グッドデザイン・高品質・高性能を実現した家づくりが特徴の住友不動産。
これから家を建てたいけど、住友不動産の標準仕様が分からない・・・
というお悩みを解決します。
この記事では、住友不動産の
- キッチン
- お風呂
- 洗面台
- トイレ
- 外壁
- 屋根
- 窓
- 床材
- 玄関
- 断熱性
- 構造
- 基礎
- 換気システム
- アフターフォロー
の標準仕様について、どこよりも詳しく徹底的に解説していきます。
やばくなったら、すぐ消します。
住友不動産の標準仕様【キッチン】
住友不動産の注文住宅では、4つのメーカーが標準仕様で選べます。
- Panasonic
- リクシル
- タカラスタンダード
- 住友不動産(オリジナル)
から選択することが可能です。
それぞれ詳しく解説しますね。
Panasonic「ラクシーナ」
Panasonicはラクシーナ。
- スゴピカ素材でお手入れしやすいシンク
- 10年間もファン掃除がいらないレンジフード「スマートフードⅡ」
- シンクとカウンターの材質は人造大理石
- シンクには調理や水切りに便利な「スラくるネット」
- 食洗機は幅450mm深型なので大家族でも安心
カラーも豊富なので、おしゃれカラー&機能性が追求できる良いキッチンです。
リクシル「アレスタ」
リクシルの標準キッチンはアレスタ。
- 収納力が非常に高くて、作業が楽々
- カラーバリエーションが豊富
- それでいてデザイン性も非常に高い
我が家もリクシルですが、リクシルのキッチンは収納力が高い印象。
大人数の家族や食べ盛りのお子さんがいて、食器がたくさん必要な家庭におすすめです。
タカラスタンダード「オフェリア」
タカラの標準キッチンはオフェリア。
- 高品位ホーロー製キッチン
- 熱に強くお手入れ楽々
- 天板は人造大理石orステンレスで選択できる
- シンクとカウンターの材質はアクリル人造大理石
- 扉柄はメラミン材等45種類から選択できる
やはりタカラといえばホーローですが、オフェリアは一部のみホーローが採用。
部分的でもホーローは経済的かつ掃除が楽でとても便利ですよね。
住友不動産オリジナルキッチン
住友不動産では、オリジナルキッチンも選択することができます。
製造会社は「三京化成株式会社」です。
- 傷つきづらい&汚れにくい天板
- 収納とキッチンのデザインが揃えられたり
- 高級感のあるキッチン
ちなみに、オリジナルキッチンは、高級タワーマンションで採用されている物と同等の高いグレードのキッチンが採用されているようです。
キッチンのみで住友不動産に決める人もいるので、せっかく住友不動産を選ぶならキッチンはオリジナルがおすすめですね。
住友不動産の標準仕様【お風呂】
大手ハウスメーカーはリクシルやTOTOを標準に置いているところが多いのですが、住友不動産は少し違います。
住友不動産のお風呂の標準メーカーは
- Panasonic
- タカラスタンダード
- 積水ホームテクノ
になります。それぞれ詳しく解説していきますね。
Panasonic「オフローラ」
Panasonicのお風呂は、オフローラ。
- スゴピカ素材で、浴槽やカウンター、水栓もお掃除が楽々
- 滑りにくくて安心安全のスミピカフロア
- オプションが豊富でデザイン性が高い
- 暖房換気乾燥機が標準でついている
お風呂の標準は他にもありますが、一番選ばれているのはPanasonicのオフローラ。
小さい子供がいたり、お年寄りがいると、スミピカフロアが採用されているオフローラが人気なのもうなづけますね。
タカラスタンダード「リラクシア」
タカラスタンダードはリラクシア。
- キッチンと同じくホーロー素材で汚れに強くお掃除が楽々
- 浴室暖房乾燥機やワイドミラーが標準装備
- 形状が選べる、FRP素材の高断熱浴槽
浴槽はホーロー素材ではありませんが、ホーロー部は断熱性が高いです。
寒い地域のヒートショック対策にも、リラクシアはかなりおすすめのお風呂です。
