家づくりをしている時、とにかく困ったのが「施主目線での有益な情報」が少ないこと。
この記事では、
- 家づくりの流れ
- 各段階で必要なもの・便利なもの
を徹底的にまとめています。
この記事をブックマークしておけば、家づくり中に道に迷うことはない!
という記事にしました。
実際に家づくりをして、たくさんの後悔や失敗をしてきた施主だからこそ書ける記事を目指しました。
どの段階からでも大丈夫。
このロードマップが、あなたの家づくりを成功させる一助になれば嬉しいです!
- 20代夫婦
- 建て替えで二世帯住宅
- タマホーム施主
- 各段階で値引きもらいまくり
30000字越えの大ボリュームです。
目次から必要なところにジャンプして使ってください。
この記事で紹介している、便利なものまとめです。
便利なものまとめ
【無料】カタログ一括請求 → ライフルホームズ
【無料】間取り・見積もり一括請求 → タウンライフ家づくり
【無料】工務店の間取り・見積もり一括請求 → ハウジングバザール
【無料】住宅ローンの一括比較 → モゲチェック
【無料】間取り作成アプリ → Home Design 3D(iPhone・Android)
【無料】画像で情報探し → ルームクリップ・Instagram
【無料】土地探しにも → タウンライフ家づくり
【有料】一級建築士に間取り相談 → ココナラ
【無料】外構の見積もり一括請求 → タウンライフ
【無料】引越しの一括見積もり → SUUMO
【有料】引越し先の周囲調査 → トナリスク
【無料】解体の相見積もり → 解体の窓口
【有料】レンタル倉庫サービス → 宅トラ
【有料】レンタル倉庫サービス → minikura
【無料】壁紙の雰囲気チェック → エコカラットシミュレーター・3Dカタログ
1.【情報収集】知らないままの家づくりは必ず失敗する
家づくりの始まりは、情報収集からです。
で、この情報収集が厄介です。
一番大事なのに、一番初めにすることなのでよくわからないから
です。
ありがちな後悔としては、なんとなく行った住宅展示場であれよあれよと営業マンの口車に乗せられて契約まで行ってしまうパターン。
後悔しないためにも、情報収集はとにかく大事です。
では「情報収集」とめちゃくちゃ大きく括りましたが、家の情報ってなんでしょう?
家の性能
- 家のデザイン
- 間取りについて
- 標準仕様のこと
- ハウスメーカーの評判
- 土地のこと
- 外構のこと
- 引っ越し費用
- 家具の費用
- 家電の費用
パッと思いつくだけでもこれだけあります。
他にも、住宅ローンについてや税制についてなんかも知っておかないといけないですね。
これだけの情報を集めて、やっと後悔せずに家が建てられます。
若干驚かせるようなことを言いましたが、あまり心配しなくても大丈夫です。
基本的には、ハウスメーカーや工務店の営業が教えてくれます。
さらに、ここで絶対知っておいて欲しいのが、
営業担当は変更ができる
ということです。忘れないでくださいね。
家づくりにおいて情報は、
ハウスメーカーや工務店に足元を見られず、適正な価格で良い家を建てるために必要なもの。
もし比較する情報がなければ、営業マンの言うことを「プロが言ってるんだから多分正しいんだろうな」と鵜呑みにしてしまいます。
ぼったくりで売りつけられるリスクも普通にあります。
営業マンを変更するためにも、正しい情報を知っておいて他と比較することがとても大事になってきます。
まずは、
こっちは色々知っているんだから、適当なこと言ってたり不信感抱いたら担当(もしくは会社)変えるぞ
というスタンスになれればベストです。(もちろん口に出したり態度で表す必要はありません)
そうなることで、家づくりの主導権を握るようにしましょう。
ということで、情報収集は一番大事です。
このブログに辿り着いてくれた人は、情報収集の大事さが分かっていると思いますが!
では、情報収集の手段についてお話していきますね。
情報収集の手段について
「お前が適当なことしたら、変えてやるからな!」
という状態まで自分の施主力を上げるために情報収集が最重要だとお話しました。
施主力:家づくりの施主としての能力のこと。造語ですがそのままの意味です。
そんな情報収集をするための手段は、3つあります。
- ハウスメーカーにいきなり行ってみる
- 住宅展示場に行く
- カタログ資料請求
結論から言うと、今の家づくりなら③カタログ資料請求 一択です。
理由としては、段階を踏めるからです。
カタログ→展示場→ハウスメーカー
と段階を踏むことによって、施主としてハウスメーカーや工務店を選んで絞っていくことができるようになります。
具体的には、
カタログ資料請求で10社くらいに絞る→住宅展示場で3~5社くらいに絞る→ハウスメーカーで打ち合わせをして1社に決める
がベストです。
とはいえ、徹底的に解説したいので、それぞれのメリットとデメリットや注意点について我が家の体験談をもとにお話していきます。
ハウスメーカーにいきなり行ってみる
これはかなりNGです。
理由としては、お察しの通り主導権を握れないからですね。
レベル1でいきなり最後の方のボスに挑むくらいやめた方が良いです。
もちろん、家づくり2回目以降の「強くてニューゲーム」状態の人であればアリかもしれません。
いずれにせよ、基本的にはおすすめできません。
というかやめておいた方がいいです。
いずれハウスメーカーや工務店には、必ず行くことになるのですが、それは情報収集の最後の方の段階の話ですよ。
いきなり住宅展示場に行く
じゃあいきなり住宅展示場に行くのはいいんじゃないの?
というそこのあなた。
ぶっちゃけハウスメーカーにいきなり行ってみるのと同じようなものです。
住宅展示場は、ハウスメーカーの群れのようなもの。
もちろん、一つだけハウスメーカーに足を運ぶよりは、あなたにぴったりのハウスメーカーに出会える確率は上がります。
ですが、営業マンに流されやすいのは同様です。
だって家づくりのこと、まだ何も知らないじゃないですか。(自戒)
レベル1のままボスに突っ込むのは変わりありません。
もちろんオススメしません。
とはいえ、住宅展示場自体は雰囲気を掴むためにはおすすめなので、もし最初に住宅展示場に行くのであれば1点だけ気をつけてください。
それは、
理由としては、個人情報を渡した瞬間に営業がかかってくるからです。
そうなればもう、営業マンに流されてしまうのはたやすいことです。
カタログ資料請求
こいつは一体何を言いたいんだ、ハウスメーカーにも住宅展示場にも行かずに、どうやって情報収集しろって言うんだ!
