アイフルホームで家を建てようかな?
LIXILをたくさん使いたいから、アイフルホームが良いかな?
と思うそこのあなた!
今回は、大元がLIXIL住宅研究所のハウスメーカー「アイフルホーム」の標準仕様や標準装備について徹底解説していきます。
括り的にはローコスト住宅なので、
ローコストだと安かろう悪かろうなんじゃないの?
とか
ローコスト住宅ってちょっと不安・・・
という方もいるかもしれません。
結論から言うと、品質はバッチリです。
アイフルホームの主力商品「FAVO」の標準仕様について、詳しくみていきますね。
他のハウスメーカーとの比較もぜひしてみてください。
やばくなったら、すぐ消します。
ちなみに、住宅設備(キッチンやお風呂、トイレなど)はLIXILがメインです。
そのため、LIXIL嫌いの人はアイフルホームを選ぶとオプションモリモリになって高上がりになりそうなので、別ハウスメーカーをオススメします。
アイフルホームとは?
アイフルホームを運営するのはLIXIL住宅研究所。
LIXILは家づくりをしたことがない人でも知っているくらい超有名なメーカーですね。
フランチャイズを用いているので、
LIXILの設備やアイフルホームのハイレベルな設備を、地元を知り尽くした住宅会社が建てられる
のが魅力です。
アイフルホームは2023年のオリコン顧客満足度調査で「ハウスメーカー注文住宅 価格帯別2000万円未満」の部門で1位に選ばれています!
アイフルホームの概要はこちらです。
社名 | 株式会社LIXIL住宅研究所 |
カンパニー名 | アイフルホームカンパニー |
所在地 | 〒141-0033 東京都品川区西品川1-1-1 大崎ガーデンタワー |
坪単価目安 | 40万円〜65万円 |
創業 | 1984年 |
社名とかカンパニー名とかなに?と思うかもしれませんが、家を建てるのにはぶっちゃけ関係ないので端折ります。
2020年の情報にはなってしまいますが、トータルで17万棟もの家を建てています。
創業も古く、LIXILが運営ということで、ローコストといえども安心感がありますね。
アイフルホームの標準仕様【キッチン】
LIXILが運営しているだけあって、ほとんどの住宅設備はLIXIL製が標準。
もちろん、LIXIL製以外のものも選ぼうと思えば選べるのですが、ぶっちゃけ高上がりです。
よっぽどの事情がない限りはLIXIL製品を選ぶことになりそう。
ということで、アイフルホームの標準のキッチンは、
- LIXIL「ES」
- LIXIL「ノクト」
などです。
LIXIL「ES」
LIXILの「ES」は、デザイン性も高く、バリエーションが豊富なため人気のキッチンです。
ESはカタログしか情報がなく、不思議に思いましたが
「シエラS」をハウスメーカー向けに再設計したキッチンのようです。
ESは、
- よごれんフード
- ナイアガラフロー方式のシンク
- 浅型食洗器
- 人造大理石
- 3口コンロ
が標準装備です。
- よごれんフードは、油煙を強力に捕集する高速回転するディスクを搭載していて、掃除が簡単なのが特徴。
- ナイアガラフローは、水がスムーズに流れるシンクの排水方式。
また、8つのプランの中から収納棚やキッチンの配置をチョイスできるので、自由度も十分!
LIXIL「ノクト」
ノクトのシリーズは、2022年6月にLIXILより新しく発売となりました。
LIXILのキッチンの中でも大人気の「アレスタ」(廃盤)の後継品と言われています。
ESより上位のモデルなのですが、地域によっては選択できるようです。
フランチャイズなのでこの辺は要問い合わせですよ〜
ノクトの特徴といえば、収納性が抜群なこと。
基本的な機能は、ESを踏襲しているので収納力が上がっている分上位互換になるイメージです。
扉デザインやカラーも豊富です!ブラックの天板もステキ〜!
