
住友林業の標準仕様って、結局どこまで入ってるの?キッチンは?床材は?洗面台は?調べても「展示場で確認してください」ばかりで全然わからない
住友林業クレストの洗面台が気になるけど、シリーズが多すぎてどれが標準なのか判断できない
標準だと思って打ち合わせ進めてたのに、最後に「ここはオプションです」って言われるのだけは避けたい
住友林業の標準仕様について、MyForest BF(ビッグフレーム構法)で建てたお話を伺ったK様の体験を整理しました。
予算的に手が届かないと感じても、見積もりを取って初めて分かる「同条件での価格差」が判断材料になります。 最終候補に残すためというより、間取り・標準仕様・保証にどこまでお金をかける会社なのかを知ると、自分たちが削っていい部分と譲れない部分が早い段階で見えやすくなるからです。


正直、住友林業は高くて無理かなと思ってました。でもうちはMyForest BFで39.5坪、坪単価119万円。LDKの床材や360°トリプル断熱まで標準に入るなら、全部がぜいたく費じゃないんだなって少し安心しました。
住友林業の標準仕様、まず結論から
住友林業(MyForest BF)の標準仕様には、ビッグフレーム構法の構造体・360°トリプル断熱・キッチン(LIXIL/トクラス/クリナップから選択)・お風呂・洗面台(住友林業クレスト含む4社から選択)・トイレ・床材(LDKは無垢または挽板が標準)・保証30年が含まれます。
商品・建築時期・地域により内容が異なります。
「住友林業のキッチンは標準でどのメーカーが選べますか?」については、LIXIL(リシェルSI等から選択)・トクラス(コラジア)・クリナップ(ステディア)の3社から選択可能です。I型は全て標準の範囲内ですが、アイランド型や天板・水栓のグレードアップは差額が発生します。
「住友林業クレストの洗面台の特徴は?」については、住友林業クレストの洗面台はHCCD(天然木カウンター)・HGCD(機能重視)・PBCD(フロートスタイル・高級人造石カウンター)・PCCD(2025年追加)などのシリーズがあります。
標準幅は900mmで、サイズ変更は増減額あり。
2026年時点でHECD・HCCDは廃盤扱いになっている場合があるため、最新情報は展示場で要確認です。
「住友林業の洗面台は何メーカーから選べますか?」については、TOTO・LIXIL・住友林業クレスト・永大産業(2026年1月追加)の4メーカーから選択可能です。いずれも標準幅900mmがベースで、住友林業クレストは木質テイストとフロートデザインで人気が高いです。
「住友林業の断熱等級はいくつですか?」については、住友林業は「360°トリプル断熱」が標準仕様で、断熱等級5〜6相当(UA値:4〜7地域で0.40W/㎡・K程度)を達成しています。
断熱材は高性能グラスウール24K、窓はLow-E複層ガラスが標準です。
(仕様・地域により異なります。
最新は展示場でご確認ください。)
住んでからの体感としては、リビングと脱衣所の温度差や、エアコンを入れたときの効きはじめの早さに直結する部分です。
「住友林業の床材はどのグレードが選べますか?」については、LDKと玄関ホールは、床暖房なしなら無垢材(うづくり仕上げ等)、床暖房ありなら挽板が標準で選択できます。それ以外の居室は突板が標準です。樹種はオーク・チェリー・ウォルナット・アッシュ等から標準の範囲内で選べます。
「住友林業の保証は何年ですか?」については、構造躯体と防水について初期30年無償保証。その後10年ごとの有償メンテナンスを条件に最長60年まで延長可能です。(住友林業公式サイト・2025年確認。商品・地域・条件により保証内容は異なります。)
「グランドライフ(平屋)の標準仕様はMyForest BFと違いますか?」については、設備系の選択肢はMyForest BFと同じですが、平屋は基礎・屋根面積が大きく坪単価が高くなる傾向があります(目安:90〜115万円/坪)。
断熱・構造の標準仕様は共通ですが、平屋特有の天井断熱の厚みや軒の設計は確認が必要です。
- 住友林業・MyForest BFの標準仕様の全体像(構造・断熱・水回り・床材・保証)
- 標準キッチンは3メーカーのどれを選んで何に差額が出たか
- 住友林業クレストの洗面台、シリーズの違いと標準の範囲
- 住友林業の床材は標準で無垢が入るのかどうか