なんていう方はいませんよね。
結論としてはネットが最速です。
というよりは先ほども少し触れたように
カタログ資料請求で10社くらいに絞る→住宅展示場で3~5社くらいに絞る→ハウスメーカーで打ち合わせをして1社に決める
のがベストです。
そのため、「最初にやるべきはカタログ請求だよね」というお話。
そんなカタログ請求ですが、やり方は2つあります。
当然、どちらも無料です。
- 興味のあるハウスメーカーに片っ端からカタログ請求する。
- 自分の条件に合うハウスメーカーや興味のあるハウスメーカーへ、一括でカタログ請求する。
正直、どちらを選んでも届くカタログは変わりません。
そのため、②を無難に選んでおけばOK。
①を選んでも良いですが、かなり重労働なので。
それで、②のように一括で資料請求できるサービスがいくつかあります。
結論としては、一番オススメなのは
シンプルに提携会社の数が一番多い&大手企業なので個人情報の管理がガチガチだからです。
間取りや見積もりも取れる「タウンライフ家づくり」というサービスもオススメなのですが、カタログ請求だけに使うのはもったいないのでやめておきましょう。後から使います。
ちなみに、「木の温もりあふれる、地域の工務店に家を建ててもらいたい!」という方だけは、ハウジングバザールというサービスもオススメです。
いずれのサービスも無料ですが、必ずこんな質問があります。
無料の資料請求をすると、住宅の値段が上がると聞いたがどうなのか?
これ、住宅系のインフルエンサーで吹聴している人がいるようで、カタログ請求サービスを展開している会社も困っているみたいです。
個人的に、各サービスの運営に問い合わせた回答をまとめるとこんな感じ。
そういった話がちらほらあるが、住宅の値段には一切関係ないです。
もちろん、各ハウスメーカーの利益のうち一部は「広告費」として計算されています。
ですが、すべての住宅で同じように「広告費」として計算されているので、
- 資料請求してきた人
- テレビCMを見て来た人
- 紹介で来てくれた人
- いきなり来た人
で値段が変わることはあり得ません。
とのこと。
普通に考えたら分かりますよね。
ということで、情報収集の段階で一番オススメなのは
\ 今なら家づくりノートがもらえる /
次点でタウンライフ家づくりですが、使い所はまだここじゃない感じ。
ハウジングバザールは、工務店に強いよ!
というのがここまでのまとめです。
ということで、家づくりのスタートはカタログ資料請求から始まるのでした。
- 基本的には
ライフルホームズ一択。 - 工務店ならハウジングバザールもあり。
- タウンライフ家づくりは、後から使ったほうが効果抜群。
知っておきたい便利なアプリやソフト
間取り系
Home Design 3D
3Dゲームのように空間をレイアウトできます。
好きな人にとっては、無限に時間を消費させるアプリになるので要注意です。
マインクラフトの住人のようになります。帰って来て。
とはいえ、不器用な人やデザインセンスのない私にとっては、よくわからないままです。
ずっと使っていたのは妻なのですが、マジで良い。とのことでした。
私にとっては今もまだよくわからないままです。
なんとなくで遊んでみるだけでも、「あれ?こんな間取りいいんじゃないかな?」みたいなアイデアが出てきたりするのでおすすめです。
画像系
ルームクリップ、インスタグラム
ルームクリップやインスタも、情報収集に使えます。
言わずもがなだと思いますが、1点だけ注意してください。
投稿されている画像は、加工に加工を重ねた虚像だということ。
インスタグラマーが加工しすぎて後ろの絵画が歪んでいたりするじゃないですか。
基本的に話半分で見ておくようにしましょう。
こっちが知りたいのは背伸びしてない情報なのに、盛りまくる人が多いです。
でも便利です。
情報収集系
家づくり系ブログ
いろいろありますが、当ブログで完結しましょう。
いや、この記事で完結するはずです。
「おい、これが知りたいのに書いてないじゃないか!」というようなえなりかづきさんが居たら、問い合わせからご連絡ください。
必ず回答します。回答するので壺を買ってください。
あえて当ブログ以外でおすすめするなら、アメブロの注文住宅カテゴリがおすすめです。阿鼻叫喚が見られることもあります。
Twitterで「#○○(ハウスメーカー)」というのもおすすめです。
想像以上に阿鼻叫喚です。
1つの文章で阿鼻叫喚と2回も使ったのは初めてです。3回ですね。
2.予算の打ち合わせ
4つ目の阿鼻叫喚です。
悲報です。予算の打ち合わせはこんなにも早く取り掛からなければいけません。
我が家もそうでしたが、お金の話はできれば目を逸らしたい問題。
ですがここで気合を入れておきましょう。
家づくりはお金が全てです。
というか、情報収集と予算の組み方で大体決まります。これは本当です。
家づくりのお金のことについて実体験をもとにいろいろとお話していかないといけません。
辛いですが頑張ってください。
知らないともっと辛いです。
高収入の人はワクワクしながら読み進めてください。
坪単価の危険性
いきなり収入とは関係ないですが、「坪単価」という言葉は、家づくりをしていたら目に入る言葉ランキングトップ3に入ります。
ちなみに、他は「間取り」と「後悔」です。(私調べ)
家づくり中から後悔しているなんて後ろ向きな人が多いようです。
この記事を読んでいる人たちには後悔させません。
んで、坪単価という言葉はめちゃくちゃ危険です。
なぜかというと、使っている本人たちもよくわからず使っているからです。
この「坪単価」という言葉、本場のハウスメーカーの営業マンたちの間ではあまり使われていません。
だって家によって全然違うもん。
私もブログ内で使うときは、きちんと「目安」と言っています。許してください。
なので、どっかのメディアさんとかで「タマホームの坪単価は40万!(ドン)」みたいなのは誰か訴えたほうが良いと思います。
私が訴えておくので皆さんは安心して家づくりを進めてください。
例えばですね、我が家はタマホームで建てたのですが、建物価格が3300万円くらいでした。
それで65坪ほどの家だったので、約50万円くらいが坪単価です。
でも、ある人はタマホームで建物価格2800万円、坪数は40坪の家でした。
坪単価70万円ですよね。
そうなんですよ。坪単価って、「結果としてこの家の建築価格を坪数で割るとこうなるよ」って数字なだけなんですよ。
もちろん、大きくずれることはないとは思います。
例えば、坪単価50万円くらいが目安のメーカーで、あなたの家だけ坪単価200万円にはならないでしょう。
でも本当にそのくらい、「目安」として考えておかないと危険です。
そして、「坪単価は○円です!(ドン)」みたいな人は割と危険なので距離をおきましょう。
しかし、実際に数人の建築価格・坪数が載っているサイトとかであれば、平均を出して参考にするくらいはできます。あくまでも坪単価の捉え方としては、そのくらいがおすすめです。
年収ごとのローン額の目安・仮審査をしておこう
危険なコトバ「坪単価」を倒したので、次は年収ごとのローン額の目安です。一喜一憂してください。私は七憂くらいしました。
とはいえ、ローン額に関しても
- 本人の年齢
- 本人の年収
- 勤務先
- 勤続年数
などによってめちゃくちゃ差が出るので、あくまでも「目安」「参考」です。一喜一憂してください。
まず、よく言われる目安が、「借入は年収の7倍までにするべき」というお話。
「少なくね?」と思っていたのですが、実際に住宅ローンを返済してて思うのが「借入は年収の7倍までにするべきだな」ということ。
いきなりですが、当初10年の金利が1%、11年目以降1.8%の住宅ローンで比較してみましょう。
返済期間は35年です。
税込年収 | 借入額 | 月々の返済額 | 返済総額 |
300万円 | 2100万円 | 59,000円 | 約2700万円 |
400万円 | 2800万円 | 79,000円 | 約3500万円 |
500万円 | 3500万円 | 99,000円 | 約4500万円 |
600万円 | 4200万円 | 118,550円 | 約5300万円 |
700万円 | 4900万円 | 138,300円 | 約6200万円 |
これが年収の7倍借りた時の、月々の返済額です。
11年目以降はもう少し月々の返済額は増えます。
世帯年収400~700万円くらいの世帯が多いと思いますが、ぶっちゃけ払えますか?
