INTERVIEW / アエラホーム / 標準仕様

アエラホームの標準仕様を全部見せます。クラージュで建てた施主の本音

ダブル断熱で冬もラクな家の暮らし(水彩イラスト)

アエラホームの標準仕様って何が入ってるの?断熱材・換気・外壁の詳細が公式サイトでわからない。

クラージュとプレスト、エラベルで標準装備って何が違うの?結局オプション代はどのくらいかかるの?

断熱等級はいくつ?UA値・C値の実態が知りたい。

カタログに書いてない数字が気になる。

アエラホームの標準仕様について、クラージュ(高気密)で建てた施主K様の話を聞きました。

標準仕様の不安→説明会→契約直前確認→納得の4コマ
この記事の結論:アエラホームの標準仕様(K様・39坪・68万/坪・2,700万円台)

正直、アエラホームは安いぶん断熱はほどほどかなと思っていました。

でもクラージュで39坪・2,700万円台、外張W断熱まで標準で入ったので、坪単価68万円でも『寒さを我慢する家』にはならなかったです。

アエラホームの標準仕様、要点

アエラホーム標準仕様の3カテゴリ(構造・断熱・水回り)ゆる図解

アエラホームの標準仕様で最も注目したいポイントは、外張W断熱工法(ダブル断熱)です。

クラージュの場合、断熱等級6相当(UA値0.46以下・C値1.0以下を目標値とする説明をK様加盟店で受けた・取材時点)、K様加盟店では目標値として説明されました。ローコスト帯としては断熱性能が高い水準と感じられました(K様の取材記録・編集部調べ)。

外壁はサイディング(標準)、換気は第3種換気が標準(K様契約時点)。

保証は初期20年・延長条件で最長30年と説明を受けています(定期メンテナンス条件あり・取材時点・契約内容により異なる場合があります)。

商品ライン・FC加盟店・時期によって標準仕様の範囲は変わるので、最新はアエラホーム公式カタログ・契約担当者へ書面でご確認ください。

  • アエラホームのクラージュ・プレスト・エラベルの標準仕様の違い
  • 断熱材・断熱等級・換気システムの実態
  • 外壁・窓・保証の標準内容と注意点
  • 「標準だと思ったらオプションだった」リアルな体験談
  • 標準仕様から何を追加したか、オプション費用の実例
  • 他社と比べてアエラホームの標準仕様はどう違うか

アエラホームの商品ライン別・標準仕様の早見表

クラージュ/プレスト/エラベル の商品ライン3カード
比較項目クラージュ(高気密)プレスト(標準)エラベル
断熱工法外張W断熱(ダブル断熱)外張断熱外張断熱
断熱等級6相当(UA値0.46以下目標)4〜5相当4相当
気密性能(C値)1.0以下目標(実測あり)非公表が多い非公表
換気システム第3種換気(標準)第3種換気(標準)第3種換気(標準)
外壁窯業系サイディング(標準)窯業系サイディング(標準)窯業系サイディング(標準)
窓サッシアルミ樹脂複合サッシアルミサッシアルミサッシ
保証(構造・防水)最長30年(定期メンテ条件あり)最長30年(定期メンテ条件あり)最長30年(定期メンテ条件あり)
キッチン国内メーカー製(標準グレード)国内メーカー製(標準グレード)国内メーカー製(標準グレード)
浴室1616サイズ標準1616サイズ標準1616サイズ標準
床暖房オプションオプションオプション
太陽光発電オプションオプションオプション

※この表はK様への取材・加盟店説明・編集部調べをもとにした取材時点の整理であり、全加盟店共通の公式標準を示すものではありません。仕様はFC加盟店・建築地域・時期によって異なります。

最新情報は展示場または公式カタログでご確認ください(公式サイト含めた編集部調べ)。

※ご注意:仕様は商品ライン、建築地域、FC加盟店、時期によって異なります。

特にクラージュの断熱仕様やC値の実測は加盟店によって確認方法が違うため、展示場での口頭説明だけでなく書面で内容を確認しておくと安心です。

施主K様のプロフィール

項目内容
年代30代前半
家族構成夫婦+子1人(3歳)
就業状態共働き
世帯年収約565万円
建築エリア東海
メーカーアエラホーム
商品ラインクラージュ(高気密)
延床面積約39坪
総額2,700万円台
坪単価約68万円((総額−外構費100万円)÷ 39坪)
外構費約100万円
比較したメーカーアエラホーム・ヤマト住建・タマホーム・アイ工務店(計4社)
引き渡し時期2024年冬
情報収集で使ったもの一括資料請求サービス・はじめて家を建てました!・Googleスプレッドシート

Googleスプレッドシートに4社のUA値・C値・坪単価を全部並べて「断熱コスパ」で選んだ合理派のK様。

「標準仕様の仕様書を展示場で全部コピーさせてもらった」というほど、標準仕様の中身を徹底的に調べてからアエラホームに決めた方です。

今日はよろしくお願いします。最初に、アエラホームの標準仕様を選んだ経緯を聞かせてもらえますか?