積水ホームテクノ「BSY-F1」
「BSY-F1」は積水ホームテクノ製の、住友不動産オリジナルのお風呂。
- 高断熱で掃除のしやすい「人造大理石浴槽」
- 浴槽、洗い場が広々
- LEDダウンライト仕様なのでおしゃれ
高級感があってデザインも性能も充実している積水ホームテクノ。
他ハウスメーカーでは選べないので、お風呂の標準でこだわる人は住友不動産がグッと近づきますね。
住友不動産の標準仕様【洗面台】
住友不動産の洗面台は、
- TOTO
- Panasonic
- 住友不動産のオリジナル
の中から選ぶことができます。
Panasonicは2種類から選べたり、こちらもオリジナル製品を選べたりするのも特徴。
それぞれ詳しく見ていきますね。
TOTO「オクターブ」
TOTOの標準はオクターブ。
- 手を差し出すとセンサーが感知して自動で水が出るラクラクスマート水栓
- 次亜塩素酸が含まれた「きれい除菌水」が搭載されてきれいが長持ち
- 収納スペースが広い
清潔感あふれるオクターブは、どんな家庭にもおすすめできる製品ですよ。
Panasonic「シーライン」
Panasonic製の洗面台の1つ目はシーライン。
- 収納が欲しい人のためのキャビネットプラン
- 床掃除を簡単にしたい人のためのフロートプラン
- 収納もインテリアにしたい人のためのオープン棚プラン
- 2人以上で広々と使いたい人のためのワイドカウンタープラン
から選ぶことができます。
また、LED照明でウェットエリアがあるので、掃除自体もしやすいです。
Panasonic「ウツクシーズ」
Panasonic製のもう一つの標準は「ウツクシーズ」。
- 手間がかからないスゴピカカウンター
- 標準装備のタッチレス水栓
- キャビネット内にコンセントがある
が特徴。
シーラインよりも高いグレードなので、ちょっとお得な感じがしますね。
住友不動産オリジナル
最後に紹介するのが、住友不動産オリジナルの洗面台。
- デザイン性が高く素材も上質
- 洗面ボウルの2個並べもできる
- セラミックや人造大理石、クオーツから選べるカウンター素材
お風呂やキッチンと同様、オリジナルも選べます。
オリジナル洗面台は高級感やおしゃれ感が際立つ仕様。
一方、機能面では他の標準の方が良い部分もあるので、他を選択するのも十分にアリですね。
住友不動産の標準仕様【トイレ】
住友不動産のトイレは、1階と2階に1つずつ標準でつきます。
また、1階と2階で標準仕様が違うので要注意。
- 1階はPanasonic「アラウーノ」
- 2階はリクシル「ベーシアピタ」
それぞれ詳しく見ていきますね。
1階:Panasonic「アラウーノ」
1階の標準仕様は、Panasonicのアラウーノ。
今まではS141というグレードでしたが、廃盤になり現行はS160とのこと。
大きな変更はないようです。
いずれにせよ、こんな特徴です。
- 流すたびにトイレを泡洗浄してくれる「激落ちバブル」
- お掃除が簡単な「スゴピカ素材」
- トイレが広々な、タンクレス仕様
隙間などが少ないタンクレス仕様なのと、激落バブルやスゴピカ素材のおかげで掃除がとにかく楽。
会社のトイレがこれですが、めちゃくちゃ便利なイメージです。
2階:リクシル「ベーシアピタ」
2階の標準仕様は、リクシルのベーシアピタ。
- 収納一体型シャワートイレなので、収納スペース付き
- タンク部分も隠せるのでお手入れ簡単
とてもスタンダードなトイレであるベーシアピタ。
2階のトイレは、来客時に使われることも多いはずなので、収納がたくさん取れているのは超ありがたいですね。
住友不動産の標準仕様【外壁】
住友不動産の外壁の標準は、2種類から選びます。
- ニチハ「モエンエクセラード16」
- ケイミュー「光セラ16」
どちらもセルフクリーニング機能があるので、安心ですね。
それぞれ詳しく見ていきますね。
ニチハ「モエンエクセラード16」
私のイメージですが外壁最大手のニチハ。
