ローコスト住宅はやばい!恥ずかしい!という人はぶっちゃけ何もわかってない

ローコスト住宅 実際

ローコスト住宅ってやばいんでしょ?

ローコスト住宅に住むのは恥ずかしいのかな・・・

そんな悩みを解決します。

我が家はローコスト住宅を建てましたが、

結論からいうと、別にやばくないし恥ずかしくもありません。

というわけでローコスト住宅に着せられた濡れ衣を必死で脱がせていくとします。


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目次

ローコスト住宅ハウスメーカーの金額の相場

お金はどんなかんじなのかな?

まずは、ローコスト住宅と呼ばれるメーカーの金額の相場についてです。

結論から言うと、こちらのローコスト住宅ランキングの記事でまとめている坪単価を見ると、56.2万円でした。

スクロールできます
順位ハウスメーカー坪単価平均
18位桧家住宅70.6万円
17位アイ工務店68.9万円
16位ヤマダホームズ68.8万円
15位アキュラホーム66万円
14位ヤマト住建61万円
13位アエラホーム59.1万円
12位泉北ホーム59万円
11位クレバリーホーム58.9万円
10位タマホーム57.8万円
9位アイフルホーム56.6万円
8位レオハウス54.8万円
7位アイダ設計54.1万円
6位富士住建52.3万円
5位秀光ビルド48万円
4位エースホーム47.5万円
3位サイエンスホーム47.1万円
2位飯田産業45.1万円
1位ロビンスジャパン36.7万円
※おうちづくりドットコム調べ

当サイトで取り上げていないメーカーがあったり、オプションを大量に採用した方が多かったりしたので比較的高いかもしれません。

ただ、ネット上でいわれているように30万円~50万円をローコストとするのは昨今の物価高もあり難しいかもしれません。

そのため2023年現在は、60万円台を切っていれば十分ローコストの領域に入るはずです。

仮にローコストの平均坪単価が56.2万円で平均坪数が38坪だとすると、2100万円程度になるので、安いですね。

大手ハウスメーカーの坪単価85万円で同じ坪数だとすると、3230万になるので、1000万円以上も安いです。

ローコスト住宅がやばいと言われる理由

やばい家!の画像

では、ローコスト住宅がやばいと言われる理由を見ていきましょう。

個人的には、建てる前も建てた後も、別にやばいと思ったことはありません。

とはいえ、インターネット上や口コミでは、「〇〇だからやばいんじゃないか?」という意見が腐るほどあるので、それらを見ていきましょう。

寿命が短い・アフターフォローが弱め

寿命が短いかはさておき、アフターフォローが弱めなのは事実です。

超大手ハウスメーカーのセキスイハイムと、ローコスト大手のアイフルホームを比較してみましょう。

セキスイハイム60年間無償点検/30年長期保証
アイフルホーム20年間無償点検/10年初期保証(延長も可能)

ということで、だいぶ差があります。

タマホームやレオハウスなど、ローコストでも60年間無償点検をやっている会社はあります。

しかし、保証の手厚さはやはりセキスイハイムには適わない印象です。

タマホーム10年
レオハウス10年

10年保証されていれば十分と思うか、30年保証で安心したいと思うか、価値観がわかれるところではありますね。

ちなみに、寿命に関しては「多くのローコストハウスメーカーの住宅がまだ着工後30年も経っていない」のでなんとも言えないです。

とはいえ、長期優良住宅を無理なく獲得できることを考えると、寿命が短いと断言するのはおかしいですね。

設備のグレードが低め

ぼろぼろのキッチンの画像
こんなにボロボロのわけないですが。笑

当然といえば当然ではありますが、大手ハウスメーカーと比較すると設備のグレードは低めです。

こちらの記事でそれぞれ具体的に紹介してはいますが、設備の花形「キッチン」で比較してみましょう。

(もちろん、メーカーによって力を入れている設備は違うので、そこはご了承ください)

住宅メーカー最強との呼び声もある(?)ヘーベルハウスと、ローコスト最大手のタマホームで比較します

ヘーベルハウスLIXIL「リシェルSI」
タマホームLIXIL「エーエス」

ということで、最上級グレードを選べるヘーベルハウスと、スタンダードキッチンが標準になるタマホームとやはり違いがあります。

我が家はタマホームで家を建てましたが、キッチンは重要視していたので標準ではなくオプションを採用しました。

もちろん、キッチン以外でもグレードに差はやはりあります。高級メーカーではタンクレストイレが標準だったりします。

ですが、

あれもこれも最高じゃないとダメ!

