【図解で解説】やめた方がいいハウスメーカー・工務店の特徴13選!【大手もヤバい】

やめた方がいいハウスメーカー・工務店

どのハウスメーカーも良さそうで、選びきれない・・・

やめた方がいいハウスメーカーや工務店ってどんな会社?

絶対にやめた方がいい!というハウスメーカーが知りたい

そんな疑問に答えます。

ハウスメーカー・工務店選びは家づくりで最も重要といっても過言じゃない要素。

そこで今回は、

  • やめた方がいいハウスメーカー・工務店の特徴
  • ハウスメーカー・工務店選びのよくある失敗や後悔
  • ハウスメーカー・工務店選びで後悔・失敗しないためのポイント

を誰でも分かるように解説していきますね。

この記事を読めば

  • 今検討している会社が大丈夫かどうか分かる
  • 候補を絞れるので余計な時間を使わなくて済む
  • 良いハウスメーカーの特徴も分かる

という記事になっています!

目次

やめた方がいいハウスメーカー・工務店の特徴13選

やめた方がいいハウスメーカーの特徴
①他社の悪口を言う
②性能がハッキリしない
③アフターや保証が弱い
④潰れるかもしれない
⑤強引な営業をしてくる
⑥提案力がない
⑦値引きやオプションでアピール
⑧担当者と合わない
⑨担当者が変わりやすい
⑩工事現場に問題がある
⑪急成長中・聞きなれないHM
⑫身内関係のハウスメーカー
⑬ネット上での評判が悪い

まずは、やめた方がいいハウスメーカー・工務店の特徴を紹介していきます。

ぱぱまる

13個もあるの???

