「家は、性能。」というこだわりを持ち、トップクラスの人気を誇る一条工務店。
一条工務店の標準仕様や標準装備が知りたい
一条工務店の人気の理由って何?
そんな悩みに答えます。
この記事では、一条工務店の「アイスマート」の標準仕様について徹底解説していきます。
「グランセゾン」や「セゾン」、「グランスマート」といった他の人気商品との比較もしています。
我が家は予算の都合で断念しましたが、一条工務店のアイスマートは超高機能で憧れる住宅。
木造住宅を検討しているなら、一度候補に入れてみてください。
まじで性能がすごいです。
ではそれぞれ詳しくみていきましょう。
の標準仕様について、どこよりも詳しく徹底的に解説していきます。
アイスマートの価格は?坪単価の目安も!
標準仕様を見ていく前に、今回紹介していくアイスマートの価格の方も気になりますよね。
結論から言うと、コチラの記事でも紹介しているとおり、おうちづくりドットコム調べの坪単価は81万円でした。
一条工務店アイスマートの標準仕様【キッチン】
ではアイスマートの標準仕様を見ていきましょう。
アイスマートのキッチンは、一条工務店オリジナルのキッチンが標準仕様です。
詳しく見ていきましょう。
ちなみに、一条キッチンが気に食わない(?)場合は他メーカー(LIXILやタカラスタンダードなど)のキッチンをオプション扱いで採用することもできます。
ただ、標準仕様よりは高上がりなので要注意です。
一条オリジナルのスマートキッチン
オリジナルのスマートキッチンは
- 人造大理石の天板ワークトップ
- ステンレスor樹脂シンク
- オイルガード
- 浅型食洗機
- コンセントもあり
と性能もデザインも兼ね備えた製品。
キッチンカウンターは、
- スリムカウンター:天板がなくフラットな板になっているタイプ
が標準です。
- ワイドカウンター:キッチンの30%以上がカウンターというタイプ
- ステップカウンター:奥行き70cmのコンパクトなタイプ
はオプションになるのですが、キャンペーンなどでよく無料で変更できるオプションではあります。
キッチンの高さは800mm,850mm,900mmから選択できたり、色もホワイト、ブラウン、ブラック、レッドから選択できたりデザイン性も十分。
タッチレス水栓や、ワークトップの材質変更、深型食洗機などはオプションになってしまいます。
一条工務店アイスマートの標準仕様【お風呂】
お風呂も標準仕様は一条工務店オリジナル。
特徴としては、
- ひとまわり大きい1.25坪タイプ(俗にいう1620サイズ)
- お風呂まで床暖房で暖かい
- 6時間で下がるのは1℃だけというアホみたいな断熱性能
- 天然御影石で高級感もあり
- 掃除も楽々
といった感じです。
中でも、浴槽の断熱性能はすごいですね。
仕事で帰りが遅くなっても、一番風呂と変わらない温かさで入浴ができます。
お風呂の性能としては、標準仕様のままでもかなり豪華だといえます。
ただ、個人的には浴室乾燥機はオプションなのが気になります。
個人の感想ですが。笑
キッチン同様、お風呂も他メーカー(LIXILやTOTOなど)を採用したい場合はオプション費用を払えば可能です。
ですが、正直一条オリジナルで良いでしょう。
一条工務店アイスマートの標準仕様【トイレ】
トイレも一条オリジナル!と言いたいところですが、トイレはTOTOが標準仕様です。
また、2階建の場合は標準で2つトイレがつきます。
1箇所しか採用しない場合は減額されるので、家族構成によっては1箇所でも良いでしょう。
標準のトイレは、TOTO製のウォシュレットとなります。
- 防汚性の高い樹脂を使用したクリーン便座
- プレミストで便器にミストを吹き付け汚れが付きにくくなる
- きれい除菌水でノズルきれい
- トイレットペーパーが最大12ロール収納できる壁つけ収納
など、汚れ対策に優れた機能や便利な収納などが盛りだくさんです。
基本的には標準で十分な性能ですが、タンクレストイレにしたい場合や、他メーカーにしたい場合はオプション費用がかかるので要注意です。
一条工務店アイスマートの標準仕様【洗面台】
洗面台は、一条オリジナルの「リュクスドレッサー」が標準使用。
