パナソニックホームズで家を建てようかな・・・でも何がすごいんだろう?
やっぱり比較するためにも、標準仕様は知っておきたいな
そんな悩みに答えます。
パナソニックホームズは、パナソニックグループが長い歴史の中で生み出してきたノウハウをふんだんに詰め込んだ、高級ハウスメーカー。
パナソニックホームズに限らずですが、どんなハウスメーカーも標準仕様を知ってから検討するべき。
なぜなら、標準仕様を知らないと契約時や着工後・住み始めた後に後悔が生まれやすいからです。
イメージしたい暮らしと各ハウスメーカーの特徴を照らし合わせて、後悔のない家づくりをしたいですね。
また、「標準仕様」は店舗や営業マンによっても変わります。
正確な情報を提供するように細心の注意を払ってはいますが、どうしても正確な情報が気になる場合は、カタログ請求やハウスメーカーへの問い合わせをしていただくのが確実です
やばくなったら、すぐ消します。
パナホについて・坪単価について
まずは、パナソニックホームズについてです。
知ってるよ!とか興味ないよ!という人は飛ばしてくださいね。
パナソニックホームズは、注文住宅以外にも
- 分譲住宅
- マンション
- 賃貸住宅経営
- 土地活用
- リフォーム
- 住宅の売買
を手掛けている会社。
1963年の創業以来、たくさんの住宅や建物を手掛けてきました。
2023年で60周年ということもあり、ハウスメーカーの中では老舗の部類ですね。
創業者の松下幸之助さんは「住まいは人が暮らしていくうえで最も大切なもの。それにふさわしい良い家をつくりたい。」という想いで家づくりを始めました。
パナソニックの生みの親、松下幸之助さんは家づくりにも力を入れていたようで、パナソニックホームズも今では立派な大手ハウスメーカーというわけです。
パナソニックホームズの気になる坪単価は?
良い会社なのは分かっていても、予算オーバーで検討できない・・・
我が家もそんなハウスメーカーはたくさんありました。笑
というわけで、目安にはなりますがパナソニックホームズの坪単価について触れますね。
結論から言うと、人気のカサート(今回取り上げる標準仕様はカサートがベースです)の坪単価の目安は80~100万円ほどです。
もちろん、坪数やオプションによってかなり変動幅があるので、あくまでも目安になります。
他にも
- フォルティナ
- カサートプレミアム
- ウチとソトをつなぐ平屋
- エル・ソラーナ
など、プランはたくさん。
全体の坪単価は、70~150万円とプランによってもかなり価格の目安は変わります。
いずれにせよ、高級メーカーの部類になります。
とはいえ、提案力が高いメーカーでもあるので、少ない予算でも良い提案を受けられる場合もあります。
パナソニックホームズの標準仕様【キッチン】
キッチンに限らずですが、だいたいPanasonic製品が標準仕様です。
そりゃそうですよね。笑
とはいえ、変更しようと思えばオプション費用を追加することで他メーカーのキッチンを採用することも可能です。
Panasonic「ラクシーナ」
Panasonic「ラクシーナ」は、他の高級ハウスメーカーでも標準仕様で採用されている、大人気モデル。
特徴としては
- 10年ファンのお掃除不要レンジフード
- 傷にも汚れにも強い「スゴピカ素材」のシンク
- 置きラク収納で、容量たっぷりなのにらくらく出し入れ
- 手元にあって使いやすいクッキングコンセント
といった感じ。
プランもたくさんあってデザイン性も抜群ですよ。
また、コンロも横並びに3つあるので、奥のコンロに手を伸ばす必要がなくて調理もしやすいです。
ちなみに、パナソニックホームズではラクシーナの上位クラスの「Lクラス」を割と安めのオプションで採用することもできます。
とはいえ、性能的にはラクシーナもかなり満足できるキッチンなので、あまり「Lクラス」を採用する人は多くないようですね。
パナソニックホームズの標準仕様【お風呂】
キッチン同様、お風呂もPanasonic製品。
もちろん他メーカーのお風呂も採用できますが、Panasonic「オフローラ」がかなり強いので、わざわざオプション費用を払って変更するのであれば、最初から別の標準仕様を持つ他のハウスメーカーにした方が安上がりな気もします。
