テラコッタタイル、汚れが気になるなあ
新築の玄関…テラコッタタイルで大丈夫かな?
そんな悩みを解決します!
我が家もテラコッタタイルを採用しましたが、最初は掃除の仕方がよく分かりませんでした。
新築前に住んでいた玄関のタイルは、テラコッタではなく通常(?)のこういったタイプのタイルでした。
グレー系だったのであまり汚れが目立つこともなく、ほうきでサッとはくだけでよかったのですが…
テラコッタタイルは明るい色なので汚れが目立ちやすく、掃除の頻度が増えました。
とはいえ、ポイントをきっちり抑えて準備しておけば、テラコッタでもピカピカでおしゃれなタイルをキープできます!
やばくなったら、すぐ消します。
テラコッタタイルのメリット・デメリット
テラコッタタイルは、表面に多くの空気孔が開いている素焼きのタイル。
具体的なメリットやデメリットを紹介していきますね。
メリット
まずはメリットはこんな感じ。
- 通気性や吸水速乾性に優れる
- 蓄熱性がある
- 磁気のタイルより厚みがあり丈夫
それぞれ見ていきますね。
通気性や吸水速乾性に優れる
テラコッタタイルは通気性や吸水速乾性に優れています。
これが湿気を抑え、カビやダニの発生を防ぐ大きな理由です。
例えば、雨の日に水たまりができてもすぐに乾くので、玄関がカビ臭くなる心配もなし。
蓄熱性がある
蓄熱性があるテラコッタタイルは、熱を吸収して放出する性質を持っています。
そのため、床暖房に使用されることも。
冬場でもタイルからひんやりすることが減ったので、玄関の温度も上がりました。
磁気のタイルより厚みがあり丈夫
磁気のタイルに比べて、テラコッタタイルは厚みがあり丈夫です。
これが、長期間使用できる理由の一つです。
ランニングコストがあまりかからないのもメリットですね。
デメリット
一方、テラコッタタイルにはデメリットも。
- 汚れやすく、掃除が面倒
- 色むらがあることも
それぞれ見ていきましょう。
汚れやすく、掃除が面倒
テラコッタタイルのデメリットとして、汚れやすく掃除が面倒だと感じることがあります。
これは、表面が多少粗く、汚れが付きやすい性質があるからです。
例えば、靴の泥や雨の日の水しぶきなどで、表面がすぐに汚れることがあります。
定期的なお手入れが必要になるのは、少し面倒なポイントですね。
色むらがあることも
テラコッタタイルは、自然素材のため色むらがあることもあります。
これが、デザイン面でデメリットと感じる方もいます。
例えば、一部分だけ色が濃かったり薄かったりすることがあります。
ちなみに、テラコッタ調のタイルもあり、こちらはテラコッタタイルと違い自然素材ではないのでこういったデメリットはないみたいです。
玄関タイルが汚れる原因
テラコッタタイルのお手入れ方法を見ていく前に、そもそも玄関タイルが汚れる原因を考えてみましょう。
それぞれ見ていきますね。
土埃・砂埃
玄関タイルが汚れる主な原因は、土埃や砂埃です。
例えば、靴の底についた土や砂が、玄関に入る際に落ちることがあります。
また、雪国や雨の多い季節だと、泥が入ってきて汚いですね。
排気ガス
排気ガスも玄関タイルを汚す原因の一つです。
これは、近くに道路がある場合に特にです。
例えば、通行量の多い道路沿いに住んでいると、排気ガスに含まれる微粒子がタイルに付着しやすくなります。
窓やドアの開閉時に注意して、玄関周辺の空気をこまめに入れ替えることが重要です。
花粉
花粉もまた、玄関タイルの汚れの原因です。
春になると、空気中に飛び交う花粉が、タイルに付着します。
例えば、スギやヒノキの花粉が多い場所に住んでいると、特に玄関タイルが汚れやすくなります。
花粉の時期には、こまめな掃除が必要です。
しかも、量は違えど花粉は一年中舞っているものらしいですよ・・・!