- 断熱等級と360°トリプル断熱の実態
- 保証30年と60年延長の違い
- お話を伺ったK様が「標準にすればよかった」「オプションにして後悔」した失敗まとめ
- 住友林業の内装で標準から変えたもの・変えなかったもの
- グランドライフ(平屋)とMyForest BFの標準仕様の違い
- 住友林業のキッチンで差額が出やすいポイント
標準仕様早見表(MyForest BF 2026年版)
| カテゴリ | 標準仕様の内容 | ポイント |
|---|---|---|
| 構造 | ビッグフレーム構法(木造ラーメン構造。560mm幅ビッグコラム) | 耐震等級(揺れへの強さの指標。3が最高で建築基準法レベルの1.5倍の地震力に耐える設計)3取得可(設計による)。大開口・大空間が可能 |
| 断熱/窓 | 360°トリプル断熱。高性能グラスウール24K(壁105mm・天井210mm・床100mm)。Low-E複層ガラス | 断熱等級5〜6相当(UA値0.40程度)。トリプルガラスはオプション |
| 換気 | 第1種換気または第3種換気 | 商品・仕様により確認が必要 |
| キッチン | LIXIL(リシェルSI等から選択)・トクラス(コラジア)・クリナップ(ステディア)の3社。I型は標準 | アイランド型・天板・水栓・食洗機でオプション発生 |
| バス | TOTO・LIXIL・Panasonic等のユニットバス | サイズ・浴槽・浴室乾燥機でオプション発生 |
| 洗面 | TOTO・LIXIL・住友林業クレスト・永大産業の4社。標準幅900mm | クレストはシリーズが複数あり。廃盤・追加が変動 |
| トイレ | ウォシュレット付き標準 | タンクレスは差額あり |
| 床材 | LDK・玄関ホール:無垢材(床暖房なし)/挽板(床暖房あり)。居室:突板 | 樹種はオーク・チェリー・ウォルナット等から選択可(標準内) |
| 建具/収納 | 住友林業クレストの建具。木質感のあるデザイン | 造り付け家具はほぼオプション |
| 内装 | 壁紙:サンゲツ・リリカラ・シンコール等の標準品番から選択 | 照明器具は基本別途 |
| 保証/アフター | 構造・防水30年無償保証。以降10年ごと有償延長で最長60年 | 設備機器の保証期間は別体系 |
| 平屋(グランドライフ) | 設備の選択肢はMyForest BFと同じ | 基礎・屋根面積が大きく坪単価は高くなる傾向 |
※MyForest BF(ビッグフレーム構法)の標準仕様を参考情報としてまとめています。商品・建築地域・建築時期により内容が異なります。
ご注意:仕様は商品、建築地域、時期によって異なります。 最新かつ正確な情報は、お近くの展示場や公式カタログで確認しておくと安心です。特に住友林業クレストの洗面台はシリーズの廃盤・追加が頻繁に変わるため、2026年時点の情報と最新で異なる場合があります。
標準かオプションかの境目は会社ごとにかなり違うので、ここで一度横並びにしておくと後の打ち合わせがぶれにくくなります。
お話を伺ったK様が住友林業を選ぶまでの話
お話を伺ったK様のプロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年代 | 30代前半 |
| 家族構成 | 夫婦+子1人(取材当時4歳) |
| 就業状態 | 共働き |
| 居住エリア | 関西 |
| 建てたメーカー | 住友林業 |
| 商品 | MyForest BF(ビッグフレーム構法) |
| 予算(総額) | 4,900万円台 |
| 延床面積 | 約39.5坪 |
| 外構費 | 260万円 |
| 坪単価 | 約119万円 |
| 比較した会社 | 積水ハウス・三井ホーム |
| 引渡し | 2025年春 |
| 世帯年収 | 約850万円 |
| 情報収集で使ったもの | 友人の紹介・YouTube・付箋 |
友人の新居に遊びに行った日に「私もこの家がいい」と決めてしまい、紹介で住友林業に入ったものの、他社の見積もりを並べて比べないまま話が進んでいったお話を伺ったK様。「自宅で先に情報を集めておけばよかった」と、今でも思い出すことがあると振り返っています。



今日は住友林業の標準仕様について聞かせてください。お話を伺ったK様は友人の紹介で住友林業に入ったそうですが、最初からここで建てるって決めてたんですか?