気を取り直して、Panasonicのお風呂は、「オフローラ」。
- スゴピカ素材で、浴槽やカウンター、水栓もお掃除が楽々
- 滑りにくくて安心安全のスミピカフロア
- オプションが豊富でデザイン性が高い
- 暖房換気乾燥機が標準でついている
というのが特徴で、老若男女誰にでも相性の良いお風呂ですよ。
さらに、オプションにはなりますが「酸素美泡湯」も採用できます。
特徴は
- 普通のお湯より洗浄力が高い
- 湯上がり後も湯冷めしにくい
- 肌の潤いが長続きする
と、健康面・美容面ともにメリットがあります。
個人的には、高い金を払って他のメーカーのお風呂を採用するよりは、オフローラに酸素美泡湯をトッピングする方が満足度が高いです。
パナソニックホームズの標準仕様【洗面台】
キッチン・お風呂同様、洗面台もPanasonic製品が標準仕様。
店舗によって選べるのが違うようですが、いずれも中間グレードの洗面台になります。
シーライン
Panasonic製の洗面台の1つ目はシーライン。
- 収納が欲しい人のためのキャビネットプラン
- 床掃除を簡単にしたい人のためのフロートプラン
- 収納もインテリアにしたい人のためのオープン棚プラン
- 2人以上で広々と使いたい人のためのワイドカウンタープラン
から選ぶことができます。
また、LED照明でウェットエリアがあるので、掃除自体もしやすいです。
暮らしごとにぴったりのプランが選べるのが素晴らしいですよね。
ウツクシーズ
Panasonicの洗面台の2つ目はウツクシーズ。
- キッチンと同じく「スゴピカ素材」で汚れが付きにくく手入れもラクラク
- 明るく美しい照明で、シャープな印象の洗面台に
- タッチレス水栓で、衛生的
といった特徴があります。
掃除のしやすさというか清潔感の保ちやすさに特徴がある製品。
見た目的にもウツクシーので、どんな洗面所にも合いそうです。
パナソニックホームズの標準仕様【トイレ】
もちろん、トイレもPanasonicが標準仕様。
c「アラウーノ」が標準になります。
今まではS141というグレードでしたが、廃盤になり現行はS160とのこと。
大きな変更はないようです。
いずれにせよ、こんな特徴です。
- 流すたびにトイレを泡洗浄してくれる「激落ちバブル」
- お掃除が簡単な「スゴピカ素材」
- トイレが広々な、タンクレス仕様
- スキマレス設計で、汚れが入る隙間がほぼない
- トリプル汚れガードでさらに汚れを防ぐ
隙間などが少ないタンクレス仕様なのと、激落バブルやスゴピカ素材のおかげで掃除がとにかく楽。
会社のトイレがこれですが、めちゃくちゃいいです。
よくいく電気屋のトイレもこれですが、めちゃくちゃいいです。(2回目)
パナソニックホームズの標準仕様【床材】
床材はさすがに他のメーカーでしょ。
と思っちゃいますが、床材もPanasonic製品が標準です。
メインで選べる2種類を紹介していきますね。
いずれも「突板フローリング」という、合板の表面に薄い無垢材を貼ったタイプになります。
ベリティスフロアーWクラフト
まず一つ目が、ベリティスフロアーWクラフトという製品。
特徴は
- 抗菌・抗ウイルス加工がされているので、清潔
- 「ブラッシング加工」で木目の立体感と心地よい肌触り
- ワックスなしでお手入れはから拭きだけ
- 熱に強いので床暖房にも対応
- 食べこぼしや落書きなどの汚れがつきにくい
といったもの。
カラーも豊富で、どこの空間でもマッチしやすい床材になっています。
ちなみに、ベリティスはペットや水回りに非対応となっています。
アーキスペックフロアーWクリア
もう一つの標準の床材が「アーキスペックフロアーWクリア」
こちらの特徴は
- 人とペットの共生に配慮したペット対応床材
- トリプルガードハード塗装により、水に強く水回りが得意
- アレル物質を90%抑制
- ワックスなしでお手入れはから拭きだけ
- 熱に強いので床暖房にも対応
先ほど紹介したベリティスとの違いは、「木目の肌触りは劣るものの、水回りやペット環境にも対応している」ということ。
部屋によって使い分けるのがおすすめです。
こちらもそれなりにカラーは豊富ですよ。
パナソニックホームズの標準仕様【建具】
いやいや建具(室内ドアや階段)くらいはPanasonic製じゃないよね?