今住んでいる家の家賃と同じくらいだよ〜
という人も
家賃よりかなり高いんだけど・・・
という人もいるかと思います。
結局、それぞれの生活環境によって、払える額は大きく変わるのです。
なので目安は目安。
ということで、次のおすすめサービスです。
モゲチェックで借入可能額や月々返済額を様々な銀行から提出してもらいましょう。
ライフルホームズやタウンライフのように、金融機関の広告費で運営されているサービスです。
無料で、住宅ローンの比較、仮審査までできちゃいます。
我が家は家づくりの時、モゲチェックを知らなかったもので、自分で各銀行に問い合わせをしました。かなりめんどくさかった。
最終的には、「自分が毎月無理なく払える額」で住宅ローンを組むのがベストです。
そのためには、モゲチェックで各銀行の「あなたの金利」を比較しておきましょうね。
別にそれぞれの銀行に問い合わせてもいいですが、死ぬほど面倒です。面倒すぎて私は3回くらい家づくりやめようかな、と思いました。
\今なら間に合う/
外構予算・地盤改良予算
住宅ローンについて金利の比較を始めつつ、押さえておいて欲しい予算が
- 外構予算
- 地盤改良予算
です。
外構に取り掛かるのも、地盤改良に取り掛かるのもまだまだ先です。
ですが、家づくりにかかるお金の中で、住宅本体の次に高いのがこの2つ。
ハウスメーカーも決めてないのに、もう外構!?
とか
土地も決めてないのに、もう地盤改良の話!?
と思いますよね。
そうなんですよ、それがポイントです。
例えば、更地に家をドン!と建てるのであれば外構はいりません。
ですが、庭も駐車場もない家、なかなか考えづらいですよね。
同様に、耐震等級を取らない家であれば地盤改良もいらないかもしれません。
ですが、現状中規模以上のハウスメーカーの家はほとんど耐震等級をとっています。
つまり必然的に地盤改良をする可能性があります。(改良しないと耐震等級が取れない=家が建てられないので)
そうなった時に、事前に予算を組んでおかないとマジで大変です。
何が大変かというと、ストレスがやばいのです。
結論だけ先に言っておきます。
外構費用で200万円・地盤改良費用で100万円は見積もっておきましょう。
いや、そんなに無理だよ、という方は
外構費用で100万円・地盤改良費用で80万円は見積もっておきましょう。
これは譲れないラインです。誰に譲るかは未定ですが。
時系列的には、地盤改良→外構の順番になります。
そのため、
購入した土地の地盤が強固で、地盤改良が要らなかった!
という場合は、外構費用に回せば良いのです。
それでも余るようなら、来年の固定資産税にでも回してください。
ハウスメーカーとの打ち合わせでは、この辺の予算を小さく見積られる可能性があります。(家を大きくした方が儲かるから、外構や地盤改良をかなり安めに見積もって、トータルを安く見せる)
ですが、必ず予算に組み込んでください。
ハウスメーカーには強気で説明してください。
もし仮に、「地盤改良は絶対必要ない!必要だったら全て払う!」みたいなことを言うハウスメーカーがいれば、ハンコとサインをもらっておきましょう。
その場合のみ、気にせずに家づくりを進めてOKです。
とにかく、外構予算・地盤改良費用は多めに見積もってください。マジで。
建て替えなら、仮住まい探しも始めておこう
地盤改良については並々ならぬ思いがあるので熱くなってしまいました。
「何言ってんだこいつ」と思う方も、数ヶ月後に分かるでしょう。
というわけで、一度脱線します。いや、脱線というか
建て替えの人向けのお話です。
新しく土地を買う人は、飛ばしちゃってください。
建て替えの場合、普通に土地を買うよりもかなーり面倒です。
何が面倒かっていうと
- 仮住まいへの引越し
- 解体
- 仮住まいから新居への引越し
という段階が必要になるから。
ここでは、仮住まいへの引越しについてのお話です。
結論です。「家を建てようかな?」と思った時点で仮住まい探しは始めてください。
特に
ペットを飼っている人
は早く始めてください。
なんでかっていうと、一度不動産屋さんの立場になりましょう。
部屋を貸すなら、半年〜1年だけ住む人と、ず〜っと住む予定の人、どっちに貸したいですか?
絶対ず〜っと住む人ですよね?
- 部屋の清掃が必要になったり
- 何度も手続きしたり
- 空室期間ができちゃったり
したら嫌ですよね?
だから、仮住まいユーザーは基本的には嫌われます。
かなり嫌われます。
思っている以上に嫌われているので、思っている以上に物件がありません。
ということで、まだまだ時間が残っている最初の段階で、仮住まい探しは始めておきましょう。
仮に、夫婦2人で建て替え〜みたいなレアケースであれば、仮住まい探しは急がなくても大丈夫です。
そんなブルジョアみたいな人がいるのかは不明です。
家づくりのトータル予算を考えよう【テンプレあり】
非常に拙いですが、エクセルよりおすすめなのでGoogleスプレッドシートに予算テンプレを作成しました。
コピーして使ってください!
なぜスプレッドシートかというと
ウェブ上に保存できるので、家族みんなで編集できるから
です。
アホみたいにシンプルですが、紙にまとめたりするよりも使い勝手が良いと思います。
コピーして新しいシートを作成すれば、パパやママそれぞれの考える予算を作れます。
また、ハウスメーカーとの打ち合わせごとに変わっていく予算の変遷も分かります。
外構費用と地盤改良費用はお節介として勝手に入れておきました。できれば変更しないでください。余ったら固定資産税に回すか、焼肉を食べるか、オプションに回すかは家族会議で決めてください。
3.土地探しも始める
予算がある程度まとまってきたら、焼肉を食べるのは一旦置いといて土地探しを始めましょう。
この土地探しが非常に重要です。
言わずもがなですが、土地は住む場所です。
価格や形状以外にも、立地やご近所環境などもかなり重要。
ぶっちゃけ大変ですが、土地を決めないと家は建ちません。
ちなみに一つ注意ですが、「親戚の土地を家ごともらえる」みたいなケース。田舎だとそれなりにあると思います。
ですが、解体や立地を考えると、必ずしも得をするわけではない、というのは覚えておいてくださいね。
田舎の古民家とかだと、解体費用で400~500万円かかったりすることもあります。
土地探しの手段について
では、土地探しの手段ですね。
それはですね、不動産屋に相談するのがぶっちゃけ早いです。
もしくはハウスメーカーですね。
インターネットで情報収集するのは、あまりお勧めしないです。
いや、お前さっきインターネットで情報収集が一番早いって言ってただろ!だからネットでカタログ請求したんだけど!