えーっと、決めてたというか…決まってしまった、が正しいかもしれないです。
友人の家に遊びに行ったときに、もう空気が違ったんですよ。リビングに入った瞬間の木の香りと、窓から入ってくる光の量がすごくて。「ここ何坪?」「39坪くらい」って聞いて、え、うちの候補の広さじゃんって。



その場で「住友林業がいい」ってなったんですか?



なりました。帰りの車の中で夫に「私、あの家がいい」って言ったの覚えてます。
で、友人が「紹介するよ」って言ってくれて。ありがたかったんですけど、そのまま住友林業ありきで進んでしまって。
友人の紹介で入ることのメリット(担当者の対応が丁寧になる傾向)とデメリット(他社と比較しにくくなる)は、お話を伺ったK様の体験からよく見えてきます。



他社との比較は?



…正直、ちゃんとやれてないんです。
積水ハウスと三井ホームも候補には入れてたんですけど、紹介してくれた友人の顔があるから「他社で見積もり取ってます」って言いづらくて。結局、住友林業の担当さんとの打ち合わせだけどんどん進んでいったんですよね。



あー、それわかります。紹介で入ると断りづらくなる感じ。



そうなんです。で、仕様を決めていく途中で「他社の標準はもっと厚かったのかな」「もしかして同じ予算でもっと広い家建てられたのかな」って、ふと気になる時期があって。でもその時点でもう打ち合わせが結構進んでて、今さら他社と比較し直す余力がなくて。
自宅で先に資料を集めて、他社の標準仕様と見積もりを並べてから展示場に行けばよかったなって。これは住み始めた今でも思います。
お話を伺ったK様の「友人の紹介で入ったので比較がしづらくなった」という経験は、紹介や知人経由でハウスメーカーに入った家づくり経験者からよく聞かれる話です。紹介そのものは悪いことではないのですが、他社との比較をしないまま進むと、後から「うちの標準仕様はどの程度のレベルだったんだろう」という疑問が消えにくくなります。


お話を伺ったK様が「標準の範囲」を確認するのに使ったもの



標準仕様の情報収集はどうやって進めたんですか?



最初はYouTubeですね。住友林業で建てた人のチャンネルをひたすら見てたんですよ。ルームツアー系の動画って完成した家がきれいに映ってるから見てて楽しいんですけど、「これ標準で入ってるの?オプションなの?」が全然わからなくて。



確かに、完成動画だと仕様の境界が見えないですよね。



そうなんです。「きれいな家だな」はわかるんですけど、標準なのかオプションなのかが全然区別できなくて。
そこから家を建てた方のブログを読み始めました。「住友林業 標準仕様」「住友林業 クレスト 洗面台」「住友林業 床材 標準」みたいなキーワードで検索して出てくるブログを片っ端から。
YouTubeから家を建てた方のブログに情報源が切り替わった時点で、お話を伺ったK様の「標準とオプションの区別」への解像度が一気に上がったのがよくわかります。



付箋を使ってたって聞いたんですけど。



あ、それ
家を建てた方のブログを読みながら、気になった仕様を付箋に書いて、手帳に貼ってたんです。「床材は無垢と挽板の2択?」「クレストの洗面台PBCDって何?」みたいに。打ち合わせのとき、担当さんの前で手帳を開いて「これとこれ、確認させてください」って。
夫に「その手帳、付箋で厚みが倍になってるよ」って言われてました。