残念(?)でした。建具ももちろんPanasonic製です。
ここまでくると笑えてきますよね。これだけ手広くやってるPanasonic、シンプルにすごいです。
ベリティス
Panasonicがやってる建具は「ベリティス」という製品。
ベリティスには
- シンプルデザインの「スタンダードレーベル」
- アレンジ&カスタムができる「クラフトレーベル」
- 存在感のあるハイドア「プラスレーベル」
と3種類あります。
また、色柄も16種類あるので、48種類のドアから選べることになります。
さらに、ハンドルやガラスもセレクトできるので、合計827種類のドアから選べます。すごい!
“家一軒まるごと「ベリティス」で空間づくりができる”
というコンセプトに違わない種類の多さ。
大満足の建具ですね。
パナソニックホームズの標準仕様【天井高】
パナソニックホームズの「カサート」の天井高は標準で2400mm。
他ハウスメーカーでも一般的な高さとされています。
また、先ほど紹介したドア「ベリティスのプラスレーベル」であれば、ハイドアが採用できます。
天井高は一般的ですが、ハイドアを取り入れることによってかなり視覚的には広い空間を作れます。
とはいえ、実際の高さを上げるオプションも可能なので、要家族会議ですね。
パナソニックホームズの標準仕様【壁紙(クロス)】
ついにきました。壁紙の標準は、Panasonic製品ではありません!
- サンゲツのEBクロス
が標準になります。
とはいえ、パナソニックホームズオリジナル仕様になります。
特徴としては
- EB照射とフィルム構造で汚れや傷に強い
- 一般の壁紙よりもひび割れしづらい
- 空気を汚さない清潔な壁紙
といったもの。
壁紙大手のサンゲツが製造しているだけあり、性能面はバッチリです。
あとはお気に入りのデザインがあるかどうかですが、家づくりの途中段階になるとハウスメーカーから分厚いカタログが渡されます。
パナソニックホームズのものは、実際に建て始めないと分からないのですが、サンゲツの公式でEBクロスのカタログはダウンロードできるため参考までに貼っておきますね。
もし、好みの壁紙が見つけられなければオプションも検討するようにしましょう。パナソニックホームズに限らず、壁紙でオプションを採用する人は多いです。
ちなみに、2011~2013年ごろのEBクロスは不具合が多くリコールがあったようですが、現状は大丈夫とのことです。
パナソニックホームズの標準仕様【窓・サッシ】
Panasonicでは、室内窓は取り扱っていますが、外用の窓はありません。
ということで、パナソニックホームズの窓は三協アルミの製品が標準仕様になります。
三協アルミ「アルジオ」
パナソニックホームズで標準採用されている三協アルミ「アルジオ」の特徴は
- フラットレールでサッシのレールが掃除しやすい
- アルミ樹脂複合で断熱性能も高い
- 換気用のストッパーがあり子供でも安心
- オプションで指挟み防止も可能
- 防犯対策の2ロックで不審者を簡単には侵入させない
といったもの。
アルミ樹脂複合サッシは、従来のアルミ窓に比べて断熱性能がさらに高いです。
子育て世帯には嬉しい機能も多く、バランスの良い窓です。
一方、寒冷地では断熱性能が足りない場合もあるので、寒さ対策をしたい場合はオプションの採用も検討したい部分ですね。
パナソニックホームズの標準仕様【玄関ドア】