というわけでなければ、ローコストメーカーを選択して重要視する設備だけグレードを上げたほうが安上がりだったりもします。

ちなみに、ローコスト住宅の安さの1つに、「スタンダードな設備を大量に仕入れして仕入れ値を下げている」というものがあるので、オプション使用の場合の価格差が大きかったりします。なので、大量にオプションを採用するのはちょっと危険です。

住宅性能も低め

こちらも当然ではあるのですが、高級メーカーと比較すると住宅性能は控えめです。

住宅性能で最も重要といっても過言ではない断熱性能を比較してみましょう。

最強の性能と名高い一条工務店と、またまた登場のローコスト最大手タマホームで比較します。

一条工務店ua値0.25
タマホームua値0.55

一条工務店が倍以上の数値で断熱性能が高いです。

ただ勘違いしてほしくないのですが、タマホームのua値0.55もかなり優秀な数値です。

北海道・北東北以外ではZEH基準を満たす数値なので、ぶっちゃけ十分ですね。

ちなみに一条工務店の0.25だと、HEAT20 G3という最高の基準もクリアしちゃいます。

HEAT20 G3というのは、真冬で暖房を使っていなくても15度を下回らない住宅基準なので、一条工務店で建てた人が真冬も家の中では半袖という噂も、現実味を帯びてきますね・・・

ぱぱまる

一条やべ~ けどタマホームでも十分じゃない・・・?

間取りの自由度も低め

うーん。間取りの自由度が極端に低いかと言われると、そうでもないかと思います。

とはいえ、ローコスト住宅の多くがこんな欠点があるので、相対的にみると間取りの自由度は低いかもしれません。

  • コストカットのために、営業が図面を書く(設計は契約後に調整しにくる程度)
  • 打ち合わせ回数が多くないので、詳細にやりとりするのは難しい(施主次第)
  • 自由設計にするとコストが高くなるので、ローコストのうまみがなくなる

そのため、100%完全に自由設計ですべて自分の思い通りの家!というのはローコスト住宅では難しいかもしれません。

ですが、住宅性能を担保しつつやれるだけのことはやってくれるので、デザイナーズハウスみたいなのに住みたい人以外には大きなデメリットにはならないと思います。

施工ミスが多い

施工ミスが多いのが、ローコストの弱みと言われがちですが、実際そんなことがあるでしょうか?

実際に情報が出ていないのでなんとも言えませんが、施工ミスに関しては多いと断言できません。

理由は2つあります。

  • ネット上の口コミなどを見ても、もちろんローコストでの施工ミスもあるが、大手での施工ミスもかなり多く見られるから
  • 建築業者次第だから

とはいえ、会社によっては突貫工事で工期を短くしてコスト削減するパターンもあるので、そういったイメージが「ローコスト=施工ミスが多い」になっているのかもしれません。

コスパがやばい

ここまでは、悪い意味でのやばい要素のお話をしてきましたが、良い意味でヤバい一面もあります。

それはもちろん、コスパです。タマホームとセキスイハイムを比較してみます。

HM性能坪単価
タマホームc値0.5 ua値0.55 耐震等級357.8万円
セキスイハイムc値? ua値0.4 耐震等級386万円
セキスイハイムはタマホームと同じ木造での比較です

ちなみに、資源エネルギー庁の資料によると、ua値が0.6以下であれば4~7地域であればZEH基準のua値となります。

なのでタマホームでも標準でZEH基準を十分に満たせています。

もちろん、セキスイハイムの強みは別にコスパではないので、タマホームに有利な比較にはなりますが、それを差し置いてもローコスト住宅のコスパのやばさはよく分かりますね。

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ローコスト住宅が恥ずかしいと言われる理由

ローコスト住宅って恥ずかしい

ローコスト住宅はやばいと言われるだけでなく、恥ずかしいとすら言われてしまいます。

その理由を見ていきましょう。

安い

まずは、安いという理由です。

ままりー

個人的には、価値観の違いとしか言えないのですが・・・

まず前提として、注文住宅を建てる人はお子さんがいる人が多いかと思います。

一軒家を建てるのに、大手ハウスメーカーとローコスト住宅だと、1000万円ほどの差があります。

もちろん住宅ローンを利用すると思うので、金利を考えるともっとですね。

当然、恥ずかしいと思い大手ハウスメーカーで建てる人を否定するわけではありません。

我が家も予算さえ許せば、大手で建てたいあこがれは普通にありました。笑

しかし1000万円違うのに、そんなローコスト住宅の安さを恥ずかしいと思うのは私にはよくわかりません。良いものが安いなら別によいのでは???

