大和ハウス(ダイワハウス)の標準仕様が知りたい
大和ハウス(ダイワハウス)で家を建てたいけど、私に合うかな?
そんな悩みに答えます。
ダイワハウスといえば、住宅業界の超大手。
注文住宅だけでなく、建売やマンションなど住宅関係で触れていない分野はないほど。
その辺を走り回ればダイワハウスオーナーに必ずエンカウントしそうです。
実際に日本の住宅業界をリードしてきた会社で、ダイワハウスのアイデアや技法を取り入れて売り上げを伸ばしているハウスメーカーもあるくらいです。
ダイワハウスには
- 木造の「ジーヴォグランウッド」
- 3階建の「skye3」
- 平屋・2階建の「ジーヴォシグマ」
などさまざまなラインナップがあります。
この記事では、主力商品である「ジーヴォシグマ」の標準仕様をメインに解説していきたいと思います。
大和ハウス⇄ダイワハウス
xevoΣ⇄ジーヴォシグマ
など、読みやすい形で後者に統一して書いていきますので、よろしくお願いします。
また、「標準仕様」は店舗や営業マンによっても変わります。
正確な情報を提供するように細心の注意を払ってはいますが、どうしても正確な情報が気になる場合は、カタログ請求やハウスメーカーへの問い合わせをしていただくのが確実です
やばくなったら、すぐ消します。
ダイワハウスの会社概要や坪単価
まずはダイワハウスについて、価格帯も含めて知っておきましょう。
知ってるよ!
という人は飛ばしてくださいね。
ダイワハウスは、1955年の創業以来、戸建て住宅(注文・建売問わず)を筆頭に、分譲マンションや商業施設に至るまで、建物をとにかく建てまくってきた会社。
注文住宅にもマンションのノウハウを流用したり、逆も然りと、数多くの建物を手がけてきたダイワハウスならではの強みを活かし、今もなお成長を続けています。
今回メインで取り上げる「ジーヴォシグマ」坪単価は80~100万円と、高級といって差し支えない価格帯です。
もちろん目安なので、坪数や間取り・オプションによってかなり変動はあります。ですが、オール標準でもそれなりに高いです!
では、標準仕様がその価格の高さに見合うか(?)も含めて見ていきましょう。
大和ハウス(ダイワハウス)の標準仕様【キッチン】
ダイワハウスのジーヴォシグマのキッチンは
- LIXIL
- Panasonic
- トクラス
- クリナップ
が標準仕様となります。
それぞれ詳しく見ていきますね。
LIXIL「リシェルSI」
LIXILで選べるリシェルSIは、LIXIL最高峰のキッチン。
テーマとしては、「インテリアとしての美しさを備えながら、道具としての使う歓びを突き詰めた料理を楽しむ」キッチン。
特徴としては
- 熱・傷・汚れに強くお手入れが簡単なセラミックワークトップ
- 動線を意識し、簡単に使える収納
- ハンズフリー水栓で洗い物も楽々
- キッチンクローゼット(カップボード)もおしゃれで収納たっぷり
- よごれんフードでレンジフードも清潔
といった感じ。
高級メーカーの標準仕様で用いられやすいだけあって、性能的にもデザイン的にもバッチリなキッチンです。
Panasonic「ラクシーナ」
Panasonic「ラクシーナ」は、各高級ハウスメーカーでも標準仕様で採用されている、大人気モデル。
特徴としては
- 10年ファンのお掃除不要レンジフード
- 傷にも汚れにも強い「スゴピカ素材」のシンク
- 置きラク収納で、容量たっぷりなのにらくらく出し入れ
- 手元にあって使いやすいクッキングコンセント
といった感じ。
プランもたくさんあってデザイン性も抜群ですよ。
ラクシーナもかなり評価が高いので、悩みそうです。
トクラス「ベリー(Berry)」
キッチンといえばLIXILやタカラスタンダードがパッと出てくるかもしれませんが、トクラスもかなり人気があるメーカーです。
特徴としては
- 自社生産の人造大理石を使っていて剛性がある
- シンクがめちゃくちゃ広い
- 自社生産のサイクロンフードはこだわり&性能バッチリ
- カウンタースペースを広々使えるハイバックカウンター
が挙げられます。
自社生産にこだわっているのは信頼感があって良いですね。
中でも、人造大理石の強さは特筆に値するレベル。
そもそもの厚みが厚いので、衝撃や熱にかなり強い。
他のメーカーのハイグレード品の人造大理石と比較しても厚みがあるので、安心して使えるのが嬉しいポイントですね。
トクラスで人気のキッチン「ベリー」は販売が終了し、後継品は「コラージア」です。担当者さんに要確認です!