という方を今から説得します。簡単です。
カタログは全部同じだけど、土地の情報は一つ一つ違う、という事実を忘れてはいけません。
土地の情報は売れたら消えます。
カタログの情報は売れても消えません。
ということで、「インターネットにある情報は、売れ残りの土地」である可能性が高いわけです。
そのため、土地に関しては土地活用のプロである不動産屋か、ハウスメーカー・工務店に依頼するのが一番良いです。すみません。
とはいえ、少しでも面倒を減らしたい人のために、タウンライフ家づくりはおすすめできるサービスです。
基本的には、資料請求をしつつ、間取り・見積もりをハウスメーカーに一斉に依頼してくれるサービスです。
しかし、土地探しも一緒にしてくれるので、土地情報も一緒に集めたい人には割とピッタリですよ。
トナリスクという鬼コスパサービスがある
不動産屋やハウスメーカー、タウンライフなどの協力によって良さげな土地を見つけても、不安が残りますよね。
だって、近くにどんな人が住んでいるか分からないじゃないですか。
どんな人だって、ヤバめな隣人が住んでいる土地には引っ越したくないでしょう。
私もそうです。
ということで、鬼コスパサービスのトナリスクを発見したので紹介します。
公式のページを見てもらえれば分かるんですけど、すごい安いです。
通常、探偵事務所に依頼すると50万円くらいかかる調査が、5万円程度で済むようです。
5万円で、隣人トラブルのリスクが減らせるならかなり安いかな、とは思います。
今ならアマギフもらえるみたいですね。
昔はこんなサービス使おうと思ったこともなかったですが、物騒な世の中なんで使っといた方が安心なのかな〜という気持ちでいます。
個人的には、旗竿地がコスパ◎
ここで朗報です。
旗竿地のコスパがかなり良いことが判明しました。
詳しくはこちらの記事でお話しているのですが
旗竿地というだけで、通常の同条件の土地よりも安いです。
そのため、デメリットが気にならない方は旗竿地を選びましょう。
そう、私は旗竿地で生まれ旗竿地で育った旗竿地信者です。
信じるものは救われます。
旗竿地は不審者に狙われにくいです。
私は不審者ではないので断定はできませんが。
4.施工会社選び
ここまでの情報集めをしたあなたは、レベル40くらいになっています。
- カタログである程度の情報を知り
- 仮審査で戦闘力(住宅ローンの借入額)を知り
- 土地の目処もある程度つけている
そんなあなたなら、ついにハウスメーカーとの一騎打ちに乗り出すことができます。
もちろん、住宅展示場で実物を比較しても良いですね。
あなたの家づくりをサポートしてくれるハウスメーカーを選びにいきましょう。
ハウスメーカー・工務店選びで大事なポイント
結論から言います。
ハウスメーカー・工務店選びで一番重要なのは
住宅性能?
惜しい!
標準仕様!
惜しい!
営業マン!
正解!
ということで、営業マンです。
いや、ハウスメーカー選びじゃないじゃん。
と思うかもしれませんが、営業マン選びこそハウスメーカー選びです。
ハウスメーカー選びこそ営業マン選びかな?
まあどっちでも良いですが。
兎にも角にも、家づくりは営業マンが超重要。
そもそも、住宅性能や標準仕様にはある程度納得した上で、ハウスメーカーや住宅展示場に行ってますよね?
であれば、各ハウスメーカーを比較する材料は、営業マンとコストパフォーマンスくらいなものです。
で、こんな営業には要注意。
- 他社を悪く言う
- イエスマン
- お金の話を後回しにする
- 電話ばかりしたがる
はマジで要注意です。
イエスマン、良いじゃん
と思うかもしれませんが、相手は住宅のプロですよ。
プロなのにユーザーの話に全部イエスだなんて、知識が足りない上に芯がなくて頼りないですよ。
でも、そんな営業マンに当たったらどうすれば良いの?そのメーカーで建てたいんだけど・・・
簡単です。変えてもらいましょう。支店長にでも相談すれば一発です。
変えてくれなければ、近所の別の同じハウスメーカーに行きましょう。
また、電話ばかりしたがる営業マンには気をつけてください。
なぜかというと、証拠が残らないからです。
電話でのやりとり&メールで書面でも残す
みたいなやりとりだと安心できてスムーズです。
言った言わないは家づくりに限らず避けたいですね。
本当にそのハウスメーカーで大丈夫?【チェックリストあり】
ある程度ハウスメーカーが決まってきたな、と思っても「本当にここで大丈夫か?」と
念には念を入れていきましょう。
数千万円の買い物ですからね。途中で投げやりになることもありますが、あなたの想像以上に家族の人生がかかっています。
踏ん張りましょう。
こちらを参考にしてください。
Q1.担当者は大丈夫?
→大丈夫じゃなかったらやばい営業です。変更しましょう。
冷徹に聞こえるかもしれませんが、あなたの家づくりはあなたとあなたの家族のためのものであって、営業マンの成長の踏み台ではありません。
Q2.見積もりの内容は理解できる?説明は受けられる?
→超高い買い物です。納得して話を進めていきましょう。
Q3.建物の性能に納得できる?
→ライフルホームズでカタログ請求をしたあなたは大丈夫です。基礎知識があるはず。
Q4.アフターフォローに納得できる?
→家は思ったより修繕が必要になります。要注意です。
Q5.一生付き合っていけそう?
→以上の4項目を含めて、一生このハウスメーカーにお世話になりたいな、と思ったところと契約するのがベストです。
相見積もりなしだと、100万円以上損するかも
ここで悲報です。
相見積もりをしないと、100万円以上損する可能性が普通にあります。
もちろん、競争が働かないからです。
個人的に法人営業の経験があるので具体例で説明します。
あなたはA社に、ボールペン1本1000円の見積もりを出しました。仕入れ値は500円です。
A社の担当者から、「B社で見積もりを取ったら900円だった。それより安くなったら買います。」
あなたはどうしますか?
多分、900円もしくは850円くらいで売りますよね?
