トヨタホームの標準仕様が知りたい
トヨタホームって、何が強みなの?
そんな悩みにお答えします。
家づくりにおいて標準仕様を知ることは、一番といっても良いくらい重要なこと。
標準がわからないまま家づくりを進めるのは、極端な話、大事なお金をドブに捨てるようなものです。
標準仕様がわかれば
- 他のハウスメーカーと比較ができる
- 比較ができるため、自分にぴったりの会社を見つけられる
- 値引きが受けられる
とメリットだらけ。
ということで今回は、トヨタホームの標準仕様について詳しく解説していきますね。
また、「標準仕様」は店舗や営業マンによっても変わります。
正確な情報を提供するように細心の注意を払ってはいますが、どうしても正確な情報が気になる場合は、カタログ請求やハウスメーカーへの問い合わせをしていただくのが確実です
トヨタホームの特徴と坪単価は?
トヨタホームは、誰もが知っている大企業「トヨタ自動車」から派生したハウスメーカー。
2003年設立の割と新しいハウスメーカーですが、評価も高く人気のハウスメーカーです。
坪単価の目安は、70~100万円ほどと中高級の部類。
決してローコストではありませんが、そのぶんアフターフォローも含めて充実しているのが特徴的です。
トヨタホームの展示場はどこにある?
魅力的なハウスメーカーですが、営業エリア外だと現実的に建てるのは難しいですよね。
ということで、トヨタホームの展示場・営業所はこちらにあります。
- 岩手
- 宮城
- 福島
- 茨城
- 栃木
- 群馬
- 東京
- 埼玉
- 神奈川
- 千葉
- 愛知
- 岐阜
- 三重
- 静岡
- 長野
- 山梨
- 大阪
- 京都
- 兵庫
- 奈良
- 滋賀
- 和歌山
- 広島
- 岡山
- 山口
- 香川
- 徳島
- 福岡
- 大分
- 佐賀
- 熊本
全国的に展開されていますが、北海道や沖縄にはないようですね。
パッケージプランも選べる
標準仕様に入る前に、それに関連した特徴として、トヨタホームではパッケージプランを選ぶことができます。
水回りの
キッチン・浴室・洗面化粧台
を同じメーカーで合わせるプランです。
利用できるのは、LIXILとトクラスの2メーカーのみですが、水回りに拘らない方にとっては魅力的ですね。
持ってますか?
家づくりの闇について触れてみました。
いずれ消されると思うので、
実質期間限定です。
5分もかからずに読み終わるので、
本気で良い家を作りたい人だけ
読んでみてください。
トヨタホームの標準仕様【キッチン】
というわけで、キッチンの標準仕様です。
3段階のグレードがあり、基本的にはミドルグレードですが、スタンダードに下げれば安くなり、ハイグレードに上げれば高くなる仕組みです。
グレードごとに
- ハイグレード:LIXIL「リシェルSI」・トクラス「コラージア(Berry)」
- ミドルグレード:LIXIL「ノクト(アレスタ)」・クリナップ「ステディア」
- スタンダード:LIXIL「ティオ」
が標準です。
それぞれ見ていきますね。
ハイグレード:LIXIL「リシェルSI」
LIXILの「リシェルSI」は、LIXIL最高グレードのキッチン。
テーマは、「インテリアとしての美しさを備えながら、道具としての使う歓びを突き詰めた料理を楽しむ」です。
特徴としては
- 熱・傷・汚れに強くお手入れが簡単なセラミックワークトップ
- 動線を意識し、簡単に使える収納
- ハンズフリー水栓で洗い物も楽々
- キッチンクローゼット(カップボード)もおしゃれで収納たっぷり
- よごれんフードでレンジフードも清潔
といった感じで性能面もデザイン面もバッチリですよ。
ハイグレード:トクラス「コラージア(Berry)」
元々「Berry」が標準でしたが、後継品のコラージアに変わりました。
キッチンといえばLIXILやタカラスタンダードがパッと出てくるかもしれませんが、トクラスもかなり人気があるメーカーです。
特徴としては
- 自社生産の人造大理石を使っていて剛性がある
- シンクがめちゃくちゃ広い
- 自社生産のサイクロンフードはこだわり&性能バッチリ
- カウンタースペースを広々使えるハイバックカウンター
が挙げられます。
中でも、人造大理石の強さは特筆に値するレベル。
そもそもの厚みが厚いので、衝撃や熱にかなり強い。
他のメーカーのハイグレード品の人造大理石と比較しても厚みがあるので、安心して使えるのが嬉しいポイントですね。
ミドルグレード:LIXIL「ノクト(アレスタ)」
ミドルグレードのLIXILで選べる「ノクト」は、同メーカーで大人気だった「アレスタ」の後継品。
特徴はこんなところです。
- アシストポケットで、収納面積が従来比30%UP!