ままりー

本当はもっとたくさんあったのですが、この13個は確実に抑えておきたいところです。

外れ会社にあたってしまうと

  • 家づくりが楽しくない
  • 家づくりが終わった後もストレス
  • 余計にお金がかかる
  • (自分は悪くないのに)なぜか時間がとられる

といったデメリットがたくさん。

よくチェックして後悔・失敗を防いでくださいね。

やめた方がいいハウスメーカーの特徴①他社を悪く言うハウスメーカー・工務店

まず最も危険なのが、他社を悪く言うハウスメーカー・工務店です。

冷静に考えれば当然といえば当然なのですが、他社の悪口をいうということは

  • 自社製品に自信がない
  • 不安を煽り、契約を急かす
  • 顧客視点が欠けている
  • 自分も陰で悪口をいわれる可能性がある

ということです。

一つもその会社に家づくりを任せるメリットがないですよね。

自社に自信があれば他社の悪口は言わないし、契約を急かされることもありません。

「他社を悪く言うハウスメーカー・工務店」だけはほんとにやめておきましょう。

ぱぱ & まま

我が家は他社の悪口をいうハウスメーカーは真っ先にやめました。

やめた方がいいハウスメーカーの特徴②性能がはっきりしないハウスメーカー・工務店

性能がはっきりしないハウスメーカー・工務店もやめておきましょう。

ここでいう性能というのは

  • 耐震等級3
  • 断熱性能
  • 気密性能

という部分です。

デザインや価格も重要ですが、家はまず性能から見るべきです。どれだけオシャレでも、地震ですぐ倒壊する家とかめちゃくちゃ暑い・寒い家に住みたくないですよね。

地震への強さや、断熱性・気密性は最も重要な部分。

こちらの記事で、ローコストのハウスメーカー限定ですが性能を比較したりしているのでぜひ読んでみてください。

>>ローコスト住宅ランキングはコチラ

ちなみに注意なのは、耐震等級3相当という文言。

本当に3相当の場合もありますが、全く構造的に強くないのに適当にうたっている会社もあるので、耐震等級3を実際に受けれるかどうかが重要なポイントですよ。


ちなみに、一条工務店なんかはカタログ随所に具体的な数値を載せていたりして自信があるのが伺えます。

一条工務店 ロスガード90
一条工務店のカタログを撮影してみました

やめた方がいいハウスメーカーの特徴③アフターフォローや保証が弱いハウスメーカー・工務店

大手ハウスメーカーだと、最近では30~60年の長期保証がうたわれています。

一方、いまだに10年の保証をかかげているハウスメーカーや工務店もあります。

その分安かったりはするのですが、なるべくなら長期保証をしてくれるハウスメーカーを選びたいところ。

ぱぱ & まま

新築後10~15年くらい経つといろいろな部分にほころびが出てくるので、10年保証だとかなり不安です。


ちなみに、ダイワハウス住友林業などの超大手は60年保証。

積水ハウスに至っては「永年保証」です。

やめた方がいいハウスメーカーの特徴④潰れるかもしれない落ち目のハウスメーカー・工務店

注意喚起 しろくま イラスト

当たり前のことですが、潰れる可能性が高いハウスメーカー・工務店で家を建てるのはやめましょう。

同様に、今後どんどん衰退していく会社も要注意です。

そのために見ておきたいのが、受注速報の数値。

セキスイハイムの受注速報です

「ハウスメーカー名 受注速報」で検索すると見れるのですが、ここがマイナス続きの会社は少し注意が必要です。

毎月数字が落ちていると、急いで利益を回収するために突貫工事をされたり、契約を急かされたりすることも。

とはいえ、不景気な時期だとどこのハウスメーカーもマイナス続きになるので、ほかのハウスメーカーとの比較が重要です。

他のハウスメーカーと比べて落ち幅が大きなハウスメーカーには特に注意ですよ。

たとえばクレバリーホームのように、フランチャイズ形式の場合は、クレバリーホームそのものは大丈夫でも施工やアフター担当の工務店が潰れるリスクがないかも下調べしておきたいですね。

やめた方がいいハウスメーカーの特徴⑤自社の都合を優先し、強引に営業してくるハウスメーカー・工務店

お金を払って家を建てるのは施主のあなたなのに、自社都合で強引に営業してくるハウスメーカーには要注意です。

なぜなら顧客視点が欠けているから。

具体的にはこんな特徴があります。

  • 契約を急かしてくる
  • 営業電話が頻繁にかかってくる
  • コチラの話を聞いてくれない

契約を急かしてくるのはたいてい「自分の数字or自社の数字」という自社都合です。

営業電話が頻繁なのは、強引な営業の特徴の一つ。

そういった営業はたいていコチラの話を聞いてくれません。

聞いてるふりをして後で忘れています。

注意しましょう。

やめた方がいいハウスメーカーの特徴⑥提案力がないハウスメーカー・工務店

提案力がないハウスメーカーもかなり怖いです。

なぜなら、注文住宅の大きなメリットは、ハウスメーカーからプロの提案が受けられることだから。

  • 予算に合わせて提案できなかったり
  • 最新との差を埋める提案ができなかったり
  • 特殊なプランしか提案できなかったり
  • 逆になんでもできてしまったり
  • 資材設備の幅が狭すぎたり

するハウスメーカーには要注意。

特に、なんでもできるというハウスメーカーや工務店には注意が必要です。

大手のダイワハウスや積水ハウスでもできない提案があるのに、なんでもできると言い張るのはハッタリの可能性が非常に高いです。

(スーパーな大工さんな場合は別かもしれませんが)

提案力がない担当と注文住宅を作るより、大手の規格型住宅の方がよっぽど満足度の高い家が建てられる可能性もあります。

ハウスメーカー診断を試してもらって、Lタイプなら規格型がピッタリかも・・・

やめた方がいいハウスメーカーの特徴⑦値引き・キャンペーン・オプションでアピールするハウスメーカー・工務店

値引きができるのは、もともと利益のとりすぎでは?
キャンペーン推しは、在庫をさばきたいだけでは?

値引きやキャンペーン、オプションでアピールしてくるハウスメーカーも要注意。

もちろん利用できるのはラッキーなのですが、冷静に考えると

ままりー

値引きできるってことはもともとぼったくってる?

ぱぱまる

キャンペーンの期間で契約を急かしてくる?

ぱぱ & まま

オプションよりも家の性能はどうなの?

