家の顔になる玄関。
新築の間取りを考えていて
- 玄関ホールっていらないのでは?と思った人
- 間取りの中で、玄関ホールが場所を取りすぎていると思う人
- 玄関ホールがなくても快適に暮らせるか気になる人
という方に読んでほしい記事を書きました。
我が家は広めの玄関ホールを採用しましたが、少しだけ後悔もあります。
これから新築する人が、玄関ホールで後悔しないように、体験談も交えてじっくり書いたので読んでみてください。
やばくなったら、すぐ消します。
玄関ホールのメリット
玄関ホールは、一見すると無駄なスペースに感じるかもしれませんが、実は様々なメリットがあります。
来客時にプライバシーが守られる
玄関ホールがあると、来客時にリビングや他の部屋が直接見えづらくなりますよね。
これにより、家族のプライバシーが守られ、安心して過ごすことができます。
匂い対策になる
玄関ホールは、外からの匂いが室内に入りづらくなるため、匂い対策にも役立ちます。
特に、料理の匂いやタバコの匂いが気になる方には、効果的です。
他にも、ペットの匂いが気になる方にも、玄関ホールはニオイ対策にも便利です。
外気の影響が少なくなる
玄関ホールがあると、外気の影響がリビングや他の部屋に及びにくくなります。
これにより、家の中が冷暖房効果をキープしやすくなり、省エネにもつながります。
冬の間、玄関ホールは外気の影響で寒くなりやすかったのですが、リビングは平気でした!
子供が玄関に降りる危険が少ない
リビングに直接玄関がついていると、子供が降りる危険があります。
一方、玄関ホールがあることで、子供がうっかり玄関に降りる危険が減ります。
また、ペットを飼っている人(特に猫)も安心ですね。
空間が仕切られる
二世帯住宅を建てて気づきましたが、空間の仕切りとしても玄関ホールは有効。
左右に分けて、玄関のみを共有にしている二世帯住宅なので、玄関ホールがあることでそれぞれの空間がきっちり分けられます。
収納スペースも作りやすくなる
玄関ホールがあると、収納スペースも作りやすくなります。
靴やアウターなど、玄関周辺の収納がスムーズに行えますね。
我が家は玄関ホールの奥にラックを置いて、アウターをアウターを掛けれるようにしています!
インテリアとしても利用できる
また、玄関ホールに絵や写真を飾ることで、インテリアとしても便利です。
我が家では、ピクチャーレールを取り付けて絵を飾りたいと思って、天井の補強をしました。
まだ飾ってないですけど・・・笑
玄関ホールのデメリット
しかし、玄関ホールにはデメリットも存在します。
自分にとって本当に必要かどうかを検討しましょう。
狭いとかえって不便
玄関ホールを設置するにしても、狭いスペースだとかえって不便です。
荷物を一時的に置いたりすると、足の置き場がなくなってしまいます。
特に家族が多い場合なんかは、玄関ホールを設置するならなるべく広めにしたほうが良いですね。
向きによっては暗くなりがち
我が家の玄関ホールは東向きなのですが、光がなかなか入りません。
玄関ドアに窓があれば、光は取り込めますが、東向きだとそれにしても暗くなりがちです。
個人的にはあまり気にしていませんが、気になる方は、向きによっては暗くなってしまう空間だというデメリットも抑えておいてくださいね。
掃除が増える
玄関ホールがあると、掃除が増えます。
家のスペースが増えれば増えるほど、掃除する場所も増えるのは当然。
しかも、玄関の砂や埃が溜まりやすい場所でもあるので、こまめな掃除が必要です。
他の部屋を削る必要も
間取りの制約はもちろんあるので、玄関ホールを設置するために他の部屋を削る必要もあります。
他の部屋と玄関ホールを天秤にかけて、どっちが必要か考える必要がありますね。
広い玄関ホールにして感じたこと【後悔あり】
我が家は広い玄関ホールを採用しました。
良かったことも後悔していることもあるので、見てみてください。
家族全員で同時に靴を履ける
まず一番メリットだと感じたのが、家族全員で同時に靴を履けること。
子供達が靴を履くのを、隣で座ってみられるので安心です。
また、朝の混雑時にも順番に靴を履く必要がないのでストレスがありません。
ちょっとした荷物を置いておいても邪魔にならない
広い玄関ホールでは、ちょっとした荷物を置いておいても邪魔になりません。
買い物帰りや出かける前の準備などをするときには、めちゃくちゃ便利です。
リビングが寒くなりづらい
外気の影響を受けにくくなるというメリットをお話しましたが、かなり実感しています。
冬の間も玄関ホールがある結果、リビングは寒くならなかったです。
夏場も、外の熱気がリビングに入らないので、断熱性能としても上がっているように感じます。
親世帯と子世帯のプライバシーを確保する空間になる
我が家は二世帯住宅です。
玄関ホール以外は共有空間がないのですが、このスペースのおかげでそれぞれのプライバシーを確保できています。
仮に、リビング同士が密接していたら、お互いストレスが溜まっていたと思います。
玄関ホールがなければ、もっと間取りを工夫できた【後悔ポイント】
色々な記事を書いていて思うのですが、スキップフロアを作りたかったです。笑
そのためには、玄関ホールを削れば良かったんじゃないか・・・と後悔してしまうことも。
新築すぐなのでリフォームは現実的ではないですが、玄関ホールを小さくしてリビングをもっと広くすることもできただろうな、と思ってしまいます。
玄関ホールを採用すべきな人・採用しなくても良い人
玄関ホールが必要かどうかは、個々のライフスタイルや間取りによります。
以下に、玄関ホールを採用すべき人と、採用しなくても良い人をご紹介します。
採用すべきな人
まずは、玄関ホールを採用すべきなのはこんな人!