SNSで「高断熱ハウスメーカー」って検索したら、完成写真ばかりで。

断熱の数値とか「これ標準で入ってるの?」みたいな話が全然出てこないんですよ。

だからブログを探して、施主さんの体験談を読み始めました。

その中でアエラホームのクラージュが出てきて。

SNSじゃ仕様の中身が見えないんですね。

見えない。

「キッチン可愛い」とか「外観おしゃれ」の写真はいくらでもあるけど、「断熱等級いくつで換気はどんな仕組みか」みたいな話は流れちゃうから。

ブログと本(「はじめて家を建てました!」)で基礎知識をつけてから、展示場に行きました。

施主K様プロフィールカード(アエラホーム/39坪/約68万/坪)

クラージュのダブル断熱、標準で何が入るのか

クラージュのダブル断熱(外張り+充填)家断面のゆる図解

クラージュの標準仕様の中で、一番気になってたのはどこでしたか?

断熱、一択です。

ダブル断熱って聞いて「それ本当に標準で入るの?」って最初は信じられなかった(笑)。

普通は高い仕様じゃないですか。

そう。

外張断熱だけでも追加コストがかかるメーカーが多い中で、アエラホームのクラージュは充填断熱+外張断熱のダブルが標準で入ってくる。

展示場で「これは標準ですか?」って何回も確認しました。

「はい、クラージュでは標準です」って書面でも確認しました。

住んでみて、断熱の効果は感じますか?

真冬の朝、エアコン切って寝ても室温が17度を下回らない。
トイレもお風呂も温度差が気になりにくい。
家全体の温度差が3度以内に収まってて、「家ってこんなに快適なんだ」って思いました。
前のアパートで冬に月1万8千円の電気代だったのが、39坪の家で月1万1千円台になった。
広さが全然違うのに電気代が下がった、これがダブル断熱の実力だと思います。

C値(気密性能)は実測してもらったんですよね?

はい。

C値0.4でした(K様邸での実測値・取材時点)。

クラージュの目標値1.0以下を、K様邸では実測でクリアしている結果でした。

うちの加盟店は標準で気密測定をやってくれたんですけど、これは加盟店によって違うらしくて。

気密測定を標準でやってくれるかどうか、展示場で最初に確認することをすすめます。

…あと、壁が厚くなる分だけ室内が数センチ狭くなる。

39坪でも内寸が少し小さくなる。

スプレッドシートに「壁厚の差」って列を作ってたんですけど、数字で見る「数センチ」と住んで感じる「数センチ」は別物でした。

換気システム・窓・外壁の標準仕様の実態

第3種換気・アルミ樹脂複合サッシ・窯業系サイディングの3場面ゆる図解

換気システムは第3種換気が標準ですよね。第1種換気に変えることは考えましたか?

悩みました。

第1種(熱交換型)にグレードアップする見積もりをもらったら、差額が30万くらいで不採用にしました。

結果どうでしたか?

…冬場に換気口から冷気が入ってくるのがちょっと気になります。

ダブル断熱で家全体は暖かいんですけど、換気口の近くだけヒヤッとする。

正直、30万で毎年の冬が快適になるなら安かった、と今でも思います。

これは後悔してる部分の一つです。

窓のサッシはどうでしたか?クラージュって標準がアルミ樹脂複合サッシですよね。

そうです。

樹脂サッシにグレードアップするか悩んで、「アルミ樹脂複合で結露が出るのか確認してから判断しよう」って担当さんと話し合ったんです。

住んで1年半、窓の結露はほぼない。

ダブル断熱で壁の内側がしっかり保たれてるからか、窓も結露しにくい。

ただ、夫が「やっぱり全樹脂にしておけばよかった」って今でも言います(笑)。

見た目は変わらないんですけど、長期的な断熱性能の維持には樹脂の方が有利らしくて。

私は「住んで問題ないからいい」派ですけど、ここは夫婦で意見が分かれたまま。

外壁の標準はサイディングですよね。タイル外壁にはできないんですか?