と疑問が残ります。

なんとなくお得感があるので契約しそうになっちゃいますが、いったん冷静に考えるようにしましょう。

やめた方がいいハウスメーカーの特徴⑧担当者との相性が悪いハウスメーカー・工務店

家づくりでは、営業マンが無能だと終わる
①証拠の残るメールやラインでやりとりできてる?
②言ったことを忘れてたりしない?
③自社の商品のことを隅々まで理解している?
④アポ時間を間違えたりしない?
⑤プロとしての提案はしてくれる?なんでも肯定されてない?

ハウスメーカーや工務店そのものの特徴というよりも、担当者との相性が悪い場合も家づくりはおすすめできません。

営業担当は家づくり中はもちろん、新築後も交流を続ける存在です。

相性が悪いと、ただでさえストレスMAXな家づくりがさらなるストレスになるので気をつけましょう。

偉そうだったり、話しづらかったりと感じるのであれば、営業担当を変えてもらうかハウスメーカーを変えた方が無難ですよ。

やめた方がいいハウスメーカーの特徴⑨担当者が頻繁に変わったり人によって説明が異なるハウスメーカー・工務店

これはかなり危険なのですが、担当者が頻繁に変わったり、人によって説明が異なってくるハウスメーカーや工務店も注意です。

せっかく良い担当者だと思って契約寸前まで行ったのに、急にその人がやめて新しい担当者になった途端ストレスがかかる・・・

営業担当と設計の言ってることが違う。どっちが正しいの?

といったトラブルもよくあります。

また、担当者がやめる=会社に問題があるケースが多いので、やめた方が無難です。

とはいえ、担当者がやめるかどうかなんて打ち合わせ時点ではあまり分からないですよね。だから我が家は、「ぶっちゃけやめる可能性ってありますか?」って聞きました。笑

やめた方がいいハウスメーカーの特徴⑩工事現場に問題があるハウスメーカー・工務店

検討中のハウスメーカーの工事現場が見れるなら、見ておいたほうが良いです。

なぜなら、工事現場に問題があるハウスメーカーはやめた方が良いから。

具体的には、

  • 現場が散らかってる
  • 休憩がない・休日がなさそう

という工事現場の場合、家づくり自体が雑なことが多いから。

下請けの大工さんにかかる負担が多すぎて、無理やりやるしかない状況になっているパターンが多いです。

ちなみに、現場の休憩時間は10:00と12:00と15:00が多いので要チェックです。

セキスイハイムトヨタホームのように、工場で良い環境の中部材をほとんど組み立てるハウスメーカーや、積水ハウスのように直接の子会社が施工をするハウスメーカーは安定している傾向にありますね。

やめた方がいいハウスメーカーの特徴⑪急成長中だったり聞いたことがないハウスメーカー・工務店

急成長中だったり、聞いたことがないハウスメーカーや工務店も控えておいたほうが無難です。

理由としては、急成長している会社の場合、

  • 営業体制と実際施工する工務店の足並みが揃わずに無理な工事を行ったり
  • なんとしても契約を取るために契約を急かしてきたり

する場合があるからです。

また、聞いたことがない会社の場合でも、余裕がないため契約を急かしてくるケースが多いです。

もちろん、急成長中だったり聞いたことがないハウスメーカーでも、良いハウスメーカーはたくさんあります。

そのため、確実にヤバいというよりは、注意すべきポイントといった方が正しいかもしれません。

やめた方がいいハウスメーカーの特徴⑫身内関係のハウスメーカー・工務店

友人・知人の紹介のハウスメーカーや工務店は、正直やめておいた方が良いです。

理由は

  • 文句が言いづらい
  • 数千万の買い物なので、紹介してきた知人との軋轢が生まれることもある
  • 紹介だからといって安いとは限らない

ということ。

とくに、紹介だからといって安いとは限りません。マジで。

逆に高い可能性も十分にあります。

だって、紹介ってことは相見積もり取ったり比較したりしないですよね?