クリナップ「ステディア」
クリナップを選ぶ場合の標準は「ステディア」
リフォーム営業マン・プランナーが選ぶ住宅設備機器「プロがおすすめしたい住宅設備 キッチン部門2年連続総合1位」です。
ステディアのテーマは「あなたの”がんばらない”を支える」
私たちの”がんばらない”を支えるためのステディアの特徴が、
- デュアルトップ対面で開放感を出しつつ手元を隠せる
- 美コートワークトップで、傷にも汚れにも油にも強い
- 流レールシンクでゴミも汚れも綺麗に流れる
- 洗エールレンジフードで、2ヶ月に1回ボタンを押すだけでフィルターもファンも綺麗
- ツールポケット+スライドボックスで、キッチン用品に優先順位をつけて収納できる
- スライドパントリーは、収納タイプを自由に選択可能
- ステンレスエコキャビネットは、カビや匂いに強く日本の気候に適した素材
の7つです。
もちろん、良いところは他にもあるのですが、この7つが特に良い部分ですね。
Panasonicのラクシーナと並んで今最も人気のあるシステムキッチンです。
リシェルやベリーもかなり良いので、どれを選んでも満足できそうですが、逆にキッチンでかなり悩みそうですね。
キッチンハウス(オプション)
ダイワハウスは、超高級キッチンメーカー「キッチンハウス」と提携している数少ないハウスメーカーでもあります。
とはいえ、キッチンハウスを採用したい場合はオプション扱いになります。
物にもよりますが、オプション費用100~200万円かかる場合も・・・
興味がある場合は、ダイワハウスの営業マンに相談してみましょう。
大和ハウス(ダイワハウス)の標準仕様【お風呂】
お風呂もかなり充実していて、選べるメーカーは
- TOTO
- LIXIL
- Panasonic
となります。
それぞれ詳しくみていきましょう。
TOTO「サザナ」
TOTOの「サザナ」は多くのハウスメーカーで標準採用されている超人気モデル。
- ゆるリラ浴槽で、体にかかる圧力を分散させてリラックスできる
- 高さも角度も自由自在のシャワーバーで体勢を選ばずシャワーできる
- ほっカラリ床は、断熱性能もお掃除のしやすさも両立
- Fタイプではベンチも採用可能
と至れり尽くせりです。
ベンチタイプだと、サウナがわりに使うこともできますね。
また、サザナを使っている家庭はとても多いので、困った時に調べて解決しやすいのも良いポイント。
LIXIL「リデア」
LIXILを選んだ場合の標準は「リデア」
中でも
- Bタイプ:ゆっくりお風呂に入りたい人向け
- Hタイプ:ボディハグシャワーを採用したり、オーバーヘッドシャワーで主にシャワーを使う人向け
- Mタイプ:ゆったりできる浴槽とさっと浴びられるシャワーのハイブリッドタイプ
と3つのタイプがあります。
シャワーやカウンター・収納などもアレンジが豊富なので、オーダーメイドのようなお風呂を作れるのが特徴。
基本的には「リデア」はミドルグレードなので、オプションを盛り過ぎると価格が高くなってしまう可能性もあります。
Panasonic「ビバス」
Panasonicの場合は「ビバス」
“バスルームがもっと、わたしらしい場所になる”というテーマで
- 収納が工夫されていてスッキリ
- ビームシャワーで掃除が楽々
- スゴピカ素材でキレイが長持ち
と、性能は申し分ないです。
プランの幅も広いので、デザイン的にもぴったりのお風呂が作れそう。
公式サイトでカラーコーディネーションができるので面白いですよ。
大和ハウス(ダイワハウス)の標準仕様【トイレ】
ジーヴォシグマの標準仕様のトイレは
- TOTO
- LIXIL
から選択できます。
それぞれ見ていきますね。
TOTO「ピュアレスト」
TOTOの場合はタンクありのピュアレストが標準仕様。
ピュアレストの特徴は
- 凹凸がなく掃除しやすいデザイン
- トルネード洗浄で、節水しながら綺麗に洗浄
- タンクの高さを抑えて、空間も広い
というもの。
トイレで重要になるのが「掃除のしやすさ」なのですが、ポイントを抑えたいい製品です。
タンクレスにこだわりがあれば、オプション費用を払ってタンクレスにする必要があります。
ですが、ピュアレストならタンクありでも十分満足できるトイレになりますよ。
LIXIL「アメージュZ」
LIXILを選んだ場合は、「アメージュZ」が標準になります。
