家を建てるなら住友林業が良いな~
あこがれるよね!でも坪単価も高そう・・・
そんな悩みに答えます。
そもそも坪単価は目安にすぎないのですが、目安なしに家づくりをするのは怖いですよね。
ということで今回は、1000人以上の施主とやりとりしてきたおうちづくりドットコムならではの切り口で、住友林業の坪単価を紐解いていきたいと思います。
ちなみに、結論からいうとおうちづくりドットコム調べの住友林業の坪単価は89.4万円でした!
やばくなったら、すぐ消します。
住友林業についておさらい
まず住友林業についておさらいしていきましょう。
住友林業は、木を核にしたライフスタイルを提案する総合住生活関連企業です。
つまり、木を使って良い暮らしを追求しましょうね!ということで、注文住宅以外にも、分譲や土地、リフォームや外構など様々な事業を行っています。
といっても、今回は住友林業の注文住宅についてふれていきますね。
住友林業の強み
住友林業の注文住宅の強みは
- ビッグフレーム構法による設計自由度の高さ
- 業界屈指の高品質木材
- メンテナンス性の高さ
が挙げられます。
もちろん他にもありますが、大きな強みはこの3つですね。
ビッグフレーム構法による設計自由度の高さ
BF構法(ビッグフレーム構法)で、めちゃくちゃ強い柱や構造材を使っているので、設計自由度がかなり高いです。
大開口の空間や、かなり大きな窓を採用できるのは住友林業の大きな特徴の1つですね。
もちろん、構造の強さ以外にも提案の幅広さも、住友林業の自由度の高さに一役買っていますね。
業界屈指の高品質木材
住友林業は、林業というだけあって木材の品質の高さが特徴。
また種類も多く
- アッシュ
- ジャパニーズオーク
- ウォルナット
- チーク
- チェリー
- マホガニー
- オーク
と選び放題です。
また、住友林業では森林事業も展開しており、4.8万ヘクタール(日本国土の1/800)を保有しています。
圧倒的な森林の所有地の広さも、木材の品質の高さにつながっています。
メンテナンス性の高さ
住友林業では最長保証が60年。
さらに、住宅設備の保証も一般的な2年と比較して10年と相当長いうえ、住友林業はアフターフォローの評判もかなり高いです。
木材の質が高いことも、メンテナンス性の高さに寄与していますね。
良いものは長く使える、ということです。
住友林業の標準仕様
住友林業の標準仕様は、ほかのハウスメーカーと比較してもグレードが高め。
詳しくはコチラの記事で解説しています。
施主が住友林業を選ぶ理由
では、住友林業の人気の秘訣を、施主の方々に聞いてきたので紹介していきますね。
木の質感の良さ
なんといっても木の質感の良さが、住友林業を選んだ決め手でした。
知人の家で、「良いな~」と思った内装の家が3軒あったのですが、すべて住友林業(笑)
すぐにほれ込んでしまって、家づくりを決意しました。
価格的には予算ギリギリだったし、住宅の性能だけで言ったら他のハウスメーカーの方がよかったかもしれませんが、あの質感を感じてしまったら後戻りできませんでした。
住んでからも後悔はないです!
M・Oさん 30代女性
よく言われる「木の質感の良さ」が選んだ決め手だというM・Oさん。
内装の良さは暮らしに直結しますからね~
デザイン性の高さ
大開口+木の質感を活かした家づくりをしたいと思っていました。
大開口を再現するには、鉄骨造りのハウスメーカーが良いと最初は思っていたのですが、住友林業のビッグフレーム構法で再現が出来ることを知り、すぐに打ち合わせ。
木の質感を活かすのは住友林業の強みなので全く問題なく、満足のいく家ができました。
T・Sさん 20代男性
確かに、木造で大開口を再現できるハウスメーカーは少ないですね。
鉄骨よりも木造のほうが断熱性能等は高くなりやすいですし、広くても寒くならないのもポイントです。
提案に惚れた
一条工務店と悩んで住友林業に決めました。
価格帯的には、一条工務店の方が少し安かったのですが、住んでからの私たちの暮らしを考えた提案をしてくれた住友林業に最終的に決めました。
住宅性能も住宅設備も満足のいくものになったし、これから長い間暮らしていくのが楽しみな家になりました。
S・Sさん 40代女性
提案力はかなり重要ですよね。
大手同士だと価格もさほど変わらず、住宅性能はどこも水準以上に良いので、提案力勝負になりやすいです。
住友林業の平均坪単価は89.4万円。価格の推移は?