アイスマートは「リュクスドレッサー」が標準ですが、時々キャンペーンで上位モデルの「グレイスドレッサー」を無料で採用できるキャンペーンがあるので要チェックです。
リュクスドレッサーの特徴としては、
- 収納庫がめちゃくちゃ広い
- 鏡面仕上げで高級感あり
- 高さが「750mm」「800mm」「850mm」から選べる
- シャワーホースが伸びるので掃除もしやすい
- オリジナル多機能ミラーで鏡の角度が自由自在
がポイント。
特に、収納庫はめちゃくちゃ広いです。
他ハウスメーカーの標準の洗面台で、ここまで収納スペースが広い洗面台は見たことがありません。
多機能ミラーで鏡の角度も変えられるので、2人並んで鏡を使いやすいのもポイントですね。
もちろん、オプション費用を払えば他のハウスメーカーの洗面台も採用できます。
ですが、リュクスドレッサー以上の洗面台を採用しようとすれば、
オプション費用はびっくりするくらい高くなるでしょう。
一条工務店アイスマートの標準仕様【和室】
一条工務店のアイスマートでは、1室のみですが和室を標準でつけられます。
ん?
と思う方もいるかもしれませんが、通常和室を採用しようとすると追加費用が結構かかります。畳って高いみたいです。
- ヘリ付きの一畳たたみorヘリ無しの半畳たたみ
- 畳の色はワカクサ・コガネから選べる
のが和室の標準使用。
ちなみに、へりというのはこういうやつです。和室によくあるフチですね。
ワカクサと言われてもピンと来ないでしょう。
こんな色です。
同じくコガネと言われてもピンと来ないでしょう。
ざっくり言ってしまうと
- ワカクサは緑系
- コガネは茶色系
です。以上です。笑
モダンな雰囲気の外観がアイスマートの特徴ですが、アクセントのように標準で和室を作れるのは素敵ですね〜。
一条工務店アイスマートの標準仕様【外壁】
アイスマートの外壁は、石目調ボーダータイルが標準仕様。
ハウスメーカーの外壁だとサイディングがかなり多いのですが、アイスマートはタイル。
タイルが標準なのはかなり嬉しいですね。
他のハウスメーカーでオプションを利用して家の外壁全体をタイルにすると、100万〜200万単位で変わりますからね。
石目調ボーダータイルの特徴としては、
- メンテナンスは30年後の目地の打ち替えのみ
- 耐久年数は60年と長持ち
- 高級感のある白がかっこいい
こんな感じ。
標準だと白限定なのがちょっと残念ですが、性能としては申し分ありません。
また、一条工務店といえば「ハイドロテクトタイル」という方もいるかもしれません。
ですが、アイスマートでは「ハイドロテクトタイル」はオプション扱い。
坪あたり1.5万円くらいかかってしまうので、「ハイドロテクトタイル」を採用したい場合は要注意です。
要注意なんですけど、ハイドロテクトタイルはめちゃめちゃすごいタイルなんですよ。悩んじゃいますよね。
特徴だけ紹介しておきますね。
- 5色から選べるデザイン性能
- セルフクリーニング機能でずっと綺麗
- 半永久的な耐久力
色が選べるのが、特に嬉しいポイントですね。
一条工務店アイスマートの標準仕様【床材】
アイスマートのフローリングは、
- EBコートフローリング(5色)
- 高耐久フローリング(4色)
が標準仕様。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
EBコートフローリング
凹み傷や日光に強く、手入れもしやすいのが特徴。
カラーは
- ホワイトウォールナット
- ライトウォールナット
- グレーウォールナット
- レッドチェリー
- ビターウォールナット
の5色から選べます。
木材の幅は15cmと広いので、部屋に開放感が生まれます。
ちなみに、EBコートは床の表面にプラスチックの膜を張るようなものです。そのため、防水性や消臭性、防汚性が高くなるのです。
高耐久フローリング
木目の美しさを際立たせるピュアハード塗装で、汚れや傷に強い耐久性と、デザイン性を両立。
カラーは
- ナチュラルブラウン
- プレーン
- ショコラブラウン
- ミディアム
の4色が選べます。
ただ、高耐久フローリングは販売終了になりそうということで、基本的にはEBコートフローリングが標準ということになりそうです。
一条工務店アイスマートの標準仕様【床】
いや、床については今書いてたじゃん
と思いますか?