恥ずかしさを埋めるために1000万円払うなら止めはしませんが、我が家は子供たちの将来に使いたいなと思いました。

とはいえ、全く同じものが1000万円安く手に入るというわけでもないので、どこに重きを置くかの価値観の違いですね。

外観が安っぽい

次に、外観が安っぽく見えるという理由です。

よく言われる理由ですが、個人的には「???」です。

ぱぱ & まま

外壁材や屋根はローコストであろうが自分で選べるはずですが・・・
施主が安っぽいものを選んだだけではないでしょうか・・・?

たとえば、高級感があるということで人気のあるタイル外壁。

大手ハウスメーカーでもオプション扱いになり、値段もなかなか高いです。

ですが、ローコストであるクレバリーホームでは、標準仕様です。

また、タイルでなくても外壁や屋根の標準仕様は大きな違いはありません。(大手だとハイグレード・ローコストだとミドルグレードみたいな差はありますが)

ということは、やはり大手とローコストの差を作り出しているのは外観のセンスなのでは・・・?と思います。

個人的には、「センスのある人が着手すれば、ローコストでも高級感のある外観は作れる」が正解だと思います。

とはいえ、ローコストの場合は打ち合わせ回数などが少なくスピーディーに物事が進むので、外観を綿密に決めるのが難しいのも事実ですけどね。

あなた自身が見栄をはっている

ローコスト住宅って恥ずかしいかなあ

と思うのは、あなた自身が見栄をはっている可能性はありませんか?

  • 近所の人に大手で建てていて金持ちだと思われたい
  • 知り合いが大手で建てていて羨ましい

みたいな欲求があるのではないでしょうか?

これも価値観によるものなので否定はしませんが、他人と比較しても消耗するだけだと思います。

ぱぱ & まま

というか、その家で暮らすのはあなた自身なので、あなた自身が満足できるのであればローコストだろうが大手だろうが近所の工務店だろうがどこでも良いと思いますが・・・

ローコスト住宅を知らないだけ

ローコスト住宅が恥ずかしいと思う大きな理由は、ローコスト住宅の実態を知らないだけということです。

  • ローコストにできるのは、適当な家づくりをしているから
  • ローコストにできるのは、採用している設備がしょぼいから

と思っているうちは、ローコスト=恥ずかしいと思ってしまうかもです。

ここまでお話した通り、ローコストでも設備は十分ですし、安くなる理由の大部分が広告費の削減やノウハウ。

ままりー

コストカット努力を恥ずかしいと思う人にはローコスト住宅は向かないかもです。



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ローコスト住宅で建てるなら注意したいポイント

注意してね

ローコスト住宅はやばくないよ、ローコスト住宅は恥ずかしくないよ、という話をしてきましたが、もちろん注意したいポイントはいくつもあります。

金額だけを見ない

とても重要なのが、金額だけを見ないことです。

いや、金額が安いのがローコストの良いところじゃないの?

もちろんそうなのですが、ローコストのメーカーの多くは「少しでも安く見える努力」をしてきます。

例えばですが、大手A社のキッチンが100万円、ローコストB社のキッチンが90万円だとします。

金額だけをみればローコストの方が安いですが、大手A社の場合はグレードが3段階上のキッチンだとしたら、どうでしょうか?どちらが安く感じますか?

ローコスト住宅で検討するなら、数字上の金額だけでなく実態を見るようにしましょう。

見積内容をチェックする

金額だけを見ないというのと同様に、見積内容をチェックするのも大事です。

どこまでが見積もりに入っている金額なのか分からないからですね。

例えば、大手の見積もりが5000万円だとします。

一方、ローコストだと3500万円だとします。

3割も安いので、ローコストが超安いと思うかもしれませんが

大手には外構工事や諸費用も込まれていて、ローコストは建物そのもののみの価格だとしたらどうでしょうか?

