができる
- シンプルに楽しい。
- 少しの時間と少しのお金と少しの労力で、めちゃくちゃ節約できる可能性あり。
- 夫婦・家族の仲が良くなる。
だからです。
特に4つ目を痛感しています。
例でいうと、我が家は寝室に小上がりを設置しました。
それなりに満足はしているのですが、10万円くらいかかったんですよ。
10万円の買い物なのに、特に話し合いもせず、悩みもせずにつけました。



10万円のPCを買うときはめちゃくちゃ悩むし、1000円の定食ですら若干ビビるのに、10万円の小上がりは一瞬でした。
我が家は後悔こそしてはいないのですが、家づくりになると財布のひもがめちゃくちゃ緩くなります。そして家づくりが終わってみないと気づきもしません。
なので、本当に必要か・必要ないのか・節約できるんじゃないか?をノートにまとめることで棚卸できるというわけです。



たぶん、おうちづくりノートを作りながら家づくりをしていたら、小上がりはつけてなかったと思います。
で、つけてなくても特に後悔もしなかったような気もします・・・
この記事を書いた理由
我が家は割と若い段階で家を建てました。
そのため、同年代の友達が家づくり的には後輩になります。
やはり後輩は先輩に相談するので、とてもよく相談されます。
その時に、



じゃあ要望をノートにまとめてみようよ
と提案していたところ、みんな満足のいく家づくりができたわけです。
我が家もつくればよかった・・・という後悔をしないわけではないです。
ですが、日本中の幸福度を上げるために発信していきます。
ちなみに我が家は、スマホのメモ帳にスクショを貼ったり文章を書いたりしていました。打ち合わせの時にいちいち探さなきゃいけなくてかなりめんどうでした。
おうちづくりノートの作成手順
おうちづくりノートの作成手順を先にまとめます。
詳しく解説していきますね。
察した人はプロセス1から始めちゃってOKです。笑
\ 無料で12社のカタログ請求ができる /
\ 無料で間取りや見積もりも揃う /
よくある質問
先によくある質問に答えます。



別に質問はないよ!いいからノートの作り方を教えて!
というかたは、コチラへどうぞ。
Q1.Webやタブレットでのノートづくりじゃダメなの?
おうちづくりドットコムでは、手書きのノートを推奨しています。
理由としては
- 集めたカタログのページを切り貼りするから
- ハウスメーカーのカタログは、Webに掲載していない資料が多いから
- 営業マンや設計の人に見せるときに楽だから
という理由です。
Web版でも作れないことはないですが、情報の集めやすさが違うので手書きがおすすめです。
Q2.マンションや建売でも使える?
注文住宅がメインにはなりますが、マンションや建売でも使えます。
条件をまとめて営業さんに話をすることで、なるべく条件に沿った物件を提案してもらえることも。
ちなみに、私の友人は建売検討でおうちづくりノートを作り始めましたが、実際にカタログ請求してハウスメーカーの話を聞く中で、「意外に費用が変わらない」という理由で注文住宅を建てました。
Q3.ノートはなんでもよいの?


なんでもよいです。と言いたいところですが、ルーズリーフ(リフィル)のタイプがおすすめです。
理由としては、柔軟にノートを作れて後々ラクになるから。
例えば通常のノートだと、
- 5ページ目から10ページ目までがキッチン
- 11ページ目からはお風呂についての要望
というように、事前にページを振り分けないといけません。
その場合、仮にキッチンについての要望が増えすぎてしまった場合、追加できなくなってしまいます。
逆にルーズリーフのタイプであれば、好きなだけ好きな場所に挿入できるので後々とても楽になります。
Q4.ほんとうに簡単なの?
3つのプロセスで完了するのでめちゃくちゃ簡単です。
たぶんちゃんと教えれば小学1年生でもできるのではないでしょうか?



難易度的には、小学1年生の図工レベルです。
Q4.カタログ請求って必要?


別にカタログ請求がかならずしも必要とは限りません。
ですが、わざわざ画像を見つけるたびに印刷するのも面倒なので楽をしているだけです。
ちなみに、



すでにカタログたくさん持っているよ~
という人は、プロセス1は飛ばしてプロセス2から始めてもOKですよ。
プロセス1:カタログ集め!(所要時間5分~10分、費用0円)


おうちづくりノートは、3つのプロセスで作れます。
中でもとっても重要なのが、1つ目のプロセス「カタログ集め」です。
なんのためにカタログを集めるかというと、情報収集です。
この後、あなたは理想的な間取りや設備のアイデアを、おうちづくりノートにペタペタ貼っていくわけですが、カタログをたくさん集めておかないとネタ切れします。
というわけで、2つの無料サービスを使ってカタログを10冊くらい集めましょう。
※ちなみに、各ハウスメーカーに問い合わせてカタログ請求をしても良いのですが、10社分集めるとなると1時間くらいかかります。
一方、カタログ無料請求サービスを使えば5分くらいで10社分集まるので、とても手軽です。



カタログ請求って大丈夫なのかな?