さっき書いたのは床材です。今度書くのは床。
一条工務店のアイスマートは、全館床暖房が標準仕様です。
リビングだけじゃないですよ。
トイレも、廊下も、収納スペースも、お風呂も全部です。
一条工務店の家に住んでいる人が、
真冬に家の中で半袖半ズボン
みたいな話をしているのは聞いたことがあると思いますが、あれはマジです。
全館床暖房でどこでも暖かいからなのです。
あとは、断熱性や気密性も理由の一つなのですが、それは後ほど触れます。
全館床暖房が標準ってすごいですよね。
ちなみに、一部だけ床暖房を外すことはできます。
ですが、床暖房を採用しないのはNGなので要注意です。
一条工務店アイスマートの標準仕様【玄関】
一条アイスマートの玄関ドアは
三協アルミの
- プロノーバ
- ファノーバ
が標準仕様です。
それぞれ見ていきましょう。
プロノーバ
三協アルミでも人気のあるプロノーバは、とにかく断熱性能が高いのが特徴。
玄関は特に
- 夏に暑くなりやすく
- 冬に寒くなりやすく
- 熱が外に逃げてしまう
場所ですが、プロノーバなら温度変化を抑えられます。
ファノーバ
じゃあ、プロノーバで良いじゃん
と思うかもしれませんが、ファノーバにも特徴があります。
プロノーバよりもファノーバの方がデザイン性能が高いことです。
採光窓も大きなものを採用できるので、玄関周りの暗さが気になるという方はファノーバの方が良いかもしれません。
とはいえ、ファノーバも性能は十分高いんですけどね。
一条工務店アイスマートの標準仕様【収納】
一条工務店のアイスマートでは、いろいろなタイプの収納が標準でつけられます。
- システムクローゼット
- ブックシェルフ
- ウォークインクローゼット
- パントリー
施工面積6坪につき、1ユニットを設置できることになります。
ということは、通常の36坪くらいの家だと極端な話ウォークインクローゼットを6つ設置できます。(しないだろうけど)
パントリーやウォークインクローゼットを標準で設置できるのはとてもメリットがあります。
そして、押し入れタイプの収納に関しては、6坪に1つルール関係なく設置できるので、個室の収納も安心ですよ。
一条工務店アイスマートの標準仕様【建具】
一条工務店アイスマートでは、便利な建具を標準で採用することができます。
それが
スリットスライダー
です。
1つは標準で、2つ目以降はオプションとなりますが、
アイスマート以外では採用することのできない仕様なので、ぜひ活かしたいですね。
スリットスライダー
スリットスライダーは、天井吊り下げタイプの引き戸。
アイスマートを象徴するアイテムで、
- フローリングにレールがないので埃がたまらない
- ソフトクロージングで、怪我もしない
のが特徴。
よく採用されるのが、和室です。
和室への入り口としてスリットスライダーがあると、オシャレですよね。
一条工務店アイスマートの標準仕様【窓・サッシ】
ハウスメーカーや工務店の窓の標準仕様は、ほとんどの場合ペアガラスのアルミ樹脂複合サッシです。
ですが、一条工務店アイスマートの窓は「トリプル樹脂サッシ」。
特徴としては
- 断熱性が高く、結露しにくい
- 外気温の影響を受けにくい高性能樹脂サッシ
- 断熱性能の高い特殊な金属膜をコーティングした2枚の「Low-E ガラス」と高い強度の「防犯合わせガラス」の3層構造。
とにかく性能が高い上に、防犯性も高いので安心の窓です。
通常のペアガラスアルミサッシの「5倍の断熱性能」なので性能的にはマジですごいですね。
ちなみに、窓の数は下記のように決められています。(追加の場合はオプションです)
部屋のサイズによって標準の窓の数が変わります。
- 8畳以下:2箇所
- 8~12畳:3箇所
- 12畳以上:4箇所
- 洗面所・脱衣所・トイレ・書斎など:1箇所
ここで悲報です。
一条工務店アイスマートでは、「網戸がオプション」です。
全窓につけることも個別につけることもできますが、換気に関しては換気システムで十分だからでしょうか?