もちろん、基本的にはローコストの方が大手よりも安いですが、見積もり内容次第では「思ったより安くない」ということもあり得るので、きちんとチェックして比較するようにしましょう。

営業マンの対応をきちんと見る

裏表のある営業マンの画像
めちゃくちゃ裏表のあるハウスメーカー営業です・・・笑

これは、ローコストに限った話ではなく注文住宅を建てる人全員に気をつけてほしいポイントですが、営業マンの対応をきちんと見るのがとても重要です。

家づくりの9割くらいはハウスメーカーや工務店の営業マンと力を合わせて行うことになります。

その営業マンが契約後、急に態度が悪くなる人だったらどうでしょう。

最悪ですよね。

もちろん契約後のことなんて契約前には分かりません。

ですが、態度が急変するタイプの人は、「あれ?この人信用できるのかな?」という仕草や言動をたまにしてくるものです。

自分が営業マンを評価してやるくらいの気概で見ておくようにしましょう。

実生活を想定して打ち合わせする

これも、ローコスト住宅に限ったことではありませんが、実生活を想定しての打ち合わせはとても重要です。

なぜなら、暮らすための家づくりだからです。

これから作る家は、朝起きて、ごはんを食べて、仕事や学校の準備をして、帰ってきたらごはんを食べて、家族でゆっくりして、眠るための家です。

誰かに見せるためだったり、SNSに載せて承認欲求を満たすための家ではありません。

そのため、生活に必要なのは何かを考えて実生活を想定して打ち合わせをするようにしましょう。

最低限譲れない性能を決めておく

ローコストならではですが、コストを抑えるためには諦めも肝心。

そのため、最低限譲れない性能を決めておくようにしましょう。

  • 住宅性能を重視するのであれば、キッチンやお風呂等より断熱材などに力を入れているメーカーを選択すべきだし
  • 最低限の設備で、とにかくコストを抑えたいのであればとにかく安いハウスメーカーを選択すべきだし
  • 暮らしを充実させたいのであれば、住宅性能はそれなりで標準仕様が豪華めなローコスト住宅を選択すべきです

ちなみに我が家は、どれもバランス良くなおかつローコストという考えだったので、タマホームに落ち着きました。

工事現場をチェックしてみる

基礎工事中の画像

もし可能であれば、工事現場をチェックできるとかなりお得です。

なぜなら、工事現場を見れば

  • きちんと施工してくれそうか
  • 突貫工事で無理な工期にしていないか
  • 集中力の欠如でミスをされないか

などが分かるからです。

毎日5時に終わっている現場と、毎日夜遅くまでやっている現場(今はあまりなさそう)どちらに家づくりを頼みたいですか?

また、現場を見せてくれない会社はちょっと怪しいので要注意です。

やりとりはメールで行う

ローコストに限らないのですが、ローコストの場合はとくに「やりとりはメールで行う」のを頭に入れておいてください。

理由としては「言った言わないを避けるため」です。

ローコスト住宅は薄利多売なので、一人の営業マンあたりの物件数が多めです。

そのため、

  • 話をしたはずなのに営業が忘れていたり
  • 別のお客さんの話と混ざっていてごちゃごちゃしたり

というのを避けるために、証拠の残るメールでのやりとりをしましょう。

とはいえ、なんでもかんでもメールでやりとりをするのはちょっと難しいので、打ち合わせ時に議事録を取っておくのもおすすめです。

施主自身が家づくりを主導する

最も重要なことは、施主自身が家づくりを主導する意識を持つこと。

大手でも重要なのですが、ローコストだと特に重要です。

理由としては、

  • ローコストは営業マンの負担が大きいから。
  • 薄利多売なので少ない打ち合わせで受注したがるから。

営業マンの負担が大きい分、ミスが出やすくなります。人間ですからね。(もちろんミスをしないスーパー営業マンもいます)