クラージュの標準は窯業系サイディングです。
タイルはオプションになるって聞きました。
担当さんが「サイディングでも今はデザインの種類が豊富なので、外観の印象はかなり変えられますよ」って言ってくれて、うちはサイディングのままにしました。
塗り替えの時期が来るのが少し心配ですけど、10〜15年後の話なので今は大丈夫かなと。

「標準です」と言われたのにオプションだった、その体験

「標準です」と説明された装備が実はオプションだった失敗例の4コマ

ここで一番モヤモヤしたって話を聞かせてもらえますか?

展示場で見た設備、たとえばキッチンの食洗機とか浴室乾燥機とか、「これ標準ですか?」って聞いたら「はい、標準です」って言われたんです。

でも実際は違った?

見積もりが出てきたら、食洗機は浅型が標準で、深型はオプション。

浴室乾燥機はグレードによってオプション。

展示場のモデルが「深型食洗機・浴室乾燥機つき」の仕様だったから、私は「これが標準」って思ってたんですよね(笑)。

「標準」の定義が、私が想像してた「全部込み」とは違ってた。アエラホームの場合、FC加盟店ごとに標準仕様の範囲が微妙に違うことがあるらしくて。展示場で「標準です」と言われたものが、自分のFC加盟店の見積もりではオプション扱いだった、ということが起きました。これは最初にちゃんと「書面で確認させてください」って言うべきでした。

他にも「別途費用」って気づいた項目はありましたか?

カーテンとエアコン。

これが見積もりに入ってなかった。

「え、別なの?」って正直なりました。

家の見積もりに照明もカーテンもエアコンも入ってると思ってたのは甘かったけど、合わせて60万くらい飛んだのはきつかったです。

60万は大きいですね…。

大きい。

あとは地盤改良が80万かかりました。

「かかるかもしれない」とは事前に説明はあったんですけど、金額を聞いたとき「えっ」てなった。

外構費を少し削って調整したので、外構は最初の計画より少ししょぼくなりました。

そこだけは今でもちょっと残念。

保証・アフターについて、標準で何が保証されるのか

アエラホームの保証・アフター(初期保証と定期点検のゆる図解)

保証について、標準で何が含まれているか教えてもらえますか?

構造・防水の保証が最長30年。

ただし定期的なメンテナンスを受けることが条件で、それをやらないと保証が切れる場合があるって説明されました。

アフターメンテナンスの対応はどうでしたか?

…住んで3ヶ月くらいでリビングのクロスに小さなひび割れが出て連絡したら、「確認します」って言ってから2週間返答なし。

催促してようやく来てくれました。

修理自体は30分で終わったんですけど、「なんで2週間?」って。

これは正直、他の人にはなかなか言いにくいんですけど…。施工そのものは満足してるのに、アフター対応のスピード感だけは擁護できない。契約前に「過去のアフター対応の口コミ」をFC加盟店単位で調べておくべきでした。

その後は改善しましたか?

2回目以降は連絡が早くなりました。

夫が「最初の反応は加盟店あるあるかもしれない」って言ってて、今は何かあったらすぐ電話するようにしてます。

とはいえ、最初の対応だけは今でも「あれはなかったな」と思ってます。

他社と比べて、アエラホームの標準仕様はどう違うか

4社比較の選択軸カード(価格/断熱/提案力/標準範囲)

ヤマト住建・タマホーム・アイ工務店と比較して、アエラホームの標準仕様の特徴って何ですか?

私が比較した4社の中では断熱性能が高いと感じました。

スプレッドシートで並べたとき、「同じ予算内でダブル断熱が入ってくるのはアエラホームだけ」っていう結論が出ました。

他の3社はどうでしたか?

ヤマト住建のエネージュUWはUA値0.28でアエラよりすごいんですけど、坪単価が高くて、同じ39坪で総額300万円近く差が出た。

予算的に厳しくて断念しました。

タマホームは安い。

大安心の家で坪単価50万円台。

でも断熱性能がUA値0.56で、うちの加盟店で確認したクラージュ目標値0.46と比べると差がある。

「安いけど冬寒いのは嫌」って夫が言って外しました。

アイ工務店はバランスが良くて間取りの提案力が高い。

打ち合わせのとき設計士さんが「こういう動線はどうですか?」って私たちが思いつかなかった提案をしてくれて、間取りの提案力はアイ工務店が一番でした。

でもダブル断熱じゃない。

断熱工法は後から変えられないから、そこで判断しました。

タマホームの標準仕様については、別記事でタマホーム施主の別の方に詳しく聞いています。タマホームの評判はやばい?大安心の家で建てた施主の口コミと実態

断熱コスパという視点で選んだわけですよね。

はい。

断熱コスパ沼にハマってた時期があって、毎晩UA値とC値のデータ見比べてたんですけど、「間取りは自分たちで工夫できる、断熱工法は自分たちでは変えられない」って判断しました。

標準仕様から追加したオプション、その費用の実態

標準仕様で進めても上振れ約160万円になった一例(ゆる図解)

追加したオプションと費用を教えてもらえますか?

