新築の収納といえば、ウォークインクローゼットだよね!
みたいなノリで我が家はウォークインクローゼットを採用しました。
ただ、「こうしておけば良かったな〜」「ああしておけば良かったな〜」という後悔はいくつかあります。
そのためこの記事では、
- ウォークインクローゼットを採用するか悩んでいる人
- ウォークインクローゼットをうまく使いこなせていない人
がウォークインクローゼットで後悔したり失敗したりしないように、具体的な対策を紹介していきます。
やばくなったら、すぐ消します。
ウォークインクローゼットと普通のクローゼットの違いは?
そもそもウォークインクローゼットと普通のクローゼットって何が違うの?というところです。
ざっくりお話すると、ウォークインクローゼットの方が収納力があって、利便性も高いけど、費用がかかるようなイメージです。
普通のクローゼットタイプだと扉を開けて収納するだけですが、ウォークインクローゼットは部屋なので、中に入って着替えたり、大きなものを収納できたりしますよ。
とはいえ、一部屋分費用が増えるので、ウォークインクローゼットに費用をかけるのか、他の共有スペースに費用をかけるかは選択が分かれるポイントですね。
ウォークインクローゼットのメリット
ではそんなウォークインクローゼットのメリットです。
- 中で着替えられる
- 衣替えがいらなくて楽
- 服以外のものも収納できる
それぞれ具体的にお話していきますね。
中で着替えられる
まずは、中で着替えられるだけのスペースがあるということです。
通常のクローゼットのように、服を取り出してどこか別の場所で着替える必要がないということです。
部屋の中で着替えられるので、プライバシー的にも利便性を見ても、メリットですね。
衣替えがいらなくて楽
普通のクローゼットでは、季節によって入れておく服を変えて、季節外れの服は他の収納場所に入れておかないといけないですよね。
ですが、ウォークインクローゼットはかなりのスペースがあるので、季節ごとに入れ替えなくても大丈夫です。
我が家も全部の季節分の服をまとめて収納しています。
服以外の物も収納できる
普通のクローゼットよりも広いため、服以外の物も収納できます。
例えば、旅行用の大きなカバンや子供のお雛様などなど、なんでも収納できます。
スペースの工夫は必要ですが、「服も含めて何でもかんでも」しまえるのでとても便利ですよ。
ウォークインクローゼットのデメリット
ウォークインクローゼットにはメリットも多いですが、デメリットも存在します。
- うまく収納しないと物置になること
- 収納がありすぎて歩くスペースが減ること
- 通路自体がデッドスペースになること
- 自然光を取り入れづらいこと
- ハンガーを使わない場合の不便さ
- 服をかけすぎると湿気が溜まること
- そして間取りによっては使いづらい
点がデメリットになります。それぞれ解説していきますね。
うまく収納しないと物置になる
ウォークインクローゼットは、収納スペースが広いため、うまく整理整頓しないと物置状態になってしまうことがあります。
実際に我が家のウォークインクローゼットは、半分物置状態です。
物置状態でも何でもかんでも置けるのがいいところでもあるんですけどね。笑
収納がありすぎると、歩くスペースが減って不便
ウォークインクローゼットは、収納スペース以外にも歩くスペースが必要です。
収納スペースが大きすぎると、歩くスペースが狭くなって、着替えたりするのが不便になることもあります。
バランスを考えないといけないのが結構デメリットですね。
通路自体もデッドスペースになる
また、そんなウォークインクローゼットの歩くスペース(通路部分)はデッドスペースになります。
そのため、ウォークインクローゼット自体が3畳であっても、実際に収納できるのは2畳くらいであることが多いです。
自然光を取り入れづらい
ウォークインクローゼットは、自然光が取り入れづらい構造であることが欠点です。
我が家も、服の日焼けや色褪せが気になって窓なしで設置しました。
うまく照明を調整しないと、かなり暗くなってしまいます。
ハンガーを使わない場合は不便
ウォークインクローゼットは基本的に、服をハンガーに吊るして使うことが多いです。
そのため、そもそもハンガーを使わないで収納している場合は、ウォークインクローゼットを使うと不便かもしれません。