黄砂
黄砂は、中国大陸から飛来する砂塵で、玄関タイルを汚す原因の一つです。
これは、特に春先に影響を受けることが多いですね。
花粉や砂埃と同じように、汚れやすい原因になります。
カビ
カビもまた、玄関タイルを汚す原因の一つです。
これは、湿気がたまりやすい環境で発生しやすくなります。
例えば、梅雨時期や湿度が高い日には、カビが繁殖しやすくタイルにも悪影響がありますね。
汚れを落とす方法6選
では、汚れが落としづらいテラコッタタイルの汚れを落とす方法をいくつか見ていきましょう。
モップや雑巾で拭き掃除
タイルの汚れを落とすまず第一の方法として、モップや雑巾での拭き掃除が基本ですね。
効果は知っての通りですが、全部の汚れが落とせるかというと、ちょっと威力は弱め。
誰でもできる掃除なので、我が家も最初は雑巾で拭いていました。
メラミンスポンジでこする
メラミンスポンジでこすることも、玄関タイルの汚れを落とす効果的な方法の一つです。
これは、メラミンスポンジが細かい汚れに対してとても効果があるから。
例えば、頑固な汚れや黒ずみがある場合に、メラミンスポンジでこすり落とすことができます。
ただし、力を入れすぎるとタイルが傷つくことがあるので、注意が必要ですね。
重曹でこすり落とす
メラミンスポンジや雑巾に重曹をつけてこすり落とすのもおすすめです。
家の汚れって、重曹でなんとかなる部分が多いんですよね。笑
ちなみに、電動シェーバー(髭剃り)の匂いや汚れをとるのにも重曹は超効果があります!
ウタマロ石鹸で落とす
食べこぼしの汚れや襟・袖の汚れに効果があるお馴染みの(?)ウタマロ石鹸ですが、なんとタイルにも!
例えば、ウタマロ石鹸を濡らしたスポンジやブラシで泡立て、タイルをこすれば汚れがしっかり落ちます。
また、ウタマロ石鹸は環境にも優しい成分でできているので、安心して使えるのが嬉しいですね〜
高圧洗浄機で落とす
広い玄関や汚れやすい玄関であれば、高圧洗浄機もおすすめ。
高圧の温水で汚れを直接落とせます。
ただ、どうしても費用がかかるので、玄関タイル以外の部分でも使う人ならおすすめできます。
わざわざタイルのために買うのはあまりおすすめじゃないですね。
スチームクリーナーで落とす
ちょっと高圧洗浄機に近いですが、スチームクリーナーもおすすめです。
水を沸騰させて発生する蒸気を吹き付けて、熱で汚れを落とすスチームクリーナーは、タイル以外にも応用が効きます。
黒ずんだテラコッタ・・・どうやって落とす?
テラコッタタイルは黒ずみがち。
我が家も黒ずんだテラコッタタイルを綺麗にするために、いくつかの方法を取りました。
除光液で落とす
意外(?)にも、黒ずんだテラコッタタイルに効果があるのが除光液。
ネイルやマニキュアを落とすためによく使われる除光液ですが、テラコッタタイルの黒ずみにも。
個人的には試しにやってみた程度ですが、他のものがなければ十分代用できると思いました。
ただ、換気しないといけないので面倒ですね。
スチームクリーナーで落とす
先ほどもお話しましたが、スチームクリーナーは黒ずみにも効果ありです。
洗い物の時も高温のお湯で汚れを浮かせることで洗い物がしやすくなりますよね?
そんなイメージでスチームクリーナーは効果抜群ですよ。
まとめ
今回の記事では、玄関のテラコッタタイルの
- メリットやデメリット
- 汚れの原因
- 汚れを落とす方法
- 黒ずみの落とし方
についてお話してきました。
個人的には、スチームクリーナーを持っていれば全然気にすることなく安心できると思います。
ただ、重曹やウタマロでも十分に汚れは落とせるので、
テラコッタは汚れやすいらしいから、やめておこう
というのはとてももったいないですよ!
やばくなったら、すぐ消します。
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