えーっと…整理しますね。

まず食洗機の深型へのグレードアップが約7万。

浴室乾燥機のグレードアップが約5万。

あとはコンセントの増設が数カ所で合計で5〜6万くらい。

コンセントは結局足りましたか?

…足りなかったです(笑)。

リビングのテレビ周りが特に。

断熱の打ち合わせに時間を使いすぎて、コンセントの確認を後回しにした私が悪い。

延長コードで凌いでるけど、見た目が嫌でずっと気になってます。

打ち合わせのときにコンセントの数を図面に書き込んで確認しておけばよかった。

あと第1種換気は不採用にしたんですけど、これは後悔してます。

差額30万、今からでも追加できないかって一度聞いたら「難しい」って言われて。

標準の第3種換気のまま住み続けるしかない。

オプション総額はどのくらいになりましたか?

設備系のオプションで20万前後、地盤改良で80万、カーテン・エアコンで60万。

これ全部合わせると160万くらい上振れした計算になります。

最初の見積もりより160万多くかかった、っていう感覚です。

この上振れをあらかじめ予算に組み込んでおけばよかった、ってめちゃくちゃ思ってます。

これから建てる方へのアドバイスとして言うと?

見積もりに「外構・カーテン・エアコン・地盤改良の目安額」を必ず聞いてください。

「標準工事費」の中に入ってないお金が必ずある。

私は断熱の数値は完璧に確認したのに、この部分が甘かった。

スプレッドシートに「標準外費用見積もり」の列を最初から作ればよかったって、今でも思います。

K様がこれから家づくりをする人に伝えたいこと

K様のメッセージ「標準仕様は書面で確認」ゆるイラスト

最後に、アエラホームの標準仕様が気になっている方にメッセージをお願いします。

2つだけ言わせてください。

聞かせてください。

1つ目は、クラージュのダブル断熱は実感が伴います。ローコスト帯でこの断熱性能が標準で入るのは、私が比較した範囲では他に見つけられませんでした。断熱性能を重視するなら、スペックと価格のバランスは納得感がありました。住んでみて、断熱自体への後悔はゼロです。

2つ目は、「標準です」の中身を書面で確認してから契約してください。展示場のモデルハウスと実際の標準仕様は違うことがある。FC加盟店によっても「標準」の範囲が微妙に違う。「標準仕様書をコピーさせてください」ってお願いして、全部確認してから進める。それだけで後から「えっ」てなる回数が減ります。

あと1個言っていいですか。

1社だけ見て「標準仕様すごい」で決めないでほしい。

私がアエラホームのダブル断熱を「断熱コスパ1位」と判断できたのは、4社を並べて比べたからです。

比較しなかったら「なんとなく良さそう」で終わってた。

家づくりで使って良かったもの

家づくりで使って良かった3つ(一括資料請求・施主ブログ・スプレッドシート)チェックリスト

K様が家づくりで使ってよかったものを教えてください。

一括資料請求サービスはじめて家を建てました!Googleスプレッドシートです。

一括資料請求サービスはどう使いましたか?

4社に一括で間取りプランと見積もりを依頼しました。

展示場に行く前にカタログと見積もりが揃うので、スプレッドシートに入力する元データとして使いました。

正直、最初は「一括請求って営業が来るやつ?」って思ってたんですけど、実際はカタログが送られてくるだけで、営業のタイミングは自分でコントロールできました。

はじめて家を建てました!は?

家づくりの全体像がマンガでわかる本です。

「UA値って何?」「C値って何?」を最初に理解してからスプレッドシートを作り始めました。

夫に「またスプシの話?」って笑われたけど、これがあったから担当さんの説明が全部わかった。

Googleスプレッドシートは4社のUA値・C値・坪単価・標準仕様の有無・オプション価格を全部列にして、夫婦で共有して使いました。

展示場から帰ったらその日のうちに更新するのがルーティンで。

面倒だけど、「なんとなく」で選ばなくて済んだのはこれのおかげです。

K様が情報を集め始めた頃に頼ったのは、一括資料請求サービスと施主ブログ、それを並べるGoogleスプレッドシートでした。

個人が特定されないよう、施主様の同意のもと一部表現を調整しています(金額・後悔点・比較内容は当時の内容です)。

>> 施主が「使って良かった」と語ったまとめ

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