2015年 | 77万円 |
2016年 | 78.6万円 |
2017年 | 82.2万円 |
2018年 | 81.4万円 |
2019年 | 83万円 |
2020年 | 81.6万円 |
2021年 | 84万円 |
2022年 | 85.5万円 |
2023年 | 88.6万円 |
2024年 | 89.4万円 |
やはり2022年ころからのウッドショックで値上がりの傾向にあります。
とはいえ、住宅はそのままで値段だけ上がっているわけではなく、住宅性能はどんどん上がっています。
また、オプション採用が増加傾向にあることもあり、シンプルな坪単価だけの評価は難しいですね。
住友林業の商品ラインナップと坪単価目安
では、住友林業のメイン商品と、その坪単価の目安を紹介していきますね。
ザ・フォレストBF
ザ・フォレストBFは、坪単価70~90万円程度の住友林業の最もオーソドックスなモデル。
- 邸宅風の外観
- 床材・建具による多彩な内装
で、デザイン性の高さは大手ハウスメーカーの中でもかなり高いレベル。
マイフォレストBF
マイフォレストBFは、ザ・フォレストBFよりさらにハイグレードの住友林業の高級モデル。
プライムウッドという超高品質な木材を採用しているのも特徴で、坪単価は85~110万円と価格的にもかなり高級なかんじです。笑
フォレストセレクションBF
フォレストセレクションBFは、坪単価65~80万円程度と住友林業としては安いモデル。
それもそのはずで、フォレストセレクションBFはセミオーダータイプの住宅。
数十万邸のノウハウをベースに、1000プランを用意していて選び放題です。
グランドライフ
グランドライフは、住友林業の戸建て平屋商品です。
坪単価は80~100万円程度。
平屋はやはり、基礎や屋根が広がることもあり坪単価は高めになってしまいますね。
プラウディオ
プラウディオは、住友林業の3・4階建てプラン。
坪単価は65~85万円程度。
平屋が高い一方、3階建て4階建てになってくると基礎や屋根が相対的に減るので坪単価は安くなる傾向にあります。
二世帯や店舗併用などが可能なのもプラウディオの特徴です。
和楽
和楽は、住友林業の和風住宅プラン。
坪単価は75~100万円程度が目安です。
当然住宅性能は他の商品を踏襲しているためバッチリですし、デザイン的な提案も期待できます。
住友林業、坪数ごとの坪単価の目安は?価格の実例!
では、住友林業の坪数ごとの坪単価目安を、実例をもとに紹介していきますね!
住友林業20坪台の坪単価
延床面積 | 28.4坪 |
総額目安 | 約2540万円 |
これぞ木の家!といったLDKですね!明るくて居心地良さそうです。
無駄のない間取りに、大きなウッドデッキが特徴的。
水回りが2階にあるおかげで、LDKがかなり広くとれていますね。
テレビレスでプロジェクターを使うのは最新ですね~!
シンプルな外観ですが、軒の木目が良い味を出してますね。
30坪台の坪単価
延床面積 | 30.6坪 |
総額目安 | 約2750万円 |
木のオシャレさとダイニングキッチンのスタイリッシュさの両面がオシャレですね。
収納スペースも多いうえに、バルコニーやファミリースペースなんかの遊び心も忘れていないのがオシャレですね。
木をベースにした優しい空間。勉強もはかどりそうですね。笑
外観もかなり豪華なおうちですね!
