ローコストで満足のいく家づくりが特徴のタマホーム。
ローコストだけど標準仕様は大丈夫?
というお悩みを解決します。
この記事では、タマホームの
- キッチン
- お風呂
- 洗面台
- トイレ
- 壁紙
- 天井高
- 外壁
- 屋根
- 窓
- 床材
- 玄関
- 断熱性
- 構造
- 基礎
- 耐震性
- オール電化
- 照明
- 換気システム
- アフターフォロー
の19項目の標準仕様について、どこよりも詳しく徹底的に解説していきます。
やばくなったら、すぐ消します。
タマホームの標準仕様【キッチン】
タマホームの標準のキッチンは、
- クリナップ
- リクシル
- EIDAI
- タカラスタンダード
から選択することが可能です。
クリナップ
クリナップのキッチンはステディア。
- 流レールシンク
- 洗エールレンジフード
- ステンレスエコキャビネット
が採用されています。
ステンレスが美しいステディアは、プロがおすすめしたい住宅設備キッチン部門2年連続 総合1位(リフォーム営業マン・プランナーが選ぶ住宅設備機器リフォーム大賞2023)のキッチン。
衛生的で綺麗な状態をキープできて、プロのお墨付きですよ。
リクシル
リクシルの標準キッチンはエーエス。
- キレイシンク(人造大理石のシンク)
- アシストポケット&シェルフ
- 人造大理石のワークトップ
が採用されています。
溝が汚れにくくてスッキリとした見た目です。
インテリアとの調和も◎
我が家もリクシルです!
EIDAI
EIDAIの標準キッチンはラフィーナ。
- 立てて収納できる仕切りのバー
- 取り出し可能なラック
- 引き出し式のカウンター
が採用されていて、収納しやすく便利で機能性が高いEIDAI。
床材や建具もやっているので、インテリア全体をEIDAIで固めることもできますよ。
タカラスタンダード
タカラスタンダードの標準はグランディア。
- 高品質ホーロー素材
- ホーローキッチンパネル
- ホーロー整流板
タカラといえばホーロー!というくらいホーローに力を入れたメーカー。
我が家の営業担当さんはタカラ激推しでした。
ホーローは、金属の強さとガラスの美しさをあわせ持つ素材。優れた耐久性があり、油汚れや湿気に強く、においがつきにくいため、水回り製品に最適な素材とされています
キッチン共通の標準仕様
どこのメーカーを選んでも、下記は共通の標準仕様です。
- ビルトイン浄水器
- 人造大理石ワークトップ ※一部
- ハンドシャワー水栓
- キッチン備え付け型リビング収納 ※I型キッチンは不可
- 床下収納
使うの?という標準仕様もありますが、床下収納はあって全く損なしですね。
タマホームの標準仕様【お風呂】
タマホームのお風呂は、1616と1620と1818サイズの3種類から選べます。
標準で普通サイズより広い1620や1820が選べるので、お子さんと入ってものびのび空間になりますよ。
選べるメーカーは
- リクシル
- パナソニック
- TOTO
の3種類になります。
詳しく見ていきますね。
リクシル
リクシルのお風呂は、Arise(アライズ)。
我が家もリクシルですが、シャワーの高さの調整が簡単です。
また、カウンターを外せるので掃除も楽。
- くるりんポイ排水口で簡単にゴミを捨てられたり、
- キレイサーモフロアで床がキレイにキープできたり
手入れのしやすさにも特徴があります。
パナソニック
パナソニックのお風呂は、FZ。
フラットラインLED照明で、浴室全体が明るくて便利。
また、床が立ち上がっているスミピカフロアを採用しているので、カビ予防にもなります。
TOTO
TOTOのお風呂は、人気のSAZANA(サザナ)
ほっカラリ床にはクッション層があって、柔らかい床を再現。
柔らかいだけでなく、冷たくなりづらいので冬場のお風呂でも安心です。
クリックシャワー採用で節水性も高く、断熱浴槽で保温効果をアップして追い焚き回数を減らします。
全体的に、ランニングコストを節約できるお風呂ですね。
お風呂共通の標準仕様
- 保温性能付き浴槽
- 広い浴槽サイズ
- 浴室暖房乾燥機(換気付き)
- 出入り口の段差なし
- 腰掛けスペース
- 折れ戸のドア
はメーカー問わずお風呂共通の標準仕様です。
我が家も浴室暖房乾燥機はよく使っています。超便利です。