スケールはだいぶ違いますが、ハウスメーカー同士の間でも同じことが起きます。
利益が小さくても、売り上げゼロよりは売り上げがあったほうが絶対良いので。
と言うわけで、タウンライフ家づくりを利用して、あなたにとってのB社の見積もりを用意しましょう。
タウンライフでは無料で間取りや見積もりがもらえます。
相見積もりをもらう目的でタウンライフを利用したら、間取りが良すぎてそっちにシフトした。みたいな話もよく聞きます。
より良い提案を受けられるハウスメーカーを探す意味でも、相見積もりをゲットするためにも、タウンライフ家づくりはここぞ!で使うのがお勧めです。
私はカタログ請求の時に使ったので、間取りや見積もりはもらえなかったポンコツですが。
仮契約を結ぶ
いずれにせよ、多くのハウスメーカーでは仮契約を行います。
仮契約の際に、手付金的なお金を払わないといけなかったです。
タマホームの場合は100万円と言われましたが、ネットで調べたら20万円で良かったので20万円を払うことにしました。
というのも、住宅全体の値段のうち一部を先に払っておくことで、お客さんを囲い込みたいみたいですね。
法的な要素もあるかもしれませんが、仮契約をしたらなかなか「よし、他のメーカーの情報を探すぞ!」とはなりませんもんね。
とはいえ、ここで20万円払おうが100万円払おうが、最終的な値段は変わりません。
なので、仮契約の際は頭金の一部で支払うようにしましょう。
ちなみに、よっぽどのことがない限り仮契約を結んだら本契約まで進みます。
よっぽどのことがあって契約破棄になった時に、メーカーの損失を埋めるために仮契約時にお金を払います。
書類関係の費用が9万円かかるとのことだったので、20万円の仮契約金を払い、契約破棄した場合は11万円かえってくるみたいです。
5.土地の購入の打ち合わせ
ハウスメーカーを決めたら、土地の購入の打ち合わせに入ります。
おそらく、不動産屋経由かハウスメーカー経由で進めているはずなので、その前提でお話しますね。
また、建て替えの場合はこのタイミングで解体が必要になります。
仮住まい探しは済んでいますか?済んでなければ急ぎましょう。
土地の買付申込、購入契約の流れ
土地を購入する場合の流れです。
ぶっちゃけ、不動産屋orハウスメーカーがほぼ全部やってくれるので参考です。
ポンコツと契約していない限りは大丈夫です。
「うちの営業ポンコツなんだけど・・・」という場合は読んでください。
「○○は済んでいますか?○○はいつになりますか?」と連絡するだけでもポンコツには効果があります。
まとめよう!と思ったのですが、不動産最大手のSUUMOのこの記事が分かりやすかったので、サボります。
私に求められているのは、SUUMOの記事をまとめることではなくて、施主の目線で分かりやすく家づくりのロードマップを作ることだとたった今気づきました。
解体も相見積もりがマスト。90万円浮いた
解体経験ありの施主です。こんにちは。
結論から言うと、解体もマジで相見積もりはとったほうが良いです。
のように解体でも一括見積もりを取れるサービスがあります。
無料です。
やっぱり、「ネットで一括!無料!」だとユーザーも使いやすいので、ハウスメーカーも、金融機関も、解体屋さんも広告費を投下するんですね。
便利な時代になりました。
ぶっちゃけ我が家も利用したのが、
結果としてハウスメーカー経由の解体屋の値引きを90万円引き出しました。
最初どんだけぼったくってたんだよ。
6.建築請負契約を結ぶ
いよいよ契約です。
土地を確定しつつ、建築請負契約という契約を結びます。
俗にいう本契約です。
仮契約後〜本契約までの間なら、多少お金はかかりますが契約を止めることができます。
「あれ、仮契約した瞬間にこいつ態度めちゃくちゃ悪くなったな」
みたいな場合を除いたら、なかなかないかもしれませんけどね。
仮の間取りで契約を結ぶ
建築請負契約、俗にいう本契約ですが、仮の間取りで契約を結ぶことになります。
本契約のくせに、間取りは仮なのです。
この後、建築確認申請という申請をハウスメーカーや工務店が行い、建築基準法にハマっていれば「家づくりはじめてOK」と許可が出ます。
そう、つまり確認申請に失敗すると「間取りが作り直し」になります。
この辺になってくると、家づくりのスケジュールが具体化してくるため、「早く間取りを作り直して確認申請通さなきゃ」となってしまいます。
いや、確認申請を通すのはあなたではないのですが、私も確認申請に失敗(?)しているため痛いほど分かります。
マジで焦ります。
とはいえ、確認申請に跳ね返されたとしても、間取りの一部を変更するだけで基本的には申請は通ります。
その一部が「どうしても譲れない!」という部分だったら、かなり苦労することになりますが・・・
本契約のくせに間取りは仮だということだけ覚えておいてもらえれば大丈夫です。心の準備をしておけばなんとかなる。多分。
契約を急かすメーカーのヤバさ
ここで少し脱線します。
契約を急かすメーカーに気をつけましょう。
仮契約にしろ、本契約にしろ、契約を急かしてくる営業マンは一定数存在します。
- 今月中に決めてもらえればなんちゃらかんちゃら
- 今決めないと来月にはなんちゃらかんちゃら
みたいなことをほざく営業マンはたくさんいますが、これは全部嘘です。
全部自分の数字のためです。
家づくりなんてじっくりしたほうが良いに決まってます。
なのに、自分の数字のために契約を急かす営業は、あなたのことなんかちっとも考えていません。
ちなみに、私自身営業の世界にいたので、営業マンの心理はめちゃくちゃよく分かっています。
7.間取りの決定
脱線したレールから戻ってきて、間取りを提出して確認申請を通したら、いよいよ間取りの決定です。
冷蔵庫が入らない
ここに置こうと思っていた家具が合わない
ということを避けるためにも、できるだけ詳細な情報(できれば品番など)を設計士や営業マンに伝えておくようにしましょう。
ココナラを使えば、格安で一級建築士に相談できる
まだ確認申請をしていなければ最後のチャンスです。
この間取りで本当に大丈夫かな?
という気持ちを無くしてから着工して欲しいですよね。
ということで、お勧めサービス「ココナラ」の紹介です。
ココナラ自体は、スキルを売り買いするサービスなんですが、面白いスキルを出している人がちょこちょこいます。
それが、一級建築士による間取りのセカンドオピニオン
ハウスメーカーに提案された間取りを、完全に外部の一級建築士に添削してもらえるというサービスです。
一級建築士がいるハウスメーカーはそこまで多くないので、さらにレベルの高い提案を受けられる可能性もあります。
何よりも、自分とハウスメーカーの1:1ではなく外部のプロの意見が入ることによって、さらに満足のいく間取りにすることができます。
1~2万円くらいが相場ですが、数千万円の家で一生後悔するのに比べたら安いものです。
ちなみに、家が完成してからでも利用できますが、添削されても虚しくなるだけなので私は利用していません。
だってもう変更できないし。
私はこういう情報をもっと早く知りたかったです。マジで。
8.住宅設備の決定
間取りが確定するかどうかくらいの時期に、住宅設備を決めていくことになります。
住宅設備というのは、キッチンやユニットバス・トイレのような設備ですね。
基本的には標準仕様で固めていくと思いますが、標準仕様で満足できずにオプションをつけまくるのは要注意。
値段が跳ね上がる可能性もあるので、できれば事前に見積もりを取っておきましょう。
契約後に設備を確定することになる
間取りと同じで、契約した後に設備を確定することになります。
打ち合わせの段階でもある程度話はしますが、住宅設備を決定するのは結構話が進んでから。
そのため、
えっ、キッチンはLIXILにしようと思ってたのに、LIXIL選べないの?