- ひろびろWサポートシンクで、調理も片付けもゆったり
- シンクのカラーバリエーション豊富
- ひろびろシャワーで、洗い物のスピードが段違い
- タッチレス水栓で、いちいち手を拭かなくてもOK
- よごれんフードで、ほぼレンジフードの掃除いらず
LIXILのキッチンは、機能性とデザインを両立できるのが特徴です。
リシェルも良いですが、ノクトもかなり良いキッチンですよ。
ミドルグレード:クリナップ「ステディア」
クリナップ「ステディア」は、キッチン大手のクリナップの大人気製品。
- 「デュアルトップ対面」で、開放感を出しつつ手元を隠せる
- 「美コートワークトップ」で傷にも汚れにも強い(ステンレス)
- 「流レールシンク」で汚れにくく洗いやすい
- 「洗エールレンジフード」で2ヶ月に1回ボタンを押すだけで掃除可能
- 「ツールポケット+スライドボックス」でたっぷり&使いやすい収納
- 「スライドパントリー」でさらに収納たっぷり
- 「ステンレスエコキャビネット」で、キャビネット自体も湿気や匂いに強い
で、「あなたの”がんばらない”を支える」がテーマ。
少しでも家事を楽にしてくれる優しいキッチンです。
他のメーカーでもよく標準仕様として採用されていますが、扱いやすさがトップクラスだからこそですね。
スタンダード:LIXIL「ティオ」
スタンダードグレードだと、LIXILの「ティオ」が標準となります。
特徴は
- デザインが豊富で部屋に合わせやすい
- パッケージプランがあり楽に選択可能
- コンパクトでも収納大容量のトレーボード
- 耐熱性に優れる人造大理石トップはお手入れも簡単
で機能性バツグン。
コンパクトですが、省スペースが良い方には十分満足できるクオリティですよ。
トヨタホームの標準仕様【お風呂】
トヨタホームでは、お風呂も標準仕様にグレードがあります。
- ハイグレード:LIXIL「スパージュ」・LIXIL「アライズK」
- ミドルグレード:LIXIL「アライズM」・Panasonic「オフローラ」・トクラス「every」
- スタンダード:LIXIL「アライズZ」
3段階選べるのはLIXILのみなので、Panasonicやトクラスでグレードを上げる場合はオプション扱いとなり、高上がりになりそうです。
ハイグレード:LIXIL「スパージュ」
LIXIL「スパージュ」はかなり高グレードなお風呂。
トヨタホームでもハイグレード仕様になっています。
- キレイサーモフロアで、ヒートショックも掃除も同時に対策
- 壁紙の質感が高い
- 体にフィットしやすい「グランフィット浴槽」でゆったり
- 半身浴に便利な「座れるフロフタ」
- オーバーヘッドシャワーも選択可能
と、高級グレードに恥じない作り。
なかなか標準で「スパージュ」を採用できるメーカーはないですよ。
ハイグレード:LIXIL「アライズK」
ハイグレードのお風呂は、LIXIL「アライズK」が標準です。
LIXILのアライズにはLIXILの中では上から2番目のグレードです。
その中の最上グレードなので、「LIXIL内で中の上」くらいなのがアライズKです。
- ボタンを押すだけで簡単操作のプッシュ水栓搭載
- フラットデザインでおしゃれ
- キレイ浴槽は、いつでも綺麗をキープできる
- くるりんポイ排水口で掃除楽々