ハウスメーカーや工務店の立場で考えたら、相見積もりも取られていないのに、知人の知人くらいでわざわざ大事な利益削ってくれません。

候補に入れるのはアリですが、対抗のハウスメーカー(相見積もり)はきっちり取っておくようにしましょう。

やめた方がいいハウスメーカーの特徴⑬ネット上での評判が悪いハウスメーカー・工務店

情報の多いHMの方が家づくりはしやすい
・直近の情報が多い方が安心
・自分のエリアの評判はとても重要
・悪評があっても、対策できるなら問題なし

最後は、ネット上での評判が悪いハウスメーカー・工務店です。

理由は、言わなくても分かると思います。

といっても注意すべきなのは、直近の情報を探すことです。

10年前の悪評なんかは、きちんとしているハウスメーカーなら改善しているものです。

また、大手ハウスメーカーは着工数が多い分クレームも多いし、施工業者によってだいぶ評判は変わります。

自分のエリアの評判以外はそこまで重く受け止めなくても大丈夫です。

とはいえ、チェックしておくに越したことはありませんよ。

個人的には、

このあたりは口コミが多いな~って思います。

ハウスメーカー・工務店選びのよくある失敗・後悔

では、実際にハウスメーカーや工務店選びでよくある失敗や後悔を上げていきますね。

契約した途端に態度が変わった

一番よくある後悔としては、契約した途端に態度が変わったというもの。

契約前までは話を聞いてくれて良い人だと思ったのに、契約したら態度が悪い。

みたいな話ですね。

営業マン次第という部分があるので、もちろん良い人のままの場合もあります。

坪単価ばかり見ていた

とらわれすぎるな!坪単価の落とし穴

①坪単価は目安!
②安く見せる術もある
③会社によって表記が違う?

よくある失敗の2つ目は、我が家もやらかしましたが、坪単価ばかりチェックすること。

建築費用は坪単価ではありません。

また、坪単価は目安であって実情とは少し違います。

そのため、ローコスト住宅じゃないと無理だと思っていても、大手から良い提案を受けることができれば「大手で予算内で」建てることは可能です。

坪単価に関しては、ローコストと言われているメーカーでも、見積書を安く見せるだけで実際にはそんなに安くないメーカーもありますし、会社によって書式が違うので、じっくり見ないと比較できないのも難しいポイントです。

何の提案も受けられなかった

家づくりにこだわりを持っている人に多いですが、何の提案も受けられなかったという後悔もあります。

こだわりを持っていると、

間取りはこれがいい

キッチンはこれがいい

と要望がたくさんあると思います。

ただ、こだわりをごり押しすると提案を受けられなくなる場合もあります。

実際に家を建ててみると、「なんか違った」になる可能性も・・・

ハウスメーカー・工務店はプロなので、提案を引き出せるような要望の出し方ができると良いですね。

例えば

  • リビングは吹き抜けにしたい
  • リビングは開放的にしたい

こうすれば、吹き抜け以外にも、天井高を高くする提案や床を下げた空間の提案が受けられる可能性が広がります。

受けられるならいろいろな提案は受けておいた方が良いですよね。

我が家も思いましたが、

思い通りの間取りになること≠家づくりが成功して素晴らしい家ができること

です。

現場監督が忙しそうで相談しづらい

聞いておけばよかった・・・

想像していたのと違った・・・

という後悔もありがちです。

特に、現場監督が忙しそうな場合なんかは、現場に関することについて聞きづらいです。

営業マンの場合は、契約までずっとやりとりするので相談しづらいことはあまりないと思いますが、現場監督に関しては基本的には急に出てくるし、自分で選べるものでもないので、そもそも営業マンほど気軽に相談できません。

とはいえ、家そのものに後悔したくないなら、勇気をもっていろいろ相談してみましょう。

たいていの場合は普通にやさしく答えてくれます。

キャンペーンだからと急いで契約した

今月末までに契約してくれたらキャンペーンが適用できます

みたいな営業トークで急いで契約したものの、後悔してしまうようなケースも後を絶ちません。

言ってしまえば、キャンペーンくらいならどうとでもなります。

今月末まで、と言われても「もう少し検討します」と言って来月に回しましょう。

来月になったらなったで「キャンペーンを適用してくれるなら契約します」と話せばたいてい契約してくれますから。

営業担当が変わった

正直、こればっかりはどうしようもないのですが、営業担当が変わることによって家づくりが失敗するケースも。

せっかく

営業担当が当たりで、いい家づくりができてる!