パナソニックホームズの玄関ドアは、
- YKK AP
- LIXIL
- 三協アルミ
が標準仕様になります。
とはいえ、各メーカーの既存品ではなくパナソニックホームズオリジナル仕様が標準になります。
共通なのは
- 断熱タイプのドアであること
- スマートキーはオプションになること
です。
個人的には、スマートキーは多少費用がかかっても採用するべきオプションだと思っています。
パナソニックホームズの標準仕様【外壁】
パナソニックホームズの外壁は、「ニューテクノロジーセラミック」が標準。
NTCと略されたりする外壁で、通常のサイディングにセラミックコートの塗装をしています。
- 工場塗装により品質が安定
- 部分的に色や質の変更が可能
- 耐久性もバッチリ
といった特徴を持っています。
しかし、10~15年ほどでセラミックの塗り直しが必要になるので、メンテナンス費用を考えて「キラテック」を採用する人も多いです。
「キラテック」はオプション
NTC(ニューテクノロジーセラミック)も良い外壁なのですが、パナソニックホームズ施主がよく選ぶのは「キラテック」
こちらはオプションなのですが
- セルフクリーニングで60年間塗り替え不要
- 高級感のある外観
- 空気中の有害物質を浄化してSDGs的にもエコ
といった特徴を持っています。
基本的にはタイルなので質感・耐久性ともに超ハイレベルな外壁です。
パナソニックホームズの標準仕様【屋根】
パナソニックホームズの屋根は
ケイミュー「コロニアルグラッサ」が標準です。
- メンテナンスの手間が少なく、手頃な価格で施工が可能。
- 軽量で地震に強く、雨や火災など他の災害にも強い。
- コロニアルの中で高めなグレードになっていて、高寿命、高耐久、耐色褪せに強い。
のが特徴。
メンテナンスが楽なのと、仮に取り替える時もそこまでコストがかからないのは魅力的です。
性能も申し分なく屋根デザインの種類も割と豊富です。
とはいえ、パナソニックホームズレベルなら標準で他の屋根材も用意しておいて欲しいところ。
「釉Cフラット」はオプション
ちなみに、人気のオプションとして「釉Cフラット」という瓦もよく採用されています。
「釉」は「うわぐすり」と読みます。
イメージ的には「粘土に釉を塗って焼いた瓦」です。
陶磁器の表面に焼き付けることで、
- 美観
- 強度
- 耐久性
を上げる効果があります。
ということで、「釉Cフラット」は「スーパー陶器瓦」という感じですね。
瓦のデメリットとしては、耐震性が落ちることがよく挙げられますが、パナソニックホームズは構造や基礎での耐震性を確保した上で設計されているので、特に心配は要りませんよ。
パナソニックホームズの標準仕様【断熱】
パナソニックホームズは断熱等性能等級6(最高ランク)に対応しています。
鉄骨住宅は断熱性能が落ちがちですが、パナソニックホームズはかなり高水準です。
詳しく見ていきますね。
家まるごと断熱
俗にいう外張り断熱で、主に「ロックウール」を断熱材として仕様しています。
- 屋根:ロックウール210mm
- 床下:ポリスチレンフォーム90mm
- 外壁:ロックウール160mm
が敷き詰められています。
地熱の活用
自然から生まれる熱を床下から取り入れて、温度を安定させています。
外気に比べて安定している床下の温度をうまく利用することで、外気の影響を室内が受けづらくなっているんですね。