YouTube動画だけじゃ判断できなかったんですね。



できなかったです。YouTube動画って映像はきれいなんですけど、「この床は標準で入ってるオーク材です」みたいな説明がないことが多くて。家を建てた方のブログだと「これは標準、これはオプションで〇万円かかった」って書いてくれてる人がいるから、そっちの方が仕様の輪郭がつかめました。
お話を伺ったK様のように、YouTubeの完成動画から入って家を建てた方のブログに移行する流れは、取材した方の中でもよく見られます。動画で「こんな家に住みたい」という気持ちが固まり、ブログで「標準とオプションの境界」を確認する。情報収集の手段を使い分けた結果、打ち合わせでの質問精度が上がった、とお話を伺ったK様は振り返っていました。
住友林業のキッチン標準仕様、3メーカーから何を選んだか



キッチンの標準仕様から聞かせてください。



キッチンは、LIXIL・トクラス・クリナップの3社から選べるって最初に説明されたんですけど、正直に言うと最初は「名前だけ聞いても違いがわからない」って思ってました。
で、ショールームに全部行ったんですよ。夫と子どもを連れて、3か所回って。



3か所全部回ったんですか。それはすごい。



4歳の子ども連れてですからね。3つ目のショールームで子どもが完全に飽きてて、もう帰りたいって泣き始めて。
でもあの3か所回ったから違いがわかったんですよ。天板の質感が全然違うし、引き出しの奥行きとか、シンクの広さとか。カタログだけだと「同じようなもの」に見えるんですけど、実物触ると全然違う。
LIXIL・トクラス・クリナップ、標準の違いはここだけ



3社の標準の範囲内で、何が違ったんですか?



I型であれば3社とも標準の範囲内なんですけど、天板の素材が違うんですよ。トクラスは人造大理石、クリナップはステンレスが基本、LIXILはセラミックが標準にあって。
私はトクラスの人造大理石の質感が一番好きで、最初はトクラスに気持ちが傾いてたんです。



最終的にはどのメーカーにしたんですか?



…あ、ちょっと待ってくださいね。えっと、結局クリナップにしたんです。
理由が変わってて。友人の家のキッチンがトクラスだったんですよ。で、友人には内緒なんですが、友人の家のキッチンを見たときに「きれいだな」と思ったのと同時に「天板の汚れが気になるな」とも思ってしまって。人造大理石って使い込むと経年変化が出る場合があるって聞いてて、それが頭から離れなくて。



それ、友人には確かに言えないですね。



なかなか言いにくいですよ。紹介してくれた友人だから余計に。
でも自分の家のキッチンを20年30年使うことを考えたら、ステンレスの方がメンテナンスしやすいかなって。夫も「ステンレスは業務用感があってかっこいい」って言ってたので、クリナップのステディアに決めました。
天板・食洗機・水栓、差額が出やすいのはどこか



差額が発生したポイントはありましたか?



食洗機ですね。Panasonicの60cmフロントオープン型を入れたんですけど、2024年10月以降の契約分から選べるようになったって担当さんに言われて。「え、それまでは選べなかったんですか」ってなりましたけど。
あとは水栓。タッチレスにしたくて、そこで差額が出ました。



住んでみてキッチンの感想は?



ステンレスにして正解でした。子どもがケチャップこぼしても拭けばすぐ取れるし、熱い鍋を直接置いても大丈夫だし。
ただ…水栓のタッチレス、思ったより反応が敏感で、子どもが近くを通るだけで水が出ることがあります。これは予想してなかった。慣れましたけど。
「じゃあ住友林業のキッチンのオプション費用ってどのくらいかかるの?」と気になった方もいるかもしれません。
お話を伺ったK様の場合、食洗機のグレードアップと水栓のタッチレス化で合わせて15〜20万円程度の追加だったそうです。
天板素材のグレードアップまで入れるとさらに差額が増えるため、ショールームで「標準と差額の一覧」をもらっておくのがおすすめです。
住友林業クレストの洗面台、標準はどれで何を選んだか



洗面台はどうでしたか?



洗面台が一番迷いました。
住友林業クレスト・TOTO・LIXIL・永大産業の4社から選べるんですけど、住友林業クレストだけでシリーズが何種類もあって。HGCD、PBCD、PCCD…担当さんに説明してもらっても最初は「何が違うんですか?」って状態で。
住友林業クレストの洗面台シリーズ、何が違うのか



シリーズの違いって、結局何なんですか?