みたいなことを防ぐためにも、事前に標準仕様を知っておくことはめちゃくちゃ重要なのです。
キッチンは絶対LIXILが良かったのに、選べなかったら他のメーカーにした
となれば、キッチンに立つたびに悲しい気持ちになりますよね。
この時のためにも、情報収集はめちゃくちゃ大事です。
逆に、すでに「選べなかった」方は、おすすめの方法があります。
それは、自分が選ぶことになった住宅設備の良い口コミを見まくること。
自己肯定感が上がる上に、その住宅設備を好きになれるので割とおすすめです。
とはいえ、情報収集はしておいたほうが良いですが。
設備の見積もりは早めに取っておこう
情報収集はカタログだけではありません。
ハウスメーカーから見積もりを取っておくことも非常に重要。
標準仕様がもの足りないから、オプションをつけよう
と思ったらその瞬間に、追加費用を聞いてください。できればメールで聞いてください。
ハウスメーカーサイドは、「後ででいいや」になりがちなので電話だと忘れられます。
メールなら忘れられても「メールしてますよ。この日に。どうしてくれるんですか?」と強気に出ることもできます。
早い段階で設備の見積もりを取れたら
こんなに値段が変わるなら、他のメーカーの標準仕様の方が安いんじゃないか
と気づくこともできますからね。
特に、ローコストメーカーでオプションをつける場合は注意してください。
標準仕様は大量発注しているから安いのであって、オプションで住宅設備を買った場合は大手ハウスメーカーより高くなりがちです。
9.住宅ローンの本審査
間取りや設備を確定させるのとほぼ同時進行で、住宅ローンの本審査です。
とはいえ、仮審査で金額や金利が出ているのであればあまり心配はいりません。
私は死ぬほど緊張しましたが。
金融機関からしてもハウスメーカーや工務店は、お客さんを引っ張ってきてくれる会社なので割と上手くやってくれます。
逆に、個人でネット銀行などで住宅ローンを借りる方が緊張するかもしれませんね。
私は、本審査に入る前に、少しでも借金を減らしておくことを勧められました。
割賦で買っているものがあったりすると、それも支出とみなされて借入可能額が多少減ったりするようです。
ちなみに私は当時割賦でパソコンの支払いをしていました。
ハウスメーカーの営業さんには、「一括で払っておいた方が住宅ローンの審査で有利ですよ」
と言われましたが、忘れていて割賦残ったままでした。
それでも本審査は無事に通ったので10万円20万円くらいのレベルだとあまり影響ないかもしれませんね。
とはいえ、車のローンなんかは要注意ですよ。
より良い条件を引き出すために
金利が0.5%変わると、借入額によってはトータルの返済が数十万円レベルで変わってきます。
ということで、できるだけ良い条件を引き出すためにモゲチェックを使っておきましょう。
ちなみに、借り換えでも使えるみたいなので、我が家も借り換えの時期が来たら使ってみます。
最初の方でも紹介しましたが、
モゲチェックで借入可能額や月々返済額を様々な銀行から提出してもらいましょう。
ライフルホームズやタウンライフのように、金融機関の広告費で運営されているサービスです。
無料で、住宅ローンの比較、仮審査までできちゃいます。
我が家は家づくりの時、モゲチェックを知らなかったもので、自分で各銀行に問い合わせをしました。かなりめんどくさかった。
最終的には、「自分が毎月無理なく払える額」で住宅ローンを組むのがベストです。
そのためには、モゲチェックで各銀行の「あなたの金利」を比較しておきましょうね。
別にそれぞれの銀行に問い合わせてもいいですが、死ぬほど面倒です。面倒すぎて私は3回くらい家づくりやめようかな、と思いました。
10.建て替えなら、解体&引っ越し
順番が少し前後します。
建て替えの場合は、確認申請を出すあたりのタイミングで、仮住まいに移る必要が出てきます。
このロードマップ通りに進んできてくれた方は、大体2〜3ヶ月間探す余裕があったと思います。
ちなみに私の時は1ヶ月くらいしかなくて、マジでやばかったです。
最悪ボロボロの築70年くらいの一軒家も覚悟してました。
無事に仮住まいに移ったら、住み慣れた家を解体することになります。
解体予算はどこから出す?
そんな住み慣れた家を解体する予算は、どこから出しますか?
ちょっと面倒なのですが
- ハウスメーカーに依頼する場合→住宅ローンが使えます
- 外部の業者に依頼する場合→住宅ローンは使えません
細かいことはいろいろありますが、大きく括るとこんな認識です。
で、解体費用ってすごく高いんですよ。
なので、住宅ローンに含めるのが無難です。
我が家の場合、80坪で390万円→300万円(値引き後)でした。
安く見積もっても40坪の家で150万円はかかるので、なかなか現金で払うのは難しいと思います。
そのために、住宅ローンに組み込む必要があります。
住宅ローンに組み込むためには、ハウスメーカーに解体を依頼する必要があります。
でも、ぶっちゃけハウスメーカーの解体は高いです。
メーカーによるとは思いますが、直接契約するのに比べるとぼったくりもいいところ。実際90万円も違ったし。
そのため、「現金がないことはなるべく悟られないように、相見積もりを駆使してハウスメーカーの解体費用を下げさせる」
のが正解です。
現金がない=住宅ローンを使うしかない=ハウスメーカーに頼むしかない
という図式なのでね。
解体の相見積もりサービスはマジで使ったほうがおすすめです。
解体は割とすぐ終わる
あなたが大事に住んできた家、思ったよりすぐ解体されます。
期間としては、2週間くらいでしょうか。
2週間で無かったことになります。解体の日程が決まり次第、家財道具の搬出などはしておくようにしましょう。
というわけで、レンタル倉庫の紹介です。
仮住まい先でものを保管しておくスペースがない場合は、格安でレンタル倉庫をやっている上記がおすすめ。
宅トラは割と大きな冷蔵庫なども。
Minikuraは小さいものをたくさん預けても安いという魅力があります。
ちなみに我が家は、親戚の倉庫が余っていたのでそこを使いました。
解体はあっという間に終わってしまうので、家財道具の搬出は早めにしておきましょうね。
引っ越しも相見積もりが◎
そんなこんなで家がなくなるわけですが、引っ越しも大変。
超大手なので安心なのと、相見積もり自体は無料なので楽です。
結構費用が変わるので、相見積もりがオススメです。
とはいえ、住宅の相見積もりや外構の相見積もり、解体の相見積もりに比べれば、安くなるのは微々たる額ですが。
しかし物量にもよりますが、3~5万円くらいは普通に変わるので、家電1つ分コストカットができます。
特に仮住まいへの引越しのある建て替え民は、トータル6~10万円コストカットできると考えれば、かなり安いです。
ちなみに、冷蔵庫の跡がつくのを防止するマットがあります。
我が家は知らなかったので、引越し業者さんに言われて買ったのですが、1枚8000円くらい取られました。
ぼったくりもいい加減にしろと言いたいところですが、知らない方が悪いです。
というわけで、皆さんは知ってしまったので買っておきましょう。
楽天やAmazonで普通に2~3000円で買えます。
仮住まいで冷蔵庫の跡がついてしまうと、敷金が返ってこないことも考えられるので要注意です。
11.地盤改良・地鎮祭
土地の準備ができたら、ハウスメーカーによっては地盤調査を始めます。
というか大手であれば耐震等級を取っているので、ほぼ確実に地盤調査があります。
逆に、地盤調査をやらない会社は怖いですね。
ゆるゆるの土地に家を建てる可能性もあるので。
また、地盤改良が終わり着工に入る前に、地鎮祭を行います。
地鎮祭では、施主が「ヤー!」と叫ぶ必要があるので、喉を作っておくようにしましょう。
このように「ヤー!」です。
地盤改良費用について
最初の方で地盤改良費用は多めに見積もっておきましょう。というお話をしたので、あなたは100万円、少なくとも80万円の地盤改良費は確保していると思います。
ですがぶっちゃけそんなにかかりません。
65坪近い我が家で90万円強の地盤改良費でした。
地盤改良の方法にもよりますが、
- よっぽど広い
- よっぽどゆるゆる
の土地でなければ基本的には50万円前後で済むでしょう。
そのため余った地盤改良費を、外構費用やこれから購入する家具や家電に回すようにしましょう。
もしくは来年の固定資産税です。
ちなみに、地盤改良工事自体は、長くても3日くらいで終わります。
地面の中のことなので「本当に改良したの?」というくらいあっけないですが、ちゃんと改良してます。
・・・してるよね?