モエンエクセラードはこんな製品です。
- 見た目が美しくて、豊富なバリエーション
- セルフクリーニング機能付き
- ドライジョイント工法採用で、コーキングがほぼないので劣化も安心
住宅の中でも常に外気に晒されて劣化しやすい外壁。
セルフクリーニングだったり、ドライジョイント工法だったりでメンテナンスの必要性が少ないのは助かりますよね。
ケイミュー「光セラ」
他のハウスメーカーでもニチハと並んでよく使われているケイミュー。
- 汚れづらい&紫外線に強いセラミックコート
- セルフクリーニング機能付き
- 30年間メンテナンスフリー
こちらもセルフクリーニング機能がついているので、お掃除不要。
どちらを選んでもメンテナンスが楽なので、好きなデザインの方を選びましょう。
住友不動産の標準仕様【屋根】
住友不動産の屋根は
ケイミュー「コロニアルグラッサ」が標準仕様。
コロニアルグラッサは横一文字葺きでどんな家にもマッチします。
カラーバリエーションも16色と豊富なので、好きな外観を作るのに役立ってくれますね。
また、紫外線エネルギーに強いので、多少断熱性にも効果がありますよ。
住友不動産の標準仕様【窓・サッシ】
住友不動産の窓やサッシは、防火地域と非防火地域で違います。
- 防火地域はYKK AP「防火窓Gシリーズ」
- 非防火地域はYKK AP「エピソードネオ」
です。
それぞれについて詳しく見ていきますね。
防火地域のYKK AP「防火窓Gシリーズ」
YKK APの「防火窓Gシリーズ」は、国土交通大臣認定の防火設備。
一方、アルミの複層窓で、熱貫流率は3.49W/㎡・Kと断熱性は割と低めです。
そのため、寒冷地であればオプションを使用するならここかな、と思います。
非防火地域のYKK AP「エピソードネオ」
一方非防火地域では同じくYKK APの「エピソードネオ」。
こちらは、アルミと樹脂の複合窓。
熱貫流率は2.33W/㎡・Kと、防火窓よりは高いため基本的には問題ない断熱性能。
しかし、寒冷地であれば心許ない可能性もあるので、断熱性能が気になる方はオプション使用が無難です。
住友不動産の標準仕様【床材】
突板フローリング、シートフローリング、クッションフロアが標準仕様になっている住友不動産。
それぞれで選べるメーカーは下記です。
- 突板フローリングはウッドワン
- シートフローリングはウッドワンとDAIKEN
- クッションフロアはサンゲツ
それぞれ見ていきますね。
突板フローリング
ウッドワンで選べる突板フローリングは
- 合板基材と無垢材を接着していて
- 色味や塗装のラインナップが幅広く
- 木の風合いがある
のが特徴。
木のぬくもりを大事にしたい人は、突板フローリングがおすすめですよ。
シートフローリング
シートフローリングは、ウッドワンだけでなくDAIKENのものも選べます。
- 合板基材とプリントシートを接着していて
- 多種多様なラインナップがある
のが特徴。
コーティングもしやすいため、ペットがいたり子供がいたりする家庭にはおすすめですよ。
クッションフロア
クッションフロアは、サンゲツのものが標準。
- 耐久性が高くて水にも強く
- クッション性のあるビニールなので、転んでも安心で
- 色や柄も豊富
なのが特徴。
我が家も水回りでクッションフロアを使っています。
子供が転んでも痛がらないので、安心して過ごせますよ。
住友不動産の標準仕様【玄関】
住友不動産の玄関は、
- 三協アルミ「ファノーバ」
- YKK AP「ヴェナートD30」
が標準仕様。
それぞれ詳しく見ていきますね。
三協アルミ「ファノーバ」
ファノーバは、
- カラーやデザインが豊富
- タッチキー採用で楽
というのが特徴。
種類が多いので、外観に合わせた玄関にしやすいのと、荷物をたくさん抱えて家に帰ってもタッチで玄関を開けられて便利ということで人気がある製品です。
我が家の玄関は押さないと開かないので、タッチ式は羨ましくもあります。
YKK AP「ヴェナートD30」
