
住友林業フォレストセレクションって実際に建てた人の話が少ない。マイフォレストと何がどう違うのか、規格住宅で後悔しないか不安
45坪でフォレストセレクションにしたら総額いくらになるの?坪単価だけ見ても全部込みの金額が想像できない
フォレストセレクションの1,500プランって多すぎて、どう選べばいいか分からない。間取りの自由度はどのくらいあるの?
家づくりで迷いやすい論点を施主の声からひもとく『おうちづくりドットコム』です。 今回の記事では、住友林業フォレストセレクションBFで建てた施主S様に、総額の全内訳から間取り選び・他社との比較まで、本音でお話しいただきました。
一般家庭にとって坪単価100万円超は遠く感じますが、見積もりだけでも取って判断軸を整える価値はあります。 最終候補に残すためというより、間取り・標準仕様・保証にどこまでお金をかける会社なのかを知ると、自分たちが削っていい部分と譲れない部分が早い段階で見えやすくなるからです。

住友林業フォレストセレクションとは何か、正直に整理する
住友林業のフォレストセレクションBFは、1,500通り以上の間取りプランから選ぶセミオーダー住宅です。フルオーダーの「マイフォレストBF」と比べると、設計の自由度は下がりますが、同じBF構法(560mm幅ビッグコラム・木造ラーメン構造)・同じ無垢床・同じ保証体系(30年無償・60年延長)で、300〜500万円程度安く建てられるのが最大の特徴です。
「フォレストセレクションの坪単価はいくらか」への率直な答えは、坪単価85〜100万円が目安(本体価格ベース)です。45坪・外構費290万円で総額4,700万台になったS様の実例を、この記事で全部公開しています。
「フォレストセレクションとマイフォレストBFの違いは何か」については、最大の違いは間取りの自由度と外壁の選択肢です。フォレストセレクションは1,500プランからの選択でシーサンドコートが原則選べず、マイフォレストBFは完全自由設計でシーサンドコート・SODO・タイルも選択可能です。
「住友林業で35坪建てるといくらか」については、フォレストセレクションBFで外構別・付帯工事込みの総額3,500万〜4,200万円が現実的な目安です(2024〜2025年施工実例ベース)。
「住友林業の規格住宅とフルオーダーの価格差は」については、同じ坪数でフォレストセレクションBFの方が大体300〜500万円安い傾向がありますが、オプション追加によって差が縮まるケースがあるため、必ず総額で比較することが重要です。
- 住友林業フォレストセレクションBFの特徴とマイフォレストBFとの違い
- S様の45坪4,700万台の費用内訳(本体・付帯工事・外構・諸費用)
- 坪単価99万円の正しい計算方法
- 1,500プランから間取りを選ぶ実際のプロセス
- 積水ハウス・ダイワハウス・ミサワホームと比較した理由と住友林業を選んだ決め手
- フォレストセレクションを選んで正直後悔したポイント
- S様が使って良かったもの(住宅相談窓口・FP相談・クリアファイル)
- フォレストセレクションが向いている人・向かない人
フォレストセレクションBF vs マイフォレストBF、早見表で確認する
| 比較項目 | フォレストセレクションBF | マイフォレストBF(フルオーダー) |
|---|---|---|
| 設計方式 | 1,500プランから選択(セミオーダー) | 完全自由設計 |
| 構造 | BF構法(560mmビッグコラム・木造ラーメン)同じ | 同じ |
| 坪単価目安(本体) | 85〜100万円 | 100〜130万円 |
| フルオーダーとの価格差 | 大体300〜500万円安 | 基準 |
| 外壁 | サイディング7種15色(シーサンドコート・SODOは原則不可) | シーサンドコート・SODO・タイルも選択可 |
| インテリアテイスト | 5スタイルから選択 | 自由 |
| 玄関・階段の位置 | 変更不可 | 自由 |
| 打ち合わせ回数 | 少なめ | 多め |
| 保証 | 30年無償・60年延長(同じ) | 同じ |
| 向いている人 | 予算を抑えたい・打ち合わせを減らしたい | 間取り・外観にこだわりたい |
※本体価格ベース。付帯工事費・外構費・諸費用は別途。地域・仕様・建築時期により変動あり。(複数施主実例・住宅メディア調査より。2026年4月時点)
※ご注意:費用・仕様はハウスメーカー、建築地域、時期によって異なります。最新情報は必ず施工会社にご確認ください。
金額だけで迷いやすいテーマほど、先に複数社の見え方をそろえておくと本文の差が理解しやすくなります。
S様がフォレストセレクションを選んだ経緯と最初の1歩
S様のプロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年代 | 40代前半 |
| 家族構成 | 夫婦のみ(子なし) |
| 就業状態 | 共働き |
| 居住エリア | 東海 |
| 建てたメーカー | 住友林業 |
| 商品 | フォレストセレクションBF(BF構法・木造) |
| 総額 | 4,700万円台 |
| 延床面積 | 約45坪 |
| 外構費 | 290万円 |
| 坪単価 | 約99万円 |
| 比較した会社 | 積水ハウス・ダイワハウス・ミサワホーム(計4社) |
| 引渡し | 2023年夏 |
| 世帯年収 | 約830万円 |
| 使って良かったもの | 住宅相談窓口・FP相談・クリアファイル |
無駄が嫌いで「仕様書は全部読む」几帳面なS様。情報収集をFP相談と住宅相談窓口で体系的に進め、4社を比較した上でフォレストセレクションBFを選んだ、共働き40代の現実的な家づくりの記録です。
ぱぱ & ままS様、今日はよろしくお願いします。フォレストセレクションで実際に建てた施主さんのお話って、なかなか聞けないので楽しみにしてたんです。