浴槽サイズも広いので、大人1人と子供2人で入っても広々ですよ。
タマホームの標準仕様【洗面台】
タマホームの洗面台は、
- リクシル
- パナソニック
- TOTO
の中から選ぶことができます。
我が家はリクシル信者(?)なのでもちろんリクシルです。笑
リクシル
リクシル製の洗面台は、MV。
水栓が真上についているので、水が隙間に溜まりにくくて清潔感があります。
また、横の部分に排水もあるので、水が溢れることはありません。
パナソニック
パナソニック製の洗面台はシーライン。
- 収納が欲しい人のためのキャビネットプラン
- 床掃除を簡単にしたい人のためのフロートプラン
- 収納もインテリアにしたい人のためのオープン棚プラン
- 2人以上で広々と使いたい人のためのワイドカウンタープラン
から選ぶことができます。
また、LED照明でウェットエリアがあるので、掃除自体もしやすいです。
TOTO
TOTO製の洗面台はVシリーズ。
他のメーカーと違い、エコシングル水栓を採用しているので、節水効果がありますよ。
また、洗面台の下の配管の位置が奥まっているので、収納スペースが広めです。
タマホームの標準仕様【トイレ】
タマホームのトイレは、2階建なら2台、平屋の場合は1台が標準仕様。
ちなみに我が家は、2世帯住宅なので、さらに1台オプションで追加しました。
仮に2台設置の場合、1台がタンクレストイレでもう1台がタンクありのトイレになります。
1台タンクレス標準は太っ腹ですよね。
※カップボード、キッチン収納、2箇所目トイレ(タンク有)のうち1つを標準扱いにしてくれます。
我が家はカップボードが一番高級だったので標準にしてもらいましたが、トイレも選べます。
タマホームのトイレは、
- リクシル
- TOTO
の2メーカーから選択可能です。
タンクレストイレ
- リクシルなら、ベーシアハーモJタイプ
- TOTOなら、NJ2
がタンクレストイレの標準。
ベーシアハーモだと、フルオート便座やお掃除リフトアップの機能がついているので、めちゃくちゃトイレが楽。
NJ2はフチナシ形状で汚れが非常に溜まりづらく、掃除が楽です。
タンク付きトイレ
- リクシルならベーシア
- TOTOならZJ2
がタンク付きトイレの標準となります。
正直どちらもめちゃくちゃ普通のタンク付きトイレです。
手洗い器がついているので、我が家はタンクレスよりタンク付き派です。
タマホームの標準仕様【壁紙】
タマホームの内装用の壁紙は
- サンゲツ
- シンコール
- リリカラ
の3メーカーから選ぶことができます。
着工が始まる前くらいの段階で、3メーカーの分厚いカタログを数冊渡されました。
+オプション費用をかけて選べる壁紙もあります。
かなりの種類から選ぶので若干大変でしたが、実際の壁紙素材が付いているカタログなので、感触なども参考になりました。
タマホームで契約を決めるまでは、Webのデータなどでしか情報が集まらないのが難点です。
タマホームの標準仕様【天井高】
通常のハウスメーカーは、天井高が2400mmのメーカーが多いです。
しかしタマホームは標準で2500mmの天井高を採用しています。
そのため、若干ではありますが開放感があって天井が高い家になります。
天井にシーリングライトなどを設置することで圧迫感が気になる人などは、良いオプションになりそうです。
ちなみに我が家はあまり気にしたことがありませんでした。笑
タマホームの標準仕様【外壁】
窯業系のサイディングが標準のタマホームの外壁。
- 旭トステム
- ケイミュー
- 東レ
- ニチハ
- 神島化学工業
の5つのメーカーから選ぶことができます。
どこのメーカーでもそれなりの品質は保証されていますが、こだわる場合はオプションもあり。
追加費用は範囲によりますが、それなりにかかります。
また、標準仕様の外壁材には親水性が高い塗料が塗られています。
そのため雨水で汚れが落ち、メンテナンスの頻度がかなり少なく済みます。
厚み自体も16mmで一般的な寸法なので、好きなデザインで選びましょう。
タマホームの標準仕様【屋根】
タマホームの屋根は
- 陶器瓦
- コロニアル瓦
- ガルバリウム鋼板
の3種類が標準仕様。
陶器瓦
陶器瓦を選んだ場合は、
- 鶴弥
- 新東
が選択できるメーカーです。
和風や洋風さまざまなデザインがあるので、デザイン重視で選ぶことになりそうです。