ヴェナートは、
- デザインの種類が豊富で
- スマートコントロールキーが便利
というのが特徴。
正直ファノーバもヴェナートもどちらもデザインが豊富でタッチキーなので、大きな差はないです。
そのため、デザインが好きな方を選べば後悔はないでしょう。
住友不動産の標準仕様【断熱性】
住友不動産の断熱材は、「グラスウール断熱」
- 2×4工法は厚さ89mm
- 2×6工法は厚さ140mm
- その他の工法は厚さ105mm
と工法により厚さが違います。
グラスウール自体も、高性能なものを使っている上に、天井や床まで使用しているため家全体が断熱されています。
ちなみに天井のグラスウールは二重に使われているので、かなり安心ですね。
また、遮熱・防水遮温シートを外壁と断熱材の間に貼り、グラスウールを守りながら断熱性能を上げています。
断熱性能は家の暮らしやすさやランニングコストに大きく関わる部分。
住友不動産の断熱性能なら、それなりに安心できますね。
住友不動産の標準仕様【構造・工法】
先ほども紹介しましたが、工法は
2×4、2×6の2つとウッドパネル工法、ウッドパネルセンチュリー工法があります。
- 耐力壁にパーティクルボードを使っていて、規定値を大きく超える4.46倍の壁倍率があったり
- 歪みや変形にかなり強く、耐震性をアップしてくれる構造用接合金物を使っていたり
- 標準装備で高倍率耐力壁のパワーパネルを使用しているため、耐震等級は最高等級3を維持したままで、柱の量を減らすことができたり
- 耐震だけでなく制震システムで倒壊を防ぐ作りをしていたり
と構造面でもかなり強いのが住友不動産。
中でもパワーパネルで最高等級3を維持できることで、間取りの制約が減るのが魅力的ですね。
住友不動産の標準仕様【基礎】
住友不動産の標準は「ベタ基礎工法」
基礎全体が鉄筋コンクリートの面のようになっているベタ基礎は元々、地盤沈下から家を守るためのベタ基礎ですが、家の下を面で支えているので地震にも強いです。
縁の下の力持ちみたいなイメージですね。
住友不動産のグランド基礎の高さは地盤から430mmと、一般的な範囲内。
立ち上がり幅は建築基準法だと120mm以上となっているのですが、住友不動産は150mmと大幅クリア。
ちなみにウッドパネルセンチュリー工法だと立ち上がり幅は180mmとさらに大幅にクリアしています。
基礎だけではありませんが、住友不動産は長期優良住宅を標準仕様にしているので、耐震性は十分と言えるところです。
住友不動産の標準仕様【換気システム】
住友不動産の換気システムは、ダイケンの「第三種換気システム」
第三種換気システムでは、
- 排気は換気扇で強制的に
- 吸気は自然に任せる
という構造になっています。
換気システムには、第一種もありますが、そちらに比べるとかなりイニシャル・ランニングともにコストを抑えられるのが第三種換気システムです。
一方、機密性が低いと外気が入り込み光熱費が高くなるリスクもあります。
第一種は、イニシャル・ランニングともに第三種よりも高いのですが「熱交換換気」ができるので、取り込んだ空気を室温に近づけてから室内に入れることができます。
そのため、寒冷地で寒い空気が気になる場合は、オプション費用を出しても第一種にした方が環境は良くなりますよ。
住友不動産の標準仕様【アフターフォロー】
住友不動産のアフターフォローは、60年保証システム。
引き渡しから10年ごとに点検があり、必要になった有料メンテを実施した場合は、構造躯体に限り引き渡しから最大60年保証する安心のシステムです。
また、引き渡しから3ヶ月・1年・2年・10年で定期点検に専任スタッフが来るため、アフターフォローとしてはバッチリです。
さらに施主専用のお問い合わせ先も24時間365日受け付けているので、いざという時は安心できますね。
やばくなったら、すぐ消します。
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