アメージュZは
- アクアセラミックでピカピカが長持ち
- フチレスでお掃除ラクラク
- 節水機能も高く、年間1万円分の節水が可能
なのが特徴。
LIXILの場合も、タンクありのアメージュZが標準仕様なので、タンクレスにしたい場合はオプションの採用が必要です。
15~25万円ほど価格が変わってくるので、大きなこだわりがなければタンク式でも良いと思います。
大和ハウス(ダイワハウス)の標準仕様【建具】
室内ドアは、ダイワハウスのオリジナル品が標準です。
後ほど触れますが、ダイワハウスは標準で天井が高いです。
その分通常のドアだと高さが足りなくなってしまうようですね。
ちなみに、引き戸の場合は「ソフトクローズ機能」が標準でついているので、
勢いよく閉めても建具が傷つかなかったり、指を挟んで怪我をしづらいという隠れたメリットもあります。
高い天井にハイドアが採用できるので、かなり広々空間が作り出せますよ。
大和ハウス(ダイワハウス)の標準仕様【洗面台】
ジーヴォシグマの洗面台は、2つのメーカーから選択可能。
- LIXIL
- TOTO
それぞれ見ていきますね。
LIXIL「クレヴィ」
元々は「エルシィ」という洗面台が標準仕様だったのですが、現在は「クレヴィ」という製品に置き換わっています。
LIXIL洗面台の中で上から2番目のグレードである「クレヴィ」は、
- キレイアップカウンターで掃除がしやすい
- キレイアップ水栓で、水栓周りも綺麗を保てる
- 鏡面が曇りにくい
- 収納がたっぷりで散らからない
- デザインはシンプルでどんな部屋にも合わせられる
のが特徴。
掃除のしやすさも扱いやすさも一級品で、間違いない洗面台ですね。
TOTO「オクターブ」
TOTOの標準はオクターブ。
- 手を差し出すとセンサーが感知して自動で水が出るラクラクスマート水栓
- 次亜塩素酸が含まれた「きれい除菌水」が搭載されてきれいが長持ち
- 収納スペースが広い
清潔感あふれるオクターブは、どんな家庭にもおすすめできる製品です。
クレヴィもオクターブも良い洗面台なので、特にオプションを使う必要はないかなと思います。
よっぽどこだわりがある場合のみ、相談してみましょう。
大和ハウス(ダイワハウス)の標準仕様【床材】
ダイワハウス「ジーヴォシグマ」の床材は
- NDフロア
が標準仕様。
NDフロアはダイワハウスオリジナルの製品です。(朝日ウッドテックとの共同開発)
合板に薄い無垢材を貼り付けた「突板フローリング」と呼ばれる製品で、木目が美しいのと傷がつきづらいのが特徴。
無垢材を採用した場合、木目は美しいんですけど傷つきまくりなんですよね。
無垢材と合板のハイブリッドというイメージです。
また、オプションで朝日ウッドテックの「ライブナチュラル」も採用可能。
こちらは「挽板フローリング」と呼ばれるタイプで、「突板フローリング」よりも厚い無垢材が貼られているのが特徴。
朝日ウッドテックはかなり多くのハウスメーカーで採用されている床材メーカーなので、種類も豊富で安心ですよ。
大和ハウス(ダイワハウス)の標準仕様【天井高】
先ほど少し触れましたが、ジーヴォシグマの天井高は2720mmが標準仕様。
通常は2400mm、少し高いメーカーでも2500mmが標準仕様なので、めちゃくちゃ高いです。
裏を返せば、それだけ技術力があるということ。
また、床を下げたり天井を折り上げることで最大3160mmの高さを再現できます。
バスケットゴールの高さが3050mmなので、非常に高いです。ダンクシュートできない限りは天井に届きません。
もちろん、空調の範囲が広くなったりするデメリットもありますが、大空間はリビングを筆頭に家の醍醐味。
個人的にはめちゃくちゃ嬉しい標準仕様です。
大和ハウス(ダイワハウス)の標準仕様【窓・サッシ】
窓やサッシの標準仕様は
- Low-Eペアガラス(アルゴンガス入り)
- アルミ樹脂複合サッシ
- 防犯合わせ複層ガラス
となります。
Low-Eペアガラスは、複層の窓の内側に「Low-E」という熱を抑えるコーティングをしたガラス窓。今時の断熱には欠かせない窓です。
そんな窓に、アルゴンガスが入っていることで、断熱性をさらに上げています。
また、従来のサッシはアルミオンリーでした。
軽量で開閉がしやすいことから、従来の住宅ではほとんどがアルミ。