- キレイサーモフロアは汚れにくい&冷たくならない
というのが特徴です。
ミドルグレード:LIXIL「アライズM」
ミドルグレードは、LIXIL「アライズM」
K→M→Zの順番なので、ちょうど「中の中」ですね。
とはいえ、水栓以外はめちゃくちゃ大きい差があるわけではありません。
- ライトプッシュ水栓が標準
- 凹凸少なく掃除も楽々
- キレイ浴槽は、いつでも綺麗をキープできる
- くるりんポイ排水口で掃除楽々
- キレイサーモフロアは汚れにくい&冷たくならない
といった感じ。
ミドルグレード:Panasonic「オフローラ」
ミドルグレードPanasonicのお風呂は、オフローラ。
- スゴピカ素材で、浴槽やカウンター、水栓もお掃除が楽々
- 滑りにくくて安心安全のスミピカフロア
- オプションが豊富でデザイン性が高い
- 暖房換気乾燥機が標準でついている
小さい子供がいたり、お年寄りがいると、スミピカフロアが採用されているオフローラが人気なのもうなづけますね。
さらに、オプションにはなりますが「酸素美泡湯」も採用できます。
特徴は
- 普通のお湯より洗浄力が高い
- 湯上がり後も湯冷めしにくい
- 肌の潤いが長続きする
と、健康面・美容面ともにメリットがあります。
個人的には、高い金を払って他のメーカーのお風呂を採用するよりは、オフローラに酸素美泡湯をトッピングする方が満足度が高いです。
ミドルグレード:トクラス「every」
ミドルグレードでトクラスを選ぶ場合は、標準仕様は「every」です。
- 浴室も浴槽も丸ごと保温できる断熱仕様
- フットレストありで1日13Lも節水できる
- 掃除の手間を減らせる機能が盛りだくさん
- 排水栓を自動で閉める機能も選べる
のが特徴。
排水栓を自動で閉めてくれる機能は、めちゃくちゃありがたいですよね。
せっかくお湯を沸かしても、栓を閉め忘れると文字通り水の泡になってしまうので。
スタンダード:LIXIL「アライズZ」
スタンダードグレードもLIXIL「アライズ」ですが、Zになります。
Zは、K→M→Zなので少し低めのグレードではあるものの、性能的には全く問題ないでしょう。
- 汚れにくいクランクレス水栓
- 凹凸少なく掃除も楽々
- キレイ浴槽は、いつでも綺麗をキープできる
- くるりんポイ排水口で掃除楽々
- キレイサーモフロアは汚れにくい&冷たくならない
アライズZにすれば差額が戻ってくるので、他の箇所に資金を投下しても良いですね。
トヨタホームの標準仕様【洗面台】
洗面台もキッチンやお風呂と同様、グレードごとに標準仕様があります。
- ハイグレード:LIXIL「ルミシス」
- ミドルグレード:LIXIL「クレヴィ」・Panasonic「ウツクシーズ」
- スタンダード:LIXIL「ピアラ」・Panasonic「シーライン」・TOTO「Vシリーズ」
こちらも、全グレード選べるのはLIXILだけなので、LIXIL以外でハイグレード仕様にしたいとなると、オプション費用が高くなってしまいます。
とはいえ、種類が豊富ですごいです。
ハイグレード:LIXIL「ルミシス」
LIXIL「ルミシス」は、LIXILの洗面台の中でも高いグレードの製品。
- ボウルタイプ・ベッセルタイプが選択可能
- リフォーム大賞5連覇!