また、ここで紹介するカタログ請求サービスは注文住宅経験者のほとんどの人が使うくらいの大手サービスなので、安心して資料請求できます。現に我が家もどちらも利用しました。
ライフルホームズ
まず1つ目は、
手順は超簡単でこんな感じです。
トップページにアクセス⇒無料カタログをお取り寄せをクリック- 建築予定地を選び、希望ハウスメーカーにチェックを入れる
- 住所などの情報を入力して送信をクリック
このくらいの手軽さで明日か明後日くらいには各ハウスメーカーのカタログが集まります。


↑まずはカタログ取り寄せをクリック。ここまで10秒くらいでした。


↑今回は、できるだけたくさんの情報が欲しいのでチェックできるもの全部にチェックを入れましょう。
「カタログをもらう」の隣に、件数が表示されます。この場合はあと10件選べますね。ここまで1分くらいです。


↑住所や氏名を記入したら、最後の画面です。12件より少ないと、「他のカタログもまとめてチェック」が出るので、迷わずもらっておきましょう。
同意して送信すれば、あとはカタログが届くのを待つだけですよ。ここまで3分くらいです。
タウンライフ家づくり
2つ目は、タウンライフ家づくりです。
こちらは住宅やリフォームなどを取り扱っている会社のサービス。
カタログだけでなく、ちょっとした見積や間取りの提案まで無料で受けられるサービスです。
タウンライフも手順は超簡単で、
- トップページから家づくり計画書の作成依頼スタートをクリック
- チャットボットの質問に答えていく。(分からない部分は、未定や次へでOK)
- 住所などの情報を入力し、カタログにチェックを入れ、送信する。
と5分もかからず請求ができます。では実際にやってみましょう。


↑まずは「家づくり計画書の作成依頼スタート」をクリックです。もちろんここまでは10秒もかかりません。


↑「まずはカタログ集め」という段階では具体的な入力は必要ないです。
ですが、家づくりの具体的な計画がある程度決まっている場合は、間取りや見積もりの提案も受けられるので、かなりお得です。
具体的に入力した場合でここまで5分・カタログ集めだけであれば1分もあれば終わっていますよ。


↑提案されたハウスメーカーをまとめてしまうのがラクなのですが、ライフルホームズと同じカタログを請求しても仕方ない(というか届かないはずです)ので、請求済みのメーカーはチェックを外しておくほうが良いです。
そうはいってもここまで約5分です。めちゃくちゃ簡単ですね。
ちなみに、ある程度具体案が決まっている場合は、「家のこだわり」や「その他、間取り・資金作成でのご希望やご要望」の欄に具体案を記入すれば、間取りの提案を受けることもできます。
プロセス2:ノート決め!(所要時間5分、費用500~1000円ほど)


では、カタログが届く前にぺたぺた貼り付けるようのノートを用意しましょう。
よくあるノートでも良いといえば良いのですが、できればルーズリーフタイプのノートにしましょう。
Q&Aでもふれましたが、ルーズリーフタイプの方が圧倒的に融通がききます。
個人的には、A4サイズが良いと思うのですが、1ページにつき1枚の写真くらいであれば、A5のノートでも大丈夫でした。
プロセス3:ノート作り!(所要時間10分~30分、費用0円)






カタログとノートがそろったら、あとはペタペタ切って貼っていくだけ。
と思いきや、少しだけ注意点があります。
- まず、玄関・キッチン・リビングなど、カテゴリで分けていきます。思いつくものだけでOKです。足りなければ、あとから足しましょう。
- 1ページに写真は2~3枚くらいで、なるべくメモを書く余白を作っておきましょう。
- あとは、気にいった写真や打ち合わせで気づいたことなどをメモしていくようにします。
こんな風になります。
まとめ


おうちづくりノートの作成手順のおさらいです。
とても大事なのがプロセス3です。
当たり前といえば当たり前なのですが、たくさんメモや写真があるカテゴリは、あなたが家づくりで一番大切にしたい部分です。



我が家が作ったノートでは、リビングへのこだわりが夫婦で分裂しました。笑
今回使用してもらうノートはルーズリーフタイプです。
そのため、間取りや家の雰囲気以外にもこんなメモを取っておくのもおすすめです。
- 今の住まいへの不満
- 家族構成
- 優先順位
- 必要のないもの
それぞれこんな理由です。





あなたたちだけのおうちづくりノートで、あなたたちだけのおうちを最高の空間にしてくださいね!