しかし、断熱性能に不安があったため、アルミ樹脂複合サッシが開発されました。
- 雨風に強いアルミで外からの劣化を防ぎ
- 室内側を樹脂にして断熱性や遮音性をアップ
しているのが特徴です。
現状はほとんどのハウスメーカーでアルミ樹脂複合サッシが採用されています。
そして、ジーヴォシグマの窓は標準で
- 割れにくく
- 割れても飛び散りづらい
のが特徴。
強盗が来ても窓を破るのに時間がかかるし、災害で割れてしまった際にも飛び散りづらいので最低限の安全性が確保できます。
大和ハウス(ダイワハウス)の標準仕様【玄関ドア】
ジーヴォシグマの玄関ドアは
- LIXIL
- YKK AP
が標準仕様。
なのですが、いずれにせよ「ダイワハウスオリジナル仕様」が標準です。
玄関の天井高と同じハイドア仕様が標準だからですね。
スマートキーや電子錠はオプション扱いになりますが、できればつけておいた方が便利ですよ。
大和ハウス(ダイワハウス)の標準仕様【外壁】
ダイワハウスのジーヴォシグマの外壁は、DXウォールが標準仕様。
窯業系サイディングで、ダイワハウスオリジナルの外壁になります。
DXウォールの特徴としては
- 一般的な14~18mmのサイディングの倍近くある34mmの厚み
- KIRARI +という塗装で、光触媒でセルフクリーニングできる
- 27色もありデザイン性も抜群
- 内部にも防水加工をした「二重防水構造」
が挙げられます。
外壁は、かなり劣化しやすかったり傷つきやすい部分なのですが、厚み34mmは安心感がすごいですね。
また、セルフクリーニングができるのでお手入れ要らずなのもポイント高いです。
大和ハウス(ダイワハウス)の標準仕様【屋根】
ジーヴォシグマの屋根は
- スレート
- 陶器瓦
- FRC瓦
が標準仕様です。
スレートは、かなり多くの住宅で使われている屋根材。
スレートは、コストが安く、軽く、性能も普通に良いので人気があります。
一方陶器瓦は、洋風な家でよく使われているあの屋根。ちなみに我が家もこれです。
陶器瓦は、耐久性はかなり高いですが、重さがあるので地震の時に家の揺れも大きくなりやすいです。(とはいえ、耐震等級をとっていれば折り込み済みなのでそこまで気にしなくても良いです)
そして、個人的におすすめなのがFRC瓦。
初めて聞いたよ
FRC瓦は、瓦とセメントのハイブリッドです。
通常の瓦よりも約4割軽く、なおかつ耐久性も上がっているというのが特徴。
高級品なので、基本的にはオプション扱いですがジーヴォシグマでは標準仕様。
標準で使えるなら我が家もFRCにしたかったです。
大和ハウス(ダイワハウス)の標準仕様【断熱性】
ジーヴォシグマは、「外張り断熱」が標準仕様。
外張り断熱というのは、ざっくり言ってしまうと、建物をグルーっと囲むような断熱です。
ざっくりすぎますね。笑
デメリットとしては外壁が厚くなることくらいですが、言うほどデメリットでもありません。
一方、メリットとして
- 結露しにくくなる
- 断熱が効いて内外の温度差が小さくなる
- 湿気に強く、カビや錆による住宅の劣化が避けられる
のが特徴。
ちなみに、ダイワハウスでは、断熱に複数グレードを設けています。
スタンダードV(標準)
外壁 | 高性能グラスウール14K 120mm &高性能グラスウールボード100K 12mm |
天井 | 高性能グラスウール14K 100mm |
床下 | 高性能グラスウール20K 67mm |
ハイクラスV
外壁 | 高性能グラスウール14K 120mm &高性能グラスウールボード100K 12mm |
天井 | 高性能グラスウール14K 100mm &高性能グラスウールボード16k 100mm or. 吹き込みセルロースファイバー25K 200mm |
床下 | 高性能グラスウール20K 67mm |
エクストラV
外壁 | 高性能グラスウール14K 120mm &高性能グラスウールボード100K 12mm |
天井 | 吹き込みセルロースファイバー25K 200mm |
床下 | 硬質ウレタンボード30K 65mm |
大和ハウス(ダイワハウス)の標準仕様【構造・工法】
ジーヴォシグマは、東日本大震災以降に登場した新しい構造の家。
ダイワハウスでは木造住宅もやっていますが、ジーヴォシグマは鉄骨造になっています。
特徴としては、
- 木造よりも骨組みが少ないので間取り制限が少ない