あ、そうですか。私こそ、こういう形で話せる機会があって良かった。
うちの話が誰かの参考になるなら、と思って。



最初に住友林業を知ったきっかけって何でしたか?



住宅相談窓口です。最初からそこに行ったんですよ。



え、展示場じゃなくて?



正直に言いますと、展示場って夫が嫌がってたんですよ。「行ったら勧められて断れなくなる」って。
で、私が調べてカウンターを見つけて。「ここ行けば一気に話を聞けるから展示場より効率いいよ」って説得して、最初はカウンターに行ったんです。
カウンター経由で積水ハウス・ダイワハウス・ミサワホームと住友林業のアポを同時に取得。最初から比較の土台を作って家づくりをスタートしたS様でしたが、実はこの時点で「住宅ローンのことは全然わかってなかった」と振り返ります。



カウンターで4社一気に動かしたんですね。



そうなんですけど、カウンターの方に「予算どのくらいですか?」って聞かれて、全然答えられなかったんですよ。「えーと…4,000万くらいですか?」って何となく言ったんですけど、根拠がなくて。
で、「ローンの計算はFPさんと先にやった方がいいですよ」って言われて。



FP相談に行ったんですか?



行きました。ファイナンシャルプランナーの方と1時間くらい話したんです。
住宅ローンの仕組みとか、繰り上げ返済の話とか、老後の資金計画を並べて計算してもらって。そこで初めて「4,700万台が許容できる上限」っていう数字が出た。



数字の根拠ができたんですね。



それが変わったんです、意識が。
FP相談の前は「なんとなく4,000万くらい」だったのが、FP相談の後は「この予算で、老後これくらい残る。だからここが上限」っていう数字になった。


45坪4,700万台の内訳、S様が全部見せてくれた



S様の総額4,700万台の内訳を教えてもらえますか?



私、クリアファイルに全部入れてたんですよ。メーカーごとに1冊ずつ。



クリアファイルで管理してたんですか?



施主ブログで読んだんですよ、「クリアファイルに会社別に書類を入れると比較しやすい」って。それを真似して。
住友林業だけでも30枚くらい資料が入ってました。



内訳はどんな感じでしたか?