- 影を作らない縦型のLED照明、さらにタッチレス操作
- 無駄なくたっぷりな収納
が特徴。
各部位にこだわりがみられて、高級感と機能性を両立する洗面台になっています。
ミドルグレード:LIXIL「クレヴィ」
元々は「エルシィ」という洗面台が標準仕様だったのですが、現在は「クレヴィ」という製品に置き換わっています。
LIXIL洗面台の中で上から2番目のグレードである「クレヴィ」は、
- キレイアップカウンターで掃除がしやすい
- キレイアップ水栓で、水栓周りも綺麗を保てる
- 鏡面が曇りにくい
- 収納がたっぷりで散らからない
- デザインはシンプルでどんな部屋にも合わせられる
のが特徴。
掃除のしやすさも扱いやすさも一級品で、間違いない洗面台ですね。
ミドルグレード:Panasonic「ウツクシーズ」
ミドルグレードのPanasonicの洗面台は「ウツクシーズ」
- キッチンと同じく「スゴピカ素材」で汚れが付きにくく手入れもラクラク
- 明るく美しい照明で、シャープな印象の洗面台に
- タッチレス水栓で、衛生的
といった特徴があります。
掃除のしやすさというか清潔感の保ちやすさに特徴がある製品。
見た目的にもウツクシーので、どんな洗面所にも合いそうです。
スタンダード:LIXIL「ピアラ」
スタンダードのLIXIL一つ目は「ピアラ」
- 水栓が180度可動(かなり広い範囲を洗える)
- 収納力が高い(シンプルに収納スペースが広めです)
- エコハンドル(子供でも温度を簡単に調節できる)
があるのですが、収納力が高いのがかなりのポイント。
収納タイプが様々あり、自由に組み合わせることができます。
忘れ去られがちな洗面台ですが、洗面台の収納力が高いと、QOLもかなり上がりますよ。
スタンダード:Panasonic「シーライン」
Panasonic製の洗面台はシーライン。
- 収納が欲しい人のためのキャビネットプラン
- 床掃除を簡単にしたい人のためのフロートプラン
- 収納もインテリアにしたい人のためのオープン棚プラン
- 2人以上で広々と使いたい人のためのワイドカウンタープラン
から選ぶことができます。
また、LED照明でウェットエリアがあるので掃除自体もしやすいです。
スタンダード:TOTO「Vシリーズ」
TOTOは、Vシリーズが標準で選べます。
- すべり台ボウルで泡や髪がスイスイ流れる
- ドライエリアとセミウエットエリアの使い分けができる
- 引き出してシャワーとして使える便利水栓
が特徴。
上位グレードに比べると少し寂しいですが、洗面台にこだわらない人なら十分に満足できます。
トヨタホームの標準仕様【トイレ】
トヨタホームで選べるトイレは、下記のメーカーが標準仕様です。
- LIXIL
- Panasonic
- TOTO
それぞれ、1台目がタンクレス、2台目がタンクありトイレを選べるようになっています。(両方タンクありも可能)
それぞれ詳しく見ていきますね。
LIXIL「サティス」(タンクレス)
LIXILのタンクレストイレ「サティス」は
- デザインカラーが豊富
- カタチに工夫していて長く座っていても疲れない
- 凹凸がない便器本体で、掃除がラクラク
なのが特徴。
タンクレストイレは、タンクがないことでトイレ空間が広くなります。
さらに長く座っていても疲れないため、トイレで過ごす空間がゆったり落ち着いたものになりますよ。
Panasonic「アラウーノ」(タンクレス)
Panasonicのタンクレストイレは、「アラウーノ」
- 流すたびにトイレを泡洗浄してくれる「激落ちバブル」
- お掃除が簡単な「スゴピカ素材」
- トイレが広々な、タンクレス仕様
- スキマレス設計で、汚れが入る隙間がほぼない
- トリプル汚れガードでさらに汚れを防ぐ
隙間などが少ないタンクレス仕様なのと、激落バブルやスゴピカ素材のおかげで掃除がとにかく楽。
会社のトイレがこれですが、めちゃくちゃいいです。
よくいく電気屋のトイレもこれですが、めちゃくちゃいいです。(2回目)