LIXILのキッチンは、インテリアのデザイン的にも、性能的にも新生活にバッチリ。
わざわざ他メーカーの物を選んで、高いオプション費用を払う必要は全くないでしょう。
標準のキッチンでもかなり快適な生活が送れますよ。
アイフルホームの標準仕様【お風呂】
キッチンもLIXILでしたが、もちろんお風呂もLIXIL。
お風呂に関しても、別のメーカーのものを選べますが、高上がりになるのであまりおすすめではないです。
アイフルホームで標準としているお風呂は、LIXILの「リデア」です。
LIXIL「リデア」
他のハウスメーカーでもよく標準として使われているバランスの良いユニットバスです。
アライズが廃盤になり、2022年4月1日より『Lidea(リデア)』が発売されました!
リデアの主な特徴は、
- くるりんポイで排水口の手入れが楽
- 特殊加工されているので洗い場の床が冷たくない
- カウンターを取り外して丸洗いできる
などなど、お風呂に欲しい機能が満載。
排水溝のお手入れや、外して丸洗いできるカウンターは、お掃除やお手入れがとってもラクチンです。
我が家のお風呂はLIXILのアライズですが、掃除は本当に楽です。汚れないので掃除し忘れるぐらい。笑
また、外気温がマイナスになるような真冬でも、洗い場の床は冷たくならないのでかなり安心してお風呂に入れます。
また、浴室乾燥暖房器が標準で付いているので、冬場のお風呂に関しては全く問題ないです。
ちょっとしたものを乾かしたりするのにも使えるので、浴室暖房乾燥機は付いていて不便はないですよ。
さらに、標準で壁一面分のアクセントパネルを選ぶことができるので、デザイン的にも一段上の標準仕様といえますね。
アイフルホームの標準仕様【トイレ】
もちろん、トイレもLIXILです。
標準仕様はLIXIL「ベーシア」(フチレス)になります。
LIXIL「ベーシア」(フチレス)
主な特徴としては、
- フチレスなこと(掃除がしやすい)
- 壁付き収納棚あり(汚物入れ、トイレットペーパーなどが収納可能)
- 節水機能あり(大5L,小3.8L)
- 暖房便座(冷たくならない)
- お掃除リフトアップ(便器を真上にリフトアップすることで、便器と便座のすき間の奥までラクに拭けるように)
- アクアセラミック(水垢、黒いリングがつきづらい)
などなど、トイレに付いていて欲しい機能はだいたい全部ついているイメージです。
特にトイレ掃除の手間がかなり省けるので、
標準仕様としては文句なしなトイレなのではないでしょうか。
従来のトイレとは比べ物にならないくらい掃除がしやすいです!
残念ながら流行りのタンクレスのトイレではないので、
タンクレスにしたい方はオプションで上位モデルを選択する必要があります。
ちなみに上位モデルになると、リモコンで電動でお掃除リフトアップできるものもあるようです。
便座の裏を触るのに抵抗がある人には良いかもしれませんね。
お金持ちっぽいね
アイフルホームの標準仕様【洗面台】
キッチンやお風呂、トイレほどみなさんが重要視しないのですが、毎日使う洗面台は想像以上に重要です。
どんな人でも1日2回は洗面台の前に立つはず。できれば良いものを使いたいですね。
そんな洗面台、アイフルホームの標準は
- LIXIL「ピアラ」
- LIXIL「MV」
の2種類です。
どちらも使い勝手・デザイン性・手入れのしやすさに長けた製品です。
LIXIL「ピアラ」
「ピアラ」の特徴としては、
- 水栓が180度可動(かなり広い範囲を洗える)
- 収納力が高い(シンプルに収納スペースが広めです)
- エコハンドル(子供でも温度を簡単に調節できる)
があるのですが、収納力が高いのがかなりのポイント。
様々な収納タイプがあり、自由に組み合わせることができそうです。
忘れ去られがちな洗面台ですが、洗面台の収納力が高いと、QOLもかなり上がりますよ。
我が家はまだ収納を有効活用できていませんが・・・
LIXIL「MV」
「MV」の特徴としては、
- キレイアップ水栓(水栓周りに水が溜まりにくい)
- 新手間なし排水口(髪・ゴミをキャッチしつつも水を通しやすい)
があり、とにかく清潔感をキープできるのが特徴です。
特に、新手間なし排水口は、多少なら髪やゴミが詰まっても水が流れるので、
排水口掃除の回数が大幅に減りますよ。
もちろんどちらを選んでも、デザインは天下のLIXIL!