えっと、本体工事費が3,750万円くらいで、付帯工事費が320万円くらい。
提案工事費というオプション分が200万円くらいあって、外構費が290万円、諸費用が150万円台。全部足すと4,700万台になる感じです。
フォレストセレクションは規格住宅とはいえ、提案工事費(オプション)が200万円規模で発生するケースは珍しくありません。「規格だから安い」のイメージとのギャップを具体的に確認していきます。



フォレストセレクションって「規格住宅だから安い」っていうイメージがありますが、4,700万台って印象より高く感じました?



…うーん、そうですね。
フォレストセレクションにした理由のひとつが「マイフォレストより300〜500万円安い」って聞いたからなんですよ。担当さんにもそう説明してもらって。



実際はどうでしたか?



最初の見積もりでは確かに安かったんです。マイフォレストの概算より400万くらい下だった。
でも提案工事費を積み上げていくうちに、差が200万くらいになってきて。「あれ?」ってなりましたよ(笑)
本体・付帯工事・提案工事・外構・諸費用の内訳
S様の費用内訳をまとめると下記のとおりです。
| 費用項目 | 金額目安 | 内容 |
|---|---|---|
| 本体工事費 | 約3,600万円 | 建物本体の工事費用 |
| 付帯工事費 | 約300〜350万円 | 地盤・仮設工事等。本体の8〜9%程度 |
| 提案工事費(オプション) | 約200万円 | ICとの打ち合わせで追加した仕様変更分 |
| 外構費 | 290万円 | 別途 |
| 諸費用(登記・ローン手数料等) | 約150〜160万円 | 建物本体の4〜5% |
| 総額 | 4,700万円台 |
※S様(フォレストセレクションBF・東海・約45坪・2023年夏引渡し)の実例。仕様・エリア・時期により大きく変動します。本体工事費内訳は逆算推計値です。
「坪単価99万」の正しい計算方法



坪単価は99万円ということですが、どう計算した数字ですか?



(総額 − 外構費)÷ 延床坪数 で計算するんです。
(4,700万台 − 290万) ÷ 45坪で、約99万円になります。



外構費を引くのはなぜですか?



坪単価って「建物の1坪あたりの工事費」の話だから、外構は別で計算するんですよ。
私も最初は全部込みで計算しようとしてたんですけど、施主ブログで読んで「あ、そうか」ってなって。
1,500プランを全部確認しようとした話



間取りはどうやって決めたんですか?1,500プランって多すぎて逆に困りませんでした?



困りました。
最初に担当さんから「1,500通りのプランがあります」って言われたとき、正直「よかった、たくさんある」って思ったんですよ。



それが…?



カタログをもらって帰って、夫に「全部チェックしよう」って言ったんです。
「1,500通りなんだから絶対気に入るのがある」って。で、実際に確認し始めたら…これがすごく時間がかかって。
S様の「全パターンチェック」は几帳面な性格が全面に出た場面でした。通常は営業担当者が絞り込んだ候補から選ぶケースが多い中、S様は自分の目で全体像を把握してから絞り込む方法を取りました。



何時間くらいかかりましたか?



土日を3回分くらい使いました。夫が途中から「もう疲れた、S(私の名前)が決めて」ってなって。
だから私が一人で全部確認したんですよ。付箋を貼りながら。



え、ほんとに全部確認したんですか?



ほんとに全部です(笑)
私、無駄が嫌いなタイプで、「確認してないプランがある状態で決める」っていうのが気持ち悪くて。
夫は「だいたいでいい」って言うんですけど、私はそれができない。
1,500プランすべてを付箋で分類したS様ですが、確認する中で「気づかなかった制約」に直面することになります。
玄関・階段の位置が変更できないと分かったとき



確認していく中で、何か気になったことはありましたか?