もちろん、地盤が強固な土地では地盤改良費がいらないので、寄せておいたお金を丸々外構もしくは家具家電に回せます。お得!
地鎮祭について
地盤を改良して一喜一憂したところで(我が家は十憂くらいしました。)いよいよ着工に入ります。
とその前に、地鎮祭です。
地鎮祭って何?と言われてしまうと「家が無事に建つようにみんなでお祈りするやつ」くらいの認識ですが、ほぼこれでOKです。
施主として準備するものは「初穂料」という謝礼のお金です。
2~3万円が相場らしいですが、別に割り切れてもいいので2万円で良いでしょう。(ハウスメーカーや工務店によって違うので、面倒を避けるためにも各自相談した方が早いです)
封筒みたいなやつに入れて神主さんに渡します。
地鎮祭自体は別にやらなくても良いような気もしますが、(やらない人もいるようです)特に事情がない限りは一生に一度なのでやった方が良いです。
施主は「ヤー」と叫びながら棒みたいなやつを回すのですが、思ったより恥ずかしいので練習しておきましょうね。
また、地鎮祭の時にでも近隣住民への挨拶はしておきましょう。
基本的にはハウスメーカーの営業や現場監督が「これから工事でうるさくなります。許してね」と挨拶はしに行きます。
ですが、施主であるあなたもとりあえず挨拶しておくことで「あそこの家、挨拶もせずに建てやがった!」みたいなトラブルを避けることができます。
12.着工
いよいよ着工です。ここまでが非常に長かったのですが、実際に着工してみると割とあっという間に家が完成します。
家の大きさにもよりますが、大体2~4ヶ月の工期で一気に家が出来上がります。
とはいえ、ここからもやることはたくさんあるので、ハウスメーカーの担当者との連絡は欠かさないようにしましょう。
いや、向こうが欠かさないで連絡してくれれば一番いいんですけどね。結構この辺になるとサボり始める営業マンもいるので注意してください。
また、着工後は現場監督とのやりとりも増えます。
何か現場に伝えたいことがあれば、必ず現場監督に伝えるようにしましょう。大工さんたちと直接やりとりすると後々面倒になりかねません。(言った言わないやったやらないが出てくる)
着工後の流れ
大体の流れはこんな感じです。
- 基礎工事
- 建方・上棟式
- 外壁や屋根などの仕上げ
- 内装の仕上げ
- 足場外し・照明工事・外構工事など
- 完成!
といったのが大まかな流れです。
もちろんハウスメーカーや工務店によって違う部分はあると思います。
わからないことや「ん?」と思うことがあればどんどん現場監督や営業担当に問い合わせるようにしましょう。
外構打ち合わせは早めに
我が家は着工後に外構の打ち合わせをしてしまい、かなり駆け足でした。
そのため、可能であればもっと早い段階で外構の打ち合わせは始めておきましょう。
できれば間取りの完成(確認申請)くらいの時期に外構の打ち合わせを始めておけるとベストです。
着工後のこの時期にしたい外構の打ち合わせは、外構の内容の確定ですね。
地盤改良費の余りをもとに、最終決定するようにしましょう。
我が家のように、着工後に打ち合わせを始める愚か者はなるべく早く動かないとやばいです。
いや、結構本当にやばいです。急いでると足元見られます。
タウンライフ外構なら、良い業者が見つかるかもです。
立会い・差し入れはしておいた方が無難
着工後、家への立会いや現場見学はいつでもできるようになります。
なんかゲームみたいですね。あるイベントをクリアするといつでも行けるようになります!みたいな
いやゲームではなく人生を賭けた買い物なのですが、とにかく現場見学は大事です。
行けるなら行けるだけ行った方が良いです。マジで。
施主も営業も現場監督も担当者も全員人間です。ミスも起こり得ます。
ミスに気づいて現場監督に伝えれば、すぐに修正してくれます。
少なくとも我が家の担当は、嫌な顔せず修正してくれました。
また、我が家は行くたびに差し入れ(水ですが)をしていたのですが、結構喜んでもらえました。
人間なので差し入れがあると住宅の質も上がるような気がします。気です。
我が家の場合、現場見学自体が「自分の家がどんどんできていってる!」という感じで面白かったので、特に苦痛なく行けました。
現場の人たちも良い人ばかりだったので、割と楽しかったですね。
13.細かい設備の打ち合わせ
意外といえば意外なのですが、着工後に細かい設備の打ち合わせがありました。
着工後に行うので、いつまでもダラダラと考えているわけにはいきません。
そのため、可能であれば事前に情報を提示してもらった方が良いですね。
「壁紙の候補を知りたいから教えて」と間取りが完成するあたりで伝えておくと良いと思います。
照明や建具・壁紙などを決める
照明や室内ドア、壁紙はかなり重要です。
家の性能自体にはあまり関わらない部分ですが、家の雰囲気には直結です。
どんな雰囲気の家にしたいかによって、じっくり考える必要があります。
この辺でインテリアコーディネーターさんが登場しがちです。
また、少しでもコストを抑えるためには施主支給も重要です。
施主支給っていうのは、施主がその辺で買ってきたものを取り付けてもらうようなものです。
我が家も照明関係は施主支給が5~6割ありました。
選ぶ時に便利だったツール
壁紙選びは質感も重要ですが、部屋の雰囲気まではわかりません。
そこで我が家が使ったのがこれ。
LIXIL製品に限定されてしまいますが、色の雰囲気がわかるだけでもかなり選びやすくなりますよ。
壁紙大手のサンゲツでも同じようなツールがありました。
こういう便利ツールを使いながら、サクサク決めていきましょう。
いや、あまりサクサク決めて後悔しても嫌だと思うので、それなりにサクサクしてください。
14.家具や家電の購入
着工後1ヶ月くらいで大体の仕様が確定するので、ひと段落。
と思いきや、家具や家電がまだです。
ここでは、家具家電の購入について触れていきます。
家自体も超大事ですが、家具や家電は実際に使うものなので同じくらい大事です。
ちなみに、買ってよかった家電ランキング我が家の1位は「ドラム式洗濯乾燥機」です。
これ考えた人にノーベル賞5個くらいあげたい。ノーベル賞って単位は個なんですかね?