見た目のバリエーションも豊富なので、毎日楽しみながら使える洗面台を選びましょう。
アイフルホームの標準仕様【外壁】
アイフルホームの外壁の標準仕様は、ケイミュー「光セラ18」
多くのハウスメーカーでも標準として使われている、外壁業界のプリウスみたいなやつです。
ケイミュー「光セラ18」
主な特徴は、
- セルフクリーニング機能が付いていて
- 色褪せ・変化も起こりづらく
- 40年間もキレイさを保てる
とはいえ、発売から40年経っていないので真偽のほどはわかりませんが。笑
また、「光セラ18」の「18」は厚さのこと。重厚感のある18mm仕様なので、ペラペラ感が全くないです。
デザイン自体もかなり豊富にあるので、逆に選ぶのが大変です。
変色保証も10年保証があるので、かなり品質には自信があると見えます。
さらに、お手入れは不要です。
太陽と雨が365日勝手にお手入れをしてくれます。
セルフクリーニング機能を考えた人にノーベル賞をあげたくなるような外壁材です。
デザインやカラーも豊富ですごいね〜
アイフルホームの標準仕様【床材】
外壁ではLIXILから離れましたが、戻ってきました。
床材もLIXILです。笑
床材の標準仕様は、LIXILの「ラシッサ Dフロアアース」です。
LIXIL「ラシッサ Dフロアアース」
主な特徴は、
- デザインカラーがかなーり豊富で
- エコにも配慮した材料を採用(建築廃材の再利用など)した上で
- 防湿機能付きの3層構造で
- 天然木のような手触り
になっています。
つまり、無垢材の手触りを再現しつつ、機能性もめちゃくちゃ高い床材です。
個人的には、エコに配慮しているかどうかは別に関係ないとは思いますが、気持ち的には嬉しいですよね。笑
防湿機能がついていることで、カビやダニにも強いので、お手入れが簡単なのもポイントですよ。
ちなみに、和室の場合はDAIKENの畳が標準仕様になります。
アイフルホームの標準仕様【玄関】
玄関の標準仕様ももちろんLIXIL。
玄関ドアは LIXIL「エルムーブ」と「ジエスタ2」になります。
基本的には、スライド仕様か扉仕様かで選ぶことになります。
LIXIL「エルムーブ」
主な特徴は、
- 防火扉で安心
- スマートキー対応で楽に開け閉め可能
- 子どもでも軽い力で開けられる
- 採風・採光も得意
なスライドドアです。
特に、スマートキーに対応しているだけでかなり手間が省けるので便利です。
(いざという時は、鍵穴に鍵を突っ込んで開けられます)
LIXIL「ジエスタ2」
主な特徴としては、
- デザインが豊富
- 防火扉で安心
- スマートキー対応で楽に開け閉め可能
- 採風・採光も得意
- 断熱性能が高い
な玄関ドアです。
室内の温度の逃げ道ランキング2位が玄関です。(ちなみに1位は窓)
そんな玄関の断熱性能を上げられるというかなり大きなメリットがあるので、おすすめできるドアですよ。
ちなみに、スライドドアor普通の扉という雰囲気でお話しましたが、親子ドアなども標準で選べるので大人数の家庭でも安心です。
アイフルホームの標準仕様【建具】
建具の標準仕様も、LIXILです。
「ラシッサS」というシリーズで、幅広いデザインが特徴です。
LIXIL「ラシッサS」
主な特徴は、
- デザインやカラーが豊富
- ガラス付きタイプも選択可能
- 引き戸・ドアタイプどちらもあり
- Wソフトモーションで指を挟みづらい
- チャイルドロックもあり
特にWソフトモーションは、指を挟みづらいだけでなく、
扉を強く閉めても大きな音が出なかったり、扉自体が傷んだりすることも防げます。
我が家はEIDAIの建具ですが、ソフトモーションがついています。とっても便利です!