玄関の位置が変えられないって知ったことですね。
気に入ったプランが2つあったんですよ。でも1つは玄関の向きが南東で、もう1つは北西で。
うちの土地の向きと合わなかったんです。



変更できないんですね。



玄関と階段の位置は基本的に変更できないんです、フォレストセレクションは。
最初に担当さんに聞いたとき、「変更できないプランが多い」という説明だったのか「全部変更できない」なのか、私、正確に理解できてなかったんですよ。
で、気に入ったプランで「玄関の向きを変えられますか?」って聞いたら「それはできないです」って言われて。
フォレストセレクションの「規格」の意味を正確に把握していないと、打ち合わせ段階で「これは変えられません」が連続して心が折れる可能性があります。S様の体験はまさにその典型でした。



そのときどう感じましたか?



…うーん、そのときの気持ちで言うと、「あー、やっぱり規格住宅か」ってなりました。ちょっとだけ。
マイフォレストに切り替えようかって、夫にも話したんですよ。



切り替えなかったのはなぜですか?



土地の形と向きに合うプランが、ちゃんとあったんです。4つか5つくらい候補が残って。
そこから担当さんと一緒に絞り込んだら、最終的に「これだ」ってなるプランが見つかった。
S様の「一度は諦めかけたが、土地に合うプランが見つかった」という展開は、フォレストセレクションの典型的な成功パターンです。最初に土地条件で絞り込むのが鍵になります。



良かった。でも最初から「玄関・階段は変えられない」と知っていたら、確認の仕方が変わりましたよね?



変わってましたよ、絶対に。最初に土地の向きを伝えて、「対応できるプランだけ見せてください」って絞り込んでから始めれば良かったと今は思ってる。
そこはちょっと悔しかったです、正直。
5スタイルのコーディネートを選んで分かったこと



間取りが決まってから、インテリアの選択はどうでしたか?



フォレストセレクションってインテリアテイストが5スタイルから選ぶ形なんですよ。
ナチュラル・スタイリッシュ・ウォルナット系・チェリー系・ホワイトオーク系って。



5スタイルですか。多い気もするし、絞られてる気もする、みたいな感じですかね。



そう、まさにそれです。
「5つしかないの?」って最初はちょっと思ったんですよ。でも実際にサンプルを見てみると、5つの中でも細かいバリエーションがあって、「これはちゃんと選べるな」ってなった。
「選択肢が少ない=自由がない」というイメージは、フォレストセレクションでは必ずしも正しくありません。5スタイルの中の組み合わせで十分な個性が出せるとS様は感じたそうです。



どのスタイルを選んだんですか?



ナチュラルです。オーク系の床材が明るくて、夫婦どっちも気に入って。
「これしかない」って感じじゃなくて、「これが一番いいね」って納得して決められた。



コーディネートが決まってると、逆に楽な部分もあります?



楽でした、すごく。
マイフォレストで建てた友人がいるんですけど、「建具の色・取っ手の形・クロスの種類…決めることがとにかく多くて、打ち合わせが本当に大変だった」って言ってて。
フォレストセレクションは基本のセットが決まってるから、細かい選択が少なかったんです。
外壁は標準のサイディングから選ぶ形で、シーサンドコートは選択できませんでした。この点については、後のセクションでS様に正直に語ってもらっています。


積水ハウス・ダイワハウス・ミサワホームと比較した結果



積水ハウス・ダイワハウス・ミサワホームとも比較したんですよね。どんな比較をしたんですか?



クリアファイルに各社の資料を全部入れて、比較表を手書きで作って。
「延床面積・仕様・総額・坪単価・保証年数・構造の特徴」を軸に4社を並べたんです。



どう並べて見えましたか?



一番先に消えたのは…積水ハウスでした。



え、意外。なぜですか?



同じ坪数で見積もりを取ったら、積水ハウスは300万以上高かったんですよ。担当さんの印象はすごく良かったのに。
「木の家に惹かれてるのに、木造じゃない商品のために300万余分に出す理由があるか」って夫と話して。そこで積水は外れた。
S様が比較検討で重視したのは「木造であること」と「予算内で収まること」の2軸でした。この2軸でフィルタリングすると、選択肢は自然と絞られていったそうです。



ダイワハウスとミサワホームはどうでしたか?