40坪台の坪単価
延床面積 | 40.4坪 |
総額目安 | 約3600万円 |
お次は約40坪のおうち。
なつかしさも感じる優しい風合いのリビングです。
部屋数も多く、セカンドリビングがあるのも豪華ですね。
和室は客間にもなりそうですし、お庭も素敵ですね~
50坪以上の坪単価
延床面積 | 50.4坪 |
総額目安 | 約4500万円 |
最後に、約50坪の豪邸です。
3階建て!すごい~
ピアノ室があるということは防音にもなっているということ。
住友林業の提案の幅広さが伺えますね。
スタイリッシュな邸宅と対比するような和風なお庭も素敵ですね。
ピアノ教室をやっているようで、応接間にもつかえそうな空間ですね。
外観も超かっこいい!
住友林業で建てるデメリットは?
住友林業、やっぱり超いいな~
でも住友林業で建てるデメリットがないわけじゃないよね?
もちろんです。
ということでいくつかデメリットを紹介していきますね。
木造しかない
まずは、木造しかないことです。
逆に言えば木造であれば超トップクラスの木材を使っているのですが・・・
鉄骨で家を建てたい人からしたらデメリットになりますよね。
とはいえ、鉄骨の特徴である大開口なんかは、ビッグフレーム構法で再現できたりもします。
断熱性能はそこまで
当然住宅性能は高いのですが、断熱性能に関してはそこまでといった感じです。
一条工務店などのトップクラスと比べると落ちるのも確か・・・
とはいえ、ZEH基準は難なく超えることができるため、一部の寒冷地以外ではそこまで気にしなくてもよいかなと思います。
値段が高め
住友林業のデメリット3つ目として、値段が高めなこと。
というか、値段が安ければ住友林業で建てたい人はもっとたくさんいそう・・・
もちろん、悪いものを高く売っているわけではないので値段は妥当だと思いますが、予算の都合で建てられない可能性が他のハウスメーカーに比べると割と高めです。
きこりん税12%
また、標準ではないオプション仕様を選択した際に諸経費用12%が上乗せされるのもデメリット。
施主の間ではきこりん税と呼ばれています。
オプション部材の保管・管理費用として計上されているらしいのですが、
LIXILキッチングレードアップ | 30万円 |
きこりん税 | 3.6万円 |
のような表記になっていたとのこと。
今はきこりん税の表記はなく、上記と同じケースだと
LIXILキッチングレードアップ | 33.6万円 |
みたいになっているようですね。
いずれにせよ、オプション採用の際に余計にコストがかかってしまいます。
敷地調査費5万円!解約しても返ってこない
間取りや見積もりをもらう前に、「敷地調査費5万円」を支払う必要があります。
契約前に敷地や地盤調査をしてもらうことで、地盤改良費なども分かるようですね。
また、他メーカーでも契約金や手付金は取られているので、どこでも変わらないかなと思います。
提携外のメーカーの備品が使いづらい
オプションを採用する際にきこりん税がかかる話はしましたが、そもそも提携していないメーカーの部材を使うのが大変です。
提携していないメーカーのものを採用しようとすると、かなり嫌がるみたいで、
保証外になるのでやめておきましょう、といった様子。
SNSなどで見つけたオシャレな部材が使えない可能性があるのはデメリットですね。
打ち合わせ回数が多く時間がかかる
住友林業を選ぶ人=かなり家づくりにこだわる人
ということもあり、打ち合わせ回数がかなり多い傾向にあります。
契約するまで数か月、契約してから数か月、で1年以上かかるとかもザラです。
サクッと家を建てたい人にとってはちょっと長すぎますね笑
住友林業で建てるメリット
でもメリットもちゃんとたくさんあるんだよね?
もちろんです。紹介していきますね。
デザイン性は格別
まずはデザイン性が格別なこと。
住友林業で建てた人の多くは、木材orデザインで選んでいる印象です。
やっぱり住友林業の素材やデザインが好きです。
— べーた🐧冬眠中 (@beeeta_400) November 25, 2023
付き合ってください。
間取りの自由度がめちゃくちゃ高い
ビッグフレーム構法で間取りの自由度がかなり高いです。
柱が強固なこともあり、柱の少ない広々とした空間を再現できるのはやはりメリットですよね。
やっぱ木造ですよね!
— てお (@318jj) January 1, 2024
間取りの自由度が格段に違いますもんね!