ざっくり言うと、カウンターの素材と形状が違うんです。
HGCD(エイチジーシーディー)は機能重視でシンプル。PBCDはフロート型で高級人造石のカウンター、浮いてるみたいなデザインでかっこいいんですよ。PCCDは2025年に追加されたやつで、担当さんも「新しいラインです」って。
あと、以前あったHCCDっていう天然木カウンターのやつは、2026年1月頃には廃盤扱いになってるって聞きました。



お話を伺ったK様はどれを選んだんですか?



PBCDです。フロートスタイルが好きだったのと、床が見えるから掃除がしやすいっていう実用面もあって。
ただ標準幅の900mmから変えると差額が出るって言われたので、幅はそのままにしました。



住んでみて洗面台の満足度はどうですか?



PBCDにしてよかったです。フロートだから床のほこりがたまりにくいし、見た目も木の質感が住友林業の家に合ってて。
ただ、収納容量は正直もう少し欲しかった。子どもの歯ブラシとかタオルとか、物が増えてきて。ミラーキャビネットの収納だけだと足りなくて、結局、横に後付けで棚を置いてます。ここは設計段階で確認しておけばよかったですね。
洗面台でオプション費用が出やすいポイント
洗面台のオプション費用は、主に「幅の変更」と「シリーズのグレードアップ」で発生します。
お話を伺ったK様のようにPBCDを選んで標準幅900mmのまま使う場合は差額が出にくいですが、1200mmに広げたり、上位シリーズに変更したりすると数万〜十数万円の追加になるケースが多いです。
住友林業クレストの洗面台シリーズは建築時期で廃盤・新ライン追加が変わるため、最新ラインナップを展示場で確認しておくと安心です。
(2026年時点の情報です。)


お風呂は標準でどこまで選べたか



お風呂の標準仕様はどうでしたか?



TOTO・LIXIL・Panasonicから選べて、私はTOTOにしました。
子どもと一緒に入りたかったので、サイズを1616から1620に変えようか迷ったんですけど、担当さんに「1620にすると差額が出ます」って言われて。うちはまだ子ども1人だし、1616でいいかなって。



お風呂で「ここだけは妥協したくなかった」ってところはありますか?



浴室乾燥機ですね。関西って梅雨の時期が長いイメージがあって、共働きだから室内干しが多くなるだろうなと。浴室乾燥機はオプションで差額が出たんですけど、入れておきました。
逆に浴槽の素材は標準のままでいいやってなって。夫は「人造大理石の浴槽がいい」って言ってたんですけど、子どもがおもちゃ持って入るから傷つくだろうなって。ここは夫が折れました。



住んでみてお風呂の感想は?



浴室乾燥機は入れて正解でした。梅雨だけじゃなくて花粉の時期も使ってるし、冬の予備暖房としても便利で。
…ただ、浴室ドア。引き戸にすればよかったです。標準は開き戸なんですけど、子どもが4歳でお風呂場のドアを開けるときに体ごと押し込むので、ぶつかりそうで怖くて。引き戸への変更は差額がそんなに高くなかったらしいんですけど、打ち合わせのときに選択肢として出てこなかったんですよね。
住友林業の床材、標準で無垢が入るって本当?
ここまで水回りの話が続いたので、「床材って結局どうなの?」と気になっている方もいるかもしれません。住友林業の床材は、他社と比べて標準の範囲が手厚いことで知られています。



住友林業の床材、標準で無垢材が入るって本当ですか?



本当です。うちはLDKと玄関ホールに無垢材が入ってます。床暖房を入れてない部屋は無垢材が標準で選べて、床暖房を入れた部屋は挽板が標準になります。



樹種は何を選んだんですか?



あのですね、ここで私、完全に床材沼にはまったんですよ。
オーク・チェリー・ウォルナット・アッシュ・ティーク…標準の範囲内で選べる樹種がこんなにあるの?って驚いて。で、それぞれのサンプルを取り寄せてもらって、リビングの照明の下に並べて見比べたりして。
無垢・挽板・突板の違い、何をどこに使ったか



無垢と挽板と突板って、住んでみて違いを感じますか?