ダイワハウスは構造が鉄骨なんですよね。防音性能が高いとか、間取りの自由度があるとか、メリットを説明してもらったんですけど、「木じゃなくていいんだっけ?」ってなって。



木へのこだわりが強かったんですね。



最初はそんなになかったんですよ。でも展示場を4社回ってるうちに、住友林業の展示場の木の雰囲気が「家に帰ってきた感じ」がして。それが判断軸になっていった。



ミサワホームは?



ミサワホームは面白いと思ったんですよ。蔵のある間取りが独特で。
でもフォレストセレクションと同じ価格帯で比べたとき、「蔵のある家にしたいほどの強い理由がうちにはない」って気づいて。ミサワホームの特長が自分の生活に刺さりきらなかったんです。
最終的に住友林業フォレストセレクションBFを選んだ決め手は「木の質感はマイフォレストと同じで、予算内に収まった」という点でした。



4社を比較してみて、どう感じましたか?



比較して良かったです、本当に。
「住友林業が4,700万台は高いのか安いのか」って、比較しないと分からないんですよね。
4社並べて初めて「ここの価格帯はこういうものだ」って分かって、不安が消えた。
フォレストセレクションを選んでみて正直なところ



住んで2年以上経って、フォレストセレクションにして正直どうでしたか?後悔した部分があれば聞かせてください。



住んでからの後悔はないんですよ、本当に。
でも…打ち合わせ中に後悔した部分は、正直あります。



どんなことでしたか?



シーサンドコートが選べなかったことです。



外壁のシーサンドコート、ですね。



住友林業の展示場に行くと、外壁がシーサンドコートの家が多いじゃないですか。あの質感がすごく好きだったんですよ。ざらっとした感触で、光の当たり方で陰影が出て。
「あの外壁、選べますよね」って担当さんに確認したら…フォレストセレクションでは原則選べない、と言われて。
フォレストセレクションの外壁は原則サイディングの7種15色。マイフォレストBFで選べるシーサンドコートやSODOは対象外です。この制約を知らずに進めるとS様のように落胆する可能性があります。



それはいつ知ったんですか?



打ち合わせが3回目か4回目くらい。
外壁のサンプルを見るタイミングで「シーサンドコートはどれですか?」って聞いたら「フォレストセレクションにはないんです」って言われて。



事前に知ってたら、どうしてましたか?



…難しい質問ですね。
マイフォレストに変えてたかっていうと、たぶん変えてないと思うんですよ。予算が大事だったし、間取りはフォレストセレクションで満足できてたし。
でも「知ってた上で諦めた」のと「気づかずにいた」のは気持ちが全然違う。その差はある。



今の外壁に満足してますか?



外壁自体は気に入ってます。サイディングも悪くないし、色の選択肢も十分あった。
でも「シーサンドコートだったらどうだったかな」っていう気持ちは、今でもたまに出てきます。正直に言うと。きれいに割り切れてないと思う。
フォレストセレクションBFでは、シーサンドコート・SODOが原則選べません。住友林業の看板外壁素材を重視する方は、フルオーダーの「マイフォレストBF」か、仕様をご担当者に事前確認することをおすすめします。



他に後悔した点はありましたか?



これ、家では話題にしないようにしてるんですけど…値引き交渉が難しかったことですかね。
フォレストセレクションはセット価格みたいな性格が強くて、「ここを削ってここを安くして」っていう交渉がしにくいんですよ。紹介割引は使えたんですけど、それ以上の値引きは難しかった。



紹介割引はどのくらいでしたか?



約100万円くらいです。それが現実的な上限かな、という感覚で。
マイフォレストで建てた友人は決算期に違う交渉をしてたって言ってたから、その辺の差はあるのかもしれない。


S様が家づくりで使って良かったもの



家づくりを振り返って、使って良かったものを教えてもらえますか?



3つあります。住宅相談窓口と、FP相談と、クリアファイル。



住宅相談窓口は最初に行ったとのことでしたが、具体的に何が良かったですか?