と思っても、急に担当が変わって全然スムーズにいかないなんてこともありえます。

「〇〇さんって辞める可能性ありますか?」と営業マン本人に聞いておくくらいしかできませんが、大事なことなので聞いておくのがおすすめです。

ハウスメーカー・工務店選びで後悔・失敗しないためのポイント

ハウスメーカーや工務店を選ぶのは、家づくりを成功させるために一番重要な部分です。

そこで、絶対に後悔・失敗しないために必要なことをお話していきますね。

複数ハウスメーカー・工務店を比較する

こんな感じで、候補のHMの要素を比較してみたいですね

まずは、複数社を比較すること。

ここが一番大事なポイントです。

あなたがハウスメーカーの営業の立場だったとして、自分のところ以外を検討していないお客さんに、値引きしますか?

また、良い提案ができるでしょうか?

他のハウスメーカーや工務店の提案に上乗せして、自社でもっと良い提案をするのではないでしょうか?

って考えると、複数社を比較するのがとっても重要です。

実際我が家も、複数相見積もりで100万円単位の値引きをゲットすることもできました。

>>無料で比較できるタウンライフ家づくりはこちら

保証・アフターの期間や内容の確認

住んでみたら全然アフターフォローが良くない

という後悔を避けるためにも、保証やアフターの確認はしておきましょう。

ハウスメーカーや工務店のHPでも確認できますし、営業担当に書面を見せてもらうこともできます。

書面の資料なら、言った言わないがなくて安心です。

高級なハウスメーカーはだいたい長期保証がついていてアフター満足度も高い傾向にあります。高いですけど。笑

実際の建物を見学

「建ててみたら違った・・・」ということを防ぐためにも、実際の建物を見ておくようにしましょう。

それぞれのハウスメーカーの得意とする要素を取り入れて建てていることが多いです。

「これ取り入れたいな!」とか「これ要らないんじゃないか?」というのも分かるので、ぜひモデルハウスを見たり見学会に参加したりしてみましょう。

とはいえ、「標準以上に豪華なモデルハウス」もあるので営業担当に確認しましょうね。

理想の優先順位を決めておく

こんな人はおうちづくりノートを作ってみて!

家づくりにおける、「実現したい要素」の優先順位を決めておきましょう。

そうすることで、迷いがなくなります。

吹き抜けもやりたい、リビング階段もやりたい、アイランドキッチンもやりたい

と思うのもいいですが、優先順位をきちんと決めておかないと、予算の都合がつかないときにアタフタしてしまって、本当に必要なものを取り入れられなくなります。

そのために、おうちづくりノートの作り方も紹介しているので見てみてくださいね。

>>おうちづくりノートはこちら

坪単価に注意する

先ほども少し触れましたが、坪単価で家づくりをするのはかなり危険です。

ローコスト住宅のランキング記事でも、坪単価については触れてはいるのですが・・・

基本的には坪単価は目安に過ぎません。

例えば、ローコスト住宅のランキングの記事で、タマホームの坪単価は57.8万円と紹介しています。

ですが、私の友人はタマホームで坪単価40万円くらいの人もいれば、65万円くらいの人もいました。

そのため、建築費用の総額で比較したり、予算を先に伝えて予算内での提案を受けたりする必要があります。

大手ハウスメーカーでも、意外に提案次第で予算内でもいけたりしますよ。

>>タウンライフを使って提案を受けてみる

住宅購入後の生活をイメージする

間取りで生活してみよう
・その導線、大丈夫?
・そこの扉、ちゃんと開く?
・プライバシーは大丈夫?
・カーテン、開けられる?
・きちんと家族で集まれる?
・そこの窓・扉、使うことある?

「思ってたのと違った」を防ぐために、事前に新築後の生活をイメージしましょう。

たとえばおすすめなのは、間取りで生活してみることです。

は?