これ以外にも、
- 人の手で簡単に扉のゆるさを変えられたり
- 開け閉めできないようなロックができたり
子育て世帯に特に安心なドアシリーズだと感じます。
アイフルホームの標準仕様【窓・サッシ】
もちろん窓も、LIXIL製が標準。
アイフルホームで標準仕様になる窓は
- エルスターX トリプルガラス
- サーモスX トリプルガラス
の2種です。
LIXIL「エルスターX トリプルガラス」
「エルスターX トリプルガラス」は、従来の樹脂窓よりも40%以上も高断熱になり、それでいて窓のサイズも10%増加しています。
つまり、窓が広がって光をたくさん取れるようになっている上に、断熱性能も上がっているんです。
熱貫流率は驚異の0.79パーセントと業界最強水準。
標準仕様にしてはかなり高いグレードと言えますね。
LIXIL「サーモスX トリプルガラス」
また、「サーモスX トリプルガラス」は、現在は「TW」という製品になっています。
こちらは半樹脂サッシになっていて、衝撃などにも強いのが特徴。
性能の高くない樹脂サッシよりは断熱性も高く、熱貫流率は1.03パーセント。
(基本的には、樹脂サッシの方が半樹脂よりも性能は高い)
どちらにしろさすがLIXILといったところ。
もちろん、デザイン性も高いため幅広いラインナップからあなたの家にあった1枚を選ぶことができます。
全体的に標準仕様はグレードが高いですが、窓の標準仕様に関しては、特に文句のつけようがないですね。
アイフルホームの標準仕様【天井高】
アイフルホームの天井高の標準仕様は2400mm。
他のハウスメーカーでは、2500mmや2700mmの天井高もあるところを考えると、
高いとは言えません。
ただし、2400mmは最も一般的な高さです。
そのため、特に不便はないでしょう。
しかし、天井の高い空間にしたい方は事前に打ち合わせが必要ですね。
オプションになるので。
とはいえ、天井高を高くするとエアコンの効率が落ちたりするので、特に理由がなければ標準のままの方が賢いかもしれません。
ちなみに、天井高2400mmで下がり天井を設けると圧迫感が出る可能性もあるので、要注意です。
アイフルホームの標準仕様【換気システム】
アイフルホームの換気システムは、さすがにLIXILじゃないです。笑
24時間換気が標準になっており、三菱ロスナイ、パナソニックが標準仕様です。
三菱ロスナイ「第1種熱交換型換気」
三菱ロスナイ「第1種熱交換型換気」の特徴としては、
- 省エネで熱交換換気をしてくれるので、電気代も抑えつつ、部屋の温度を快適に
- 微小粒子状物質を95%取り除くフィルター付き
- 部屋ごとに個別に換気可能
と快適な空間を作るのに長けています。
累計720万台も売り上げている三菱ロスナイは、換気の評判も非常に良いです。
パナソニック24時間換気システム
一方、パナソニックの方の特徴は
- 外気を室温に近づけてから取り入れるので、熱交換率が非常に良い
- 天井裏に換気ユニット、ダクトを置くためインテリアがスッキリ
という点。
特に、冬場なんかは外の空気をそのまま家に入れたら暖房の熱が無駄になります。
そんな時に、部屋の温度になるべく近づけてから空気を取り込んでくれるので、新鮮で尚且つ暖かい空気で換気することができます。
パナソニックの換気システムも、業界大手だけあって評判が良いですね。
アイフルホームの標準仕様【屋根】
アイフルホームの標準仕様の屋根は「スレート瓦」
陶器瓦やガルバリウムを採用する場合は、オプション費用がかかってしまいます。
ケイミュー「コロニアルグラッサ」
標準で取り扱っているケイミューの「コロニアルグラッサ」は
- メンテナンスの手間が少なく、手頃な価格で施工が可能。
- 軽量で地震に強く、雨や火災など他の災害にも強い。
- コロニアルの中で高めなグレードになっていて、高寿命、高耐久、耐色褪せに強い。
のが特徴。
メンテナンスが楽なのと、仮に取り替える時もそこまでコストがかからないのは魅力的です。
性能も申し分なく屋根デザインの種類も割と豊富です。