家具の買い方3つのメリット・デメリット
ノーベル賞の単位は「度」でした。
というわけで、家具の買い方についてです。
家具を買う手段としては
- ハウスメーカー・工務店で買う
- ネットで買う
- 家具量販店で買う
の3つがメインでしょう。
ぞれのメリット・デメリットをご紹介していきます。
ハウスメーカーや工務店で買う場合
ネットで買う場合
家具量販店で買う場合
というわけで、結論としては
「基本は家具量販店で買って、必要とあらばネットを使う」がおすすめです。
ハウスメーカーや工務店で買うと住宅ローンに含められるメリットこそありますが、高いです。
この時のために、地盤改良費や外構費用を多めに見積もっていたので、できれば住宅ローンは使わない方が良いです。
家電の買い方3つのメリット・デメリット
では家電の買い方についても触れていきます。
家電を買う場合も
- ハウスメーカー・工務店で買う
- ネットで買う
- 家電量販店で買う
の3つがメインです。
こちらもそれぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。
ハウスメーカーや工務店で買う場合
ネットで買う場合
家電量販店で買う場合
というわけで、家電は家電量販店で買うのがダントツでおすすめ。
我が家の場合は、ケー○デンキ、ヤ○ダ電気にバトルしてもらいました。
店頭価格よりかなり安くしてもらえるのでおすすめです。
カーテンも早めに決めておこう
カーテンというのは家具なんでしょうか。
人によって意見は分かれるところかと思います。
が、そんなことはどうでも良いのです。
カーテンも早めに決めておきましょう。
カーテンレールの取り付けやカーテンそのものの発注など、早めに済ませておくようにしてください。
我が家は、どうでもいい部屋(他人が入らない部屋)はすでに持っていたカーテンを使いました。
こだわりたい!というところだけネットで買いました。びっくりカーテンです。
- 超重要→びっくりカーテン
- まあまあ→家具量販店
- 別に→すでに持っていたもの
という感じで使い分けました。
リビングに採用したびっくりカーテンのカーテンは、かなり良いです。かなり。
こういうやつです。
15.外構工事
着工後それなりに時間も経ち、家もほぼ完成してきて内装に取り掛かる頃ですかね。
外構工事が始まります。
打ち合わせはできるだけ早めに
何回も何回もしつこく言いますが、打ち合わせはできるだけ早めに行っておきましょう。
引き渡し時に外構は完成していて欲しい!という方は特にです。
外構は引き渡し後でもいいや、という場合もなるべく早めに打ち合わせをしておくようにしましょう。
いい業者さんは引っ張りだこなんで、ある程度前に予定を組んでおかないと、入居がどんどん遅くなってしまいます。
「別にいいよ」と思うかもですが、せっかく家が完成しているのに住めないなんて辛いです。悲しいです。
というわけで外構はお早めに。
外構工事の2パターン
外構は
- ハウスメーカー・工務店に頼むパターン
- 外部の業者に頼むパターン
の2つがあります。
個人的には、ハウスメーカーや工務店に頼む方が
- 家との兼ね合い
- 住宅ローン
のことも考えると楽ですし良いのです。
ですが、基本的には値段が高いのです。
そのため、外部の業者の見積もりと比較しながら選ぶようにしましょう。
10万円くらいの差ならハウスメーカー・工務店に頼んだ方が良いですが、30万円も違うようだと悩んでしまいます。
我が家は50万円くらい違ったので、外部業者に頼みました。
とにかく比較して情報を集めることが大事です。
家づくりと同じで、情報が命です。ちなみに、タウンライフでは外構の見積もりも比較できます。
16.引き渡し
ついに引き渡しの時が来ました。
引き渡しの際、施主点検があります。チェックですね。
プロのホームインスペクター(施工のチェックをしてくれる会社)が作成したチェックリストを我が家も使いました。
不安であれば、多少お金はかかりますがこういった会社にチェックをお願いするのも良いですね。
床下や天井にも侵入して(?)ちゃーんとチェックしてくれます。
我が家は施主点検の時に、壁紙が若干剥がれているのを発見しましたが、引き渡しの時にはきちんと直っていました。
気づいたところは全部伝えるようにしましょう。
また、設備の使い方などもレクチャーされるはずなので、できるだけメモをとりながら聞くようにしましょう。
17.入居(引っ越し)
引き渡しを終えたら、建て替え民以外は初の引っ越しです。
建て替えの人は分かっていると思いますが、引っ越しも相見積もりしましょう。
SUUMOなら大手引っ越し業者に一括で見積もり依頼できるので便利です。
3~5万円コストカットができるので、新居でのパーティー費用にしましょう。
また、引き渡し後すぐに入居するのもいいのですが、すぐに入居すると段ボールまみれになります。
そして、面倒なのですぐに使うもの以外の段ボールは放置してしまいます。我が家が段ボールから解放されたのは半年後でした。
ということで、数日間かけて荷解きをし、完全に住めるようになってから入居した方がストレスなく新居を満喫できるはずです。
18.幸せな暮らしとアフターフォロー
無事入居したら、あとは幸せな暮らしが待っています。
冬は暖かくて夏は涼しく、いつでも24時間換気で空気は綺麗。
なはずなのですが、それもアフターフォローあってこそ。
家づくりは1年そこらだけど、アフターはその後一生
家づくり自体は早い人で半年、ゆっくり取り組んでも2年もかからないと思います。
ですが、住むのは一生です。
そのため、アフターフォローの手厚さはかなり重要な要素です。
家づくりの初めの段階から重要視するべきことではあるのですが、気づくのは入居してからだったりします。
この記事を一気に読んでくれたあなたなら、アフターの大事さは分かってくれると思います。
施工会社を選ぶときは、目先の安さだけでなくアフターの手厚さにも気を配ってくださいね。
ちなみに、我が家のアフター担当は、連絡すれば1~2日後には来てくれるので助かっています。あたり!
過度な期待は持ちすぎない
とはいえ、アフターフォローにも過度な期待は持ちすぎないほうがいいです。
特に営業担当は、家が建ってしまえばおしまい、みたいなところがあります。
もちろんそうでない担当もいますが、「放っておいても勝手に来てくれる、連絡してくれる」とは思わない方がいいです。
基本的には施主側から連絡して、アフター担当を動かすようにしましょう。
19.便利なものまとめ
ではこの記事で紹介した便利なものをまとめていきます。
便利なものまとめ
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