基本的には窓を開けないという考えなのかもしれませんね。
確かに我が家も滅多に窓あけないです・・・
一条工務店アイスマートの標準仕様【天井高】
一条工務店アイスマートの天井高は2,400mm。
ぶっちゃけスタンダードです。
ちなみに、一条工務店でもグランセゾンやセゾンでは、一階の天井高は2,650mmが標準。
アイスマートでも2,650mmまではオプションで高くすることができます。
ちなみに、我が家は2,500mmの天井高にしました。
2,500mmでも十分広々空間ですが、リビングだけでもオプションで天井高を高くするのもおすすめですよ。
1坪あたり2~2.5万円の追加費用がかかるようなので、予算と相談ですね。
一条工務店アイスマートの標準仕様【換気システム】
高性能な住宅は、断熱性や気密性にも優れていますが、換気システムも良いものを採用しています。
そんな高性能な一条工務店アイスマートが採用しているのは、第一種換気システムの「ロスガード90」
ロスガード90は、
- 給気も排気も機械で強制的に行うシステム
- 熱交換により、冷たい空気をそのまま家に入れない(部屋が20度・外気が0度の場合、90%の熱交換をするので部屋に入ってくる空気は18度まで上がってから入ってくる)
- 熱だけでなく、湿度も交換機能で調湿できる
- 高性能フィルターで花粉99%除去
- 省エネ性能も高く、電気代は1日60円程度。
というのが特徴。
正直めちゃくちゃ性能が高い換気システムを標準で採用しています。
これだけの性能でフル稼働し続けて、電気代が1日60円はかなり安いです。
いいな〜!
一条工務店アイスマートの標準仕様【照明】
他のハウスメーカーもほとんどがそうですが、照明に関しては標準ではついてきません。
そのため、
- オプションで一条工務店からの購入
- 施主支給で自分で手配
になるでしょう。
とはいえ、一条工務店ではオリジナル照明も準備しているので、一条に丸投げすることも可能。
時々やるキャンペーンでは、1坪あたり3000円で家中の照明を設置することもできます。
40坪で120,000円なのでちょっと安い程度ですが、丸投げできるのは嬉しいですね。
家づくり中は、やることが多すぎて大変です。
ちょっと高上がりなのはわかっていても、丸投げできるものは丸投げしちゃいたくなります・・・
一条工務店アイスマートの標準仕様【屋根】
一条工務店アイスマートの屋根は、
- スレート屋根:コロニアルクアッド
- パラペットルーフ:FRP防水
- フラットルーフ:ガルバリウム
から選ぶ形になります。
パラペットルーフは、10年に一度メンテナンスをする必要があるのがデメリット。
スレート(コロニアル)やガルバリウムは、他のハウスメーカーでもよく採用されている一般的な屋根です。
耐久性だと
ガルバリウム>コロニアルクアッド>FRP防水
の順番になります。
種類も多いので、デザインも含めて選択するのがおすすめです。
ちなみに、太陽光パネルは残念ながらオプションです。。。
一条工務店の太陽光発電は、標準仕様ではないです
一条工務店といえば太陽光発電!という方もいるかもしれません。
ですが、アイスマートでは太陽光発電はオプション。
夢発電という一条独自のシステムを採用する必要があります。
住宅ローンとは別で、太陽光ローンを組んで導入するのですが、ローンの返済には売電払いという方法が使えます。
毎月の売電収入を太陽光ローンの返済に使う方法で、大体10年で返済完了が目安になります。
つまり11年目以降は、マルマル利益。
全国のデータをもとに試算しているので、それなりに正確です。
太陽光発電を導入する場合は、
夢発電を利用して11年目以降の副収入にしちゃいましょう。
支店やプランによっては、アイスマートでも太陽光が標準という噂も・・・調査次第また報告しますね!