コロニアル瓦
コロニアル瓦なら
- ケイミュー
が選択できるメーカーです。
瓦に比べて少し軽量なので、瓦感を出しつつ耐震性をさらに上げることができます。
ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板なら
- 元旦ビューティー工業
が選択できるメーカーです。
現状の住宅屋根のシェアだとおそらく一番多そうなガルバリウム鋼板。
軽くて酸にも強くメンテナンスフリーと言われることも。
耐久性や熱反射性などのバランスも良くて、一番人気なのもうなずけますね。
タマホームの標準仕様【窓・サッシ】
省エネにも力を入れているタマホーム。
住宅の断熱性の50%は窓が決めるとも言われている窓ですが、タマホームでは断熱性、遮熱性に優れた窓が標準になっています。
- 日差しへの遮熱性や断熱性が高い、アルミ樹脂複合サッシ
- 熱伝導率が低いアルゴンガス入りの、Low-Eペアガラス
が標準です。
選択できるメーカーは
- リクシル
- YKKAP
の2種類です。
ちなみに、サッシの断熱性能は
樹脂サッシ>複合サッシ>アルミサッシ
になります。
一方、耐久性や強度は逆になるので、バランスの取れた複合サッシが標準なのはありがたいですね。
タマホームの標準仕様【床材】
プリント合板が標準仕様になっているタマホーム。
仮に無垢材にしたい場合は、別途オプション費用がかかります。
※ちなみに我が家は、キャンペーン期間中で追加費用なしでグレードアップできました。
表面がコーティングされていたり、無垢材風のものもあったりするので、選択肢はたくさんあります。
標準仕様で選べるメーカーは
- EIDAIのアトムフィットGM
- DAIKENのハピアフロア
となります。どちらも床材の超大手なのでハズレはないですね。
ちなみに、床材と建具は同じメーカーを選ぶことになるので、
例えば床材でDAIKENを選んだら、室内ドアはDAIKENから選ぶ必要が出てくるのでその点だけ注意です。
タマホームの標準仕様【玄関】
タマホームの玄関は、標準仕様で親子扉を採用。
大きな荷物の出し入れもしやすく、ドア面積が広くなるためかっこいい親子ドアが標準なのは魅力的ですね。
選べるメーカーは
- リクシルのジエスタ2
- YKKAPのヴェナート
になります。
リクシルのジエスタ2は電池式の電子錠でセキュリティがバッチリ。
いざという時は鍵を回して開けることもできて便利です。
デザインも豊富で選び放題ですね。
YKKAPのヴェナートは、ボタンを押すだけで開閉できるリモートキー付き。
置き忘れ防止機能もあるので、玄関付近に忘れてしまっても、他の誰かに侵入されることを防げます。
- ディンプルキー
- 2ロックシリンダー錠
- 鎌付デッドボルト錠
- 脱着サムターン
などの便利機能も標準です。
タマホームの標準仕様【断熱性】
タマホームは断熱性に優れているハウスメーカー。
断熱性能等級は、最高ランクの4です。
寒い地域や暑い地域など、地域によって断熱材は自動で選択されます。
Ua値もきちんと数値化して謳っているので、断熱性能は安心です。
参考までに、大安心の家でUa値0.56です。地域によってはもっと高性能になります。
ただ、タマホームが使用している断熱材の標準は「高性能グラスウール14K」
一方大手ハウスメーカーでは「高性能グラスウール16K」が最近のトレンドではあるので、標準仕様のままだと少し心許ないかもしれません。
ですが、住んでみて特に寒いとか暑いということはないので、必要十分といった感じですね。
タマホームの標準仕様【構造・工法】
タマホームの構造は木造軸組在来工法です。
- 木材が持っている調湿機能が日本の気候にぴったり
- 間取りに柔軟に対応できる
そんなメリットがある木造軸組在来工法ですが、金具などをうまく使うことで元々の弱点である耐震性能までクリアしています。
ローコストメーカーだけでなく、高価格のハイグレードのメーカーでも同様の工法を使っているので、木造軸組在来工法自体も信頼できる工法ですね。
ちなみに、そんな木材の70%を国内で生産しているタマホーム。
2021年頃のウッドショックの時も、輸入に頼っていない分値上げ幅は抑えられていました。
高品質の木材をコスパ良く仕入れているのは「タマストラクチャー」という独自の流通管理システムによるものです。