「展示場への行き方を整理してくれた」っていう感じです。
カウンターのアドバイザーさんが「この条件なら積水ハウス・ダイワハウス・ミサワホームと住友林業を見てみると良いですよ」って候補を絞ってくれて、同時に4社のアポを取ってくれた。
自分で電話してアポを取る手間と、「何社回れば十分か」という判断を、まとめて解決してくれた。
S様のように「無駄を省きたい」性格の施主にとって、最初の候補絞りをプロに任せるのは合理的な選択だったようです。



FP相談は?



「予算の根拠が作れた」ことです。
FP相談の前は「なんとなく4,000万くらい」だったのが、相談後は「4,700万台まで、老後はこのくらい残る」っていう数字になった。
根拠のない予算で動いてたら、途中でぶれてたと思う。



クリアファイルはどんな使い方をしましたか?



施主ブログで「会社ごとにクリアファイルで資料を管理すると比較しやすい」って読んで、真似したんです。
住友林業だけで30枚近く資料が入ってたんですけど、「どの資料がどこにあるか」がいつでも把握できてた。打ち合わせに全部持って行って、担当さんから「資料の管理が丁寧ですね」って言われた。夫は「クリアファイル1冊で展示場に来る施主、普通いないと思う」って笑ってたけど。
仕様書を全部読む几帳面なS様にとって、「情報を整理して判断する」という姿勢は家づくり全体を通じて一貫していました。
フォレストセレクションが向いている人・向かない人
S様の経験をもとに、フォレストセレクションBFが向いている人・向かない人を整理しました。
| 判断軸 | フォレストセレクションBFが向いている人 | フォレストセレクションBFが向かない人 |
|---|---|---|
| 外観へのこだわり | サイディングで十分満足できる | シーサンドコート・SODOが絶対に欲しい |
| 間取りへのこだわり | 1,500プランの中に理想がある | 玄関・階段の位置まで自分で決めたい |
| 予算 | 300〜500万円の差が家計に響く | 価格差よりこだわりを優先したい |
| 打ち合わせの負担 | 共働きで決断の回数を減らしたい | 時間をかけてでも細部を詰めたい |
| 土地形状 | 整形地・方位が標準的 | 変形地・旗竿地・傾斜地 |
| 木の質感 | 無垢床・BF構法の開放感が手に入れば十分 | 外壁も含めた「住友林業らしさ」を全部欲しい |



フォレストセレクションを選んで、今は満足していますか?



満足してます。後悔してないです。
シーサンドコートのことは今でも少し気になるけど、それは「知ってたら違った選び方もできたかも」っていう話であって、今の家への不満じゃないから。



これから家づくりをする方に一言あるとすれば?



「フォレストセレクションを検討するなら、外壁の制約を最初に確認してほしい」。それだけです。
あとはFP相談と比較の材料を早めに作ること。この2つを最初にやれば、大きく外れることはないと思う。


まとめ|S様から、これから家づくりをする方へ
S様の家づくりをまとめると、以下のポイントが浮かび上がります。
- 住宅相談窓口とFP相談で「予算の根拠」と「比較の土台」を先に作った
- 1,500プランを全数確認した几帳面な姿勢が、土地に合うプランを見つけることに繋がった
- 玄関・階段の位置変更不可という制約は、最初に知っておけば打ち合わせがより効率的だった
- シーサンドコートが選べない点は「知っていれば良かった」という後悔として残っている
- 積水ハウス・ダイワハウス・ミサワホームと4社比較した結果、「住友林業の木の質感×フォレストセレクションの価格」が最適解だった
- 住んでからの後悔はなく、BF構法の開放感・無垢床の質感はフォレストセレクションでも十分に手に入った



S様、今日は本当にありがとうございました。



こちらこそ、ありがとうございました。これから検討する方の参考になれば嬉しいです。
この記事は、施主様の個人情報をお守りするため、個人情報保護のため一部表現を調整しています(金額・後悔点・比較内容は取材時の話に基づきます)。
S様が「家づくりの序盤で触れておきたかった」と言っていた記事はこちらです。