一条工務店アイスマートの標準仕様【断熱材】
一条工務店アイスマートの断熱性能は、業界トップクラス。
標準仕様だけで、ZEH住宅に対応しています(すごい)
- 外内ダブル断熱(外側に50mm、内側に140mm)
- 断熱材は高性能ウレタンフォーム(グラスウールの2倍の断熱性能)
- 自社工場で生産しているので品質が高い
- 全棟で気密測定を無料実施(C値0.7以下保証)
のが特徴。
また、天井に235mm、床にも140mmの高性能ウレタンフォームを敷き詰めています。
めちゃくちゃ断熱しています。
また、断熱の仕様として「断熱王」という仕様もあります。
新設されたばかりの断熱等級7(最新の最高基準)に対応可能な「断熱王」。
一条工務店の中でも対象になっているのは「アイスマート」と「グランスマート」だけです。
一条工務店アイスマートの標準仕様【気密性】
断熱性能のくだりでも少し触れましたが、一条工務店アイスマートは気密性も抜群。
まず、全棟気密測定を実施しています。無料です。
その気密測定の合格基準が、C値0.7。
このC値が気密の数値を表してくれるのですが、日本の次世代省エネ基準のC値が5.0。
約7倍の数値を出さないと、一条工務店では合格できないのです。
合格基準はC値0.7ですが、実際に建てられたアイスマート住宅のC値の平均は0.5前後。
どれだけ気密性が取られているか分かりますよね。
一条工務店アイスマートの標準仕様【構造・工法】
アイスマートで標準採用されているのが
ツインモノコック構造です。
- 壁・床・天井を繋いだ箱型構造
- 地震の揺れを面で受け止められる
- 耐力壁の壁倍率は最大5倍と超高水準
- 剛床で水平方向にも強い
のが特徴。
また、
- エアーフローシステムで壁の中の結露を防いだり
- 防腐・防蟻処理をしていて部材が強かったり
構造だけではない強さがあります。
どれだけ断熱材をぎっしり敷き詰めていても、どれだけ良い工法で家を建てていても、湿気や蟻の対策をしていないと家の性能を引き出せないですもんね。
長く安心して住める構造・工法をとっているのが一条工務店アイスマートの特徴の一つです。
一条工務店アイスマートの標準仕様【基礎】
一条工務店アイスマートの基礎の標準仕様は「布基礎」です。
多くのハウスメーカーで採用されている基礎は「ベタ基礎」で、面で支える構造なのが特徴。
一方、一条工務店のアイスマートで採用されている「布基礎」は、点で支えるのが特徴。
布基礎が採用されやすいのは、建物の重さがある鉄骨住宅などが多いのですが、なぜ木造の一条工務店で布基礎が採用されているのでしょうか。
それは、一条工務店の布基礎が、建築基準法の定めよりも圧倒的に強化された布基礎だから。
また、コンクリートの量が少ない分、ベタ基礎よりも布基礎の方がコストが安いから。
とはいえ、一条工務店では徹底した地盤調査を行なっています。
その地盤調査の結果、
- 地盤改良が必要になったり
- 布基礎ではなくベタ基礎が必要になったり
という可能性はあるので注意してくださいね。
一条工務店アイスマートの標準仕様【耐震等級】
一条工務店アイスマートは、標準仕様で「耐震等級3」を取得。
先ほど紹介したツインモノコック構造や、徹底した地盤調査・最適な基礎により耐震等級3を実現しています。
ちなみに、耐震等級3は「震度6~7クラスの地震に複数回耐えられる」のが特徴。
地震の時も台風の時も家が一番安全な場所、というのをモットーにしている一条工務店。
耐震等級3を標準でクリアした上で、耐震等級3を圧倒的に超える基準を自社で定めて、それをクリアする住宅を建てています。
「家は性能。」ってマジだね!