TOTO「ネオレスト」(タンクレス)
タンクレスのTOTO「ネオレスト」
ネオレストの特徴は
- 使用前に便器にミストを吹きかけ汚れを付きにくくしたり
- AIで使用時間を学習し、よく使用する1時間前から作動し、カートリッジで除菌したり
- リモコンボタンで汚れを浮き上がらせ、掃除しやすくしたり
とにかく清潔を保てるのがポイント。
もちろん手掃除もしやすいフチなし形状なので、基本的には掃除で困ることはなさそうです。
LIXIL「アメージュ」
LIXILのタンクありの「アメージュ」は
- アクアセラミックでピカピカが長持ち
- フチレスでお掃除ラクラク
- 節水機能も高く、年間1万円分の節水が可能
なのが特徴。
タンクレスに比べると価格も安価ですが、それでも機能は十分。
特にこだわりがなければ、タンクありでも十分快適ですね。
TOTO「ZJ」
タンクありはTOTO「ZJ」
特徴は
- 掃除のしやすいフチ無しの形状
- 手洗いも使いやすい
- 手洗いボウルが少し深めで水がはねづらい
といった感じです。
バランスの取れたトイレです。
トヨタホームの標準仕様【外壁】
トヨタホームの外壁は、サイディングが標準仕様。
トヨタホームオリジナルの塗装を施してあるニューセラミックウォールが標準で選べます。
特徴としては
- 色褪せやカビなどに非常に強い
- 汚れもつきにくく、セルフクリーニングしてくれる
- 30年間美しさを保てる耐久性
が挙げられます。
ちなみに、タイル外壁も選べますがオプションになります。
総タイルにすると3桁万円かかることもしばしば・・・
それもあって、タイル外壁の家って高級感があって羨ましいです。もちろん性能も高いです。
EVコンセントが標準
さすがトヨタホームだけあって、外壁にEV車用のコンセントが標準でつけられます。
2023年現在、日本のメーカーもそこまで力を入れている感じはありませんが、徐々にEVの波は来てそうです。
長く住む家なので、後からコンセントをつけることを考えれば、はじめからついているのはお得ですよね。
トヨタホームの標準仕様【床材】
トヨタホームでは、多くの種類の床材を選択可能です。
- シートフローリング
- 挽板フローリング
- 突板フローリング
- 室内床タイル
- 畳
それぞれ見ていきますね。
シートフローリング
シートフローリングは、表面材に木目がプリントされた樹脂などのシートを貼っているもの。
床暖房の熱で変化しにくかったり、水回りにも強いのが強みです。
満足できない場合は、無垢材などを採用することになりますが、その場合はオプションになります。
突板フローリング・挽板フローリング
突板フローリングは
ロータリーという機械で天然木から削り出された0.2~0.6mmの板を、合板に貼り付けたもの。
自然な風合いと耐久性を両立できるので、多くのハウスメーカーで採用されている床材です。
また、挽板フローリングは、突板よりもさらにあつい木材を貼り付けているのが特徴ですよ。
突板よりも高級になります。
室内床タイル
室内床タイルは、その名の通りタイルの床材。
どこでも使えるような床材ではありませんが、高級感や滑りにくさなどはタイルならではです。
こちらはオプションになるので、採用箇所を検討してから担当さんに聞いてみるのがおすすめ。
畳
トヨタホームでは、畳も選択可能。
また、バリアフリー畳では床暖房仕様もあるので、畳だから床暖房が使えないというデメリットもありません。
和の空間を作りたい場合には必須の畳。床暖房仕様があるのは嬉しいですね。
トヨタホームの標準仕様【壁紙】
トヨタホームの壁紙は、オリジナルが標準となります。
とはいえ、
- サンゲツ
- リリカラ
- ルノン
などの大手メーカーの壁紙の取り扱いもあります。
分厚いカタログから、あなたにぴったりの壁紙を探し出しましょう。
トヨタホームの標準仕様【玄関】
トヨタホームの玄関ドアは
- LIXIL
- YKK AP
の断熱仕様の玄関ドアが標準になります。