服をかけすぎると湿気が溜まる
服をかけすぎると、空気の流れが悪くなり湿気が溜まることがあります。
適切な量の服を収納し、湿気対策を行って空気の流れを作ってあげる必要がありますね。
間取りによっては使いづらい
我が家はウォークインクローゼットを2階寝室の近くに設置したのですが、あまりおすすめしないです。
帰宅後すぐに着替えるのは難しいし、服を取りに行くのも階段を登る必要があって面倒です。
なので、玄関近くにウォークインクローゼットがあると便利だっただろうな〜と思っています。
ウォークインクローゼットの失敗や対策
失敗や対策を把握しておくことで、ウォークインクローゼットをより快適に使用できますよね。
我が家の失敗やよく見る失敗、その対策をお話していきますね。
窓はいらなかった
窓があると、日光によって服や壁紙が色褪せる可能性があります。
また、温度差で結露が発生することも。
そのため、遮光カーテンを使うなどの対策が必要になりますね。
ドアをつけなかった結果、後悔
ドアがないと、来客が来た時に中が見えてしまうことも。
後からドアを設置する場合、5万円程度の追加費用がかかるので、来客に見られたくない場合はつけた方がいいですね。
コンセントが少なくて後悔
ウォークインクローゼット内のコンセントが少ないと、アイロンや掃除機を使う時などに不便です。
建設時にコンセントの数を検討するのは結構おすすめです。
ライトはセンサーライトにすれば良かった
ウォークインクローゼットが暗くて不便だと感じたら、センサーライトの設置を検討してみてください。
両手に服を持って入る時など、センサーライトが自動で点灯するので便利ですよね。
我が家もセンサーライトを設置した結果かなり便利です。
ウォークインクローゼットを採用するなら抑えておきたいポイント
ウォークインクローゼットを採用する際には、場所や広さ、使い方などのポイントを抑えておくことが大切です。
それぞれ見ていきますね。
ウォークインクローゼットの場所
ウォークインクローゼットは、寝室にあることが多いですが、あまりおすすめしないです。
可能であれば、玄関から近くてすぐに着替えができる間取りにした方が良いですね。
使いこなしているウォークインクローゼット見ると羨ましいな〜
ウォークインクローゼットの広さ
ウォークインクローゼットの広さを考える時には、デッドスペースがあることを忘れずに。
例えば、3畳のウォークインクローゼットでも、実際の収納スペースは大体2畳くらいですね。
そのため、ウォークインクローゼットの広さ全部が収納になるわけではないというのは要注意です。
ウォークインクローゼットの使い方
何を収納するのか?どんな時に使うのか?
を考慮して設置するようにしましょう。
収納予定のものによって、レイアウトや高さを調整しないといけないからですね。
ウォークインクローゼットを採用するなら持っておきたいアイテム
ウォークインクローゼットをより便利に使うために持っておきたい、採用したいアイテムを紹介していきますね。
センサーライト
まず、センサーライトは、ウォークインクローゼットに必須のアイテムです。
手が離せないときや暗い場所での使用に便利ですよね。
ウォークインクローゼットに入るだけでライトが付くので、個人的にはマストです。
コンセント
場合によっては除湿機を設置する場合もあると思います。
そのため、除湿機を稼働させながらアイロンや掃除機を使うことを考えると、コンセントは2個以上あった方が良いです。
我が家はコンセントを設置しなかったので、隣の書斎から引っ張ってくる必要があって面倒です。
稼働棚
また、稼働棚があるととても便利になります。
収納力を向上させることもできますし、物を出したりしまったりもだいぶ楽になります。
効率的な収納スペースを作るためにも、必須アイテムだと思っています。
ウォークインクローゼットがいる人・いらない人
正直、ウォークインクローゼットが全ての人に必要かどうかと言われると疑問です。
ここでは、ウォークインクローゼットがいるタイプの人と、いらないタイプの人を分けていきますね。
ウォークインクローゼットがいる人
ウォークインクローゼットが必要な人は、こんな人。
- 間取りに余裕がある人
- 服や物の量が多い人
- 収納をまとめたい人
- 家族の人数が多い人