一条工務店アイスマートの標準仕様【アフターフォロー】
一条工務店アイスマートのアフターフォローは、標準でなかなか良いです。
内容としては、
- 主要部分の保証が30年(一般的です)
- 屋根や外壁など雨水の侵入を防止する部分が10年(一般的です)
- シロアリ予防が無償(すごいです)
保証内容としては、一般的なのですが、特筆すべきがシロアリ予防です。
1度に15万円ほどする予防工事なのですが、無償でやってくれます。
また、スマホアプリのiサポで、
- 消耗品の購入
- メンテナンス依頼
が簡単にできます。
特に、24時間いつでも写真を送るだけでメンテナンス依頼ができるのは心強いですよね。
グランセゾンの特徴は?坪単価目安も
アイスマートの標準仕様とは少し離れてしまうのですが、一条工務店にはグランセゾンという商品もあります。
ざっくり言ってしまうと
- デザイン性が幅広くなっている
- ハイドロテクトタイルが標準
- 天井高2600が標準
なのが特徴。
アイスマートは、箱型で間取りに制限があります。
その間取りの制限を取っ払ったのがグランセゾンです。
- セルフクリーニング機能つきの外壁「ハイドロテクトタイル」が採用できたり
- 空間を広くできる天井高2600を採用できたり
というメリットはありますが
- 断熱性能や気密性能が、アイスマートよりも落ちてしまう
というデメリットもあります。
坪単価の目安は、70~90万円
ということで、アイスマートのよりはお高め。
デザインをとるか、性能をとるかというところですね。
グランスマートの特徴は?坪単価目安も
そして、デザインも性能も兼ね備えた高級グレードが「グランスマート」
グランスマートの特徴は
- アイスマートとほぼ同等の性能・標準仕様
- グランセゾン並みのデザインの幅広さ
とアイスマートとグランセゾンの良いところどり。
とはいえ、値段は高いです。
坪単価の目安としては85~95万円ほど。
高いのですが、おしゃれなデザインと超高性能を両立できるので、予算の都合がつけば建ててみたい家ですね。
セゾンの特徴と坪単価目安は?
アイスマート・グランセゾン・グランスマートの他に、一条工務店には「セゾン」というシリーズもあります。
セゾンの特徴としては
- ヨーロピアンスタイルでおしゃれな家が建てられること
が挙げられます。
ただ、アイスマートとの違いとして
- 床暖房がオプション扱い
- 工法が違うので断熱性能が下がる
のがデメリット。
坪単価は70~80万円が目安で、アイスマートとほぼ同等か少し安いです。
ですが、個人的にはヨーロピアンスタイルでの家づくりなら、一条工務店にこだわることもないかなあ、とは思います。
他のローコスト住宅なら、似たような性能・デザインの家をもっと安く建てられますからね・・・
一条工務店アイスマートの標準仕様【まとめ】
アイスマートの標準仕様についてじっくり見てきましたが、改めてアイスマートの特徴は
- どこをとっても高性能
- 標準仕様はバッチリで文句なし
- ただデザインの好みが分かれる
といったところです。
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