と思うかもしれませんが簡単です。

実際の間取り図を広げて、生活をイメージしてみます。

この動線で不便はない?

ここ、狭くない?

というのを意識して生活してみましょう。

意外に間取りの落とし穴が見つかることもありますよ。

HMの知名度だけで決めない

やめた方がいいハウスメーカーの特徴で、「急成長中のメーカーや聞いたことがないメーカーは避けましょう」という話はしましたが、逆にハウスメーカーの知名度だけで決めるのもかなり危険です。

知名度があるから良いとか、知名度がないからダメとかそういうことではなく、知名度は家づくりにはあまり関係ないという話です。

大手だから安心、と言って何も考えずに家づくりをするのが後悔の原因になるので、中身をじっくり検討するようにしましょう。

値引き・CPの内容だけで決めない

値引きやキャンペーン内容だけで家づくりを進めてしまうのも危険です。

なぜなら、それはあなたの家づくりの本質ではないから。

  • 良い家をコストパフォーマンス良く建てたり
  • 予算を増やしてでも性能の高い家を建てたり
  • 満足のいく家を建てたり

するのが家づくりの本質です。

値引きやキャンペーンはお得かもしれませんが、優先順位と照らし合わせて本当に必要なものがついてくるのか考えてみましょう。

購入後の口コミ・評判を確認しておく

実際に家を建てた人の口コミや評判を確認しておくことも重要です。

あくまでも参考程度にするべきですが、ハウスメーカーの良い部分だけじゃなくて悪い部分も生の声を見ておくことで対策することができます。

といっても、あまり気にしすぎても気が重くなるので、バランスが難しいんですけどね。

分からないことは必ず聞く

分からないことを必ず聞くのも、とても重要です。

営業マンに対しても、設計士に対しても、現場監督に対しても同様です。

少しでも分からないことがあれば、気にせずに聞くようにしましょう。

聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥といいますが、家づくりに関してはマジでその通りだと思います。

絶対即決しない

どんな魅力的な提案でも、絶対即決してはいけません。

  • 持ち帰って家族と相談したり
  • 他のハウスメーカーと比較したり

必ずするようにしましょう。

もっと良い提案が受けられる可能性もあるし、もっと安くなる可能性もあります。

現場監督の人数と物件数のバランスチェック

しれっと聞いてみるしかないのですが、現場監督の人数と物件数のバランスをチェックするのもおすすめです。

なぜなら、現場監督に負担がかかっていないかどうか確認できるから。

具体的には、同時期に10件以上だとちょっとヤバいかもしれませんね。

ままりー

とはいえ、優秀な現場監督ほど、毎日現場に顔を出さずとも意思疎通ができているので、能力によるところが大きいといえば大きいのですが・・・

営業マンだけで決めない

営業マンがいい人だからあなたから家を買う!

というのも割と危険です。

営業マンがいい人なのはうれしいことではあるのですが、家づくりにはあまり関係ありません。

営業マンがいい人でも欠陥が起きる可能性はあるし、営業マンがいい人でも気密性は別に上がりません。

ある程度ドライに考えておくのも重要です。

予算を伝える

大事なのは、最初に予算を伝えること。

それも、少し少なめの予算を伝えるのがおすすめです。

本当は3000万円用意できるとしても、2700万円くらいと伝えておきましょう。

最後の最後に魅力的なオプションを追加することもできるし、外構費用などにも回せます。

また、地盤改良が必要なケースもあります。

2700万円で良い提案を受けてから、それをベースに話を進めるのが良いです。

従業員満足度をチェックする【ランキングあり】

社員が職場に満足していれば、顧客に対しても対応は良いハズ。

ということで、従業員満足度をチェックするのもおすすめです。

従業員満足度順位ハウスメーカー総合満足度
1位トヨタホーム3.75
2位ヘーベルハウス3.74
3位積水ハウス3.51
4位住友林業3.40
5位一条工務店3.29
2023年10月時点の数値です

ということで、openworkという求人系のサイトで調べた結果の上位5社はこの辺でした。

確かに大手で福利厚生もしっかりしていて収入も安定している企業が多いです。

従業員の満足度や安心感が高まれば、顧客にも良い対応が期待できますね。

具体的にやめた方がいいハウスメーカーは?