なので俺は住友林業さんと契約しました😆
標準仕様がかなりハイグレード
コチラの記事で住友林業の標準仕様については触れていますが、かなりハイグレードです。
たとえば、LIXIL最高のリシェルSIというキッチンが標準仕様だったりします。
他のメーカーに比べるとワンランク格上(?)ですね。笑
木材の選択肢が多い
冒頭でもお話しましたが、選べる木材の選択肢がすごいです。
多くのメーカーでは、2~3種類しか選べないのですが住友林業では
- アッシュ
- ジャパニーズオーク
- ウォルナット
- チーク
- チェリー
- マホガニー
- オーク
と7種類から選び放題です。
長期保証&アフターサービスが手厚い
大手だけあって、保証期間は60年(最長クラス)
設備などの保証も通常2年に対し10年とかなり長め。
また、メンテナンス性の高い部材を数多く使用している上、アフターサービスの評判も良く、建てた後も安心が続くのが特徴的ですね。
打ち合わせに回数制限がない
デメリットについての部分でもお話しましたが、住友林業は打ち合わせ回数が非常に多い傾向にあります。
ただ、実際に契約に至ろうがそうでなかろうが、打ち合わせの回数制限はありません。
たとえば、3回の打ち合わせで契約に至らなければその後の打ち合わせは有償、などといったケースが存在しないので、「じっくり家づくり」ができます。
営業マンのレベルが高い
よく言われていることですが、住友林業は営業マンのレベルが高め。
家づくりは営業マンがかなり大きな部分を占めるので、当たり営業マン率が高いのはうれしいですね。
住友林業の営業マンはマジでダントツにレベル高かった。もう300万安ければ住林で建ててたかもわからん
— ワタル (@urwataru) September 11, 2018
住友林業の営業マンに家づくりの話を聞きに行ったら、僕のステージの話だけをしてくれて、不要な情報もなく色々と完璧だった。
— たけっし~ (@takessii) May 19, 2023
予算オーバーになりそう。住友林業で安く建てる方法は?値引きは?
おうちづくりドットコム調べだと、住友林業の値引きは「7%~15%」くらいが目安。
うまく交渉して15%の値引きを獲得するのと、7%の通常値引きで済ませてしまうのでは、100万円レベルで差が出ます。
たとえば3000万円の本体価格なら、15%なら450万円、7%なら210万円なので値引き額が240万円も違います!
家を安くする方法についてはコチラの記事でかなり詳しく解説していますが、絶対欠かせないのは「相見積もり」です。
商売をやったことがあれば分かるのですが、競合がいないのに安売りすることは絶対にないんですよね。
タウンライフ家づくりを使えば、10分くらいで他のメーカーの見積もりや間取りも集められちゃうのでかなりお得です。しかも無料。
住友林業と比較しておきたいハウスメーカー3選
比較すれば安くなるのは分かったけど、どこのハウスメーカーと比較したら良いんだろう?
オススメなのは、
の3社。
一条工務店
「家は、性能。」をテーマに、超高い住宅性能が特徴の一条工務店。
価格帯は若干住友林業よりは安いあたりですね。
ただ、デザイン性や設計自由度は、住友林業には劣るイメージ。
とはいえ、一条工務店のデザインや設計で納得できる人からしたら、住友林業以上の選択になるかもしれませんね。
性能で比較するなら一条工務店に分があります。
積水ハウス
次は、積水ハウスです。
積水ハウスは鉄骨を得意とするハウスメーカーですが、「シャーウッド」という木造製品もかなり人気があります。
比較するならシャーウッドですが、価格帯はほぼ同価格帯でしょうか。
提案力やデザインでは良い勝負になりそうなので、比較するなら優先順位は高そうです。
三井ホーム
三井ホームもデザイン性に強みを持つハウスメーカー。
価格帯的には同等もしくは若干住友林業より高いかもしれませんが、提案力やデザインで比較できそうですね。
三井ホームの住宅は高級感があってなんだか金持ちなイメージがありますね。笑
やばくなったら、すぐ消します。
やばくなったら、すぐ消します。
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