せっかくの新築、少しでも後悔なく建てたいですよね。
今回は、どこの家庭でも取り入れやすい階段下収納について、実際に階段下収納を採用した私が徹底解説していきます。
階段下のスペースを有効活用したい・・・
収納が足りないかも・・・
階段下収納はどんな使い方ができるんだろう?
そんな悩みを解決します。
- 階段下収納のメリットやデメリット
- 実際に設置した人の口コミや体験談
- 階段下収納を設置する費用
- 見せる収納の実例
- 階段の場所と収納するもの
- スペースの重要性
- 階段下収納におすすめのグッズ
について詳しくお話していきますね。
やばくなったら、すぐ消します。
階段下収納のメリット・デメリット
階段下収納を考えている方にとって、メリットとデメリットを知ることが重要ですよね?
それでは、それぞれを見ていきましょう。
メリット
階段下収納を採用すると、こんなメリットがあります。
デッドスペースを収納に利用できる
階段下収納の一番のメリットは、デッドスペースを有効活用できることです。
新築の家はスペースが限られているため、階段下を収納に使うことで無駄なスペースを減らし、効率的に収納を増やすことができます。
物置扱いできる
また、階段下は物置としても活用できます。
季節用品や大型家電など、普段使わない物を階段下に収納しておくことで、家の中がスッキリ整理できます。
デメリット
一方で、階段下収納にもデメリットが存在します。
階段の強度に影響が出る場合も
階段下収納を設置する際には、階段の強度が低下する可能性があります。
形状にもよるのですが、空間を作るために階段を特殊形状にする場合などは要注意ですね。
湿気が溜まりやすく、換気が必要
階段下は空気の出入りが少なく湿気が溜まりやすい場所であるため、換気が必要です。
特に、衣類や書類など湿気に弱い物を収納する場合は、定期的な換気や湿気対策が大切ですね。
奥行きがあると使いづらい
階段下収納の奥行きが深い場合、奥にある物が取り出しにくくなります。
収納を使いやすくするためには、キャスター付きの稼働棚を使うなどの工夫が必要ですよ。
階段下収納を採用した人の口コミや体験談
我が家も含めて、階段下収納を採用した人の口コミです。
といっても、我が家と友人の家だけなのですが。笑
もっと他に「こんな不満があるよ〜」とか「こんなメリットがあったよ〜」というのがあれば、教えてください。笑
よく頭をぶつける
我が家の階段下収納は、少し低めです。
ランニングマシーンを収納しているのですが、出し入れの時によく頭をぶつけます。笑
なんでも収納できて便利
友人の家では、玄関近くの階段下収納に、季節外れの靴やコートなどの衣類を収納しています。
また、BBQの道具やキャンプ用品などのアウトドアグッズも収納しやすくて便利だということでした。
引折戸は指を挟むことも
我が家の階段下収納は引折戸。
どんな扉でもそうですが、子供が指を挟むのには要注意です。
大人にしか開けられないようなチャイルドロックの準備はしたほうが良いと思います。
階段下収納の費用は約10万円程度が目安
階段下収納の費用、気になりますよね。
我が家は標準仕様に入れてもらえたので、別で費用がかかることはありませんでした。
しかし、大体の目安としてはトータルで約10万円程度が一般的です。
棚を設置するだけならほとんど費用はかからない
シンプルな棚を設置するだけであれば、費用はほとんどかからず、手軽に収納スペースを増やすことができます。
しかし、デザインや機能性を重視する場合は、費用が高くなることもあります。
コンセントの設置も重要
階段下収納には、コンセントを設置することも考慮すべきです。
家電製品を収納する場合や、充電が必要なものを置く場合には、コンセントがあると便利です。
もちろん、コンセントは増やせば増やすほど費用がかかります。
扉の費用はピンキリ
階段下収納に扉を設置するケースも多いと思いますが、扉の費用はピンキリ。
サイズや形状にもよりますが、おしゃれなものを選ぶともちろん高くなりますよね。
リビング階段なら、階段下は見せる収納でもカッコ良い【実例】
リビング階段の場合、階段下は見せる収納としてもおしゃれに演出できます。
Twitterでも見せる収納を紹介していた人がたくさんいたので、おしゃれなものをご覧ください。
やっとバイクラックをDIYしました🤣
— 岡@家を建てたアカウント (@ie26bilde) April 17, 2022
玄関が一番こだわったかなぁ
吹き抜け、大きい窓3つ
階段下に見せる収納
自転車ラック#家造り #こだわり pic.twitter.com/jCFtxsi6PG
階段下のデッドスペースを利用した『見せる収納』。
— 家具工房KOMA (@komashop1) March 4, 2015
蜂の巣みたいでかわいく仕上がりました。 pic.twitter.com/JNYQmjU8uy
階段の袖壁をオープン棚にしました。扉がない見せる収納、本を入れるも良し、オシャレなボックスを入れるも良し。写真はテント生地で作ったバスケットです。
— オクターブ (@Skyhigh61575) April 21, 2017
階段下のスペースはビニールカーテンで仕切っています。#オクターブリノベ #… https://t.co/f0xGOgQugf pic.twitter.com/kFmMr8zygo
階段の場所によって、収納する物を決めよう
階段の場所によって、収納できるものが変わります。