玄関の断熱は家全体の断熱に大きな影響を与えるので、かなり重要なポイントです。
片開きや親子開き、片引きや引き違いなど選択肢もたくさんあります。
もちろん、LIXILもYKKもドア大手なのでデザインも選び放題ですよ。
スマートキーはオプションになりますが、つけておきましょう。
トヨタホームの標準仕様【窓・サッシ】
トヨタホームの窓の標準仕様は下記になります。
- アルゴンガス入りLow-Eペアガラス
- アルミ樹脂複合サッシ
になります。
メーカーとしては、玄関ドア同様「LIXIL」「YKK AP」です。
アルゴンガス入りLow-Eペアガラスは、
- 通常の樹脂ガラスよりも断熱性能が高い
- アルゴンガスという熱を通さないガスが入っていてさらに断熱性能が高い
のが特徴。
アルミ樹脂複合サッシの特徴としては
- 樹脂サッシほどではないが断熱性能は高い
- 軽くて強度がある
- 結露を防げる
と窓としては申し分ない性能。
寒さだけでなく太陽光の暑さにも断熱効果が発揮されます。
とはいえ、寒冷地だと少し心許ないので、場合によってはオプションでトリプルガラスにしたり樹脂サッシにする必要性もありそうです。
トヨタホームの標準仕様【天井高】
トヨタホームの天井高は、2400mmが標準。
ほとんどのメーカーの標準が2400mmなので、一般的ですね。
とはいえ、オプションでハイユニットを選択すると2600mmまでは天井高を上げることはできます。
開放感が欲しい場合は、天井高を上げる他にも吹き抜けを採用することもできるので、要検討ですよ。
トヨタホームの標準仕様【屋根】
トヨタホームの屋根は、
- ケイミュー「コロニアルグラッサ」
- 陶器瓦
を標準で選べます。
ケイミュー「コロニアルグラッサ」は、
- メンテナンスの手間が少なく、手頃な価格で施工が可能。
- 軽量で地震に強く、雨や火災など他の災害にも強い。
- コロニアルの中で高めなグレードになっていて、高寿命、高耐久、耐色褪せに強い。
のが特徴。
メンテナンスが楽なのと、仮に取り替える時もそこまでコストがかからないのは魅力的です。
性能も申し分なく屋根デザインの種類も豊富です。
また、陶器瓦は新東や鶴弥のものを選択可能。
- 耐久性が最強クラス
- 重いので耐震性は少し落ちる
- ほぼメンテナンス不要
太陽光発電も標準仕様!?
地域によりますが、屋根に乗せる太陽光発電も標準仕様となります。
もちろん外すことはできますが、ZEHを推進しているトヨタホームならではですね。
トヨタホームの標準仕様【断熱材】
ZEH推進のトヨタホームは、断熱性能も高いです。
- 外壁:高性能グラスウール16K 100mm
- 屋根:高性能グラスウール16K 210mm
- 床下:高性能硬質ウレタンフォーム35mm+パーティクルボード20mm
とぎっしり断熱です。
断熱性能を表すUA値も0.7以下とZEH基準を満たしています。
家の断熱性能は暮らしに直結する超重要な部分。
標準でこのレベルは嬉しいですね。
トヨタホームの標準仕様【構造・工法】
トヨタホームの構造は「鉄骨ラーメン構造」が標準仕様。
- ユニット工法で工場で組み立てるので、早い&品質が安定
- 高層ビルにも採用される地震に強い構造
- 125mm角の鉄柱を使用(かなり太い)
なのが特徴。
タワーマンションなどでも採用される構造です。ってことは実質トヨタホームはタワマンの可能性ありますね・・・
とはいえ、ユニット工法になるため間取りの自由度は多少狭まってしまいます。
トヨタホームの標準仕様【基礎】
トヨタホームの基礎は「布基礎」が標準仕様。
ざっくりいうと、木造は「ベタ基礎」・鉄骨は「布基礎」の相性が良いです。
トヨタホームの鉄骨住宅は、かなり重いので点や線で支える布基礎が合っているということですね。
- 基礎幅170mmと厚い
- 基礎と立ち上がり部分の繋ぎ目にほぼ隙間ができず、さらに頑丈になる
というのがトヨタホームならではの特徴。
とはいっても、地盤の状態や設計によってはベタ基礎を提案されることもあります。