標準仕様で「ハイグレード断熱」
ここまで紹介した高い断熱性能は「ハイグレード断熱」によるもの。
スタンダード断熱という下のグレードを選べば、20~30万円減額になります。
しかし、壁や床下の断熱材が薄くなったり、窓のアルゴンガスが抜かれます。
個人的には、20~30万円程度で住宅の性能を落とすのはマジでオススメできないので、標準の「ハイグレード断熱」のままにすることを強くお勧めしますよ。
パナソニックホームズの標準仕様【構造・工法】
パナソニックホームズの構造・工法の標準仕様は、制震鉄骨軸組構造(HS構法)になります。
なんじゃそれ?と思うような字面ですが、「鉄骨で地震に強いつくり」でOKです。
ビルの建築などで培ったノウハウを住宅用に展開したパナソニックホームズの技術になります。
- 超高層ビルで用いられる「座屈拘束+低降伏点鋼」で地震の際に建物の材料が歪むのを防ぐ
- 強固な構造体で、繰り返し地震にも対応。(震度7の地震200回以上)
- 制震のアタックダンパーが地震エネルギーを超吸収
というのが主な特徴です。
初めて見た文字ばかりでわかりづらいと思いますが、さまざまな住宅の耐震性能や構造を見てきた私的に、パナソニックホームズの構造の強さはトップクラスです。安心してください。
パナソニックホームズの標準仕様【基礎】
パナソニックホームズの基礎は、標準で「布基礎」です。
よく使われる基礎に「ベタ基礎」がありますが、
- 「ベタ基礎」は木造住宅に
- 「布基礎」は鉄骨住宅に
適している基礎です。
木造住宅は躯体が軽いので(そうはいってもめっちゃ重い)面で支えるベタ基礎が向いています。
一方、鉄骨住宅は躯体が重いので(超重い)、線や点で支える布基礎でないと支えきれないのです。
ちなみに、布基礎といっても家の下に布を敷いているわけじゃないですよ。鉄筋コンクリートなので安心してください。笑
また、地盤調査を行い必要であれば地盤改良も行います。
地盤改良については苦い記憶を記事にしたので気になる方は読んでみてください。
パナソニックホームズの標準仕様【耐震】
先ほどの構造の部分でもお話しましたが、パナソニックホームズは超耐震性能が高いです。
標準仕様で、最高ランクの耐震等級3を獲得しています。
耐震性能の高さは、先ほども紹介したように
- 鉄骨に強い布基礎で基礎から強化
- 高層ビルのノウハウを活かした耐震構造
- 最先端の制震システム
が特徴です。
ちなみに、いわゆる地元の工務店などで「うちは耐震等級を取得していないけど地震に強いよ」と言う会社もありますが、ちょっと不安ですよね。
パナソニックホームズを含め、大手ハウスメーカーであれば「数字を出せば納得してくれるし、認定を必ず受けられる自信がある」ので、耐震等級を獲得しているメーカーが多いです。
パナソニックホームズの標準仕様【照明】
大手ハウスメーカー含め、多くの会社では照明は施主支給やオプション扱いが多いです。
しかしそこはさすがパナソニックホームズ。
Panasonic製の照明が標準仕様になります。
- 普通のシーリングライト
- センサー付きのダウンライト
- スピーカー付きのライト
など種類は豊富。
家電は多少安くなる程度
ちなみに、照明とは別にPanasonicでは多くの家電を取り扱っています。
パナソニックホームズで家を建てればPanasonicの家電、超安いんじゃね?