また、ローコスト営業の多くは、少ない打ち合わせで早めに受注したがります。数字が欲しいですからね。

一方、大手だと1年くらい打ち合わせするのはザラです。余裕がありますね。

そんなローコスト住宅で、営業マンに丸投げの家づくりをしてしまうと、より良い提案も出てこないし、流されるままに着工までいってしまいます。

それを避けるためにも、ほかのハウスメーカーと比較してあなた自身が家づくりの知識を深めて、家づくりを主導するのはとっても重要です。

ぱぱ & まま

我が家はそれを痛感しました。

地盤改良費に気を付ける

最後に、地盤改良費に注意してください。

こちらの記事で詳しく解説していますが、地盤改良は絶対に必要なものだと思って予算取りをしておくようにしましょう。

ぶっちゃけます。ローコスト住宅に住んで良かったメリット

メリットを紹介する画像

注意点も挙げてきましたが、ローコスト住宅に住んで良かったポイントもたくさんあります。

そんなメリットを紹介していきますね。

安い

スーパー当たり前ですが、ローコスト住宅はなにより安いです。

我が家は60坪前後の少し大きめの家なのですが(二世帯住宅)、建物自体の価格が大体1500万円くらい大手より安かったです。

メーカーによっては、予算を伝えると提案不可能みたいなケースもあったので、ローコスト住宅の安さはすべての人にとってメリットです。

つまり、予算に制限がある人だけでなく、予算に制限はない人の節約としてもローコスト住宅はおすすめできるってことですね。

工期が短め

多くのローコスト住宅は、

  • ある程度規格化していたり
  • 木材を事前にプレカットしていたり
  • 信頼できる建築業者と契約していたり

することによって短めの工期で家づくりができます。

我が家は割と大きめの家だったので3か月ほど工期はかかりましたが、ほかの工務店では6か月と言われていたのでだいぶ早くて助かりました。

将来的に建て替えやリフォームがしやすい

賛否がわかれるところかもしれませんが、安い=建て替えやリフォームも将来的に選択肢に入るということ。

注文住宅を建てるのはだいたい30~40代だと思うので、なかなか建て替えは現実的ではないかもしれません。

ただ、平均1000万円浮くと考えれば

30年だけ暮らせる家を建てて、余剰のお金で将来小さな平屋を建てよう

みたいなこともできるわけですね。

もちろん、1000万円浮けば将来のフルリフォームにも充てられるので、新築体験を2回出来てお得です。

施主次第では安く見えない

安っぽいのがローコスト住宅のデメリットとよく言われますが、施主や営業のセンス次第では普通に高級っぽい家も建てられます。

出典:SUUMO

↑の画像の住宅は、坪単価50万円台のローコストだそうですが、全く安っぽくは見えないですよね。

というより金持ちっぽいな~と思ってみてしまいます。

だから外観の安っぽさは施主や営業次第でどうにでもできる部分ですよ。

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ローコスト住宅を建てた人の体験談

良い口コミを眺めて楽しんでいる人

では、我が家以外のローコスト住宅施主の生の声を見てみましょう。

住んで5か月、とても快適

我が家も似たような感じですが、どこで建てても住んでいる本人が満足ならそれで100点というのは本当にその通りですよね。

注文住宅でも建売より安かった

確かに、壁紙なんかは大手よりも選択肢は少ないかも(にしても死ぬほどたくさん種類ありますが)

でも同じサイズの建売より安くなったりしますからね。管理費がないからなんでしょうか?

大手が100点ならローコストは80点

とても共感できます。

たしかに、大手の家は100点の家かもしれませんが、ローコストでも80~90点の家は建ちます。

10点~20点の差を埋めるために1000万円以上出すかどうかの価値観の差がハウスメーカー選択に影響してきそうです。



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ローコストに関するよくある質問

よくある質問は?

ローコスト住宅に関しては、あることないこと色々な情報があるので、よくある質問と回答をまとめました。

ローコストだから粗悪なんじゃないの?

ここまでじっくりお話してきた通り、粗悪なんてことは一切ありません。

住宅性能自体は、大手と遜色ない家づくりも(メーカーによっては)可能です。

ローコスト住宅、寿命は大丈夫?30年後も住める?

ローコストだからといって、30年で壊れるなんてことはありません。

国土交通省が認定する長期優良住宅も獲得できます。

つまり、国が認めた長く住める家を建てられるということです。

ローコストでも平屋に住める?