感じます。LDKは無垢のオークにしたんですけど、冬でもひやっとしないんですよ。子どもが走り回って多少傷がつくんですけど、無垢だと味になるから気にならなくて。
居室は突板で、こっちはさらっとした質感です。どっちもいいんですけど、LDKで無垢の床を歩いたあとに居室に入ると「あ、違うな」ってわかります。
「樹種を選ぶだけで一日かかった」お話を伺ったK様の体験



樹種選びはどのくらいかかりましたか?



…一日じゃ終わらなかったですね。
最初にオークかウォルナットで迷って、夫は「ウォルナットの方が高級感がある」って。でも私はオークの明るい雰囲気が好きで。3日くらい平行線で、最後は子どもにサンプルを見せて「どっちが好き?」って聞いたらオークを指さしたので、「はい決定」って



子どもの一票で決まったんですね。



夫は「4歳の子どもに決めさせるな」って言ってましたけどね。
でも住んでみたらオークで正解でした。リビングが明るくなるし、家具も合わせやすいし。朝、リビングの窓を開けて光が入ってくるとオークの木目がきれいに見えて、この瞬間はやっぱり住友林業にしてよかったなって思います。
| 場所 | お話を伺ったK様の選択 | 標準ルール |
|---|---|---|
| LDK | 無垢・オーク(うづくり仕上げ) | 床暖房なし→無垢、床暖房あり→挽板 |
| 玄関ホール | 無垢・オーク | 同上 |
| 居室 | 突板(エリオス) | 突板が標準 |
住友林業の断熱等級と窓、標準仕様の実態



断熱については気になりましたか?



夫がすごく気にしてました。積水ハウスと住友林業の断熱性能を付箋に書き出して並べて比較してたくらいで。
私は正直「暖かければいいじゃん」くらいだったんですけど。



ご主人はどんな点を比較してたんですか?



UA値ですね。住友林業は「360°トリプル断熱」が標準で、UA値が4〜7地域で0.40W/㎡・K程度だって担当さんに教えてもらって。夫がそれを積水ハウスのUA値と並べて「こっちの方が数字はいい」って喜んでました。
断熱材は高性能グラスウール24Kで、壁が105mm、天井が210mm、床が100mm。窓はLow-E複層ガラスが標準です。(仕様・地域により異なります。最新は展示場でご確認ください。)



トリプルガラスは検討しましたか?



夫は入れたがってたんですよ。でも担当さんに「トリプルガラスはオプションになります」って言われて、差額を聞いたら窓の数分かかるから結構な金額で。
夫と話し合って「関西だし、Low-E複層で十分じゃないか」ってなりました。住んでみて、冬もそこまで寒くないので判断は間違ってなかったと思います。ただ、北側の部屋だけは冬にちょっとひんやりするので、そこだけトリプルにしておけばよかったかなっていう気持ちはあります。


住友林業の保証、30年と60年の違いを理解しておいて
住友林業の保証制度は「30年」と「60年」という2つの数字が出てきて、混同しやすいポイントです。お話を伺ったK様も契約前に混乱した部分だったと振り返っていました(保証内容は商品・契約時期・条件で異なります)。



保証の話を聞かせてください。



住友林業は構造躯体と防水が初期30年の無償保証で、その後は10年ごとに有償のメンテナンスを受ける条件で最長60年まで延長できるんですよね。
最初はこれ、「60年保証だ」って思ってたんですよ。でも担当さんに詳しく聞いたら「30年の無償保証と、60年の延長保証は別物です」って教えてもらって。



そこ、混同している人は多いかもしれないですね。



多いと思います。私も最初は「60年も保証してくれるんだ、すごい」って思ってたから。
実際は、30年が過ぎた時点で有償のメンテナンスを受けないと保証が切れるんです。で、そのメンテナンス費用がどのくらいかかるかは、建物の状態によって変わるから一概には言えないって。



定期点検はどんなスケジュールですか?