- 間取りにゆとりがある人
- 二世帯住宅の人
それぞれ見ていきますね。
間取りにゆとりがある人
間取りにゆとりがある場合は、玄関ホールを設けてより快適な生活を送れるようになります。
他の部屋を削る必要がないからですね。
便利な理由をいくつか挙げましたが、そんなメリットを享受することができます。
二世帯住宅の人
先ほどもお話しましたが、二世帯住宅の人は玄関ホールを必ず採用すべきだと思います。
なかったらと思うと、ゾッとしますね。笑
それぞれのプライバシーを確保できるため、必ず採用しましょうね。二世帯住宅の人は。笑
採用しなくても良い人
一方、採用しなくても良いのはこんな人です。
- 限られた間取りの人
- ミニマリストな人
それぞれ見ていきますね。
限られた間取りの人
限られた間取りの場合、玄関ホールを設けることで、他の部屋のスペースが犠牲になることがあります。
優先順位にもよりますが、玄関ホールの優先度が高くない場合は、採用しなくてもなんとかなります。
ミニマリストな人
ミニマリストで、シンプルな生活をしたい人は、玄関ホールはいらないかもしれません。
家の中で絶対に必要なスペースではないため、必要最低限の間取りにしたいのであれば、玄関ホールを削っても大丈夫です。
とはいえ、デメリットもあるのでよく考えてくださいね。
まとめ
広い玄関ホールを設置した我が家は、ほぼ満足していますがちょっと後悔も。
これから間取りを考える人は、よくよく考えてみてくださいね。
また、すでに住み始めている人は、玄関ホールのメリットを再度確認して、うまく活かせるようにしましょうね。
やばくなったら、すぐ消します。
おまけ:新築の玄関で絶対に後悔・失敗しないためには?
- 事例をたくさん見る。
- プロの意見を聞く。
この2つのステップを踏むだけで、玄関で失敗したり後悔したりする可能性は圧倒的に減ります。
便利なことに、どっちも簡単にできます。
3000万円もかけたのに、後悔してマイホームブルー・・・
みたいな状況を避けたい人は、とりあえずやっておきましょうね。
事例をたくさん見る
事例をたくさん見るというとなんか仕事っぽくて嫌ですが
先に家を建てた人たちの成功事例や失敗事例を見ましょう。
ということです。
めんどくさい・・・
と思うかもしれませんが、タウンライフやハウジングバザールを使えば、ほんの数分で興味のあるメーカーに一発で資料請求できちゃいます。もちろん無料です。
ハウスメーカーに強いタウンライフと、工務店に強いハウジングバザールをうまく使い分けましょう。
もっといい間取りにできたんじゃないか・・・
と新築後に後悔しないためにも、必ず資料は集めて読みましょう。
プロの意見を聞く
何千万円もするような買い物です。
仕事で何千万円もするものを買うときは、くまなくカタログをチェックして実際にものを見に行って、何人ものハンコをもらってやっと買いますよね。
でもなぜか家づくりだと「なんとなく」建てちゃう人が後を立ちません。
そうしないためにも、せめてプロの意見を聞いておいてください。
実は、タウンライフやハウジングバザールでは、要望を詳しく記入するとハウスメーカーや工務店からプロ目線で間取りプランをもらうことができます。
基本的には簡易的なプランですが、家づくり初心者の人は驚くような間取りがたくさん。
また、ココナラでは設計士や建築士の方による間取り診断があります。
今の間取りで後悔しないかな、進めちゃっていいかな・・・
という不安を解消するためにも、第三者でプロである人の意見を聞いてみましょう。
こちらは無料ではなく、5000円〜10000円程度が相場です。
でも、家づくりで後悔して数千万円無駄にするのに比べたら無料みたいなものですね。
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