可能です。

ローコストメーカーでも平屋の取り扱いはたくさんあります。

ただ、注意してほしいのが「全体の面積に対する床面積」が増えるので、平屋は一般的には2階建ての家よりは高額になりやすいです。それでもだいぶローコストですけどね。

我が家がローコスト住宅を選択した理由

ローコスト住宅をこのまま選んでもいいのかな・・・

という悩みもあると思います。

参考までに、我が家がローコストであるタマホームを選択した理由を紹介しますね。

暮らすのは他人ではないので周りの意見は気にならなかった

まず、「ローコスト住宅は恥ずかしい」といった認識は一切ありませんでした。

ぱぱ & まま

だって住むの自分たちだし。

将来的に「見栄をはって大手で建てたせいでお金がカツカツで子供に迷惑をかける」ことの方がよっぽどイヤだと思っていました。ちなみに今も思っています。

結論、住宅ローン金額が2~3万円安くなったので、その分をほかのことに回せてラッキーってかんじです。

要望がしっかりしていれば、コスパ◎で建てられた

ローコスト住宅の後悔として、安っぽい家になってしまったり、建売と変わらない家になってしまったりというものがよく聞こえてきます。

実際、営業マンに丸投げしていたら我が家もそうなっていたかもとは思います。

ですが、我が家の場合は「こんな家づくりがしたい」という要望をきちんと家族ですり合わせ出来ていたので、結果として「コスパも良くて満足もできる家」が建ちました。

ローコストで家を建てるなら、家族での打ち合わせや要望の棚卸は必須だと感じます。


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予算と品質のバランスが良かった

予算を抑えて、なおかつ品質も追及するのはなかなか難しいことだと思います。

ですが結果的に、設備のグレードや家づくり自体の品質と、予算のバランスが良かったです。

比較対象が、大手のハウスメーカーではなく、前に住んでいた家やアパートなので、当然といえば当然なのですが、ローコスト住宅の設備でも「快適に暮らすにはかなり十分」であると感じました。

格安SIMみたいな感じ

住んでみて思ったのは、ローコスト住宅は格安SIMに似ているな、ということ。

我が家はスマホも格安SIMなのですが、似ています。

格安SIMはだいぶ普及してきて、使ってるのが当然でコスパが良い印象があると思います。

ローコスト住宅も似たような感じで、だいぶ普及していて建てているのが当然でコスパが良いように感じました。

ぱぱ & まま

携帯のキャリアを格安SIMにしている人にとっては、抵抗なく暮らせそうなのがローコスト住宅ですね。

おすすめのローコスト住宅メーカー3選

では、最後におすすめのローコスト住宅メーカー3選を紹介しますね。

ちなみに、完全版のランキングはこちらの記事で紹介しているので、興味があればぜひ読んでみてくださいね。

3位:タマホーム

出典:タマホーム

まずは、我が家も建てたタマホームです。

3位かよ!

完全版のランキングではもう少し低い順位なのですが、なんといっても全国どこでも建築できるのが強みです。(もっと性能が良くても、建築エリアが限られているメーカーも多い)

また、住宅性能的にはとてもバランスが取れていて、ローコスト最大手だけあってオプションと標準の差額もそこまで大きくないです(仕入れ量が多いから)

営業やアフターとの相性が良ければ、かなり良い選択肢になりそうですよ。

2位:アキュラホーム

出典:アキュラホーム

次におすすめなのが、アキュラホーム

アキュラホームは建築エリアが全国ではないのですが、最近出た新製品がすごいです。

「剛木造 超空間の家 スマート」という製品なのですが、ZEH基準の住宅で坪単価が50万円台です。

ZEH基準を満たしていれば、北海道の一番北とかでない限り住宅性能に不満は出ないハズ。

それがローコスト価格で建てられるのは超魅力的ですよ。

1位:アエラホーム

出典:アエラホーム

そしてもっともおすすめなのが、アエラホームです。

アエラホームも建築エリアは全国ではありませんが、住宅性能の高さが素晴らしいです。

なんでもアエラホームでは、c値(気密性能)0.5以下が社内基準のようで(めちゃくちゃすごい)

間取りによってもc値は変わるのですが、0.1なんて数字もよくあるようです。

そんな家が坪単価50万円台です。めっちゃ安い。

ちなみに、ローコスト住宅ランキングの記事では坪単価30万円台の家なんかも紹介しているので、興味があればぜひ読んでみてくださいね。

我が家のやっておけばよかったランキング堂々の1位は・・・

おうちづくりノートの画像

注文住宅、なにから手を付けていいか分からないし、ノリと勢いで建てちゃおう!

ぱぱ & まま

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なにそれ?なんかめんどくさそう

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1000人以上のハウスメーカー施主とやりとりしてきた、おうちづくりドットコムです!
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