それぞれ見ていきますね。
間取りに余裕がある人
家の間取りに余裕があれば、ほぼ部屋であるウォークインクローゼットを追加しやすいですよね。
とはいえ、我が家はそんなに余裕はありませんでしたが・・・笑
服や物の量が多い人
もちろん、間取りに余裕がなくても、服や物の量が多い人であればウォークインクローゼットはあると便利です。
我が家は物が多いので、あって良かったなと感じます。
収納をまとめたい人
収納を一箇所にまとめたい人にも、ウォークインクローゼットは適しています。
衣類や小物を一括して管理できるので、整理が楽になりますね。
家族の人数が多い人
家族の人数が多い場合、ウォークインクローゼットがあると収納スペースが増えて便利です。
ウォークインの中を仕切りで分けて、それぞれのロッカーみたいにするのもおすすめですよ。
ウォークインクローゼットがいらない人
また、こんな人にはウォークインクローゼットはいらないかもしれません。
- 間取りに余裕がない人
- 服や物の量が少ない人
- ある程度お子さんが大きい人
間取りに余裕がない人
間取りに余裕がない場合は、ウォークインクローゼットを導入するよりも、工夫して収納を各部屋に設けた方が良いかもしれません。
工夫できる提案は、ハウスメーカーや工務店からもらえると便利ですよね。
服や物の量が少ない人
服や物の量が少ない人は、ウォークインクローゼットが必要ないかもしれません。
限られたスペースで工夫すれば、わざわざウォークインクローゼットを設置するまでもないですね。
ある程度お子さんが大きい人
お子さんが大きくて自分の部屋で物を管理できるなら、共有のスペースはいらないかも。
それぞれのお子さんも自分の部屋で着替えたり、物を管理したりしたいですもんね。笑
まとめ
我が家がウォークインクローゼットで後悔しているのは設置場所。
玄関近くに置けたら便利だったろうな、と思います。
一方、収納としてみればかなり便利なのも確かです。
そのため、ウォークインクローゼットを検討するなら、生活動線を考えて間取りからじっくり検討するようにしましょう。
やばくなったら、すぐ消します。
新築のウォークインクローゼットで絶対に後悔・失敗しないためには?
- 事例をたくさん見る。
- プロの意見を聞く。
この2つのステップを踏むだけで、収納で失敗したり後悔したりする可能性は圧倒的に減ります。
便利なことに、どっちも簡単にできます。
3000万円もかけたのに、後悔してマイホームブルー・・・
みたいな状況を避けたい人は、とりあえずやっておきましょうね。
事例をたくさん見る
事例をたくさん見るというとなんか仕事っぽくて嫌ですが
先に家を建てた人たちの成功事例や失敗事例を見ましょう。
ということです。
めんどくさい・・・
と思うかもしれませんが、タウンライフやハウジングバザールを使えば、ほんの数分で興味のあるメーカーに一発で資料請求できちゃいます。もちろん無料です。
ハウスメーカーに強いタウンライフと、工務店に強いハウジングバザールをうまく使い分けましょう。
もっといい間取りにできたんじゃないか・・・
と新築後に後悔しないためにも、必ず資料は集めて読みましょう。
プロの意見を聞く
何千万円もするような買い物です。
仕事で何千万円もするものを買うときは、くまなくカタログをチェックして実際にものを見に行って、何人ものハンコをもらってやっと買いますよね。
でもなぜか家づくりだと「なんとなく」建てちゃう人が後を立ちません。
そうしないためにも、せめてプロの意見を聞いておいてください。
実は、タウンライフやハウジングバザールでは、要望を詳しく記入するとハウスメーカーや工務店からプロ目線で間取りプランをもらうことができます。
基本的には簡易的なプランですが、家づくり初心者の人は驚くような間取りがたくさん。
また、ココナラでは設計士や建築士の方による間取り診断があります。
今の間取りで後悔しないかな、進めちゃっていいかな・・・
という不安を解消するためにも、第三者でプロである人の意見を聞いてみましょう。
こちらは無料ではなく、5000円〜10000円程度が相場です。
でも、家づくりで後悔して数千万円無駄にするのに比べたら無料みたいなものですね。
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