具体的に辞めた方がいいHMは?
・施工数が多いと悪評も自然と増える
・逆に言えば情報が多くて安心!
・一番ヤバいのは施工数が少ないのに悪評が多い会社

では、具体的にやめた方がいいハウスメーカーはどこのハウスメーカーでしょうか?

ネット上の悪評が多い順に並べてみました。

注意点としては、これって施工数が多いハウスメーカーが悪評も多い、ということです。

当たり前ですよね。

逆の言い方をすれば、悪評が多い=たくさん家を建てているということなので、安心できるとも言えます。

悪評が多いハウスメーカーで、悪評を分析することで良い家づくりをしている人はたくさんいます。

ちなみに、施工数が多くないのに悪評も多いハウスメーカーがあったら割と危険なので、ネット上での評判は事前に見ておきたいところですね。

一番ヤバいのは、施工数が少ないのに悪評が多い会社です。悪評率が高い会社がヤバいですね・・・

大和ハウス

営業がひどいという話。

営業に関してはハウスメーカーというより個人の問題が大きいですね。

これはダイワハウスに問題があるのか、施工業者に問題があるのか微妙なところですが・・・

挨拶くらいはハウスメーカーの人がするべきなんじゃないかと思います。

図面と違う家を建てるのは割と強烈ですね・・・

他が完璧だとしても、誠意を感じられない行動が一つでもあると、見えない部分に不安が出てくるのは超わかります。

ちなみに、我が家も近所でダイワハウスの家が建ちましたが、営業担当の人も挨拶しにきてくれて、(なぜか新築直後なのにw)お客様感謝祭的なのにも招待されたので、悪いイメージは全くありません。

積水ハウス

めんどうな手続き関係があると、営業担当の力量が見えてきますよね。

残念なのは、めんどうな手続き関係はたいてい契約後に出てくるということですが・・・

さすがに注文住宅ではなく、中古か賃貸だとは思いますが・・・

入居日まで契約書作ってないのは割とヘビーですね。笑

この方がきちんと確認していなければズレはスルーされていた可能性も・・・

施工業者が悪い可能性もありますが、じゃあなんのための現場監督?という気持ちもあるのは当然です。

我が家の知人も積水ハウスで家を建ててましたが(金持ち)豪華な家で不満はゼロみたいです。

一条工務店

あーこれ、私も新築時感じました。

全員が全員ではないと思うのですが、自社のプライドをはき違えている営業マンがいるのが残念ですね。家自体は素晴らしいだけに。

一条工務店自体がブランドになっているのは確かに・・・と思いますね。

実際に住んだ人じゃないと分からないこともありますね。

割と的を射ているかもしれません。

どこの口コミも悪評が目立つように出来ていて、大手メーカーは口コミ自体が多いから悪評も多いという構造ですね。

ぱぱ & まま

営業と現場監督が当たりなら、どこのメーカーでも不満が出ないというのは本当のことです。

セキスイハイム

説明なしで素人の施主が悪いと責任を押し付けてきたパターン。

施主なんかほぼ全員図面素人なのだから、プロがきちんと提案するべきでは?と思ってしまいます。

挨拶無し系の話ですね。

我が家の周りでは挨拶なしで着工したハウスメーカーはなかったので逆に新鮮です。

ここに関しても、ハウスメーカーというより人の問題が大きそうです。

これはセキスイというより、施工業者側の問題だとは思いますが、監督が管理しきれていないのも事実。

こういうことがあると、施主の方が入居後に後ろめたい思いをしてしまうんですよね。

タマホーム

我が家の大工さんは土日しっかり休んでたし17:00になったら片付けていたので、当たり現場だったのかな~と思います。

タマホームというより業者かな?とも思いますが隣の家から敷地内に不法投棄(?)という話ですね。

少し古い話かもしれませんが、消費者センターによく問い合わせがあるのはちょっと怖いですよね。

個人的な感想ですが、タマホームはどこの地域でも施工がある大手ハウスメーカーです。

なので、できれば工事現場をチェックしておいて、その地区のタマホームが信用できそうであれば検討するのがおすすめです。

よくある質問

ぱぱ & まま

よく寄せられる質問と回答をまとめてみました。

大手HMはやめたほうがいいの?