と思うかもしれませんが、そうでもありません。
結論から言うと、家電量販店で値引き交渉した方が安いです。
とはいえ、家電量販店に行くのが面倒で一括でハウスメーカーに任せたい人にとっては、なかなか魅力的な価格になりそうですよ。
パナソニックホームズの標準仕様【コンセント】
パナソニックホームズはコンセントもPanasonicです。
- テレビやLANの端子など、特殊な形状の穴も一緒になっているマルチコンセント
- 通常のダブルコンセントは各部屋に2つ以上設置できる
- 水回りはアース付きコンセント
- 屋外にはEV充電コンセントや防水コンセント
など種類も豊富なので、多めに設置しましょう。
一定以上はオプションになりますが、コンセントは費用を払ってでも追加するのがお勧めですよ。
パナソニックホームズの標準仕様【換気システム】
パナソニックホームズの換気システムは標準仕様で「第1種換気システム」
第1種換気というのは、給気も排気も機械で行うシステム。
他によく使われる第3種との違いは
- コストが高い
- 室温への影響が少ない
ということ。
特に、室温への影響が少ないというのは、第1種換気システムが熱交換型だからです。
外からの空気を取り込む際に、機械で温度を部屋の温度に近づけて取り込むことができるので、寒いとか暑いの影響が極端に少ないんですよね。
そして、パナソニックホームズではPanasonicの地熱利用エコナビ換気システム「HEPA+」を採用しています。
「HEPA+」は、床下から取り入れた外気をHEPAフィルターを通してダクト経由で清浄な空気を供給し、トイレや洗面から排気するシステムです。
HEPAフィルターというのは、空気中の0.3μm以上の粒子を捕まえられるフィルター。
1μmが0.001mmなので0.3μmは0.0003mmです。とにかくめちゃくちゃ小さい粒子も捕まえられるフィルターを備えていますよ、ということです。
「エアロハス」はオプション
人気の全館空調設備「エアロハス」はオプションになります。
基本的な価格は200万円程度ですが、家の広さによって前後するので参考程度になるでしょう。
また、エアコンを何台も設置するよりも、年間の電気代は約10万円抑えられるというのがパナソニックホームズの見解です。
ということで20年で元は取れます。電気代が高騰しているので、さらに早く元が取れるかもしれませんね。
とはいえ、メンテナンス費用もかかるので、好みの問題になりそうです。
パナソニックホームズでは「IoT」も標準!?
パナソニックホームズでは、IoTも推進していてHEMSを導入しています。
HEMSというのは「Home Energy Management System(ホームエネルギーマネジメントシステム)」の略で、電力やエネルギーの可視化と、家電や設備を最適に生業するための管理システムです。
特に、PanasonicグループでやっているスマートHEMSなら
- スマホでお風呂の湯を沸かす
- 閉め忘れた家の鍵をスマホで閉められる
- 電気を使いすぎた際にエアコンを最適に省エネ調整してくれる
などめちゃくちゃ便利です。
HEMS自体は、政府が2030年までに全世帯へ設置することを目標としているので、標準で設置できるパナソニックホームズは最先端です。
ただ個人的には、本当に目標にしているなら補助金や助成金が出そうなので、無理して今取り入れるべきとも思いませんが・・・便利なのは確かです。
パナソニックホームズの標準仕様【アフターフォロー】
パナソニックホームズの標準のアフターは
お客様の安心と満足のために「生涯おつきあい」
をテーマに長期間にわたってフォローしてくれます。
- 60年長期保証延長システムで、点検とメンテナンスを途切れず繰り返し保証してくれる
- 定期点検・メンテナンスサポートやリフォームで、長く面倒を見てくれる
- 24時間365日相談受付サービス
となかなか手厚いです。
特に、将来のリフォームの提案を受けられるのは、ライフステージが変わった時に備えて安心できる材料ですね。
パナソニックホームズの標準仕様【まとめ】
パナソニックホームズは標準仕様で、Panasonic製のレベルの高い設備が採用できるのが最大の強みです。
また、鉄骨でありながら断熱性能はトップレベルで、住宅の性能としても申し分ないですね。
とはいえ、せっかくなので下記のハウスメーカーと比較するのがお勧めです。
最終的にパナソニックホームズを選ぶにしても、他の比較材料がないと何が強みでどんな家づくりをすれば良い家ができるのか分からないですもんね。
やばくなったら、すぐ消します。
やばくなったら、すぐ消します。
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