引き渡し後3ヶ月・1年・2年・5年で来てくれて、そこからは5年ごとに30年まで。これは無料です。設備機器は別の保証体系だから、それは展示場で確認してくださいって言われました。(住友林業公式サイト・2025年確認。商品・地域・条件により保証内容は異なります。)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 初期保証 | 構造躯体・防水:30年無償 |
| 延長保証 | 有償メンテナンスを条件に最長60年まで |
| 無料定期点検 | 3ヶ月・1年・2年・5年・以降5年ごと(30年まで) |
| 設備機器 | 別体系(展示場で確認) |
| 防蟻処理 | 有料(10年ごとに施工が必要) |
「標準にすればよかった」「オプションにして後悔」お話を伺ったK様の失敗まとめ



最後に、お話を伺ったK様が住んでから後悔したこと、失敗したなと感じていることを教えてください。



いくつかあります。まず一番大きいのは、最初に言った「他社と比較しないまま進んでしまったこと」ですね。
友人の紹介で入ったのはスムーズだったけど、住友林業の標準仕様が他社と比べてどの位置にあるのかを自分で確認しないまま仕様を決めていったので。住んでから「積水ハウスだったら同じ予算で何が標準だったんだろう」って考えることがあります。



次建てるなら変えたいことは?



北側の部屋の窓をトリプルガラスにすること。あとお風呂のドアを引き戸にすること。それと洗面台の収納をもっと広いタイプにすること。
全部、設計段階で確認できたことなんですよね。「聞けばよかった」が多い。
お話を伺ったK様の後悔は、共通点として「設計段階で確認できたのに聞かなかった」場面が多く見られました。標準仕様書の型番・グレードを手元に持っていれば、「変更できるか」を打ち合わせで確認する習慣がつきやすくなります。



逆に「標準にしてよかった」「オプションにして正解だった」はありますか?



床材ですね。LDKの無垢オークは住友林業の標準で入ってるわけですけど、これが一番の満足ポイントです。朝と夕方で木目の見え方が変わるのがいいんですよ。
あとキッチンのクリナップ・ステンレスも標準で選べたものだし。オプションで入れた浴室乾燥機も正解だったし。
逆にオプションで後悔したのは…特にないですかね。「やらなくてよかった」はあっても「やって後悔した」はないかも。後悔は全部「やらなかったこと」に集中してますね。



「やらなかったこと」に後悔が集中する、って面白いですね。



そうなんですよ。住友林業のMyForest BF、標準仕様が手厚いからこそ「標準の範囲で十分」って判断しがちで。でも「十分」って自分の経験がない段階での「十分」なんですよね。住んでから「あ、ここはもう少し確認すべきだった」ってなるのは、情報収集が足りなかったからだと思います。
私はこの会社だけを見ていた時は判断できませんでした。標準仕様や見積もりの入り方が会社ごとに全然違うので、他社も並べて初めて「うちに合うか」がわかったんです…って言えるようになったのは、住んでからなんですけどね。


まとめ|お話を伺ったK様からこれから家づくりをする方へ
住友林業のMyForest BFの標準仕様は、構造(560mm幅ビッグコラムのBF構法)・断熱(360°トリプル断熱)・床材(LDKに無垢/挽板が標準)・保証(30年無償)と、他のハウスメーカーと比較しても手厚い部分が多いです。
一方で、お話を伺ったK様のように「友人の紹介で入ったまま他社と比較しなかった」場合、住んでから「他社だったらどうだったんだろう」という疑問が残りやすくなります。
お話を伺ったK様が伝えたいのは「住友林業はやめた方がいい」ということではなく、「どこで建てるにしても、自分で比較してから決めてほしい」ということでした。
- 他社の標準仕様と比較できる状態で打ち合わせに臨む
- 他社の標準仕様と並べて「どこが厚くてどこが薄いか」を確認する
- 「標準で十分」と判断する前に、他社の「標準」も知っておく
- 床暖房の有無と床材の選択は同時に判断する
- 保証30年と60年延長は条件が異なるため、長期コストで比較する
お話を伺ったK様が「情報を集め始めた頃に知っておきたかった」と話していた記事はこちらです。
この記事は、施主様の個人情報をお守りするため、一部再構成しております。