トヨタホームの標準仕様【耐震等級】
トヨタホームは、標準仕様で耐震等級3(最高)の認定が受けられます。
- 鉄骨ラーメン構造
- 布基礎
だけでなく、工場で家の8割以上を組み立てることによる施工精度の高さも影響しています。
ちなみに、2016年の熊本地震ではトヨタホームの家は、クロスのしわ程度のダメージしか受けていなかったようで、耐震性能もかなり高いですね。
トヨタホームの標準仕様【換気システム】
トヨタホームでは、
- 第一種換気システム「ピュアセントラル」
- 第三種換気システム「ピュア24」
どちらも選択可能です。
予算と相談してぴったりの方を選びましょう。
トヨタホームの標準仕様【アフターフォロー】
トヨタホームのアフターフォローはかなり手厚いです。
- 最長60年間の長期保証
- 生涯点検プログラム
- 業界最長の初期保証40年
- キッチン設備や空調設備も保証対象
正直めちゃくちゃ手厚いアフターです。
初期保証40年はかなりやばいです。通常のハウスメーカーだと10年、長いところでも30年です。
生涯安心して暮らせますね。
【標準仕様外】トヨタホームのおすすめオプション5選!
標準仕様ではありませんが、満足度が高い5つのオプションを紹介しますね。
スマートキー
まずは、スマートキー。
玄関ドアの施錠や開錠を100倍くらい楽にしてくれます。
鍵を探す時間も無駄にならないし、両手が塞がっていても面倒じゃありません。
こちらで詳しくお話していますが、スマートキーはオプションにしないで欲しいくらいです。標準仕様にして欲しい。すべてのハウスメーカーで。
全館空調
次は、全館空調です。
スマートキーと違いかなり金額がかかるので、要相談にはなりますが・・・
導入費用がデメリットになりますが、逆にいえば最初にお金を払えるならあとはメリットしかありません。
- エアコンのスペースが必要なくなる
- 部屋ごとの気温差が減る
- 断熱性の高い家なら電気代も抑えられる
我が家は、導入費用が無理でした!笑
太陽光発電
次に、太陽光発電です。
こちらも、導入費用が高いのがデメリットです。
とはいえ、
- 電気代の高騰の影響を受けづらい
- 蓄電池があれば停電時も安心
なのは嬉しいところ。
プランによっては、売電で電気代がプラスになるパターンも十分にあるので、検討してみてはどうでしょうか。
3万円売電、電気代2万円のようなパターンだとプラスになります
床暖房
次に、床暖房です。
導入費用が高いですが、足元から温めてくれるのは本当に違います。
我が家はエアコン+高断熱で冬を乗り切りますが、友人の全館床暖房の家はマジで真冬も半袖です。
こちらの記事でも、詳しくお話しています。
タイル外壁
タイル外壁も、おすすめしたいオプションの一つ。
導入費用はかかりますが
- かっこいい
- メンテナンスほぼ不要
- 耐久性・耐候性最強クラス
というのがメリット。
とにかくかっこいいです。タイル外壁の家。
また、そもそもの性能自体も高いですよ。
他のハウスメーカーとの比較
トヨタホームの標準仕様や、おすすめのオプションを紹介していきました。
やはり、トヨタ自動車で培った「ブレない品質」が強みですね。
また、ハイグレードであれば住宅設備もかなりレベルが高いです。
とはいえ、トヨタホーム一本で家を建てるのは不安もあると思います。
そのため、いろいろなハウスメーカーと比較してみましょう。
おすすめの比較対象は、
です。
どのハウスメーカーも鉄骨で高級なのが特徴ですが、それぞれに強みがあるのでカタログを集めてみてくださいね。
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土地はどうしよう?
家づくりのスケジュールは?
知りたいことをまとめた一冊。
メーカー毎に情報打ち込むのが面倒な人
家づくりで失敗したくない人
\欲しいメーカーだけ選んで請求できる/
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