外壁もケイミューなので、トータルコーディネートが可能なのも魅力的ですね。
断熱材
アイフルホームの断熱はかなり高レベル。
特に価格は最も高いですが、FAVO P仕様のパネル断熱は非常に高い水準の断熱性能です。
アイフルホームでは断熱仕様を3段階に分けています。
- FAVO P仕様(パネル断熱)
- FAVO A仕様(吹付断熱)
- FAVO G仕様(グラスウール断熱)
この中で標準仕様はA仕様で、吹付断熱材「フォームライトSL」を使用しています。
フォームライトSLは、
- 接着力やフォームの伸縮性が強く、木材の痩せにも対応していて、経年劣化に強い。
- 施工によるバラつきが少ない
- 熱伝導率=0.036W/m・k
というのが特徴。
場合によっては、グラスウール断熱のG仕様が標準の店舗があるようですが、基本的にはA仕様の方が良いです。
また、P仕様には「ネオマフォーム」という、より高性能な断熱材がありますが、A仕様でもZEH対応の家にすることができるので、かなり断熱にこだわりたい方以外は無理にグレードアップをする必要はないでしょう。
ちなみに、A仕様→P仕様でざっくり数百万円(10%くらい)の価格差があるので要注意です。
アイフルホームの標準仕様【気密性】
気密性については、数値ではっきりと謳われている標準仕様はありません。
とはいえ、先ほどチラッと紹介した断熱仕様「FAVO P仕様」では、気密性の測定が推奨されています。アイフルホームから推奨されています。
ちなみに平均C値0.52とのことでめちゃくちゃ気密!
ということは、かなり自信があるのは確か。
アイフルホームの加盟店によると、FAVO A仕様(真ん中のグレード)でもC値は0.59とかなり高水準。であれば、P仕様であればさらに良い数値を出せるのも当然ですね。
もちろん、間取りや家の大きさによってもかなり変わってくる部分なので一概には言えませんが、性能がいい住宅なのは確かですね。
アイフルホームの標準仕様【構造・工法】
アイフルホームは、標準仕様で「グランドスクラム構法」を採用。
なにそれ?と思う方、こんな感じです。
アイフルホームの「グランドスクラム構法」は
- 「オール集成材」:強度が強い集成材を使用。
- 「テクノスター金物」:地震の力が集中しやすい接合部の強度を高めるために使われる。
- 「各種換気工法」:湿気がたまりにくい構造で木材の腐食や劣化を抑える。
- 「剛床工法」:1階も2階も床の厚みを28㎜にして、ねじれやゆがみを少なくし床のたわみや床鳴りを抑制する。
家を作る構造材の全てが、「集成材」
集成材は品質のばらつきが少ないので、一般的に品質が良いものとされています。
引用:アイフルホーム
また、車の防錆技術を活かしたテクノスター金物は、強度も高められる上に110年以上の耐久性も確保しています。
家の周り全体を換気する工法により、床下や天井の気づかぬ間の腐食を防ぐのも強い。
そして、シンプルに床の厚みを厚くすることによって、床の剛性を高くしています。
ちなみに、グランドスラムじゃなくてグランドスクラムです。
テニスとも野球とも無関係でした。
語源については必要とあらばアイフルホームさんに問い合わせるのでご連絡ください。
アイフルホームの標準仕様【耐震等級】
そんなグランドスクラム構法を用いたアイフルホームの家は、全棟が耐震等級3相当。
施主が希望すれば等級取得ができるので、長期優良住宅などにも対応可能です。
また、アイフルホームでは次世代制振システム「EVAS」も採用。
繰り返しの地震に強く、地震の際の建物の変形量を1/2に抑えられるシステムです。
すごいですよね。標準仕様ではないですが。
ちなみに、最近の耐震等級では「震度○までの地震で崩れないか」というよりも「震度○の地震を何発耐えられるか」が重要視されているそうです。
1回目は耐えても、2回目で倒壊してしまったら、耐震等級ってなんだろう?ってなりますからね。
地震大国である日本だからこそ、各メーカーがノウハウを培っているとも言えますね。