大手ハウスメーカーと工務店の違いです。

スクロールできます
大手ハウスメーカー地方工務店
対応可能エリア〇~◎×~△
間取り・設計の自由度△~〇〇~◎
住宅の基本性能〇~◎×~◎
工期〇~◎△~◎
価格△~〇〇~◎
保証内容・期間△~◎×~〇

大手ハウスメーカーと工務店というと、くくりが大きすぎますが基本的にはこんなイメージです。

大手のイメージは、自由度は少し抑えめで価格は高めだが、安心感のある住宅が建てられる。

工務店のイメージは、当たり工務店なら激安で性能が良いものの、外れ工務店だとそれなりにコストがかかるのに欠陥住宅ギリギリ。

こんな感じです。

信頼できる会社かどうかを多面的に判断するようにしましょうね。

結局どこのHMがいいの?

どこのハウスメーカーでも良いです。

優先順位をつけましょう。

例えば、

どうしても気密性や断熱性といった性能を重視したい!価格は高くても良い!

というなら、一条工務店あたりがおすすめです。

コストは抑えめで性能はそれなり!

というのであれば、大手のローコストがおすすめです。

とにかく自分たちにピッタリの家を、最高の提案で叶えたい!

というなら、高級メーカーがオススメ。

このように、優先順位によって変わってくるので、いろいろなメーカーから提案を受けてみるのが一番です。

ハウスメーカー選びで迷っているなら、ハウスメーカー選びのフローチャートを作ったので試してみてください。

建ててよかったHMランキングは?

建てて良かったハウスメーカーランキングとして、オリコン顧客満足度を参考にします。

順位ハウスメーカー
1位スウェーデンハウス
2位積水ハウス
3位ヘーベルハウス
4位住友林業
5位一条工務店

ということで、どこもそれなりに高級なメーカーでした。

個人的には、高級メーカーで建てる人は多少コストがかかっても「安心」と「住みたい暮らし」を再現している印象があります。

>>金持ちが建てるハウスメーカーランキングはコチラ

また、悪評も多かった積水ハウスや一条工務店も、顧客満足度が高いのが印象的です。それだけ着工数が多い証明にもなりそうですね。

だから満足度も高くなりやすい傾向にあります。

我が家のやっておけばよかったランキング堂々の1位は・・・

おうちづくりノートの画像

注文住宅、なにから手を付けていいか分からないし、ノリと勢いで建てちゃおう!

ぱぱ & まま

ちょっとまって!おうちづくりノートだけでも作ってください!

なにそれ?なんかめんどくさそう

ぱぱ & まま

おうちづくりノートは、「私たちが新築の時にやらなくて後悔したものランキング」圧倒的堂々の1位のノートです!
めんどくさそうだと思って作らずにいたら、家が建ってから後悔だらけ!

ままりー

家を建てた後に「おうちづくりノート」作ってみたらめちゃくちゃ簡単だったし、同じ後悔はしてほしくないです。5分で作れるので、チェックしてみて!


おうちづくりノートを作ると

  • ノートを作ることで、営業や設計の担当者との意思疎通がめちゃくちゃ楽になる
  • ノートを作ることで、不要・必要が分かるので家づくりにおける棚卸ができる
  • シンプルに楽しい
  • 少しの時間と少しのお金と少しの労力で、めちゃくちゃ節約できる可能性あり。
  • 夫婦・家族の仲が良くなる。

こんなメリットも。

こんな人はおうちづくりノートを作ってみて!

>>おうちづくりノートの作り方をチェックする

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

1000人以上のハウスメーカー施主とやりとりしてきた、おうちづくりドットコムです!
コスパ至上主義の夫と、インテリアや間取り大好きな妻の2人で運営しています!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次