少しでも低価格で高品質の家を作るために、いろいろ工夫をしているということですね。
タマホームの標準仕様【基礎】
タマホームの標準は「ベタ基礎工法」
基礎全体が鉄筋コンクリートの面のようになっているベタ基礎は、元々地盤沈下から家を守るためのベタ基礎ですが、家の下を面で支えているので地震にも強いです。
縁の下の力持ちみたいなイメージですね。
そんなベタ基礎工法に取り掛かる前に、タマホームでは必ず標準で地盤調査を行います。
耐震性能を確保するための調査です。
地盤調査で地盤強度が不足していた場合は、地盤改良工事が必要となります。
もちろん標準に入っていないため、追加で費用がかかります。
費用はかかるのですが、改良をすることによって地盤保証を受けられます。
引き渡し後の10年間、地盤沈下で建物に損害があった場合、損害保険を受けられるというもの。
また、土台と建物の間に樹脂製のパッキンを挟んで、高湿化を防いでくれる基礎パッキンも標準。
建物の換気をよくすることで腐食やシロアリの発生を抑えてくれて安心ですよ。
タマホームの標準仕様【耐震性】
タマホームの標準仕様で、もっとも嬉しいのが耐震性能。
耐震等級は最高ランクの3です。
分かりやすく言うと、災害があったときに拠点になるような場所と同様の耐震性能です。
実際に起きてみないと分からないですが、数百年に一度レベルの大震災にも耐えられる性能です。
そんな耐震性能を支えているのが、先ほどの工法や基礎。
また、構造用耐力面材を採用していて、壁自体も高い耐震性能を持っているのもポイント。
2016年熊本地震と同レベルの強振動を複数回におよび加えた結果、弊社の住宅商品である「大安心の家」は、数百年に一度発生するとされる震度7相当の大地震にあったとしても、倒壊・半壊しないレベルの高耐震性を確保していることが証明されました。
タマホーム
ただし、耐震性能を確保しつつコストパフォーマンスを追求するために「タマルール」という間取りのルールがあります。
間取りの自由度は十分ありますが、柱の位置や窓の数、窓の面積などなどある程度の制約が出てくるため注意は必要です。
タマホームの標準仕様【オール電化】
また、オール電化も標準仕様で対応しています。
空気の熱を使ってお湯を沸かすエコキュートを筆頭に、キッチンのコンロはIHだったりと、ガス要らずなのでお年寄りや子供がいる世帯でも安心。
とはいえ、ガス仕様に標準で変更することもできるので、ガスの方が良い人はガスも選べます。
タマホームの標準仕様【照明】
また、部屋の数によって変わりますが
- ダウンライト
- 階段用センサーライト
- 玄関用センサーライト
- 勝手口の照明
などは標準でつけてもらえます。
ただ、もちろん標準のみだと物足りなかったり、そもそも数が足りなかったりするので、追加で購入は必須レベルです。
タマホームの標準仕様【換気システム】
換気システムは、24時間換気が標準仕様。
- 2時間で家中の空気が入れ替わり
- 花粉や黄砂などをフィルターでカットしたり
- 換気の際の熱交換により冷暖房効率も上がったり
- アレルギーやシックハウス症候群の不安を減らしてくれたり
する24時間換気が標準仕様です。
フィルターの清掃をしてみると、虫がビッシリついていたりします。
つまり、フィルターがなければ家中虫だらけになっていたと思うと、それだけでも採用して良かったなと思いますね。笑
ちなみに換気システムは、各家の間取りに合わせて最適なものを個別で設計してくれます。
タマホームの標準仕様【アフターフォロー】
先ほど紹介した「地盤保証制度:10年」
の他にも
- 「住宅瑕疵担保責任保険:10年」
- 「シロアリ保証:10年」
- 「長期優良住宅なら、保証、点検が最長60年」
と手厚いアフターフォローも受けられます。
ちなみに、住宅瑕疵担保責任保険というのは、新築住宅で何かトラブルがあったときに、保険で直しますよといったイメージです。
シロアリ保証は、保証期間内にシロアリ被害があった場合に駆除してくれるもの。
新築後10年目以降、10年ごとに定期点検さえすれば保証が延長していくのも魅力的ですね。
やばくなったら、すぐ消します。
やばくなったら、すぐ消します。
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