先ほど紹介したグランドスクラム構法の一つ「テクノスター金物」は、阪神淡路大震災の時に、金物の強度が原因で倒壊している家屋が多かったことから開発されたそうです。
アイフルホームの標準仕様【基礎】
アイフルホームの標準仕様の基礎は、ベタ基礎。
最近ではほとんどのハウスメーカーがベタ基礎を採用しています。
高い耐震等級を取るのに欠かせないのがベタ基礎ですね。
また、アイフルホームでは地盤調査の際にも一般的なスウェーデン式サウンディング試験を行いつつも、新技術であるスクリュードライバーサウンディング試験を実施し、より正確に地盤調査をしています。
横文字だらけでよくわからないと思いますが、わからない方は、地盤調査も2段階でやっていて安心!くらいのイメージで大丈夫です。
アイフルホームの標準仕様【アフターフォロー】
住宅の性能や住宅設備の豪華さと同じくらい重要なのが、アフターフォロー。
アイフルホームのFAVOシリーズでは、設備を長く使うことを前提に、故障や不具合が起きた場合でも10年間無料で修理してくれます。以下の設備が対象です。
- 給湯器/エコキュート
- システムキッチン
- システムバス
- 洗面化粧台
- 多機能便座
通常、住宅設備の保証は「設備ごとにメーカー保証に準じる」ことが多く、保証期間も2~5年程度が多いです。
それに比べて、10年間無料で保証してくれるアイフルホームは、アフターフォローも手厚い方ですね。
安心です。
アイフルホーム「aya」の標準仕様は?
「aya」はアイフルホームの平屋プランです。
基本的には、ここまで紹介してきた「favo」の標準仕様と同等となります。
通常、平屋よりも2階建の方が坪単価で見ると安くなるのですが、ayaの場合は大差なく建てられたという声が非常に多いです。
標準仕様で満足できるからこそかもしれませんね。
アイフルホーム「セシボ極」の標準仕様は?
「セシボ極」は、アイフルホームの中でも高性能なグレードで、
一条工務店とも比較されるような機能の高さが魅力的な商品でした。
・・・でした。ということで今はありません。
現在は「FAVO」に統合され、「セシボ極」の名前は使われていません。
そのため、セシボ極を選ぶことはできませんが、FAVO自体が高性能でローコストであるため、
現状ではFAVOが一条工務店と比較されることも多々あります。
FAVOはアイフルホームの色々な商品を統合した傑作って感じですね。
アイフルホーム「FAVO P」の気密性が標準仕様ですごい?
断熱性能の部分で触れましたが、標準の「FAVO A」でかなり高水準な断熱性能です。
ですが、追加費用を払うことでさらに高いグレードの「FAVO P」にグレードアップすることができます。
FAVO Pはパネル断熱で、高性能なフェノールフォームを用いた仕様。
一坪あたり7~8万円の追加費用で
「FAVO A」→「FAVO P」にグレードアップさせることができます。
で、その「FAVO P」の気密性が標準で凄いのです。
気密性を表すC値の平均値が0.52です。
- 一条工務店が公式で発表しているC値が、0.59
- スウェーデンハウスがC値0.62
ということで、高級ハウスメーカーにも引けを取らない気密性になります。
もちろん、他の標準の部分での差はあるかもしれませんが、気密性や断熱性能を見るのであれば、ローコスト住宅とは思えないですね。
まとめ:アイフルホームと比較したいハウスメーカーは?
基本的にはハウスメーカーは比較が重要。
アイフルホームの標準仕様の特徴をまとめると、
- コストパフォーマンスが良く、当然LIXIL製品に強い
- 断熱性能や気密性も高い水準
といったところでしょう。
これを踏まえて、ぜひ比較して欲しいのが
です。
一条工務店は価格帯こそ高いものの、断熱などの機能はトップクラス。
アイ工務店やタマホームは、ローコスト(準ローコスト)で特にコストパフォーマンスの面で比較したいハウスメーカーですね!
やばくなったら、すぐ消します。
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