- 大空間を作りやすい(天井高が高いのもこれが理由の1つ)
- 一方、断熱性能は低い
のが鉄骨住宅。
とはいえ、外張り断熱で断熱性能の低さをカバーしているのが、ダイワハウス「ジーヴォシグマ」の強みの1つですよ。
大和ハウス(ダイワハウス)の標準仕様【基礎】
家の基礎には主に「ベタ基礎」と「布基礎」があります。
ダイワハウス「ジーヴォシグマ」は布基礎が標準仕様。
なぜか?というと、ベタ基礎では鉄骨住宅の重さには耐えられないから。
また、ジーヴォシグマはただの布基礎ではありません。
- 立ち上がり幅180mmは業界屈指
- 特殊アンカーボルトで強い連結
- 地盤調査・改良により、最適な基礎の提案
がジーヴォシグマ(もといダイワハウス)の特徴。
通常の布基礎よりもかなり強固なので、かなり揺れづらいです。
大和ハウス(ダイワハウス)の標準仕様【耐震等級】
ジーヴォシグマでは、標準で耐震等級いくつを取得しているわけではありません。
が、間違いなく認定が受けられる強度を持っています。
ここまで触れた、構造や基礎の強さももちろんですが、最も特徴的なのは
エネルギー吸収型耐力壁「D-NΣQST(ディーネクスト)」
制震装置が標準で耐力壁にあり、震度7クラスの地震を繰り返し耐えられる強さがあります。
通常の制震装置よりも無駄のない構造になっているようです。
大和ハウス(ダイワハウス)の標準仕様【アフターフォロー】
ジーヴォシグマのアフターフォローは、大手ハウスメーカーの中では標準的といった印象。
- 構造耐力上主要な部分
- 雨水の侵入を防止する部分
は、初期保証30年で、その後15年ごとに保証が延長できます。(有料メンテナンス実施の場合)
ただ、通常60年で保証は終了する場合が多いのですが、ダイワハウスの場合、性能調査をすれば再度保証を受けられるのが特徴的です。
また、
- システムキッチン
- システムバス
- 洗面台
- トイレ
- インターホン
- 埋込エアコン
- 給湯器
に関しては、製造メーカーの保証期間(1~2年くらい)が過ぎた後も10年までは無料で出張修理や部品交換をしてくれます。
こちらは手厚いですね。
大和ハウス(ダイワハウス)の標準仕様【換気システム】
ダイワハウス「ジーヴォシグマ」の換気システムは、24時間換気システム「風なびES」が標準仕様。
第3種換気システムなので
- 吸気は自然に
- 排気は機械で
行うのが特徴です。
熱交換はしないので、冬に吸気で室温が下がることを懸念するのなら、オプションで第一種の熱交換型に変更するのもありです。
また、「エアスイート」という24時間各部屋のエアコンを一括コントロールできる機能も採用できます。
市販の壁つけのエアコンをコントロールできるので、よくある全館空調とは違うとのこと。
- 人がいない部屋ではエアコンを消したり
- 暑がりの人がいる部屋では飛び抜けて涼しくしたり
できるのはメリットですね。
大和ハウス(ダイワハウス)では「IoT」も標準!?
ジーヴォシグマは「HEMSモニター」というモニターが標準で設置されます。
「IoT」って何?
「モノのインターネット」とも言われるらしい・・・初耳です。
Panasonicで取り扱っている「Home Energy Management System」の略で「HEMS」です。
- 家電や電気設備とつなぎ、
- 電気やガスの使用量の可視化
- 家電の自動制御
ができるようになります。
家中のエネルギー使用状況がモニターやスマホから確認できるので便利です。
すごい時代になりましたね。笑
大和ハウス(ダイワハウス)の標準仕様【まとめ】
ダイワハウス「ジーヴォシグマ」の特徴としては
- キッチンや外壁は相当ハイレベル
- 耐震性や断熱性能もバッチリ
ということで、価格は高いですが価格に見合う性能だといえます。
とはいえ、決して安い買い物ではない注文住宅。
他社ときちんと比較して、あなたにぴったりなハウスメーカーを探しましょう。
ダイワハウスと比較したいのは
あたりの高級メーカー。
う〜ん、ここまでの標準仕様はいらないからもっと価格を抑えたい。
ということであれば
あたりがおすすめになります。
やばくなったら、すぐ消します。
やばくなったら、すぐ消します。
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