具体的には、
- 室内に階段がある場合
- 廊下や玄関近くに階段がある場合
で置けるものが変わります。
室内に階段がある場合
室内に階段がある場合は、衣類や書類など、湿気に弱いものを避け、日常的に使用するものを収納するのがおすすめです。
例えば、子供のおもちゃや家族の共用品を収納すると、使いやすくなりますよ。
我が家は
- ランニングマシン
- 掃除機
- ティッシュやトイレットペーパーのストック
をメインで置いています。
廊下や玄関近くに階段がある場合
廊下や玄関近くに階段がある場合は、季節外れの靴やアウターなどの収納に適しています。
また、傘やエコバッグなど、外出時にすぐに手に取れるような物を置くと便利ですよ。
整理整頓がしやすいよう、収納グッズを活用することもおすすめです。
一方、ティッシュやトイレットペーパーのような、リビングに置いておきたいものを置くと距離が遠くて少し不便ですね。
人が入れるスペースや照明も確保しよう
階段下収納を採用するときに注意しておきたいのがスペース。
我が家のスペースは、人が入るには少し狭いです。
もちろん、部屋のように扱う必要はないのですが、あまり狭いと
- 奥にあるものが本当に取りづらかったり
- 頭をぶつけまくったり
してしまうので押さえておきたいポイントですよ。
また、リビングに併設している場合はともかく、玄関や廊下に階段下収納がある場合、センサーライトの取り付けがおすすめです。
光が届きにくい空間になるので、どうしてもものを探すときに苦労します。
ウォークインクローゼットでもセンサーライトをおすすめしていますが、階段下収納でもおすすめです。
センサーライト、便利!
新築の階段下収納でおすすめのグッズ3選
階段下収納を使いやすくするためには、便利なグッズが欠かせません。
ここでは、おすすめのグッズを3つご紹介します。
突っ張り棒
突っ張り棒は、簡単に取り付けられるため、階段下収納の仕切りや棚のサポートに便利。
また、高さや幅が調整できるので、収納スペースに合わせてカスタマイズできます。
キャスター付きワゴン
キャスター付きワゴンは、移動がしやすく、収納物を整理しやすいため、階段下収納におすすめです。
奥行きがある場合でも、ワゴンを引き出すことで、奥にある物も簡単に取り出せます。
センサーライト
先ほども触れましたが、センサーライトがあると本当に便利。
リビングの照明が届く場所なら必要ないかもしれませんが、奥の方は暗くて見えないもの。
そんなに高いものでもないので、センサーライトは用意しておきましょうね。
まとめ:階段下収納を使うなら、場所と使い方がポイント
階段下収納について色々とお話してきました。
実際に使っていて思うのは
きちんと計画を立てて使わないと、便利な収納とは言いづらいな。
ということです。
我が家には階段下収納が2箇所あり、1箇所が我が家のLDK、もう1箇所が階段上り口横にあります。
後者の階段下収納は親世帯が使用しています。(二世帯住宅です)
やはり、階段下収納を使うなら、場所と使い方をはっきりさせるようにしましょう。
場所を決めるのは間取りを決める時です。
もう決まってしまっている場合は、その場所に合わせた使い方ができるかどうかよく考えるのがおすすめです。
正直我が家の階段下収納は使いづらいです・・・何を入れたらいいんだ・・・
やばくなったら、すぐ消します。
おまけ:新築の間取りで絶対に後悔・失敗しないためには?
- 事例をたくさん見る。
- プロの意見を聞く。
この2つのステップを踏むだけで、間取りで失敗したり後悔したりする可能性は圧倒的に減ります。
便利なことに、どっちも簡単にできます。
3000万円もかけたのに、後悔してマイホームブルー・・・
みたいな状況を避けたい人は、とりあえずやっておきましょうね。
事例をたくさん見る
事例をたくさん見るというとなんか仕事っぽくて嫌ですが
先に家を建てた人たちの成功事例や失敗事例を見ましょう。
ということです。
めんどくさい・・・
と思うかもしれませんが、タウンライフやハウジングバザールを使えば、ほんの数分で興味のあるメーカーに一発で資料請求できちゃいます。もちろん無料です。
もっといい間取りにできたんじゃないか・・・
と新築後に後悔しないためにも、必ず資料は集めて読みましょう。
プロの意見を聞く
何千万円もするような買い物です。
仕事で何千万円もするものを買うときは、くまなくカタログをチェックして実際にものを見に行って、何人ものハンコをもらってやっと買いますよね。
でもなぜか家づくりだと「なんとなく」建てちゃう人が後を立ちません。
そうしないためにも、せめてプロの意見を聞いておいてください。
実は、タウンライフやハウジングバザールでは、要望を詳しく記入するとハウスメーカーや工務店からプロ目線で間取りプランをもらうことができます。
基本的には簡易的なプランですが、家づくり初心者の人は驚くような間取りがたくさん。
また、ココナラでは設計士や建築士の方による間取り診断があります。
今の間取りで後悔しないかな、進めちゃっていいかな・・・
という不安を解消するためにも、第三者でプロである人の意見を聞いてみましょう。
こちらは無料ではなく、5000円〜10000円程度が相場です。
でも、家づくりで後悔して数千万円無駄にするのに比べたら無料みたいなものですね。
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